2025年10月18日(土曜日)
10.18.最初はPUREだが、今のKeePerの原点はDiamond KeePer。
谷 好通が40年前に独立し、ガソリンスタンドを経営して、
2軒目のガソリンスタンドを作ろうとした時に、
たまたまその1年後に終わる暫定措置法の関係で、
ガソリンを売れない店舗を1年間運営する事になって、
たまたま、その頃に生まれたばかりのカーコーティングで
私は、ガソリンの無い1年間をしのぐつもりでそれを習ったのです。
しかし、そのカーコーティングに大きな可能性を見つけてしまい、
その販売と普及に力を入れていたら、
カーコーティングを主たる業にする会社に変わってしまったのです。
その最初に扱ったカーコーティングは、
主たる技術は「研磨」であり、
コーティングは二の次だったのですが、
後にたまたま出会ったコーティングが、
「研磨」の無いコーティングであった事と、
作業が短時間で、比較的容易だったので
それがガソリンスタンドとの相性が抜群に良いのに目を付け、採用しました。
特許「塗装面改善の方向性」に基づいて、
オリジナルでシステム(Qシステム)を組み立て、
「PURE KeePer」として全国に広がりました。
主たる材はジメチルポリシロキサンというポリマータイプのコーティングで、
1回、45分の作業時間、
価格は約5,000円程度
耐久は3か月で繰り返しの施工。
ガソリンスタンドに給油に来たお客様が、気軽に受けられるサービスでした。
その仕上がりも好評で、
その施工技術の全国への普及活動と同時に、
瞬く間に全国に広がったのです。
ガソリンスタンドに来られる車は99%使用中の車。
PURE KeePeは。それかの車にピッタリで順調に売り上げは伸びたのですが、
その頃のカーディーラーでは新車販売時に
オプションでカーコーティングをする事が定着してきていて、
KeePerでも、5年耐久(途中メンテナンス有)を謳えるような
新車用のコーティングが必要になっていた。
その頃、たまたまドイツのSONAXとの技術交換があって、
その活動の中で、独自のアルコキシオリゴマー(低分子構造)の
無機質のガラスコーティングが出来上がりました。
(低分子構造によってアンカー効果を出して研磨がほぼ不用となった)
優秀な保護効果と艶、
施工の容易性を備えDiamond KeePerと名付けた。
その名前に特に深い意味はない。
当時の無機質ガラスコーティングがそろって抱えていた問題
すなわち「水シミ」「水垢」「ウロコ」と呼ばれる頑固な汚れ。
水道水に含まれる無機質のミネラル分が析出し
同じ無機質のガラス被膜上に強固に固着、除去困難になる問題があった。、
KeePerはこの問題に対して、
一層目の無機ガラス被膜の上に、二層目の有機のレジン被膜を形成し、
「水シミ」「水垢」「ウロコ」を防ぐ技術を造った。(特許登録済み・現有効)
Diamond KeePerは、
他のガラスコーティングが揃って水シミ、ウロコに悩まされている時に、
ほぼ唯一、その心配がないガラスコーティングとして好調な販売が続いた。
Diamond KeePerの派生(進化)商品としてCrystal KeePer
一層目のガラス被膜を、
水膜を通して作る事で(ボティーが濡れたまま施工)、
そのガラス被膜の耐久力は一年程度に短くなるが、
施工時間は著しく短くなり、材料も比べるまでもなく少なくなって、
販売価格をグッと抑えた商品が出来た。
それが今でも多くのファンから支持されているCrystal KeePerです。
Crystal KeePerは、
1年に一回のコーティングとして、
日本人の大掃除感覚にぴったりと合ったのか、
ガソリンスタンドが多いKeePer PRO SHOPにおいて、大好評であり、
相当古い商品ですが、
今でも、ずっと毎年、毎年決まった時期に
Crystal KeePerを注文していただけるお客様がすごく沢山いらっしゃいます。
その反対にW Diamond KeePerは、
一層目の無機質ガラス層を薄く簡単にするのではなく、
逆にDiamond KeePerと同様に無機質ガラス層を濃厚に造るだけでなく、
それをさらに二重に(Wに)造って、その上に有機Resinを造る。
そんな耐久力重視のW Diamond KeePerは、
自動車メーカーSUBARUの純正コーティングに指定され、
今も好評の内に、施工され続いています。
さらに、
これまでの水シミ防止の為の有機Resinに、
ファンデルワールス力を最小化する、画期的なVP326の発明によって、
自然の汚れをコーティング表面に密着させない事によって
汚れが、自然の雨で流れてしまい、
雨が洗車になる。雨が降ったら車がキレイになる自浄効果を得ました。
そしてVP326を強く繋ぎ止める為に無機ガラス層をプライマーガラスにして、
そして、副産物として、
今までとは比べようのない強烈な過剰(EXCESS)な艶(つや)を伴った、
「EX KeePer」が、世界の高級車メーカーに次々に純正指定されて好評です。
しかし、VP326もプライマーガラスもかなり高価であり、
VP326は、かなり分厚いので作業性が非常に重く、難しいので、
「EX KeePer」は、いかにも高価なコーティングになっていました。
この「EX KeePer」から派生したのが、
「Fresh KeePer」と「ECO Diamond KeePer」
「Fresh KeePer」は、
VP326を一桁薄くしたケミカル「ECOプラスResin」を
Crystal KeePerのように水膜を通した薄い無機ガラス膜の上に張って、
艶の過剰性は無いが、一定の自浄効果を発揮する「Fresh KeePer」になった。
「ECO Diamond KeePer」は、
Diamond KeePerのように濃厚な無機ガラス被膜の上に
VP326を一桁薄くしたケミカル「ECOプラスResin」を貼ったもの。
耐久力はDiamond KeePer並みにありつつ、
Fresh KeePerの自浄効果を兼ね備えたコーティングで、
これらは「EX KeePer」の派生コーティングと言えます。
ところで、
新車あるいは、あと何年乗ろうと思った時、
買いたいコーティングの価格帯は、Diamond KeePer です。
この価格にプラス10,000円程度の価格で、
最も評判のいい「EXキーパーの圧倒的な艶の約70%の艶」を持つKeePerを
Diamond KeePerの後継として、
「Dia KeePerⅡ」を、
出来れば、11月から先行デビューさせたいと考えています。
これは、センセーショナルな存在となって、きっと、
日本のコーティング業界を引っ張って行く強烈な存在になるはずです。
ところで、
今日、大分県のオートポリスサーキットでのスーパーGT第7戦の予選。
我が#38は、4位だったそうです。
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