2025年01月21日(火曜日)
01.21. アメリカ第一主義で得た金は結局? 奥行100mの新倉庫
トランプ大統領が就任しました。
アメリカ第一主義で、徹底的にアメリカに利益を集め、
アメリカ国民が豊かになって、皆が誇りを取り戻すと言う。
例えば、輸入品にかける関税を徹底的に上げると言う。
しかし、
関税が上がったせいで値段が上がった商品を買うのはアメリカ国民で、
関税の形でアメリカの国庫に入るお金は、結局、アメリカ国民が払う事になる。
あるいは、
その関税のせいで競争力が落ちた海外からの商品の代わりに
国内産の今までは高いか良くないせいで売れなかった商品が売れるが、
それは結局、今までもっと良かったか、
安かった商品が高くなって買えなくなったから、仕方なく買う訳で、
その今までは高かったからか、良くなかったから買わなかった商品を
仕方なく買う人は他でもないアメリカ国民。
いろいろ考えても、
高くかけた関税そのものは国庫に入るが、
それは結局、アメリカ国民が払ったお金に他ならないのではないか。
自己第一主義とは、言い換えれば利己主義であり、
愚かで犯罪的な価値観と非難され、決して肯定的に言われることはないのに、
それを堂々と国家の最高権力者が言うのは、意外と普通のことだ。
それも他を悪く言って、
自己をその被害者とするのが定番。
トランプは、不法移民が米国民の職を奪っていると非難するが、
その不法移民を雇っているのは米国民でもある。
普通の政治家はその非難を露骨にするのは品性を疑われると思うのか、
美辞麗句に包んで言うのが普通だが、
トランプは、それをストレートに言っているだけなのかもしれない。
商売ならば、特にサービス業においては、
提供する付加価値と、その付加価値を提供する手段を、
相手のこと、つまりお客様のことだけを考えて作り、実行して、
お客様が喜んでくれれば、くれるほど
提供する側にとって最大の報酬が得られるので、
最大の利益になる。
お客様が喜んでくれたら、こっちの勝ちだ。
さらに、お客様を喜び続けさせられれば、勝ち続けられる。
その価値観では、
アメリカンファーストという言葉は理解出来ない。
サービス業と政治という世界での価値観の違いなのか。
今日の午前中、「新出荷倉庫完成引渡し前の竣工検査」というのをやった。
約1年前に本社近くの田んぼを2,300坪買い、
出荷がここ10年間に大幅に増えて狭くなっていた今の出荷倉庫を、
これから10年先を見通して予測される出荷量に比して
現在の倉庫の容量を持つ倉庫が、
約半年がかりの工事がやっと終わったのです。
今までの倉庫(補助テントまで入れた容量)の3倍以上のキャパシティがあります。
ものすごくだだっ広い事務所!
送る荷物を梱包するスペース。倉庫全体の1/4
荷送り梱包スペースと製品在庫スペースを仕切る壁と防火シャッター。
一番広い製品在庫スペース奥行きが70m近くあるという。
別棟の危険物倉庫。内部が3つの大きな部屋に仕切られ分かれている。
レンズをワイドにして奥行きを強調している訳ではなく、本当に奥行が深い。
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