2024年08月14日(水曜日)
08.14. 相手の気持ちになれると思うこと自体が、思い上がりか
連日の猛暑の中、KeePerコーティングにとっての恵みの雨、
まるで洗車をしたかのようにキレイにしてくれる”雨”が、
まったく降らないままの猛暑では、
果てしなく洗車のご注文が続きます。
四年間ほぼ洗車無しでキレイなままでいられた私のEXキーパーVOLVOも、
明らかに砂ぼこりが積もって来て、キレイでなくなってきています。
初めて、この車を洗車してやりたいと思いました。
あるいは、洗車したいと思いました。
こんなただただ暑い日々が続く中で、
相手の気持ちになり切れるというと思うこと自体が思い上がりなのか、と
そんなことを思う事があります。
土を越した暑さは人を優しくいられなくするような残酷な力があります。
その反面、東北では記録的な豪雨で大変で、
南海トラフ巨大地震注意の知らせが一週間着きっぱなしで、
今週末から台風が連発で日本列島を土砂降りにするようです。
それはそれで大きな災難が起きる事は違いなさそうですが、
それすらもむしろ楽しみに思わせるような、
やはり、ずっと続く猛暑は人を狂わせるような恐ろしさを持っています。
これまで造ってきたKeePer LABOの店舗は、
作業時間の長いKeePerコーティングを施工する場所は、
外とは密閉して冷暖房完備の快適な環境を作って、
KeePerコーティングの高品質の安定を図ってきました。
これはこれで良かったと思っているのですが、
ここに至って、意外な弊害をもたらしている事に気が着きました。
KeePer LABOの作業は大きく分けてKeePerコーティングと洗車があります。
KeePerコーティングの作業環境には飛躍的な向上が果たせられましたが、
洗車の作業環境はそのままです。
猛暑がまともに影響する外気のままです。
しかも、猛暑であればあるだけ洗車の台数はうなぎ登りで増えます。
KeePerコーティングの作業は、
ある程度の経歴がものを言う技術が必要で、
必然的に、ある程度の経歴を持った者、
つまり先輩たちがコーティングブース内での作業になります。
逆に、技術をまだ持たない新入生が、
必然的に洗車の作業をすることになって、
新人たちは灼熱の地獄での仕事になります。
先輩は涼しい所での仕事、
後輩は地獄の環境での仕事になって、
先輩が後輩をいたわる優しさなどカケラも無いような、
酷い非情な関係が、否が応でも出来てしまうのです。
今後、地球温暖化、地球沸騰が、否が応でも進んでいく中で、
そのこと自体を根本的に解決しなければならない事が
地球上での生物の存亡がかかる最も重要な問題であるのは勿論だが、
そこに全力を傾ける間にも、
先輩が後輩をいたわる優しさなどカケラも無いような、
酷い非情な関係が出来てしまうことを絶対に阻止すべきです。
その前に、自らが相手の気持ちになり切れるというと思うこと自体が
自らの思い上がりかもしれない事を、思い知る事でしょう。
明日も名古屋の最高予想温度は38℃。
Posted パーマリンク