2024年08月31日(土曜日)
08.31. 変則的な月末。そこで「そもそも、カーコーティングの役目とは」
今日は台風10号絡みで、ものすごく変則的な月末になりました。
私の住んでいる愛知県大府市は、午前中、線状降雨帯に入って激しい雨でした。
しかし、午後からは普通の雨の日になって、空気がゾクッとするほど冷たくなり、
突然、秋になったような変な日です。
近くのスーパーマーケットに行ったら、
土曜日は普通すごく混雑しているはずなのに、
しかも雨で観光地にも行けていないはずなのに、
ガランとしている様子は、不気味なぐらいです。
今日は、もう月末の結果は出たので、LABOの様子などは一切書かずに
ある所から依頼されている原稿を半分くらいまで書いたので、
それを載せます。
まだ半分くらいの原稿です。
「そもそも何故カーコーティングが必要なのか。」
自動車には鉄板や合金のボディーの上に、丈夫な「塗装」が施されていて、「塗装」は防錆、防振、防音などの機能的な役割と、千差万別の色と質感を表現して素晴らしい美観を作り上げています。さらに「塗装」は、自動車の価値そのものの耐久性の一翼を担っています。その塗装も、自動車が使用されるうちに、日光を浴びて紫外線によって傷み、埃や何らかの物質との摩擦によって傷んでいきます。
「カーコーティング」の役目は、塗装そのものより更に美しい艶を演出すると同時に、塗装の上に塗られることによって塗装に加えられる攻撃から、カーコーティング自らが、塗装の身代わりとなって痛み、汚れて「塗装を守る事」。「カーコーティング」とは、一言でいうと美しき「犠牲被膜」。
カーコーティングのもう一つの大きな役割「UVカット」で褪色防止。
カーコーティングは基本的に透明で、日光に含まれる破壊力の強い紫外線を吸収して塗装を構成している樹脂を破壊から守ります。と同時に、塗装に含まれている顔料(色粉)の褪色(白ボケ)を防ぎます。特に赤い色粉は、パワーの低い赤い波長の光を跳ね返すから赤色に見える訳だから、その反対の波長の短い”紫色よりもっと”破壊力の大きいを紫外線(UV)を吸収してしまいやすいので、赤い色の塗装は日光に晒されることによって白く褪色しやすい。キチンとしたカーコーティングは赤い塗装の褪色を防止する機能が比較的強い。
(例)日本郵政からこんな連絡が入りました。
「街中を走っている赤い郵便car(?)の色が白く色褪せてしまって赤い郵便carでなくなってしまっている。お宅のフレッシュキーパーをやったら、色が赤く戻って、キレイな赤が保たれているという話がある郵便局から入りました。そこで色々調べたら、どうも本物の様なので、全国の郵便局に「近くのKeePer店で郵便carにフレッシュキーパーをやるように」と指示を出します。お受けいただけますか?」と、それで全国約6,600のKeePer PRO SHOPと130店のKeePer LABOに案内して、結局、全国約18,000台の郵便carの内、必要があった約10,000台にフレッシュキーパーをかけました。だから、今、全国を走っている郵便carは、すごく赤くなっている筈です。
カーコーティングは定期的に入れ替えるもの。繰り返されるもの。
入れ替え作業が容易であることが重要な要素。
塗装の身代わりとなって自らが傷み、自らが荒れる「犠牲被膜」として、塗装へのダメージの力を受け止める「犠牲被膜」カーコーティングは、ダメージを受け止めた後、一定の作業により容易に除去できることが非常に需要な要素です。と同時に、新たなコーティング被膜を容易に形成出来なければならない。
「カーコーティング」とは車を長くキレイに乗り続ける事を目的とした
塗装を守り続ける「手入れ」の「手段」。
カーコーティングは、約40年前、自分の自動車を他人の車よりキレイに見せる為にごく一部の人の為の嗜好品或いは贅沢品として生まれてきました。
しかし、塗装が著しく発展してきた現代、更に自動車が決して贅沢品ではなく広く誰でも日常の相棒として使うようになってきています。だから、カーコーティングも、決して一回だけの嗜好品としてでなく、カーコーティングは何度も手軽なコストと時間で繰り返し使い、車を長くキレイに乗る為にコストパフォーマンスに優れ、洗車の回数が減る事によって良きタイムパフォーマンスが得られるような「日常品」として、広く使われるようになっています。
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