谷 好通コラム

2021年12月11日(土曜日)

12.11.約二十人のサンタと、「小ミミ」は「小さなミミ」ではかった。

もう三十年以上も前、

KeePer技研㈱がまだアイ・タック技研㈱であって、

社員もまだ二十人ぐらいだった頃、

全員が本当に家族のような強いつながりであり、

社員それぞれの家族もまた他人のような気がしなかった。

それでクリスマスが近くなると、社員の家族の中学生以下の子供に、

毎年、クリスマスプレゼントを贈った。

言い出したのはどちらであったか忘れたが、

いつも私と家内の二人がおもちゃ屋さんに行って、

あの女の子にはこのお人形、あの子は活発だからこのゲームと、

一つ一つ選んで買って、送った。

あれはあれで楽しかったが、年末はさすがに忙しくて、

私自身は家内と事務所の女性たちに頼むようになって、

サンタクロースはずっとやっていず、

あれからどうなったのか知らなかったが、

三十余年経った今もまだ、続いているらしい。

 

今は、それぞれの店舗、部署のマネージャークラスが、

自分の担当店舗、部署に属する社員の子供たちにプレゼントしているらしいが、

それによって、部下たちの家族の事を知ることが出来るし、

「何が喜んでくれるだろう」とプレゼントを考えることによって、

その家族の事、その社員の家庭の事を考える機会を得ることになります。

何より、子供たちがすごく喜んでくれます。

だから、もちろん大賛成なのですが、

200人以上の子どもに対して、

二十人くらいのサンタクロース役が、

一人一人のプレゼントを考えるのが、いかに大変なのか。

 

私も約三十年前、忙しい時に本当に悩んでプレゼントを買った記憶が、

約二十人のサンタクロース達の苦労への同情を禁じ得ないのです。

 

 

もう一つの話、

今日初めて知ったことですが、

私は、家の片方の猫の「小ミミ」とは、

「小さなミミ」だとずっと思っていたのです。

しかし、今日、倉庫がお休みだったので、

倉庫に飼われている猫の「ミミ」の所に行ってエサをあげた時に、

家内から衝撃的な事を聞いたのです。

「小ミミ」もある時期、倉庫に住んでいたのですが、

その時、「小ミミ」は「ミミ」の子分だったというのです。

つまり、小ミミとは「ミミ」の「子分のミミ」と言う意味なんだそうです。

だから、つまり「小ミミ」は「子(分)ミミ」なのです。

ただ単に家内がそう言っているだけの事ですが、それが正しいのだそうです。

 

「子ミミ」の親分、倉庫の「ミミ」です。

 

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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