谷 好通コラム

2024年09月14日(土曜日)

09.14. 三連休初日、LABOはピーク。何も感じないはハズレ。

今日から三連休で、来週もまた三連休がある。

月に二度も、それも続けて三連休があるのは、この9月だけだ。

今日はその初日なのだから、日本国中どこの現場もピーク状態だろう。

しかし、私は今日の昼間それを感じなかった。

必要があって長い原稿を書かねばならなかったのだが。

本社の事務所には、今日は誰も出ていないと聞いていたので家で書いていた。

すると、今日の現場でのピークをすっかり意識しないでいたのです。

夕方から店舗からすごい数字の実績報告日報のメールが送られてきて、

読むうちに、やっと、

店舗でのラッシュぶりとみんなの大変が伝わって来たのです。

私は原稿書きに集中して、

仲間達と意識を共にすることを忘れて、

うっかり、ハズレになってしまうところでした。

 

昨日、39年の歴史の中で今もいる

もっとも古くからの仲間たちの一人

「大友さん」が、「今日で終わりです。」と挨拶に来てくれました。

また、あと残り少ないページの中の1ページが閉じられた気持ちです。

 

鈴置専務と挨拶に来てくれた大友さん。

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2024年09月14日(土曜日)

09.14. KeePerがカーコーティングを「嗜好品」から「実用品」に。

昔、カーコーティングは下地作り、研磨の”腕” が命だった。

カーコーティングが世の中に表れたのは多分40年前のことです。当時は、カーコーティングと言えば、塗装表面を、超微粒子コンパウンドとポリッシャーを使って精密に磨き上げ(鏡面研磨と称された)、塗装表面を新車以上の平滑状態に加工してから何らかのコーティング剤(ポリマーコーティングが多かった)を塗布するものでした。塗装表面を極端な平滑状態にすると、その上に塗られる何らかのコーティング剤が研磨前の凸凹状態への塗布よりも、より良く密着するのでコーティング剤が長持ちして、その効果をより強く発揮することが出来るというものです。だから、私が35年前にコーティングの研修(修行みたいな)を受けていた頃は、「コーティングっていうもんは研磨が命なんだ。つまりコーティングの下地作りの研磨をする職人の”腕”が命で、研磨の仕上がり次第=下地の出来次第でコーティングの善し悪しが決まるんだ、。とびっきりの職人が磨いた下地なら.何を塗ったってピカ一の仕上がりと、耐久力を持っているものさ。コーティングは下地作り次第なんだ。」こう、私も叩き込まれた。

この話はいまだに生きていて、こう信じている職人さんも多い。

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※この考え方を頭から否定するとはない。しかし、KeePerは「塗面改善方向性」と「ギセイ被膜」という独自の考え方で、まったく”違う”コーティングの世界を作り上げた。

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だから、昔、カーコーティングは一部の車好きの為の「嗜好品」だった。

ここで、私が言いたいのは自動車の「コーティング」という商品が、職人芸で作り上げる芸術品のような性格を持った商品であって、「高級」であり「高品質」であり「高価」であった。だから、一部の「車好き」が無理して買う贅沢な「嗜好品」でした。だから、これを買うのは一般の普通の人ではなく、ごく一部のマニアックな人で、割と高い価格の自動車が多いのです。

 

新車購入時に一番多く買われた。普通の人も買った。

自動車に特にこだわりを持っていない人でも一般の人にとっては「家」に次いで高い買い物、すなわち「新車購入時」、に、買った人がその車に一番愛情を感じている「買い時」に買った商品でした。更に新車の状態は塗装がまだ一番傷んでいない平滑状態が保持されていて、ほとんど”研磨”が必要ない状態であり、コーティング施工が簡単なので売る側にとっても「売り時」であった。

しかし、その一回だけの施工だった。

しかし、新車の時に施工したそのカーコーティングは三年後、或いは五年後、保証期間が終了したその時には塗装表面は相当に凸凹になっているので、もう一度同じカーコーティングを施工するには、職人技の「研磨」で新車の様な平滑状態の塗装にしなければならないので、そのカーコーティング代金に加えて職人技の「研磨」の料金が追加されるので、新車時のコーティング料金の約二倍もの費用が必要になる為、新車時のカーコーティングを二回目、三回目と施工する人は極めて少ない。というよりほぼゼロであった。

 

 

低分子ガラスコーティングで、新車でなくても、研磨無しで何度も施工可能に

摩擦やUV、化学物質などの環境から攻撃に対して無反応(強い)なガラスを比較的小さな低分子で、柔軟性のある無機質被膜を分厚く造る事によって、使用中の車の塗装表面の凸凹を埋めて塗装表面の平滑を造り”いい艶”を出す新しいタイプのコーティングを作った。

昔、カーコーティングは新車の時に一度だけ施工するものであったカーコーティングが、このことによってコーティングの施工が1回目も2回目も、繰り返し何度施工してもほとんど同じ作業で高い品質の艶を出すカーコーティングが出来るようになった。更に「無機の被膜」+「有機の被膜」の二重構造で水道水に含まれるシリカ(無機)の固着リングを防止し続けられる。

つまり、カーコーティングは繰り返し行うサービス商品になった。

 

洗車を激減させて、いよいよカーコーティングを実用的な日用品に。

更に、二層目の有機被膜層に表面に特殊な分子構造を持たせることによって「ファンデルワールス力の最小化」という独特効果を持たせて、降ってきた「汚れ」が塗装表面に密着することを防止することに成功。

埃などで車が汚れても、雨などキレイな水が降れば、密着していない埃が塗装上の雨の中に混じり込んで流れ落ちてしまい、まるで洗車をしたかのようにキレイになってしまう「自浄効果」を生み出した。すると、車はいくら汚れても雨さえ降れば洗車をしたようにキレイになるので、洗車しなくなる。

洗車をしなくても良くなれば、洗車の費用が無くなり(コスパがよくなり)、洗車に要していた時間が要らなくなる(タイパが良くなる)。さらに洗車の為に車を移動しなくてもよくなるので排出ガスの節減にも寄与する。

今まで、一部の車好きが買うか、新車購入時にだけ買っていた嗜好品であったカーコーティングは、その大きな特徴である「より良い艶」だけでなく、コスパとタイパを良くするし排出ガスの節減にも役立つ実用的な日用品に大きく性格を変えた。さらにそのサービスをを定期的に繰り返し受けることが出来るので、購買者はほぼすべての人に拡がり、購買機会も新車時だけでなく、定期的に繰り返し買われることになり大きく拡がった

 

 

昨年のジャパンモビリティーショーに出品した折に掲出したパネル。

PHEV プリウスと1年サイクルフレッシュキーパーの組み合わせで、

洗車の回数の激減と給油回数の激減で、この家族が何を得られたのか図解した。

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    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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