2022年04月13日(水曜日)
04.13.春と思ったら、すぐ暑くなってしまいました。時の流れは早い。
つい最近まで、桜が咲いた話題でいっぱいでしたが、
仕事に忙しくしていて、ふと気が付けば、
暑くなってワイシャツの袖をまくり上げていました。
春は、ほんの一瞬ですね。
今週の初めからテレビの取材撮影が入っています。
色んなシーンを撮るので、全部で10日間ぐらいかかり、
お客様への取材や、各地での取材も入るので撮影班も本当に大変ですが、
私を含めて、みんな結構大変です。
特に、私はスケジュールの変更を皆さんに相当お願いしたので、
私との予定が入っていた皆さんには本当にご迷惑をおかけしてしまいました。
申し訳ない限りです。
何の番組の撮影なのかは、また、きちんとご報告をいたします。
しばらくお待ちください。
季節の変わり目にKeePer LABOは忙しくなる傾向がありますが、
温度変化も激しくなるのでスタッフが体調をくずすことが心配になります。
でも、昨日は火曜日だったので、大半の店舗が定休日であり、
スタッフの大半がゆっくりと休息を取れるので、私たちもホッとする一日です。
KeePer LABOの最高責任者である鈴置専務も、
昨日はゆっくりと(?)面接をいっぱいしていました。
KeePerのビジネスも、お客様からのありがたい評判が
SNS、特にYouTubeのおかげで急速に拡がったのか、
ビジネスそのもののフェーズが変わってきている事を強く感じます。
今日の昼、撮影隊はLABO江南店に取材ロケに出ていたので、
私は時間が少しできたので、
昼ご飯に隣町の「ぼてふく」に行ってみました。
「ぼてふく」は昔からの古いお好み焼き屋さんです。
独特の分厚いお好み焼きで、私と妻はそれが大好きでよく行きました。
お爺さんと娘さんが主役で、鉄板でお好み焼きを造っていたのですが、
一年ぐらい前、お爺さんが足か腰を痛めて入院したようで、
しばらく店を閉めていたのです。
それが何か月か前、しばらくぶりに「ぼてふく」が店を開けたのです、
たまたま店の前を通りかかった時に気が付いて、
大喜びで入ったのですが、
久し振りの再開店を待ちかねたファンの客がいっぱいで、
しばらく待たされましたが、
久しぶりに食べた「ぼてふくのお好み焼き」は絶品で、
すごく嬉しかったのですが、
病院から退院してきた80才過ぎのお爺さんは、
店の鉄板の前に出てきていましたが、
腰に手を当て足を引きずっていて、それは痛々しい姿でした。
だから、実際のお好み焼きは娘さんが焼いてくれたのですが、
味は「ぼてふくの味」そのもので、私たちは大満足したのです。
しかし何か月か前、その次の機会に「ぼてふく」に行った時には、
店が閉まっていて「一日おきの営業にさせていただきます。」と、
営業の曜日が書かれていてのです。
やはり、あの痛々しい姿では、毎日営業するのは無理だったのでしょう。
それで、今日、営業しているはずの曜日だったので、
恐る恐る、また行って見たのですが、
店はやっぱり閉まっていて、
「三月いっぱいを持って閉店します。」と張り紙が貼ってありました。
お爺さんは、
寝たきりになったのでしょうか。
はたまた、まだちゃんと生きているでしょうか。
悲しくなってしまい、妻と二人で言葉が出ません。
三十年以上前、初めて「KeePer」のケミカルを造る時に
大変お世話になった人から電話があり
「がんの転移で後○ヶ月の最後通告をされました。本当に世話になりました。後の者をよろしくお願いします。」と、お別れの電話です。
胸が詰まって、言葉になりません。
ビジネスが新しいフェーズに入ったと同時に、
どんどん時間が経って、世代交代もいやおうなしにやってきます。
私も、また仕事の舞台にすっかり元気になって戻ってきましたが、
このままのあと二十年の時間がある訳がありません。
また元気に戻って来れたこの機会に、
本当の世代交代を考えに入れた上で、
新しいフェーズに入ったこのビジネスの在り方と、役割を考え、
新しい時代づくりに、具体的な行動を起こす時なのでしょう。
ライラックの花が満開です。
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