2021年07月18日(日曜日)
7.18.常識的であることが必ずしも善とは言えない。
昨日の土曜日、朝から幹部たちが集まって会議をやっていた。
三時間程度の短い会議だが、三つの大切なことを決めて周知した。
それが終わってから、昨日の話の「口うるさい爺さん」に会いに行ったのだ。
だから、昨日の土曜日は夕方まで仕事だった。
今日は、私は珍しく何も仕事がなく、
つまらない時間を過ごしているが、
社長や営業部長達は「もてぎツインリンク」にスーパーGTの応援に行き、
専務は梅雨明けでごった返している店舗を巡回しているだろう。
この会社は上場しているのだから、
もちろん週休二日であり、
従業員にはその他にも休みがあって年に114日の休暇を取ることが出来て、
加えて有給休暇も最大20日もあって、自分で言うのは何だが、すごい。
当然であるとはいえ、すごいと思う。
とは言っても、土日出勤などが必要に応じて行われて、
日頃の業務の足りない分を補われている。
しかし、常識的に言えば、
課長、部長など上の役職になればなるほど土日に働くことはなく、
ましてや役員さんに至っては、土日出勤なんてとんでもないことだ。
それが普通であり、常識的なのはよく知っている。
しかし、この会社では、
そんな常識が不思議と無く、
土曜日の事務所は、
事務員は誰もいないが、
会長、社長、専務をはじめとした実務的な役員や、
幹部や幹部候補社員が、たいていウロウロしている。
強制されて出てきている者など一人もいない。
かえって、電話や来客が無くて仕事もはかどり、
みんな活き活きと仕事に集中している。
それを不思議と感じる者もいない。
私が彼らに仕事を強制するなんてことは絶対にないが、
彼らは実によく働く。
彼らは働かされていないから、重要な役割を得ているのだ。
この会社の強みは、実にここにあるのかもしれない。
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