2025年05月15日(木曜日)
05.14. KeePerの進化と、6年前、2019年に載った雑誌の記事。
今日、本社事務所の1Fにある中央トレセンで
ある大きな会社の技術コンテスト全国チャンピオン決定戦が開かれました。
こういう競技会はよく開かれるので、
いつもなら少しだけ見て事務所に引っ込むのですが、
今日はなぜかそれをずっと見ていて、結局、最後まで見続けてしまいました。
今日の皆さんの競技を見て、KeePerの進化を感じ、
久しぶりにキーパーコーティングの施工作業を面白いと思って見入りました。
そして、6年前、2019年に載った雑誌の記事のことを思い出しました。
6年前に書かれた記事です。
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ガソリンスタンドで働く18歳だったKeePer技研の創業者、谷好通は雨の日になるとホッとしたという。当時、洗車は給油に付随した無料のサービスであり、雨が降ると洗車を目当てに訪れる客もなく、忙しさから解放されたからである。その頃、谷にとって洗車は単に面倒な作業でしかなかった。だが自らが独立して2軒目のガソリンスタンドを構えた際、行政上の手違いで1年間はガソリンの販売ができない状況に陥る。
「これは困ったことになったと思いました。ならば洗車をもっと価値あるものにして、お客さまにお金を払っていただくようにしなくては。そもそも重労働で神経も使う洗車が無料でいいはずはない」
その頃はカーコーディングがちょうど普及し始めた時期。早速試すと「あ、これだ!」と手応えを得た。料金は高額だったが、カーマニアからの依頼は多かった。元々、凝り性だった谷は一気にのめり込む。自らの技術と知識を深め、塗装表面をバフで研磨してピカピカにし、拡大鏡で見ても驚くような仕上げを施した。顧客からの反応も上々だった。
そんなおり、ある町工場の社長の娘さんが「車を綺麗にしてほしい」と谷の元を訪れた。いつもと同様、驚かせようと徹夜をして車を磨き上げ、引き取りの場に臨むと、彼女は最初に束の間、ボディを近くで眺めた後、すぐに遠巻きに確認して「本当に綺麗になった!」と喜んだ。
その光景を見て、谷は愕然とした。技術を極めたコーディングは、近くで凝視しなければその凄みがわかるはずもない。「そうか、普通のお客さまにはこれでいいんだ」
これがKeePer技研誕生の契機だったと言えるだろう。従来の自己満足を悔い、より幅広い層に喜んでもらおうと決めた。自社でワックス、コーティング剤を開発し特許も取得。価格も可能な限り抑えた。そして事業をカーコーティングに特化することを決断し、1993年、同社を地元の愛知県大府市に設立したのである。
以来、用途に合わせて優れたケミカル剤を次々に開発。スタッフの高い技術力とともにハードとソフトの両面で多くの信頼を獲得してきた。その圧倒的な顧客満足度の高さから、リピーターや口コミで知名度が徐々に拡大。現在では同社は全国に95店舗の直営店「KeePerLABO」をオープンするほどに。さらに技術認定店「KeePer PROSHOP」は積極的に加入を募ることなく、約6,300店舗を展開するまでになっている。
2乗の法則からCSとESの同時アップを実現
創業時からの理念「多くのお客さまに喜んでいただく」を愚直に追求し、技術を磨き、新商品を開発するなかで、谷はひとつの法則を発見する。それが“2乗の法則”と呼ばれるもの。すなわち車をレベル1まで綺麗にすると顧客はレベル1喜ぶ。だが2まで綺麗にすると顧客の喜びは4に、4にすると一気にレベル16まで喜んでくれる。結果、綺麗さがレベルアップするごとに価格設定も上がり、得た報酬で新商品の開発が可能となり、より多くの顧客に喜んでもらえることになる。これこそが同社発展の原動力、“ブレないお客さま目線”が生む力なのである。
KeePer技研 谷 好通
そしてこの好循環は同時に、従業員とお客の関係にも当てはまる。お客が喜ぶ(Customer Satisfaction)と当然、自分たちも嬉しい(Employee Satisfaction)。顧客の満足が従業員のやりがい、喜びに直結する。両者は立場は異なれどパートナー。昔、谷がガソリンスタンドで感じた“やってる、やらされている”感とは無縁の信頼関係が築かれ、その対等な関係が生み出す好循環もまた、さらにビジネスを高め、前進させていくのだ。
日本に新しい洗車文化を
「日本に新しい洗車文化を」、これがKeePer技研の目指すビジョンである。このフレーズに託した思いを、同社のWebサイトでは、洗車を散髪に例え説明する。
「車を洗うだけなら、汚れたマイナスの状態からゼロに戻すに過ぎない。だがお客さまの好みに耳を傾け、各自に合ったコーティングまで施せば、プラスの状態になる。それは伸びた髪を切り揃えるだけでなく、ヘアサロンでより洗練された髪型にブラッシュアップするようなもの」
さらにサステナビリティへの関心やライフスタイルの変化によって、気に入った車を長く乗り続けたいというニーズが高まっている昨今。カーコーディングはそれをサポートする有効かつ貴重な手立てとなり得る。しかもそれこそは日本ならではの細やかな心遣いと“もったいない精神”が存分に活かされ、新しい形となって役立つ文化なのではないだろうか。
わずか11文字の短文には、こうした決意が込められている。顧客と対等な関係を築き、お客の喜びを最大化するために心を砕き、そして自信と誇りを持って仕事にあたる。創業者として奔走してきた谷の、これまでの経験と思想が凝縮されたメッセージでもあるのだ。
品質に妥協はない
創業以来、これほど順調な成長を果たすには、もちろん先述のマインドセットだけでは不可能であっただろう。もうひとつ、高い技術力・商品開発力も忘れてはならない。これらふたつが、いわば成長の両輪。
「自分で化学方程式を書き、商品開発をするわけではない。実際の製品づくりは外部に委託しているが、そのカギとなる新たな塗装の仕組みや方法について、思いついたイメージを先方に伝えています」
そんな閃きから生まれた初代のキーパーコーティング「Qシステム」をはじめ、数々の名作といえる製品や技術を確立。いままでに取得した特許は数知れない。谷のインスピレーションに多くを負うそれらは、創造的である分、ほかで真似することも困難だという。もちろんその核心部分は、社内でも谷ほかわずか数名しか知り得ない企業秘密だ。
また、高い技術力・製品開発力を生み出すための仕組みとも言えるのが、社内の開発部門と開発依頼先(研究所や工場)、あるいは現場との距離の近さだ。2001年より業務提携を結び、ケミカル材の共同開発を続けてきたドイツ・SONAX社とも物理的な距離を超え、対等な関係で頻繁に連絡を取り合い、試作品のフィードバックを繰り返す。そこには技術者同士の尊敬の念とライバル心が生まれ、おかげで競うようにクオリティが磨かれていく。一方、社内では現場とのラインも太く密で、顧客の要望や試作品に対する反応を迅速に得ることができる。ちなみに開発部隊は全員、現場経験のある者ばかり。顧客と直接に接した実績があるからこそ、顧客の喜ぶリアルなポイントを共有できるのである。
そんな濃密で迅速なコミュニケーションによって、KeePer技研の技術・製品の圧倒的優位は支えられている。良質な製品を適正に用いれば、誰もが水準以上のクオリティを発揮し、顧客を喜ばせることができる。そのために、培ってきた独自の技術は全国16カ所に広がるトレーニングセンターを通じ、年間のべ4 万人の研修生に徹底的に共有されるという。
(4年後の)2023年、KeePer技研は設立30周年を迎える。これまではある意味、谷の熱量に頼ってきた会社の運営だが、次世代に託す準備も徐々に始めている19年に谷は社長職を譲り会長となり、新社長に実務のすべてを任せた。対顧客との関係性と同様、社内でももちろん、使う・使われるといった関係がない社風。社員同士が仲良く家族的な雰囲気で、谷も数年前までは全社員一人ひとりのプロフィール概要まで把握していた。だが会社が拡大し、それが困難になったのを機に、改めて会社の未来を想い始めたという。とはいえ「いまも社内のさまざまな場につい顔を出し、口出しをしてしまう」と笑う谷。
「だから自分の中の『面倒臭い』という気持ちを最大限に働かせ、余計な(面倒な)ことをしないよう自制してしています」
最も面倒臭いと思わないことは何かと尋ねてみると、こんな答えが返ってきた。
「客観的には最も面倒なことかもしれませんが、やはり新商品の開発です。これこそ妥協は許されないし、実際にいままで一度も面倒臭いと思ったことがない。各所から次々と寄せられる商品企画に関する相談にはすべて対応し、必ず挑戦します」
現在、同社が手がけるコーティングの領域は浴室、スマートフォンからクルーザーの船底、野外看板にまで拡大中だ。今後も大きな成長のチャンスが広がっていくだろう。
谷はこう続ける「これからもあらゆる乗り物・商品へのコーティングにチャレンジしたい。技術の探究は絶対に止めてはならない。お客さまに価値あるものを提供できて、初めてすべて成り立つわけですから」。谷会長の熱源はいまもなお熱く、そしてその視線はさらなる未来を見据えている。
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2025年05月13日(火曜日)
05.13. 人は本来的に共感性に満ちているのだろうか。
現時点で6,620店舗が登録しているKeePer PRO SHOP、
そして151店舗のKeePer LABO、
更にその両方を合わせたのと同じくらいの数のKeePer施工店。
それらの店には「KeePerを施工して、お客様が喜ぶのがすごく嬉しい。」
と言う人がたくさんいます。
事業・仕事というのは、
お客様が必要としている「さまざまな価値」を提供する事なので、
どんな事業も、どんな仕事も、それ自体の活動は同じなのだが、
提供すべき価値を内包した物が工場などで既に造られていて、
それを商品として供給する「物販業」のような仕事に対して、
その場で材料と道具を使い、
人の技術を駆使して価値を造り出すサービス業は、
その場で、価値を造ってお客様に提供するので、
お客様の喜びを直接受ける事が出来、その喜びを共有する事になります。
そこがサービス業の醍醐味ですが、
反対に、お客様が満足されずお客様のお叱りを直接受けるのもサービス業です。
しかし、お客様からのお叱りこそが自らの勉強であり成長の元でもあります。
そのような経験を積んでこそ、
誰からも喜ばれる技術者になれるのでしょう。
お客様の喜びを直接受ける事が出来、
その喜びを共有する事。
ここが、サービス業を営む原点です。
しかし中には、
お客様の喜びを自らの喜びとする訳ではなく、
つまり、お客様が喜んでも、自分は嬉しくも何ともない人がいます。
そういう人が悪い人であるとか、劣っているとかではなく、
単なる個性として、
人の痛みを感じない人、人の喜びを喜べない人はいます。
共感性に乏しい人はいます。
でも、それは単なる個性としてです。
しかし、
そういう人はサービス業にあまり適していません。
出来ない訳ではありませんが、
あまり向いていません。
自分がやった仕事をお客様が喜んでくれたら、
それが自分の喜びにもなる訳で、仕事が楽しくなり、満足感にもつながります。
仕事をやっていること自体が楽しくなり、
技術向上のモチベーションにもなります。
それが無いとしたら、ちょっと寂しいでしょう。
CS(顧客満足)とES(従業員満足)の同時実現は、KeePerの根源でもあります。
しかし、
お客様が喜んでも、
自分は嬉しくもない人がダメかと言えばそうではなく、
仕事として淡々とこなして行ってもいい訳です。
しかし、
お客様が喜んだら、
自分も嬉しくなる方が、
会社のメンバーも楽しく仕事が出来、続くでしょうし、面白いはずです。
だから、社員応募の面接ではそこを大切な要素の一つにしています。
「共感性」とは「ミラーニューロン」と同じように言われますが、
人間を含む霊長類全般に機能として脳に備わっているものだそうです。
この機能が高い者が優れていて、
低い者の方が機能として劣っているというものではなく、
単に、個性の一つのようです。
しかし、KeePerは、
お客様に施工して提供すると必ず喜んでいただけるので、
施工者側に共感性が備わっていると、面白くて仕方ない仕事になります。
そんな楽しさにハマってしまった共感性豊かな人が、
日本国中に何万人といます。
例えば昨日は、三重県伊賀市のある所でEX1級二人と。
例えば今日は、明日の大きな技術コンテストの準備に来られていた美EX1級。
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2025年05月12日(月曜日)
05.12. 今年のゴールデンウィーク明けは、正月明けのようです。
昨日、静岡県の富士スピードウェーに行く時に気が付いたことがある。
高速道路がガラガラであったこと。
連休後という事でトラックが動き始めていたが、乗用車がほんとに少ない。
だから、高速道路がトラックだらけで、でも空いていた。という感じ。
今年のゴールデンウィークは飛び石で11日間もあって、
混雑のピーク時には数十キロにもわたる渋滞が都市の周辺で起きたり、
特定の行楽地では、
観光客の集中でものすごく混んだという印象ばかりだが、
それが終わったら、ピタッと静かになっているのでしょうか。
私達KeePer LABOも
今年のゴールデンウィークの当初は年末並みだと思っていたら、
連休後の静かさも、正月明けの静けさに似ています。
いずれ元に状態に戻る事は分かっていても、短い期間と分かっていても、
それが一時的であれ。お客様のご来店が静かになると、ふと不安になります。
こんなタイミングで、
応募があった若者たちの間から”採用”を決めていくのは、
中々勇気がいりますが、
すべきことはすべき事として、採用を進めていかなくてはなりません。
結局、応募は700名を越したのでしょう。
それでも実際にお会い出来るのはその3分の1程度だそうですが、
その中から、確実に判断をした上で、
現在100名を越す採用者を出せているようです。
ご来店が一時的にであれ少なくなっている時に、
先んじた採用を進めるのは、かなり勇気が要るものです。
今日の昼。
三重県の伊賀・名張に向かう途中で、道の駅「伊賀」でご飯を食べました。
私は伊賀名物「味噌焼きうどん定食」、
ちょっと辛めの味噌をまぶした「焼うどん」をオカズにしてご飯を食べる。
関西では、
お好み焼きをおかずにしてご飯を食べるそうですが、
私は今日、
焼うどんをおかずにご飯を食べました。
炭水化物をオカズにして炭水化物のご飯を食べる。
中々おいしかったですが、絶対また太るなぁとの実感もありました。
ご来店がグッと減っているこの時期に、
積極的な採用を進めていくのは、大変勇気のいることですが、
今の状況に惑わされずに採用すべきを積極的に採用していく。
今すべきはこの事です。
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2025年05月11日(日曜日)
05.11. IPS・KYOJOとLABO藤枝店。相乗効果を感じる2つの出来事。
今朝8時に大府を発って富士スピードウェーに走りました。
今日は富士でIPSレースと、KYOJOレースがあります。
IPSは、昔、私も少しだけ乗っていたこともあり、
かつ、日本のトップドライバーたちがイコールコンディションのIPSで、
ガチンコのレースのすることで興味深いレースです。
しかし、
IPS(インタープロトスポーツ)の車自体がもう10年以上も経っていることと、
イコールコンディションと言っても、
多少は車によって良し悪しは出てくるし、
レースの結果はだんだん固定してきていて、少しずつ
初めの頃のエキサイティングさも自分自身があまり感じなくなってきていた。
むしろ、
共催でやっていた女性レーサーだけで争われるKYOJOレースの車両が、
今迄の少し玩具っぽいイメージを持つVitaから、
本格的なフォーミュラカーになって、
面白いレースになるだろうと思われたので、
楽しみにしてやって来たのだが、そこで大変びっくりする事が起こっていた。
観客というか、何というか。
とにかく、サーキットに来ている人がびっくりするほど増えていたのです。
パドック前の駐車場もほぼびっしりで、
今迄のIPS・KYOJOの日の駐車場は空いていて、
困った事などなかったのに、今日はちょっと苦労しました。
更にびっくりしたのはグリットウォークの時間で、
以前はグリットウォークがあったかどうかも記憶にないぐらいなのに、
このビッシリは、まるでスーパーGTのようです。
さすがに、これだけグリットウォークに集まると
グランドスタンドの観客席はガラガラになっていますが、
ポールに近いところでは、この人数、超盛り上がりです。
昔からを知っている私としては、驚きを通り越して、むしろ不思議な光景です。
このような情景になったのには、いくつかの要因が考えられます、
まず、KYOJOで使われる車が本格的なフォーミュラカーになったこと。
これによって、
“メンテナンス”を本格的なレーシングガレージが担当する必要性が出て、
TOM’SとかセルモとかIMPULなど日本を代表するガレージが引き受けた。
これは代表の関谷正徳氏の熱心な活動がものを言ったのでしょう。
日本を代表するガレージが乗り出したからには、
当それらについているスポンサーさんたちも放っては置かない。
いずれにしても、今迄の少し玩具っぽいイメージを持つVitaから、
関谷氏が私財を投じて獲得した
本格的なフォーミュラカーに変わった効果は絶大だ。
私より2歳年上の関谷正徳氏
(日本人で初めてルマン24hに優勝したレジェント)
さらに、もうひとつ、
今年の4月から始まった
地上波のテレ東「RACING LABO SUPER GT+KYOJO」で、
KYOJOが取材され、
放映された後、6局ものテレビ番組から取材をを受けたのだそうです。
それで、認知が一気に広がって、
たくさんの人達が集まったという要素もあったのでしょう。
さらに、さらに、もう一つ、
沢山の目が集まった時の女性たちのパワーは凄まじいものがあって、
彼女たち20人で戦われた12周のレースは、激しく攻撃的で、
最後まで目を離せない程、
エキサイティングな面白いレースが闘われました。
その一人一人が下手なアイドルよりずっと魅力的な女性達とくれば
これは絶対、推し活の熱烈ファンが爆発的に増えたに違いありません。
そんな瞬間をまともに目にしたような気がします。
これはいくつかの要素が重なり、相乗効果で化学反応を起こしたかのようです。
まず車が本格的なフォーミュラカーに変わり、
これをサポートする体制が必然的に大きな規模で作られ、
日本を代表するガレージを応援する体制が、KYOJOを応援する事にもなった。
レースの車の性能が大幅に上がり、レースの価値そのものが上がった。
ちょうどそのタイミングで、
地上波テレビ東京「RACING LABO SUPER GT+KYOJO」でKYOJOが放映。
放映後、多くの人に注目され、KYOJOが6局から取材を受けた。
認知がいっぺんに上がってサーキットにたくさんの人が集まり、
強力になって激しくなったKYOJOレースを多くの人が目の当たりにした。
この2つの要素がたまたま偶然に重なって、
化学反応を起こしたかのように、爆発的な人気が出る。
多分、
化学反応を起こしたかのように、爆発的な人気が出る。はずだ。
そして、
テレ東「RACING LABO SUPER GT+KYOJO」の視聴率もグッと上がるはず。
しかし
※肝心なレースの写真は、レースを夢中になって見ていて、1枚もない。
本当は、その2時間後にやるIPSのプロドライバーによるレースが、
この日のメインイベントでしたが、
KYOJOで、すっかり満足してしまったことと、
ここ御殿場に比較的近い「藤枝」に新しいKeePer LABOが造られているので、
それを見たさに、この日はサーキットを後にしました。
新店KeePer LABO藤枝店は、
ホームセンターカインズ藤枝店の駐車場の中に建てられています。
駐車場の中にイイ導線上に作られていて、
さらに、このホームセンターカインズ藤枝店がものすごく繁盛していて、
新店KeePer LABO藤枝店の認知も、すごく早く進むことが予想され、
KeePer LABOで、それなりに時間のかかるKeePerを注文されても、
カインズの中でしっかり買い物を楽しめます。
ホームセンターとLABOは、すごく良いコンビメーションで、
いい相乗効果を出してくれます。
すでに、ホームセンターカインズとのコラボは8店舗にも実践され、
さらに今後も、相乗効果を生かしていくべく
カインズの新店建設時だけでなく、
既存店でも積極的に増やしていく事で、お互いに合意しています。
たまたま偶然に、
KeePer LABO藤枝店オープンの為の準備に来ていた
服部地区担当と増田S店、中村店長が買い物をしている所に鉢合わせしました。
当然、富士山
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2025年05月10日(土曜日)
05.10.「楽をする事」が、利口な事で、得な事だと思う輩の罪。
店舗スタッフでいる時は、
みんなの先頭に立って積極的に働いていた人が、
何らかの役職に就いたとたん、皆を働かせる立場になったかのように、
自分は動かず働かずに、人に指図ばかりする人がいる。
そういう人は役職を上にすればするだけ働かなくなるので、
もう、決して上に上げない。
経営者が役職を上げる人とは、仕事が出来る人であり、実績を上げた人なので、
そんな人が、
役職を上げたら、自分は仕事をしなくなって
部下に指図ばかりするようになったりしたら、
仕事量は減り、当然、収入も減り、会社としては損失でしかない。
また、一緒に働いていたスタッフにとっては、
今まで一緒に働いていた仲間が、
役職が着いたとたんに仕事をしなくなって
スタッフ達に指図して、仕事をやらせようとするようになった。
とても、誰もそんな指図に従う気にはならない。
作業にも気が入らなくなった。
こうなると、店舗という小さな組織が大きく戦力ダウンしているので
当然、店舗としての実績も低迷します。
会社としては損失でしかありません。
経営者としては、そういう人を
それ以上の役職に上げないように極力気を付けます。
あるいは、早々に降格して悪い事態を収拾しようとします。
成長する会社とは、
仕事が出来る能力の高い人ほどいっぱい働いている会社です。
簡単です。
その反対に
いずれ消えていくような会社とは、
仕事が出来る筈の能力の高い人ほど楽をして、
頭も体も動かさず、そのくせ給与だけは人一倍高く、
いつも座って、威張っています。
或いは、能力のない人がバタバタと働いているだけの会社も、あります。
いずれにしても、
仕事が出来るはずなのに、自分が楽をすることを優先してしまう人は、
自分が楽な仕事ばかりをして、
す・べ・き・仕・事・を・せ・ず、
そのせいで、部下たちが苦労していても、
それが自分のせいであることに気づきもせず
逆に、励ましたりしていることすらある。
しかし、
こういう人は自分が悪い事をしているという自覚が全くないので始末が悪く、
とやかく考えず、排除するしか方法はありません。
本当に、意外と、そうするしか方法がありません。
「楽をする事」が、利口な事で、得な事だと思う輩は、
役職を上に上げるまでは、全くそんなそぶりはなかったのに、
上に上げた途端にそれが表面化する人は、けっこういます。
これは組織にとって意外と大きなダメージになるので、
こまめに摘み取っていくしかありません。
ただし、
この事は、自分が現場に出て実際を見ないと絶対に分かりません。
決定権のある者が、
事務所に閉じこもって楽をしている会社では、この事は絶対に分からないので、
排除されるべき人が居続けていて、
役職が上に行くほど、
楽をして、すべき仕事をしていないので、
能力のない人がバタバタと働いているだけの会社になりがちです。
そうならないように、
自らが、「楽をする事」が、
利口な事で、得な事だと思うような輩にならない事です。
楽をする事より、思いっきり仕事をしていた方がうんと楽しいし、幸せですよね。
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