谷 好通コラム

2024年09月18日(水曜日)

09.18. 関西新店巡りの最後に13年ぶりに開店のLABO神戸岡場店。

日曜日に関西のKeePer LABO新店を4店舗+改造1店舗を見て回り、

最後に行ったのがKeePer LABO岡場店。

 

この店舗は新店とは言うが、

実は2003年8月、快洗隊(3号店)北神戸店としてオープンして、

8年後、

2011年06月30日(木曜日)、事情があって閉店している。

そして13年間、大阪トレーニングセンターとして使われていた。

それが、

京都トレセンが出来、LABO神戸玉津店に併設で兵庫トレセンが出来、

LABO堺鳳店に併設で大阪トレセンが出来上がって、

北神戸の大阪トレセンが不要になったので、

土地を返すかどうか迷いながらも、

もう一度、KeePer LABO神戸岡場店として復活させることにしたのです。

 

21年前、この店の開店当時には深い思い出があり、

その事を書始めたらとても長い話になるので、またいつか書きたい。

 

2003年8月、快洗隊北神戸店としてオーブ前の建設中と

オープン直後の写真

 

改装・北神戸店に変身後、2011年6月に閉店する間際の姿。

 

 

敷地面積は100坪足らずで、今のKeePer LABOの中では最小になる。

今の冷暖房完備の密閉型コーティングブースを造ると4台分しか出来ない。

洗車のスペースも2台分。

待合室は変形だが42㎡で標準サイズ。

しかし、待合室の上の二階には以前の大阪営業所のスペースがあって、

今は広大なスタッフルームになっている。

 

約100坪にコーティングブースが4台分に、洗車が2台分。

トレセンで使っていた時には8台分くらい確保できていたので、

今の仕様に改造したら、意外に小さなキャパシティになったので驚いた。

しかし、

実にぴったりと収まっていて目からウロコ

「これでいいじゃん」と、

ものすごくぴったり収まっているのだ。

こんな店が、

250坪程度のフル装備の店舗を軸に、

このジャストサイズLABOをある程度の密度で複数配置出来れば、

地域にとって、ものすごく便利な良い存在になる。

 

この設備に、EV用の充電器が加わって、

カーシェアのベースにしたり、

車検の取次ぎをやって、

KeePer付きの車検をやれば便利だろうし、

中古車の買い取りも出来るし、

ネット中古車売買のベースとして、KeePerコーティング付きの納車も出来る。

ひょっとして新車販売だって可能性はある。

また、

ガソリンスタンドからの改造KeePer LABOならば、

最低限の地下タンクを残し、一本のマルチ給油機を残して、

PHEVの超低燃費車の為に、

最低限の給油設備が残せれば便利だろう。

ものすごく大きな可能性を

100坪のジャストサイズLABO神戸岡場店を見ていて感じた。

 

あるいは、

KeePer LABO神戸岡場店のみんなは、

「お客様の来店数が中々上がらない。さみしい。」と言うが、

9月16日実績より稼働日換算で

9月末の実績を予想すると3,098,787円となる。

 

それに比して、

2013年8月の閉店を控えたKeePer LABO北神戸店の最後の12月実績が

—————————————————————-

2012年12月

販売実績3,211,080円 (目標350万円、未達成)

※1台当たりの平均単価、7,232円/台

これは、快洗隊4店の中では最高の数字である

人時生産性、3,301円/1人・時

 

大改造後の今月9月末の実績予想3,098,787円に比べてほとんど同じだ。

 

これは平均単価が12年間で約2.5倍になっている結果だが、

この調子で閉店前の来店数を取り戻せば売り上げ実績も約2.5倍になって、

非常に高収益の店舗になる。(今のままでも収益的に採算は十分に取れる)

 

思わぬジャストサイズKeePer LABO神戸岡場店。

元気でとっても明るい仲間達。

わかまつ君、よしおか店長、まさいさん、

 

今後のKeePer技研株式会社の成長戦略に、大きなヒントが与えられました。

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2024年09月18日(水曜日)

09.17. 新店を考える。LABO堺鳳店、LABO岸和田北店の場合。

日曜日、関西のLABO新店4軒+1軒を回った日、

3軒目と4軒目に回ったのがLABO堺鳳店、LABO岸和田北店。

この2軒が出来る前まで

阪神地区で最も南部にあったLABO堺 中百舌鳥店は狭い店舗で、

それでも多くのお客様が集中していてオーバーフローしていました。

だから、至急、

この地域にドミナントを形成すべく新店を探していて、

LABO堺鳳店とLABO岸和田北店が出来上がりました。

 

この二軒は大きな街道の同じ側にあるのだが

約8kmも離れているので問題ないと考えた。

特にLABO岸和田北店は、

関西最大の南海グループのカーディラーの構内に造った店舗で、

このカーディーラーさんからの新車ニーズも相当見込め、

8月は500万円近い実績があったうち、約3分の一が新車ニーズであった。

そして当然、両店には

既にオーバーフローしているLABO中百舌鳥店からの流れもあるはずだ。

それを差し引いて考えると大型店の割には少し物足りない。

8月の末にオープンした堺 鳳店も

今のペースなら9月はLABO岸和田北店の新車ニーズ抜きの数字に近い。

昔の新店立ち上げは、最初、月150万円程度しかなかったので、

両店の現在の立ち上がりはその倍以上であり、昔ならば十二分ではあるのだが、

今のKeePer LABOとしてはちょっと物足りない。

 

両店とも大型店だけに、この程度の実績では店舗がガランとしている。

ガランとして暇なムードの店にはお客様は寄らないので、

早く一定の繁盛感にまで持って行きたいところだ。

そんな両店の店長の切なる願いが伝わってくる。

 

そう思って堺鳳店にいて、ふと気が着いたことがあった。

たまたま入って来た一人のお客様が、

待合室に入ってすぐ

「うわっ、しまった。」という様な表情と仕草をしたのです。

LABO堺鳳店の待合室は50平米以上あって随分広くガランとしていたのです。

私達が、

どこか食べ物屋さんに入った時、

広い店の中に誰もいなかったら

「うわっ、しまった。暇な店(不人気店)に入ってしまった。」と思います。

LABO堺鳳店のだだっ広い待合室に入ったとたんに、そんな表情をしたのです。

たしかに

LABO堺鳳店の待合室は50平米以上あって随分広く、ガランとしています。

これは早急に何とかしなくてはと思いました。

新店は最初、まだお客様が少ないのでガランとしたムードが、

新しいお客様が入って来れないムードを造ってしまい店長の悩みの種ですが、

広過ぎるゲストルームがそれをマイナスに倍加してしまう効果を出していて、

広過ぎる事が単に「無駄」であるだけでなく、

マイナスの効果を伴っていることを強く感じたのです。

 

この店舗は、そんなことを言ってもオープンした翌月に、

ひょっとしたら400万円くらいの実績を上げてくるペースがすでにあります。

十分に上等です。

気が着いたマイナス面を、工夫でカバーし、

ご来店いただいた一人一人のお車に

キチンとご満足いただける品質を実現していけば、

必ず、好立地を活かした活発な実績を生み出していくはずです。

 

KeePer LABO堺鳳(さかいおおとり)店のみんな。

 

まつだ君、よしださん、くき店長。

 

 

 

KeePer LABO岸和田北店のみんな

 

はやし君、なかぞの店長、

いしかわ君、ふくい君。

 

 

それより、なにより、

この二つの店舗はLABO堺中百舌鳥店のオーバーフローを

分散して受け止める役目があった筈なのに、

肝心なLABO堺中百舌鳥店に、この地域に新店が二店舗出来て

3店舗体性になったというアピールがされていないという大ポカがありました。

今この時点でも、LABO堺中百舌鳥店が

人時生産11,000円/人時以上のオーバーフロー状態を続けています。

 

早急に手を打たなくてはいけません。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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