谷 好通コラム

2022年02月07日(月曜日)

02.07.北京冬季オリンピックに思う

今日も昼からZOOMを使って、長い時、間営業会議に参加したが、

それが終わると後は食事をするだけで、何もやる事がない。

それで仕方なくテレビを点けるのだが、

北京冬季オリンピックは、冬季オリンピックなので

基本的にみんなスキーかボードかスケートを履いて、

いずれにしても、みんなが滑っている競技ばかりで

夏季オリンピックの様にバラエティに富んでいないので、すぐに飽きてしまう。

これを19日間も続けるのだから、あまり時間潰しになりそうにない。

 

傷口の奥に洞窟のような穴が開いているので、

若い医者は傷口を負圧に保つための機械を着けようと言うが、

「すごく嫌だ」と抵抗するが、抵抗は果たせず着けられてしまうかもしれない。

朝のめざましテレビの星占いでは、

「今日は思い付きの提案が通りやすい」と出ていたが、はずれているみたいだ。

 

 

それにしても、北京のオリンピックは

競技の場面だけを見ていると分からないが、

随所に独裁的な権力が垣間見えて怖さを感じる。

 

私たちは自由世界で、自由を当たり前のように満喫しながら生きているが、

たとえば病院では、医者が絶対的な権力を持っていて、

患者は言われるがままにしている他ないのだが、

患者はある意味、自分の命を任せてしまっているのだから抵抗のしようがない。

普段自由に生きている者だからか、少なからず理不尽さを感じる事がある。

 

それどころか、ミャンマーではクーデターで力づくで権力を握った軍が、

軍に抵抗し自由を求める市民を大量に虐待、虐殺している。

世界中がその前近代的な蛮行を非難し、制裁を加えて行けば、

軍もそれに抗し続けることは出来ず、

少しは希望のある結果を見出せるかと思うのだが、

人々を虐殺し続けるそのクーデターの軍を、

中国とロシアが支持しているとは、到底、信じがたい事で、

クーデター軍の維持の後ろ盾になっているそうだ。

 

中国とロシアの権力者が持っている価値観が、

自らの権力維持の為に

自国民を虐殺し続けるミャンマー軍の価値観と相通ずるものがあるのだろうか。

そんな恐ろしい大国の独裁的権力者が仲良く

手を携えて見ているこの冬季オリンピックを、。

オリンピックはアスリートファーストと言うが、

ふと、中々、素直に見ることが出来ないと思うことがある。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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