谷 好通コラム

2025年06月11日(水曜日)

06.11. マスク氏「言い過ぎた。後悔している。」の仲直りストーリー。

「喧嘩は弱気になった方が負け」と言うが、

そんな簡単なものではないようだ。

あんなに仲が良かったイーロンマスク氏が、

突然、トランプ大統領を批判し始め、というより、ののしり始めて、

頭にきたトランプが「ひどい目にあわせてやる」と怒り狂い

大喧嘩のようになっているが、

今度はまた突然マスクが「言い過ぎた。後悔している。」と言っているそうだ。

このケースでは絶対にまた仲直りしますね。

 

二人とも半端なくハッタリ屋で、

両方共に本心・感情を全く感じない。

計算づくのハッタリのカマシ合いをして、

劇的に仲直りする気だ。きっと。

この後、どんなびっくりの儲け話が用意されているのだろう。

 

アメリカという世界最強の国で、

こんな見え透いた猿芝居が通用するのは、ある意味恐ろしいものを感じます。

アメリカは、世界中を何十回も全滅させるだけの核兵器を一番持ってるのです。

その恐ろしいアメリカの大統領が、

世界中に喧嘩を売っているように見えます。

 

それにしても、

トランプは想像を絶する冷酷な独裁者あるいはヤクザ者ですね。

このままいくと世界はどうなるのでしょう。

米国内では本当に内乱が始まりそうなニオイがしてきました。

 

しかし、トランプはとことんハッタリ屋なので、

さんざん派手に狂ったかのような振舞いをした後、

自分に有利な落としどころを造り出し、そっと差し出すのでしょう。

これを彼は「取引」と言います。

でも、これが取引だとしたら、ほとんどヤクザの喧嘩ですね。

政治の取引というものは、元々そういうものなのでしょうか。

よく分からないですね。

でも、だとしたら、私達なんてガキの使いみたいなものでしょうね。

 

あるいは、

これが本物の経済の戦いというものなのでしょうか。

だとしたら、私なんてとても歯が立ちませんね。

私なんか本物の子供の使いです。

ハッタリのカマシ合い、

きれい事の見え透いた羅列、土壇場での手のひら返し、

とてもとても、私なんかひよっ子で、一発でかまされてしまいます。

 

静かな病室で、何もできない状態で、

世の中は、大人の経済と政治の世界は、怖いなぁ。

それにしても、私なんか、全然、足元にも及ばないなぁ。

なんて思いめぐらせていました。

 

そこへ、

 

風流な人から「沙羅双樹」という樹の花の写真が送られてきました。

ネットで調べると

「沙羅双樹」とは、

お釈迦様が入滅した場所に成育していた

「沙羅双樹」の由来は、お釈迦様が入滅した場所に成育していたことだといわれています。お釈迦様が旅の途中で最期を迎える場所に選んだところに、2本の対になった「沙羅双樹」が成育していたのです。

 

またお釈迦様が亡くなる際に、「沙羅双樹」は花を咲かせており、良い香りが周囲に漂っていました。その後、一度は枯れたものの、お釈迦様の入滅を悲しんで、再度花を咲かせ、お釈迦様の周囲を埋め付くすかのように、花びらが舞い散ったといわれています。

 

「沙羅双樹」の由来は諸説あるものの、沙羅の木が2本生えていた様子を指して「沙羅双樹」と呼ばれるようになったのです。

 

だそうです。

ハッタリのカマシ合いとは、ずいぶん縁遠い話でした。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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