2025年10月17日(金曜日)
10.17. どんどん、身の回りが変わって行きます。変わらないのは・・・
毎日、クマに人が襲われ殺される事件が報じられます。
そして、その熊を「駆除した」とも。
熊に殺された人の恐怖と無念は想像に難い。
熊が住んでいそうか山奥に
ドッグフートとキャットフードの余りを大量に与えるのはだめだろうか。
捨てる量の万分の一でも良いと思うのだが。
来年、愛知県で開かれるスポーツの「アジア大会」のニュースが出ていたが、
その中で競技設備の工事が大幅に遅れている事と、
建設費が倍以上にも上がって困っていると言っていた。
この建設費の値上がりは、本当に納得できない事が多い。
どう考えても二重請求としか思えないような明細や、
無駄に多い設備、
ただ単に、部材費が上がったとか、
人件費が上がっただけでは理解できない上がり方だ。
今、世の中は、値上がりが多く
庶民の生活が苦しいとニュースでは言うが、
昔に比べれば、みんなうんといい住宅に住み、
一人一人がいい車に乗って、
高い外食を当たり前のように食べて、
手数料を払ってでも、自宅まで配達させている。
安い市営住宅にはほぼ外国人が住んで、日本人は洒落たマンションが多い。
これで日本は実質的に何十年間も所得が上がっていないというが、
実感とはずいぶん違う。
その反面、極端な貧窮に苦しんでいる人、特に子供が増えているとも聞く。
これが貧富の差をある程度は容認する資本主義国家だからなのかと言うと、
あらゆる人民の平等を標榜する共産国家では、
その貧富の差がヒエラルキーではなく、
むしろカーストのように、絶望的に固定しているとも聞く。
贅沢な生活がものすごく苦手な我が家族は、
いくら余裕が出来ても、大昔と同じような食事が全く変わらないし、
私が車好きで、車を買い替えるペースが速過ぎるくらいで、
それでも豪華な車より、
変わった車の方がうんと多い。
来年早々にはコペンがやってくることになっているので、
楽しみにしている。
それでも、免許証の高齢者講習を毎年受けなくてはならなくなってきて
運転免許返納の時期が近づいていることを思うと、本当に寂しい。
仕事においても、
昔のように、オーナー社長がやりたい放題で公私混同の経営は許されないが、
反対に、会社の難しい問題を一人で抱え込んで、
苦しい決断をする必要もなく、
取締役と第三者的な社外取締役が大きな発言権を持って、
決めるべき方向に決めるので、
自らが孤独の内に断腸の思いをするような事はもうない。
どんどん変わって行きます。
変わらないのは君たちだけですね。
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2025年10月17日(金曜日)
10.17. 個人商店からパブリックな開かれた会社への
私が40年前に独立起業した直接的な動機は、
私が勤めていた会社の社長の息子さんが、自動的に、
自分の会社のトップになることに強い違和感を持ったからでした。
自分が雇い主の意志に従うのは、
自分の意志でその会社に入ったのだから当然だとしても、
その会社オーナーの子息に、自動的に、自らが従うことに違和感を持った。
それで、自ら起業して、
自分の意志で自分の未来を造っていく道を選んだ。
だから、自分の血族を自動的に後継者にする事はせずに、
プロパーの社員の中から開かれた経営者集団を造れば良いと思っていた。
しかし、それだけではプロパーの筈の者が、
選ばれて就いた時点で、
プロパーであるよりもオーナー的意識を持ってしまうことも確かで、
これに、その企業の独自性を担保すると共に社会性を維持する為に、
公正かつ客観性を持った社外役員が必要であることを再確認しています。
難しい経営判断を迫られた時、
自分だけで考えた時には、
私情に流されまいとして、かえって反対に行き過ぎることもあるが、
公正かつ客観性を持った社外役員がまともに引き戻してくれる時があります。
お勉強が出来ればいいという訳ではない。
学歴が高ければいいというものではない。
自らの価値観をしっかり持って豊かな経験と、生き様を持った人を
そして最も大切なのは、
経営者に対して決して服従心の無い、正義感の強い、そんな人を
経営の真ん中に持つことが、非常に有効であることを噛み締めています。
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