2026年02月07日(土曜日)
02.07. 因業ジジイの今日この頃。
数年前までの新型コロナ禍は、私達に大きな教訓を与えてくれました。
といっても、
たとえば私達のビジネスにおいて新型コロナ禍はポジティブでした。
社会的な不安からか新車を買う人が減って
今の車をもう少し乗ろうという空気があり、
車のリニューアル需要が高まった事と、
多くの人が遠くに出かけなくなったので、
住んでいる所の近くで消費する傾向があったので、
私達のビジネスにおいては、明らかにポジティブでした。
しかしそのポジティブの風が、
マーケットの濃い関東などでは、需要の集中となって店舗が混み、
店舗側がお客様のご来店を制限したり、
歓迎の姿勢を忘れてしまったり、
悪しき姿勢が店側に見られるようになって、危機感を持ちました。
人間は、いい事があると、
あるいは褒められたりすると、
あるいは、自分に服従されたりすると
時間が止まったように、成長がピタッと止まります。
それだけでなく、貢献の質と量に合わない不当に高い報酬を得たりすると、
自分の身の丈を勘違いして、
自分が正しいような気になってしまう事もあります。
自分が正しいと思う事は、実は、ものすごく危険で、
自分はこれで良いのかな。
と、自分を疑う事も無く、
当然のように自己主張をするばかりになって、
その人は頭の中でも自己弁護、自己の正当化ばかりで
何も学ぶことなく、少しも成長しなくなります。
明日日曜日は午後から仕事になったので、
今日土曜日は映画を見に行ってきました。
しかしその映画は最後まで見ずに、途中で出て来てしまいました。
往年のスターが何人も出ている映画でしたが、
昔通りのセリフを、昔通りの間と昔通りの口調子で、昔通りの表情で言う。
また、ちょっとした笑いを取るような間の外し方をしたり、
見ていて、だんだん白けて来て、
たまらず途中で出て来てしまったのです。
あの過去のスターたちは、自分が昔通りの事をやると、
昔通りに、少なくとも昔からの年齢層の観客は、
懐かしがって、喜んでくれると思ったのだろう。
しかし、昔を知っているからこそ、
時代がまるで変わっているのに、昔と同じことをやらると、
懐かしなんて思うどころか、ドッチラケで、見ていて苦痛になってきたのです。
人は一度、成功すると、自信を持ってしまい、
もう、成長するどころか、
昔と同じ事を言ったり、やったりしても通用すると思い込んでしまう。
周りがドッチラケになってもだ。
そんな映画を見て、
私自身だって、いつまで経っても同じような事ばかりを言うだけで、
果たして進化しているのだろうか。
年取ると同時に、
私は、この会社という小さな社会の中では権力者なので、
誰も否定出来ないだけで、
ドッチラケになる場面もあるはずだ。
それを私が分からないのは、
自分では否定しながらも、実は、私も本当は自信を持っているのではないか。
私はもう、すっかり因業ジジイになっていてもおかしくはない。
もう三十五年前からのお付き合い、
静岡・藤枝の鈴木さんが、事務所を訪ねてくれました。
お互いもう、ホントに年を取りました。
LABOの新店プラン会議も、
相変わらず、私が主導権を取ってしまっています。
初めてマーケティング部の企画課、広報課が一緒にミーティングを持ちました。
ここも自分では違うと言いながらも、自分の思い通りにしようとしています。
とは言いつつも、
私の思い通りにならないのは、こいつら、子ミミ達です。
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