谷 好通コラム

2025年08月02日(土曜日)

08.02. 爽やか青空から、雲スッポリ富士山、レース、影・富士山。

 

今日は、富士スピードウェーにスーパーGT第4戦を見に行きました。

今日のレース、大湯選手が2位になったレースに

随分考えさせられた事があったので、

レースについては明日ゆっくり書きます。

 

今日は、サーキットに行く時と帰りに、

きれいな写真が撮れたので、

その写真を載せたいと思います。

 

朝10時、愛知から富士に向かう途中の

掛川あたりでの青空とキレイな雲。

 

これなら富士山もばっちりと思ったら、

また、富士山だけがスッポリと雲が被っていました。

 

そして、富士スピードウェーでのレース。

 

午後5時半くらい、

ふと、陽に富士山が浮かんでいました。

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2025年08月02日(土曜日)

08.02. 若い人達は「俺達を殺すつもりかっ!」と、怒るべきだ。

 

私は、たぶん、あと10年は生きない。

私の代の人が、先日、初めて亡くなりました。

そういえば私の代の上の代、

つまり私の親の代では生きている人がほとんどなくなりまとた。

いよいよ、私の代の人間が、

順番に死んでいく時になったのです。

 

だから、

連日、40℃越えが当たり前になってきた気候変動の危機本番の到来も、

私が生きていても、どうせあと数年だろうし、

その間「この程度の暑さならクーラーの効いた部屋にいればいい。」

と、無意識のうちに思っています。

 

気候変動の危機を

自らの生命の危機として感じる事は無く、

気候変動の危機に

自分が死んでしまうような恐怖を感じることはない。

どうせ、私はあと数年生きているだけなのだから。

どうせ、生きていても冷房の効いた病院や、老人施設で涼しくしているだけ。

 

気候変動の危機。

今40℃が連日続くようになってしまうように”変わってしまった事”が、

これがもう後戻りすることなく、

あと10年とか、あと20年程度で、

毎年、最高温度の記録更新をし続けて、45℃越えは来るのだろうか。

死の50℃越えが100年先ではなく、

若い人たちの代が生きている内に、

あるいは我が子、我が孫の代では、確実にやってきて、

人類の滅亡に直結するような危機が目の前にある事を想うべきなのだろう。

 

世の中の権力者や、実力者は、だいたいが年寄りなので、

気候変動の深刻な危機に、

世の中を動かしている権力者、実力者達は、

本当に一大事だとは思っていない。

若い人たちが年を取った時の事なんて意識していません。

少なくとも我が事とは思っていない。

 

若い人は、真剣に、

気候変動を止めようともしない私達のような年配者に、

「俺たちを殺すつもりかっ!」と、怒らなくてはならないのです。

 

空想空間の中のゲームにうつつを抜かされている場合ではなく、

「自分が、人からどう見えるか」なんて事に

意識を奪われている場合ではないのです。

気候変動を止めようともしない私達のような年配者に、

「俺たちを殺すつもりかっ!」と、怒らなくてはならないのです。

と同時に、若い人たちも、

自分達と、子供達、孫達を殺さないような事をして行くべきなのでしょう。

 

今朝、今日も40℃を越す予報を見て、そんなことを想いました。

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2025年08月01日(金曜日)

08.01 三日連続40℃越え、いよいよ熱帯の新時代に。

7月が終わりました。

猛暑の7月、8月、9月の最初の月がやっと終わりました。

まだ三か月のうち、やっと3分の一が終わっただけですが、

すでに40℃の地点が三日連続で現れ、もちろん日本の新記録ですが、

いよいよ熱帯の新時代がやって来た実感がします。

しかし、今日の私がそうであったように、冷房の室内で仕事をしていたので、

その熱帯の危機感を感じないまま一日が終わってしまいました。

同じように、室内の仕事についている者は、

得をしたような気になっている人もいるかもしれませんが、

弱いから室内でしか使えないので、

室内で仕事をさせざるを得なかっただけで、何も得をした訳でもなく、

優越感などを持つような立派な事ではなく、むしろ、恥かもしれません。

逆に、

この暑い中で、お客様が喜んでくれる価値を提供出来た事は、誇るべき事です。

私は73才にもなったので、

室内から出られないほど弱っていますが(言い訳)、

若いくせに涼しい所に引っ込んで、イジイジ仕事している方が情けない事です。

 

この夏は、暑さが厳しいと予測されるので、

前もって、暑さ対策をいくつもしました。

・冷感速乾インナーとTシャツを全員に3セットずつ配布。

・人員を前もって130人確保。残業をしなくても済む体制を前もって作った。

(それで間に合わない所も少しあったが。)

・外の暑い場所での作業が多くなる「洗車」にインセンティブを付加した。

 

その結果、多くの店舗で来店台数が前年を10%以上大きく上回った。

しかし増えたその多くは、安い「洗車」なので、逆に平均単価は下がった。

だから、結果的に成果としては大したことないが、

売り上げをほぼ落とさずに、

人時生産性を10%以上下げ、熱中症も発症ゼロで、

残業時間が大幅に減った事で人員の増加分の人件費はほとんど相殺出来て、

ベースアップ分が加わっても人件費の総額は前年とあまり変わらない。

 

暑く、厳しい時期には、

文句なしに人数を全力で確保、増員して残業を少なくし、

新戦力(特に新卒)の過剰労働を防いで、心身の疲労による減員を最少化する。

 

人は足りなくなってから募集していたのでは間に合う訳がなく、

暑さと過労で耐えられずに社員が辞めたら、

それは経営者の負けだ、

人は足りなくなると予想したら、

間髪を入れず有効な募集活動に入る。

それで、やっと間に合うかどうか。

それでも遅い場合があるくらいだ。

 

お客様が増え、

売り上げと利益が増えるには、

付加価値を提供する技術者の数が必須だ。

 

技術者が足りなくなって、

お客様に満足を提供できなかったら、それで負け。

 

リピートでの客様の蓄積どころか、すぐに客数の減少、売上げの減少が始まる。

すると、オープンしてから1年後、前年比130%以上が当たり前なのに

成長どころが、二年目なのに前年比微減になるような店舗は、

悪い評判との戦いをしながらの営業になるので、復活に数年かかる事すらある。

 

オープンしてからすぐに人手不足の状態にしてしまうのは、

少々の人件費の節約なんかにはならず、

むしろ、自殺行為に近い。

 

 

三日連続の40℃越えは、人時生産性は絶対に上げないようにすべき。

こんな時期に人時生産性が大きくなるのを喜んでいるようでは、

事業としての持続性は下がる一方になる。経営者として負けだ、

特に人手不足が叫ばれている今、

そして猛暑の今、

人時生産性は、ほどほどに小さい方が、良い。

かなり小さいほうが勝ちだ。

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2025年07月31日(木曜日)

07.31.日本最高温度記録更新と、週末の台風9号に雨期待。

昨日は、東京に日帰りの出張であったが、

東京駅から新幹線に乗って名古屋駅に着いてホームに出た時、

まともに5℃くらい暑い空気を感じてびっくりした。

関東は台風9号の影響で30℃くらいしかなく涼しかったのです。

その感覚で35℃を越える名古屋の熱気に触れて驚いたのです。

 

しかし、それどころか、

昨日はネットのニュースによると、日本の気象史上記念すべき日で。

「気象庁によると、2025年7月30日、兵庫県丹波市で41.2度を観測し、

国内観測史上最高記録を更新した。 これまでの記録は熊谷市(2018年7月)、

浜松市(2020年8月)の41.1度。」だそうだ。

国内の最高記録更新の日だったとは、すごいというか、なんというか。

 

前の2018年7月埼玉県熊谷市での41.1℃の記録の日、

たまたまですが、私は新幹線「熊谷駅」に降り立ち、

駅の階段を降りる時に”めまい”がして、

出張続きで体力的に無理が来たのかと真剣に心配しましたが、

その日の夜、熊谷のビジネスホテルで最高記録更新のニュースを見て、

自分の”めまい”が、体力的な問題ではなく

日本記録更新の熱気のせいだったことを知り、ホッとしたことを覚えています。

 

だから、KeePer LABOの店舗も、

今後は、今までは外で作業をしていた「洗車」も、

必要な時期だけでも空調の効いた室内で出来るように

店造りを変化させています。

 

昨日行った東京の新店「KeePer LABO明治通り 尾久店」も、

ブースを横並び一列から4台×2列の大きな空間にして、

真夏とか真冬には、洗車も空調の効いた空間で作業出来るようになっています。

 

昨日、オープンした札幌市4軒目の「KeePer LABO宮の沢店」もそうです。

北海道の店舗は元々寒さ対応でそのような構造になっていたので、

「KeePer LABO宮の沢店」必然的にそうなっています。

 

LABO宮の沢店からオープンを報告してきたメールに、

写真がありました。

 

 

その猛暑も、太平洋上を北上しつつある台風9号が、

大量の雨と共に、一瞬であろうと、吹き飛ばしてくれる期待を

今、日本国中の人が待っています。

しかし、二日後の土、日曜日は

富士スピードウェーでスーパーGTの4戦があります。

構いません。

雨のレースは、雨のレースとしても面白さがあり、チャンスもあります。

それに、雨がいっぱい降ってくれると、

キーパーコーティングをやってある車がみんなキレイになって、

皆が喜んでくれます。

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2025年07月30日(水曜日)

07.30-夜. 高田の馬場→KeePer LABO明治通り 尾久店

私の祖父祖母の代がすべて亡くなって、

さらにその下の父や母の代がほぼすべて亡くなって、

私達の代が、一番上の代になり、

現役を外れた人がほとんどになった。

そして先日、

その私と同じ代の人が初めて亡くなった。

そして今日の朝、その家族葬が関東の式場で行われた。

 

今日は東京。

午後からの大切な二つの仕事で、東京にやって来た。

そこで、約束を守ることによって目先の儲けが少なくなったとしても、

いったん約束をしたからには、

約束は守らなくてはならない。

その約束を守ることで、

自分の損得が一時的に左右されようとも、

した約束は守らなければ、

本当の信用は得られない。

した約束は守る。

約束は損得勘定抜きで守るしかない。

 

 

先日オープンしたばかりの「KeePer LABO 明治通り 尾久店」に立ち寄った。

ここは従来の店舗とは構造がかなり変わっていて、

でも、マーケットの濃さで混むだけでなく

追加工事が出来上がらないと、まだまだの雰囲気型ただよっていた。

 

さかもと君、もろぼし君、キシダ店長、いちばさん、すずき地区担当。

いちばさんは、かなりチューンしてあるミッションの86に乗る本物の車好き。

店の前の「明治通り」の雰囲気。

時間を潰せるような施設が全くない。今後の問題だ。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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