2022年03月12日(土曜日)
03.12.会社が大きくなると何が必要になってくるのか
この会社、KeePer技研株式会社も、
今年4月に新卒の新入社員83名を迎えると800名近い従業員になり、
後二三年もすれば、1,000名を越す大所帯の会社になるでしょう。
KeePer LABOの直営店も100店を越して、
今後は、出店のペースも上がって行くに違いありません。
卸し売りのビジネスも、
脱炭素の波の中に縮小していくであろうガソリンスタンドにしても、
過去10年以上前から、店舗数の減少が一方的にありましたが、
その中で、キーパープロショップはむしろ数を急激に増やしてきています。
今後、脱炭素の動きが加速したとしても、
残存者利益確保の意味も含めて、
減りつつあるガソリンスタンドの中で、
KeePerが、むしろ、活躍する場面が増えることも考えられます。
また、色々なビジネスの方もKeePer PRO SHOPへの参加が増えています。
更に、新車販売の会社との関わり方も、
実戦部隊のKeePer LABOが主体のKeePer技研ならではの独特な関わり方で、
相手の役に立つ存在として、着実に進んでいくでしょう。
ここでの可能性は、今考えられているよりも
相当に大きな可能性が秘められているものと予感しています。
この会社の事業は、直営店や、卸し先の店舗においても
お客様が求めている価値を、
正しく実現している間は、
もっともっと成長が続いて行くのでしょうから、店舗も増え、
客先も増え、従業員も増えて行きます。
その中で、絶対に必要になって行くのが、
滞りの無いコミュニケーション。つまり徹底した報・連・相です。
世の中の要望が、
この会社が生み出している付加価値を必要としてくれているなら、
組織は、その要望の大きさの分だけ、
大きくなっていくのは当然です。
しかし、正常かつ頻繁な報・連・相が無いと、
組織が大きくなっていけばいくほど仕事の分担が細分化してくるので、
それぞれの組織が受けた世の中のからの信号が、
他の組織にまで届かなくなり、神経がマヒして痺れているような症状になる。
特に中枢に届くべき情報が、届かなくなると、
会社全体の方向を決める判断に間違いが発生するようになる。
そうすると、
体全体が痺れた状態だけでなく、判断が狂った状態になって、
組織全体が暴走するような状態にまでなる。
たとえば、
ロシアのプーチンが、狂ったのは、
プーチンの取り巻き連中が、
自らの保身の為に、プーチンにとって都合のいい、
耳障りの悪くない情報だけを伝え、年がら年中ご機嫌取りばかりしているので、
プーチンは、外部から見ると、
狂ったとしか思えないような言論と行動になっているのではないのか。
世の中で一番事実を知らないのは、実はプーチンなのではないか。
組織は、組織が大きくなればなるほど、
緻密な正しい報・連・相の実践が重要になってくる。
組織の下から上への報・連・相だけでなく、
水平方向、あるいは上から下への報・連・相も全く同様に同じ重さで重要だ。
そんな縦横無尽の報・連・相は、
実は、組織の在り方が、
お互いに牽制関係にきっちり造られている事が重要で、
組織のどのパーツにもノーチェックの事柄が無くなると、
牽制関係がうまく機能することになり、
自動的に、隙のない報・連・相が行き渡ることになるはずだ。
まずは、身近な報・連・相をトップから末端まで実行することから始まる。
組織の大きさは、その組織が造り出す付加価値を
世の中がどの程度必要とするかどうかで決まってくるが、
その組織が正しく機能し、
正しく無事に世の中に存在し続けられるかどうかは、意外と、
報・連・相の在り方が正しく、緻密に実行されるかどうかで決まるようだ。
狂ったプーチンを見て、
世の中で一番事実を知らないのは、実はプーチンなのではないか。と感じ、
そんなことを考えたのでした。
あるいは、
今日、若き個人投資家たちの勉強会で、
IRセミナーに出席し、
忌憚のない率直なご質問をいっぱいいただいて、
それに対し、わたしなりに精一杯正直に答えた気持ちのいい体験で、
お互いがそのままの率直なコミュニケーションを持つ事の意義を感じて、
そんなことを考えたのでした。
誰かに似ていません?
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