2026年04月11日(土曜日)
04.01. 狩猟的発想に対して農業的発想のKeePer。奪い合うなかれ。
狩猟的、採取的発想とは、
自分が生きている山野に今生きている動物を、罠とか鉄砲など武器を使って
殺し、獲って、それを食う。
自然の世界で言えば肉食獣であり、
人間の場合は頭脳と手で武器を造り、使い、獲り。獲得する。
あるいは山野に実る果実などを採って、食う。
今自然にあるものを獲り、奪い、採り食う。狩猟的、採取的発想。
獲るべき対象の数が決まっているので、同業者とは基本的に奪い合う関係。
農業的、酪農的発想とは、
自らが耕した畑や田んぼで前年に収穫した種を撒き、育て、
実った穀物、野菜などを収穫して食う。
あるいは、家畜を飼い、産み育てて、それが出す乳を採集し、
あるいは、育てた家畜を殺して、食う。
自らが種あるいは子を得て育てて、収穫し、食う。農業的、酪農的発想。
得るべき対象の量が決まっている訳でも無く、保障されている訳でもはない。
育て方の良し悪しによって収穫量が変わるので、
お互いに教え合いながら水を分け合いながら育てる、同業者とは助け合う関係。
さらに
商品には、必要商品と欲求商品があって、
〇必要(ニーズ)商品とは、
それが無いと人は困るので、否応が無しに買わなければならない商品。つよひ
あるいは、必要な量が必ずどこかで売れる商品であり、
同業者が奪い合う商品。
決まった量を奪い合う狩猟的or採取的発想が通用する。
その代表的な商品がガソリンなどの燃料であり、
全体として売れる量は、消費者が使った量と完全に同一であるが、必ず売れる。
その供給場所はガソリンスタンドが代表的であり、
便利な場所にあって、よく目立つ所でよく売れる。
必ず同一規格の商品であり、
価値が完全に同一なので、単位店舗しては安売りが圧倒的最強の拡販方法。
〇欲求(ウォンツ)商品とは、
それを買う事によって
お客様がより便利になるもの。より美味しくなるもの。
よりキレイになって、より気持ち良くなる事。より可愛くなる事。
それが無くても困る事は無いが、お客様から欲しいと思われたら売れるもの。
だから、
お客様が欲しいと思った分だけしか売れないが、
逆に、お客様に欲しいと思っていただいたら、数量が上限なく売れる。
同じ種類の商品=サービスでも、その商品の質は、
その商品を造り出す”人”の技術力によって、商品の質、価値が大きく変わり、
消費者は、より高い質の、つまり高い価値の商品を求める。
だから、せっかく高い価値の商品であり、
高い価格で買っていただけるのだから、
高い価値を生み出す技術者は、高い報酬を求めるべきだ。
高い価値でありながら、
しかもそれが安く買える事を売り物にするのは、
単に数が売れるだけで、売り上げも数が売れたほどには上がらず、
利益はもっと上がらず、
価値ある高い技術力を持った技術者を安く使う事になる。
価値のあるものを安売りしている業者から買った客は、得した気になるが、
その客は、その業者からその価値の高い商品を安く買い続けることは出来ない。
なぜなら価値ある商品を造り出す高い技術力の技術者は、
他の職場に行けば、もっと高い報酬を得る事が出来るので、
その業者の職場に居続けることは無いから。
価値のあるものを安売りしていた業者は、
高い報酬を払えないので
価値のない雑な商品しか造れないような下手な技術者しか雇えずに、
ただの安物を、ただ安く売っているだけの
その辺にゴロゴロしている三流業者に成り下がるしかなくなる。
欲求商品の特徴は、同じようなサービス商品を提供しても、
その質・価値が、その場で造られるので、
その技術者の質によって、そのサービス商品の価値も大きく変わる。
質の高い技術を持った技術者が造ったものを安く売ってしまったばかりに
安い報酬しか出せないと、その技術者そのものを失う事になる。
ただ、数がたくさん売れただけで、利益も何も得ず、
その高い価値を生み出す高い技術を持った技術者をも失い。何も残らない。
ただ、安売りをした時に数がたくさん売れただけ。
農業で、美味しい野菜を生み出す優れた土壌で、
せっかくの美味しい野菜を安売りして、たくさん野菜を生産する為に、
せっかくの土壌に何の手入れも、堆肥の補充もせず、
沢山の収穫の数だけを追い求めて、土壌そのものをダメにしてしまう事と同じ。
農業にしても、酪農にしても、
生産の元である土壌や牛をイジメてはダメなように。
必要商品は、必要なだけあればいい訳で、
需要に限りがあるので、
その需要の限りの中で取り合いをして、たくさん獲ったものが勝ちになる。
しかし、欲求商品は、その価値を最優先すべきであり、
その価値が上がれば上がるほど需要も増えるので、得るものに限界も無くなる。
反対に、その価値を台無しにするほど”数”を負うと、
価値が落ちて、その需要も無くなってしまい、かえって数も売れなくなる。
下手をするとその需要すら消滅してしまう。
欲求商品は数を追うのではなく、
あくまでも質を負えば、数は後からついてくる。
回りくどい言い方をしているが、
高い技術を持った技術者が施工したKeePer を、
数の販売を求めて安売りすると、KeePerは工場で生産している物でもなく、
必要商品でもないので、必ず負のスパイラルが始まり、
やがて、全てを台無しにしてしまう。
これは、本当の事です。
KeePerは奪い合うものではありません。
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