2021年01月13日(水曜日)
1.13.KeePerに社会的意義はあるか
はじめっから社会的意義を考えてKeePerが造られた訳ではない。
いかに車に乗る人たち、つまり、お客様が喜んでくれるか。
この商品で喜んで、買っていただけるか。
つまりお金を出してくれるか。
そしてそのことがお客様にとって続けて欲しい事であれば、
買い続けてくれるだろうし、商売にとって意味があると考えた。
つまり利益が出ると考えた。
いかに商売として儲かるか。
もちろん、これは商品開発の原点だが、
このためには、お客様が喜ぶことが前提となっていて、
しかも、私たちはガソリンスタンドも営んでいたので、
お客様のその喜びが、続かなければ、
ガソリンスタンドとしての商売のためにも、良くない。
ましてや、お客様に後悔させるような商品ならば、お客様を失うことになって、
ガソリンスタンドの商売としても害となる。
反対に、
お客様が長く喜んで、続けて買ってくれるような商品ならば、
ガソリンスタンドとしての商売にとっても有益となる。
だから、お客様が長く喜んで、
買い続けてくれるような商品でなければならなかった。
長く効果があると書いてあるのに、その効果が長く持たなかったり、
美しさが続くとか言ってあるのに、醜いシミが付いたり、
効果が無くなったのは、
お客様の使い方が悪いからだとして、
その効果を続けるために無理な条件をいっぱい着けたり、
お客様がその商品を買って後悔するような事は、絶対に避けなければならない。
そんなお客様を後悔させるような初品を売っていたら、
たちまちガソリンを入れるお客様は、隣のガソリンスタンド行ってしまう。
どのガソリンスタンドで入れても、
まともな店でさえあれば100%同じ規格のガソリンが入れられて、
お客様は絶対に損をすることはないので、
ちゃんとお客様の為になるような商品を売っていないと、
その店は、ガソリンスタンドしても繁栄することはない。
昔、世の中が急成長の真っただ中にあった頃は、
お客様が買って後悔するようなインチキ商品も横行していたことがあって、
そのたびにお客様を失っても、
世の中の成長の勢いの中で、次から次へと新しいお客様が供給され、
インチキ商品からの利益で、
客を失うマイナスが補えてしまった時代もあった。
そんなバブルのような時代があったが、そんな急成長は必ず止まって、
一定のパイの中でみんなが商売するようになる。
すると、
キチンとお客様が喜んでくれるような商品を提供し続けて、
お客様に喜び続けていただいている店だけが、
当然のように生き残って、
そんなお客様に喜んでいただけるような店が
販売し続けたお客様が喜ぶ商品だけが生き残って繁栄する。
そんなキレイごとを、まともに考えて、
KeePerを造ってきた。
KeePerが最初に取った特許は、
「塗面改善の方向性」という名の特許で、
コーティングが塗装の上で膜を造り、
塗装の身代わりとなって、
紫外線や酸性雨、摩擦などの攻撃を我が身に受けて、痛み、
その傷んだ被膜を、簡単な作業で入れ替えられて、
“犠牲被膜”として塗装を守る。
膜の強さを誇るよりも、塗装を、我が身を犠牲にして守る犠牲被膜。
それがコーティングの役割とした。
塗装そのものを守ることをコーティングの一義とし
そして、そのコーティング被膜が入れ替えられるたびに、
その新しいコーティング被膜が、
塗装だけが裸で有るよりも、一段と美しい塗装表面を造り上げる。
それがお、客様がうれしい事であり、喜んでくれる事と考えた。
あの頃、塗装の上に着く”水垢”を取ってキレイにするために、
塗装を痛めつけるようなキツイ薬剤を使って、
塗装を白く見えるようには出来ても、塗装の表面を著しく傷めて、
塗装の本来のツヤを損ねるような商品が横行していました。
つまり、一見、見た目は白くなってキレイになるが、
塗装そのものを傷めてツヤを損ねるような商品が、
しかもスタッフの手も傷めながら、
世の中に拡がっていた時代がありました。
KeePerは、そういう物との闘いの中で、
お客様の買い続けるという選択で、当然のごとく勝って、
長い時間はかかりましたが、拡がって、お客様に喜び続けていただいています。
そこがKeePerの原点と言えるところです。
KeePerは今に至っても、
その被膜が塗装よりも強いと言ったことは無く、
あくまでも犠牲被膜として塗装そのものを守り続ける事を一義として、
その膜が造り出す艶や発色効果などの効果を
より高いレベルで進化させて来たものです。
6年耐久のEXキーパーですら、その考え方は変わりません。
KeePer初期の三か月耐久のビュアキーパーはその原型であり、
最も数の上で支持されている1年耐久のクリスタルキーパーは、
その仕組みが一番わかりやすいコーティングであり、
ダイヤモンドキーパーは、進化の一つの頂点であり、
EXキーパーは、その最高峰の頂点なのです。
そこまで登り切っても、
まだ、その被膜が塗装よりも頑強だとも、硬いとも言わず、
あくまでも犠牲被膜であり続け、
塗装そのものを守り続ける犠牲被膜であり続ているのです。
それがお客様の為であり、
お客様が喜び続けてくれることであり、
それこそ、社会的な意義があると信じているのです。
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