谷 好通コラム

2020年09月27日(日曜日)

9.27.何度も、何度も変えて、相手により良く伝わるように

KeePer技研には9人ものデザイナーが所属しています。
こんなにいるとさぞかし暇かというと、全然そんなことはなく、
みんな忙しく仕事をして、いっぱいのデータを送ってきます。
全国94店のキーパーラボと
5904店のキーパープロショップをはじめ
多分1万か所を越えるキーパー施工店から寄せられるあらゆる販促品の
デザインをすべて無料で行っているので(この事は意外と知られていない)、
デザイナーが9人いても、中々忙しいのです。

 

デザイナーたちは企画課と店舗部に分かれていて、
全国の皆さんのデザインは企画課が行い、
キーパーラボ店舗のデザインとチラシなど販促品と
特販部の仕事は、店舗部が担当しています。
とはいっても、テリトリーとしてくっきりとしている訳ではなく、
みんなで助け合ってやっています。
こう書くと和気藹々の様に聞こえるかもしれませんが、
その仕事については、非常にシビアに行われていて、
一つの仕事に対して、何度も何度も、検討しては作り直したり、修正したり、
それが10回以上に及ぶこともザラで、
特販部のあるメーカーさんの絡む大切な仕事では、
A4四ページのパンフレットでなんと47回もの修正が入りましたが、
いつもの仕事と同様に、当然のこととして
一回一回の修正検討に真剣にかかっていました。
キチンと相手に伝わる本当にいいものを造るには、当然です。
相手により良く伝わるように、相手の立場に立ってみてよく考えるので、
中々スパッとは決まりません。
あーでもない、こうでもないと考えます。

 

これが、広告代理店さんなどが間に入ってやっていると、
「いい加減にしていただきたい。」と泣きが入ったり、
ビックリするような修正費が請求されたりすることがあります。
それが嫌で、いつの間にかデザイナーさんを9人も雇ってしまったのです。

 

このチラシも20回は造り直したり、色々と修正したりしています。
細かい所を入れると30回以上かもしれません。
でも、きっと当たるような気がして期待しています。

 

 

鹿児島中央店(仮称)も正式に「鹿児島県庁前店」と決まりました。
この方が、地元の人がその場所をすっと連想出来ると分かったからです、
しかし、全体のカラーは何度も造り直しました。
特に「入り口」を表す看板は10回以上を直しています。

 

 

ラボの店頭懸垂幕がちっとも決まりません。
店頭に上げて解りやすく、イメージアップにつながる懸垂幕をなお模索します。
いっそのこと、軽自動車ばかりではどうだろうかとも考えました。

 

 

床屋へ行く前から

 

 

床屋へ行って、また変わりました。

 

 

空はもう完全に秋空!に変わりました。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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