2023年12月25日(月曜日)
12.25.キーパーサンタが今年も287人の子供にやってきた。
KeePer技研では、毎年、社員の小学生以下の子供さんに対して、
その社員(パートさんも)が所属する部署のマネージャーがサンタ役になって、
クリスマスプレゼントを選び、
キーパーサンタになって、その子供さんに贈る。
子供は親からのプレゼントと、
キーパーサンタからプレゼントがあって、
親からは子供が欲しがっていた物がプレゼントされることが多いが、
キーパーサンタは、子供さんの年とか、どんな子なのかを聞いただけで、
あとは自分の想像力で選ぶので、
その子供の意表を突いたような物が送られてくるので、驚き、喜ぶそうだ。
よく聞くのは、ものすごく喜んで、
「サンタクロースは本当にいたんだ」という子もいて、親もすごく嬉しい。
今年は、287人もの子供さんにキーパーサンタがやってきた。
と、専務が言っていた。
こんな習慣は、もう30年以上も前からあって、
初代のキーパーサンタは私1人だったが、
今は、何十人かのキーパーサンタがいるらしい。
こんな習慣は、
誰かが強制した訳でもなく、命じたものでもなく、
ただ、子供たちが喜ぶというというだけで、みんなが喜んでやってきたこと。
この年末の忙しい時に、
面倒臭いことなのに
子供たちが喜んでくれるということを誰もやめようとしなかっただけで、
みんなが自主的に続けているのだそうです。
私自身、キーパーサンタが続いている事を
知らなかった時期もあったくらいなのです。
いいですね。こういうの大好きです。
KeePer LABO一宮店には、
夜、前面の道路を走っていて、ものすごく店の存在が分かりにくかったので、
内照式の明るい縦型看板がプレゼントされていました。
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2023年12月24日(日曜日)
12.24.閑古鳥鳴く店と大繁盛店の差は、紙一重。
私の家の近所に大きなパン屋があって、
何十種類もの嗜好を凝らしたおいしそうなパンと、
それをテーブルに座って食べられるお洒落なスペースがある店。
人口8万人足らずの田舎街で、いつもお客様でびっしりの大繁盛店であった。
その店は有名になって、
日本国中に二号店三号店と次々と増えて、
東京銀座にも店を出し、
有名になって今では何軒もあって人気を集めているらしい。
そうなると発祥の大府店は、この会社の中での存在意義が薄れたのか
あるいは、創業からの相棒へのボーナスなのか、
「のれん分け」に出されたようで、
店名も可愛らしい名前に変わって、明らかに店のオーナーが変わった。
しかし、
店の設備もスタイルも商品メニューも変わらず、
まったく変わらない運営であったようなのだが、
ふと気が着くと、
来店客が激減していて、
あれだけ混んでいた駐車場もガラガラになり、
店にお客様のいない、まさに閑古鳥が鳴く店に変わってしまったのです。
何がどう変わったのか、
前の道を通った時に見た目には、ただお客さんの姿が無くなっただけで、
店の建物・色・装飾も何も変わらず、変わったのは店名だけ。
何が変わったのかさっぱり分かりません。
だから、店の名前が変わる前から来ていた人は、
店名が変わってからもきっと来たはずです。
ただ、続けては来なくなっただけ。リピートしなくなっただけなのでしょう。
商品の製造効率を上げる為に、
(生産効率の維持向上は、よく教えられました。)
パンの店頭展示時間を延ばしたのかもしれません。
パンは出来立てが一番おいしいので、
時間が経ったパンを出していたこの店は
少し、美味しいパンを提供している店ではなくなっていてのかもしれません。
リピートのお客様が減ると、みるみる来店客は減ります。
来店客が減ると、店はすこしずつ閑散として、
閑散として来た店には
新しく来店をそそられるものがなくなって、新規客も激減します。
すると商品の回転がますます悪くなります。
しかし、売れる店であり続ける為には
店頭に並ぶ商品数のボリュームは維持しなければと
(そう、教わりました。)
たくさん並べるから、
新しいパンを造る量が減って、出されているパンはそのまま古くなって、
出来立ての新鮮な商品が店頭に出なくなってしまいます
パンは出来立てが一番おいしいので、
時間が経ったパンを出しているこの店は
この店は美味しいパンを提供している店ではなくなっていて、
客足がますます遠のいたのでしょうか。
どこから、こんな悪循環が始まったのか分かりません。
あるいは、店の中に入ると店の中は清掃が行き届いていて
(よく教え込まれました。)
とてもキレイで、文句なしです。
しかし、店の中の感じのいいテーブルの前の座り心地の良い椅子に座って、
店で買ったパンを、連れ合いと楽しく食べていると、
ベランダの外を囲む植え込みに雑草が伸びきっていて、それは汚い絵でした。
この店の人は、
店内の清掃をしっかり仕込まれていたので、
店の中は隙が無いほどにキチンときれいにしていたのですが、
店の外は守備範囲外なので、雑草がボウボウでも気にならなかったのでしょう。
しかし、その外を見ながらパンを食べる客には、
気分の悪い「汚い風景」でしかなく、
こんな事もリピートをしたくなくなる1つの要因だったのかもしれません。
いずれにしても、この店は、もうすでに閑古鳥が鳴いていて、
暇だから故の救われない現象がいくつも出ています。
抜け出す糸口が見えません。
この店長は、まだ店長ではなかった時、
創業者の店長からの教えを忠実に守っているのですが、
ひたすら忠実に守っているだけなのでしょう。
糸口があるとすれば、
店をあずかる自分自身が、
”客になる”ことでしょう。
客が座る場所に座って、何が見えるのか、聞こえるのか、
客の目になって見て、聞くことです。
客が立つ場所に立って、清算を受けてみること、
なりより、自分が造って並べてから一番時間が経ったパンを
自分で腹いっぱい食べてみる事です。
自分が食べて不味ければ、素人の客だって必ず不味いと思います。
お客様と直接接する商売は、
文字通り、「客観」「客感」を、
こちら側である自分が持てるかどうかにかかっているのです。
店舗を預かる者=マネージャーが「客観」「客感」を持てればいいが、
店舗スタッフの延長でしか物が見えずに考えられないと、
自分勝手な
その店舗は、多かれ少なかれお客様から嫌われます。
店舗を預かる者=マネージャーは、
「客観」「客感」が仕事の原点であり、役割であり、すべてとも言えます。
今日も、年末の大変な大仕事の結果、実績報告が続いています。
こんな時こそ、なおさら、
マネージャー達は「客観」「客感」を発揮してくれているはずです。
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2023年12月23日(土曜日)
12.23.ネット広告と、TVCM、パンフレット、看板、YouTube、
私のスマホは、携帯電話とカメラとしか使っていないので、
インターネットは、全部PCで使っています。
新しくスマホを使いこなそうと努力することが面倒臭いのと
スマホの文字は小さ過ぎて、
とても見にくいので・・・というより見えないので、
画面がでかいPCで、好きなだけ文字を大きくして使っています。
ちなみにワードで使う時の文字はいつも14フォントです。
そんな大きな画面のPCを使って色んなニュースを見たり、
調べ物をしていて目的の記事に到達しても、
必ず「宣伝」の絵が割り込んできて、ものすごく邪魔です。
インターネットの宣伝は本当に身勝手に割り込んでくるので、
イラつくし、返って、その商品に悪い感情を持つので逆効果だと思うのですが、
そんなことはお構いなしに、誰かが間違ってでもその宣伝をクリックして
甘言に引っかかって、万に一つでも売れて、
インターネットは限りなく広いので、、
ひょっとしてツボにはまってまとまった数になれば、儲かる。
あるいは何万何十万もの人が、イラつき、
その時はかえって悪感情を持ったとしても、
その商品名・サービスの名前を覚えられてしまえば、広告を出した者の勝ち。
商品名と、その商品のメリット、相手のとってのベネフィットを
相手に刷込んでしまえば、それなりの確率で買ってくれる。
それでインターネット広告の宣伝としての目的は達せられた。
しかし、考えてみれば、
それはインターネッで広告だけでなく、
テレビCMでも、好きな番組を見ているのに、
勝手に間に入って来て、
番組とは関係のない商品の宣伝を流しまくっている。
しかしそれで、その番組を見ている人は、その商品を刷り込まれ、
消費者としてその商品を選択的に買う。
テレビCMは、昔から、非常に効果的な宣伝手段で、
ネット広告全盛の今でも、なお、宣伝手段の主流の一つであり続けている。
考えてみると、宣伝というものは、
それが新聞広告であれ、雑誌広告、ラジオCM、ネーミングライツであれ、
あらゆる宣伝手段が多かれ少なかれ、
勝手に間に入って来て、多少の邪魔になろうがお構いなく
商品名やブランド名、商品メリットを出して、消費者に刷り込む。
しかし、ここに宣伝行為の限界があって、
消費者のテレビを見たり、インターネットを見る行為の中に
用もないのに勝手に間に入り込んでいって、自社の商品名を叫ぶような行為は、
一様に消費者の邪魔をするある程度の不快感を伴うので、
好感という意味では、多かれ少なかれその効果を相殺する。
それに対して、
KeePerのブランディングは、
そのKeePerコーティング施工において確かな施工技術で
お客様に満足いただけるコーティング効果を実現し、提供し続けられたことが、
お客様の好感と信頼を作りだして、リピートを生み出し、
その好感と満足が、利用者からの口コミで着実に広がったという土台がある。
KeePerはストックビジネスの形成が基本になっている。
もちろん、
KeePer技術認定店であるKeePer PRO SHOPが、
現在では6,500箇所もあるその店頭で、
パンフレットなどで丁寧に説明してお勧めした来たこと。
更に、その店頭には
無数のKeePer PRO SHOPの看板が、
日本国中に張り巡らされ、圧倒的な認知を獲得してきました。
122店のKeePer LABOはその中で
フラッグシップ店的な役割が出来たのでないかと思っています。
そんな着実なブランディングが出来上がっていく中で、
2018年から始まったYouTubeでの拡散が始まって、
口コミでの拡散の数倍のスピードで急激な拡散が広がり、
毎年30%台の成長が続きました。
インターネットでの宣伝も、勝手に記事の間に入り込む広告とは違って、
ユーザーが自分で選んで見に行くYouTubeは、
非常に好感を伴って拡がる理想的な宣伝となり、
2018年以降のKeePerの伸び率の急激な増加は
YouTubeが切り離せません。
KeePerの今があることに大きな貢献をしたのです。
YouTubeは、今後も貢献してくれるのでしょうが、
今後は、Instagram、TikTokが、どんどん重要性を増して来るのでしょう。
更にKeePerは、昨年の10月の「フレッシュキーパー」開始から、
それまでの車好きの「嗜好品」という性格から、
「雨が洗車になる」「洗車の回数が減る」という性格を持ち、
広く皆さんの生活に役に立つ「日常品」という1面が加わりました。
これは、車好きが集まる傾向の強いKeePer LABOよりも、
全ての人が来店するKeePer PRO SHOPでの販売が圧倒的に好調で、
広告方法も、幅広い人が見るテレビCMがすごく効いているようです。
このTVCMは、12月まで3番組を提供のタイムのCMが続き、
1~3月は休止の上で、4月から復活していく予定になっています。
さて、ここまでは過去からの話です。
2024年以降、未来に向けKeePerは大きく進化して行こうとしています。
・・・・・・・・
(だから、この先は2024年になってから上げようと思います。)
ところで、
今日は大晦日のゴールまであと9日間の全社総動員スタートの日です。
しかし、北国、日本海側では記録的な大雪が降ったそうで、
富山に住む我が娘から40cmも積もった雪の写真が送られてきました。
だから、
この地域にある何店舗ものKeePer LABO店は、
実績的には壊滅的だろうと思っていたら、
いずれも中々の売り上げがあるのです。
上の写真の富山の、KeePer LABO富山店からの日報。
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本日は雪が降り生憎の天候でしたが、
キャンセル無く、お任せ頂き、
お客様にお喜び頂きました。
この後もお預かりしているコーティングの作業がございます。
しっかりキレイにして、お客様にお喜び頂きます。
富山店 森 公希
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【本日】
実績:279,609円
来店台数:6台 (平均単価:46,602円)
(PM)1台 (C)2台 (DA)2台 (EX)0台
人時生産性:7,767円/時
累計前年比:130.1%
累計予算差:1,173,253円
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だそうです。
あの積雪の中、よく来ていただけるものです。
驚きというよりも、
もうあきれるほどです。
他の雪国の店舗も似たようなもので、
こんなチラシが少しは効いたのかもしれません。
もちろん、雪が降っていない太平洋側の店舗は、
もうホントに、今日はもうびっくりです・
KeePerに対する不思議なまでの大きな需要は、すごいですね。
どうでもいいですが、
私の布団の上で、子ミミが目を開けてじっと寝ています。
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2023年12月22日(金曜日)
12.22.愛知県で約二年半ぶりの新店KeePer LABO西春店キックオフ。
今年の営業があと9日となった年の瀬、
突然の急激な寒気と日本海側の顕著な大雪に、
日本国中のKeePer店が震え上がっているかと思えば、
今日がまだ平日だとは思えない程の力強い実績日報が、
続いて届いています。
暖房の効いた事務所や営業所のみんなも、
「明日からLABOに入ります。」と、嬉しそうに張り切って言います。
この会社は、本当に不思議な会社です。
ここまで見事にやらせる側とやらされる側が分かれていずに、
みんなが同じ方向を見ているような会社は、そう滅多にあるものではありません。
デザイナーや事務職、営業職の連中は、
今日の金曜日まで仕事があって、明日から土日の休日になる筈なのに、
その明日から大晦日まで9日間、
びっしりと激しく仕事が詰まるLABOの現場で、
みんな嬉々として全力を尽くすのです。
途中で休むと、盛り上がって来ているアドレナリンが、途切れてしまうので、
続けて仕事をするのだと、
デザイナーの一人が言っていました。
お客様が喜んでくれることが本気で嬉しいと言うのです。
この会社には、不思議なすごいことがいっぱいあります。
そんな今日、
来年の1月22日に新規オープンするKeePer LABO西春店の
キックオフミーティングがありました。
実に、愛知県内2年3か月ぶりの新店オープンだそうです。
愛知県にはこれで26店目、
全国の直営では110店目、
FC店を入れて全部で123店舗目の新店です。
初めての新店を担当、武藤課長(店長)
2回目の新店立ち上げ、かこチーフ。
素晴らしいコミュニケーション能力を持つ
たけざわさん。
新店に勤める機会が嬉しいと言っていたすずき君。
服部マネージャーが担当する。
これは、まだ叩き台です。
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2023年12月21日(木曜日)
12.21.中部経済新聞に二か月連載で載るそうなので、まず、1/50。
中部経済新聞という中部地方のローカル経済新聞社から、
来年の9月から10月の二か月連載で、
私が書いた文章を載せるというお申し出をいただき、
私のような者にとっては大変名誉なことでしたので、喜んでお受けしました。
1回800~900字で、自叙伝的に、しかし書きたい事を書いていいそうなので、
一応、時間系列にして、しかし、
書きたいことを好きなだけ書いていってみようと思います。
2か月連載で50回分だとおっしゃっていたので、
たぶん、一週間に一回は定期的にお休みがあるようです。
もともと私はほぼ毎日、
でも、一週間に一度平均の休みで
谷 好通コラムというブログ(これ)を書いているので、
連載が始まってから書いてもいいし
今から9か月かかって、ゆっくりと
連載で書く文章50話分を分けて書けば、
文章を書く”量”自体は増えないので、お茶の子さいさいのはずなのです。
ひょっとして、新聞に連載で載せる分は、
先にブログに出してしまってはいけないと言われたら、(今度聞いてみます。)
その時はその時で、何とかなるでしょう。
では、まず最初の、第1話。(出生からポリオ、そして決闘)
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谷 好通 1/50話、
谷好通(72)は、1952年3月18日に愛知県大府市共和町で、地元の大きな機械製作工場勤務の谷武と、刈谷市の農家出身の谷えつの平和な家庭に生まれました。4才の時に、当時日本国中で猛威をふるっていたポリオ(脊椎性小児麻痺)に罹りましたが、とても背の小さな母が、4才にしては大きな体の私を背負って隣町の安城厚生病院に1年以上治療とリハビリに通い、そのおかげで私は左足の膝下の筋肉が無い全体に委縮しているだけで済みました。
しかし当然、小中高での徒競走、マラソンの類は常に全校のビリ。今で言えばいわゆる「かわいそうな子」でした。しかし、この時に、いわゆる”惨めさ”に対する強烈な耐性が着き、どんな事があっても平然とめげない図太さが身についたものと想像します。また、小学校2年生の時には、そのころ住んでいた名古屋市南区で伊勢湾台風に遭って死にかけましたが、九死に一生を得ました。
中学校に入ってからはそこそこお勉強は出来て、一年生の時には学年450人の内、一桁に入るぐらい成績だったのですが、そのせいで担任の若い先生から贔屓され、それに反発した同級生の一部から執拗にいじめられていた経験があります。ただ、その学年が終わった修了式の日、いじめの中心だったいじめっ子的同級生を階段の踊り場に呼び出し、決闘して、コテンパンにやっつけました。
その時、その同級生が血を出していたこともあって、私は先生からこっぴどく叱られ、その時から学校の先生達からの私の評判はひどいもので、いつも悪い意味で目を付けられる存在でした。しかし、その時から逆に友達はいっぱい出来て楽しい中学校生活だったような気がします。この時の経験から、今の私のいわゆる優等生ではない、良い子ではないという資質が育まれたのかもしれません。
それでも中学校までは結構勉強も出来て高校も進学校に行ったのですが、なぜかそこまで。一応進学はしたのですが、アルバイトで始めたガソリンスタンドでの仕事が面白くなって、19歳の時、その会社の社長から小さな店舗を店長として任されたのをきっかけに、学校を辞めてしまいました。
だから私の学歴は高卒です。
4才の時、ポリオで母に背負われて通った当時の安城更生病院。
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