谷 好通コラム

2023年09月19日(火曜日)

09.19. ぐきっ。

今朝のトレーニングで。

悪い方の足を強化するようなことをやった。

4才からの弱い方の足は、

トレーニングで強化できるような種類の障害ではないのだが、

若いトレーナーは何とか出来そうだとか思ったのだろう。

そう言われると私も何だかその気になって、つい、無理してやったのだが、

無理なものは無理なので、少し痛めてしまったようだ。

 

今日、事務所の中で少し歩いて喫煙所に行き、

立ち上がろうとした時、弱い方の左足の足首をぐきっとやってしまった。

久しぶりの本格的な”ぐきっ”で、しばらく歩けなくなって

事務所に車イスを持って上がってもらって、

初めて、車イスで事務所を去った。

 

これが一つのターニングポイントになって、

これから、本格的な車いす生活になるのか、と、覚悟をしながら帰って来て、

いつものようにビールを飲んだら、気が晴れて、

こんな場合の左足首をかばうような歩き方をすぐに覚えて、

また、復活出来たような気になっている。

じっとしていれば全く痛くない。

歩く時に、今までのような無意識の歩き方が出来なくなっただけだ。

 

大したことは無い。

こんなことは今までに何十篇もあった。

こんな時は耐える事でもなく、我慢することでもなく、

新しい手段を編み出して、

気持ちは、今、起こっていることを無視することだ。

大したことはない。

 

そんな些細な事より、

今日は新しいLABOの新店たちの新しいビジュアル案が出てきた。

以前に何度かOKを出しているのだが、

担当者たちが、自分たちで更に考え、この方が良いと思ったら、

新しい案を平然と出してくる。

 

誰も服従せず、

誰も、誰にも使われず、

誰も、誰にも忖度などせず、

この方がいいと思ったら、平然と自分の考えを持ってくる。

 

本当の事を言うと、実はこれが、KeePerの最大の強みだ。

私もまだやる事がいっぱいあって、

車いすなど、まったく大したことでもない。

 

今年中に出来る、あるいは、かもしれない三軒の新店達。

 

福岡 KeePer LABO 早良店

 

KeePer LABO 岡山店

KeePer LABO宇都宮店。トレセン付きの大型店。

 

 

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2023年09月18日(月曜日)

09.18.意外な”鮎”が美味しかった。味も、要は客にとってどうなのか。

この土日月の三連休、シルバーウィークとも言うそうだが、

土日と、結局、また仕事っぽい日になってしまったので、

最後の今日だけ、家族と一緒に、仕事っぽくない日にしようと、

岐阜の郡上八幡の方にドライブして、

今が旬の”鮎”を食べようということになった。

その途中には、

ちょっと寄り道すればLABO可児店に行けるが、そこはグッと我慢する。

 

出かける前には、ネットで郡上八幡周辺の鮎料理を看板にしている店を調べ、

特に、地元の人に評価の高そうな店を選んで、決めて、

NAVIに入れ、まっしぐらにに向かう。

午前10時過ぎに出かけたので、目的地に着いたのは12番過ぎ。

その店は、お昼ご飯を食べに来た地元の人達でいっぱいだったが、

少し待って、カウンター席が空いたのでさっそく入る。

メニュー見てびっくり、

今のシーズンは、一応、鮎が一押しになっていたが、

メニューには、魚だけでも鮎、あまご、イワナ、マスなぜか鯖、鮭まであって、

それぞれに塩焼きだけでなく、刺身、煮つけ、鮎は押し寿司まである。

しかも、「単品」「定食」から「ミニ懐石料理の上・並」

肉は、地元のブランド牛肉、鶏肉、豚、猪、鹿、なんと熊、

それぞれが「鍋」で食べられ、

組み合わせによって親子丼、他人丼があり

なんとそれぞれのカツ丼まである。

もちろん何種類かのカレーもある。

そのメニューの種類はゆうに百種を越えている。

 

しかし鮎が旬の今、

ビッシリの地元の人のほとんどが鮎を食べるのかと思えば、

猪鍋とか、何とかかんとかのカレーとか、

みんな見事にバラバラだ。

それでもかろうじて鮎は複数の人が頼んでいた。もちろん多数ではない。

 

私達はもちろん鮎を食べにわざわざ来たのだから、

「鮎の塩焼き定食・1,500円」を注文した。

20分、料理が出るまで待って、

出てきたのは、おいしそうな小ぶりの塩焼きの鮎二匹と小鉢がいくつか。

それをもちろん美味しく食べて、

ちゃんと美味しかったが、なぜか、鮎を食った~感がない。

もちろん何の不満もなく、後悔もないが、なぜか、鮎を食った~感がない。

いつものご飯を食べた。

また、昼ご飯を食べた。という感じだけが残るのだ。

 

それから近頃の習慣として、

近辺の「道の駅」をNAVIで探して、行った。

1つ目の道の駅はなかなか良かった。いくつか土産を買って。

一度高速道路に戻る。

1つ向こうのインターで降り、2つ目の「道の駅」を探す。

2つ目の「道の駅」は「古今伝承の・・・大和」とか、

(ちゃんとした名前を忘れてしまった。)

ここはずいぶん大きな規模で、

いくつもの建物に分かれていて、

それぞれに地元産の野菜とか、木の細工物とか、

すごい楽しい道の駅だったが、

帰り際に駐車場に近い建物の奥に、「鮎の塩焼き」とだけ書いてあって、

奥の方でオジサンが大量の「鮎の塩焼き」を焼いていた。

 

もう、帰る間際だったのでどうしようかと思ったが、

せっかく、今日は「鮎を食べに来た」のだから、

最後にもう一匹だけ買って食べてみた。

そうしたら、ものすごく強く「鮎の味」がして、

びっくりした。

「そうだよな、旬の時にわざわざ”鮎”を食べて来るのは、

この味と香りが欲しかったんだよな~」

と、つぶやく。

 

では、地元の人たちから愛されてるさっきの大きな

百種類位以上のメニューの大繁盛の店のあの鮎は何だったのか。

 

色々考えて、

出した結論は、

最初のあの大きな大繁盛店は、

地元の人達が、いつもごちそうを食べに来る所で、

鮎は、たまたま今が旬だが、いつものごちそうの一つなので、

いちいち鮎っぽさが強くなくても、十分に鮎であり、毎日食べる鮎なので、

いちいち鮎っぽさが味や香りに強く出ているより、

普通に鮎の方がいつも食べられる鮎だったのではないだろうか。

 

この大繁盛店は、地元の人にいつも使われているので、

薄味で、いつも食べていても食べやすい味の鮎だったのではないだろうか。

 

観光客相手の道の駅での、あの強烈に鮎の味と香りの強い鮎は、

たまにしか食べない私達にとって、強烈に美味しかっただけ。

そういうことかもしれない。

 

本当にそうなのかどうなのかは全く分からないが、

商品は、それを買うお客様にとっての価値で決るものなので、

地元の人に良く使われているあの店の鮎は、

たまに来る観光客が求める鮎と同じ味ではない事は何となく納得できる。

しかし、私はあくまでも観光客なので、

次にうまい鮎を食べに来た時は、

間違いなくあの道の駅の鮎を食べに来るでしょう。

 

商品は、それを買うお客様にとっての価値で決るもの。

商売にとって、当たり前すぎるほど当たり前のことだ。

売る側の独りよがりは、買う側にとっては全く価値がなく、買わない。

 

今日は、仕事らしいことは何もしないと決めたのだけど、

頭の中は、仕事モードから一歩も外れていないダメな私でした。

晩ご飯は、リンカーハットの「お好み焼き風皿うどん」

これは写真に偽りありで、マヨネーズが許せないぐらいかかっていた。

こんなハイカロリーは、

シャツがはち切れそうな私にはほとんどである。

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2023年09月17日(日曜日)

09.17..「私たちは、今、会社にいますけど・・」私「はい、はい、ハイ」

昨日一日、

「ビッグモーター」の「ダイヤモンドコート」への懸念について、

店頭に貼り出すポスターの原稿とか、

ネガティブを帳消しにするようなポジティブキャンペーンの原稿とか、

色々な文章を即興で書いて、社内にメールで配布したら、

次の朝、つまり今朝、

携帯電話がかかってきた。

「昨日もらったメールの原稿を形にしようと思って、やり始めて、

私たちは、今、会社にいますけど・・」という、

 

意外ではないけど、

今朝早々、早速こう来るかと思いながら、

「じゃ、俺も今からそっち行くよ」

つまり、面倒くさそうに「はい、はい、ハイ」って感じで

私は嬉々として会社に出ていった。

 

こういう反応が速くて、動きの軽い奴が好きだ。

マーケティング部の佐伯課長と、営業部の三浦統括部長。

 

で、造り上げたのがこんなポスター。

 

これを、すぐに、

同じような時間の軽さとスピード感を持っている馴染みの印刷屋に連絡して、

A2サイズで6,600枚刷ってもらい、

来週の金曜日化土曜日には、

全国120店のKeePer LABO

全国6,439店のKeePer PRO SHOPの店頭に貼り出されるように手配をした。

午前中の一仕事。スピード感のある仕事はこんな感じで実現する。

 

ご苦労様でしたの意味で、

近くの「富木島食堂」というメシ屋でお昼ご飯をみんな食って、

午後からは、

スーパーGT「仙台SUGO戦」をテレビ観戦。

今年はフルカラーの「KeePer ○○○××号車」という

明確な応援すべき車が無いので、どうも、キットに出かける気にならない。

スカパーで生中継をやっているので、

イカンと思いながらも、ビールを飲みながらのテレビ観戦になりがちだ。

とは言いながら、

当然、レースは伯仲して、

このレースでは、

KeePerが応援している車の一つ№17アステモが、見事に逆転優勝した。

しかし、KeePerはどこにもない。

正確には車のどこか小さくとドライバーの胸に読める大きさにロゴがあったが、

私達が気着いただけなのではないか。

 

みんなが一生懸命に稼いでくれた大金を注ぎ込んで、これではダメだろう。

しかし、もうすぐ10月だというのに

来年のフルカラーの手掛かりはいまだにゼロだ。

なぜ、こんなにモタモタしたことになってしまったのか。多分もう無理だ。

来年はどうしようかと考えてしまう。

応援している車が優勝しても、

なお、こんな冷えた状態では・・・・、

このままではダメなことだけは確かだ。

 

元気が無くなった時は、

LABOに行って、みんなに会ってくるのに限る。

午後からLABO東海店と、LABO大府店に行った。

両店とも我が家からは最短距離店。だが、

両店ともビッグモーターからみなのか少し元気が無い。

その辺の様子も聞きたかった。

とは、言うものの、

関東のLABOも含めてみんな完全に元気に戻っている。

Web上に、「お知らせ」を載せたのが功を奏したのか、どうなのか、

みんな完全に復活している。

だから、

今日のLABO東海店とLABO大府店に行ったのは、

みんなに、

会いたかっただけなんだろうと自分でも思う。

 

KeePer LABO 東海店

 

重松チーフと桑鶴店長。

いのうえ君とのだ君。

たけざわさんと、いしかわさん。

可愛いので、もう一枚。

おだ君

 

KeePer LABO大府店

ごとう君、ひぐちチーフ、たぐち店長。

かわかみ君、わしお君。

たまむら君

 

明日もきっと大晴天。

 

 

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2023年09月16日(土曜日)

09.16.それでも、私はいつまでも臆病者であろうと思う。

昨日のブログで、

ビッグモーターの「ダイヤモンドコート」が、

KeePerの「ダイヤモンドキーパー」と混同されて、

ピッグモータのコーティングとはKeePerだったのかと誤解される恐れがある。

するとKeePerに対しても、

ビッグモーターに対する世間の強いネガティブ感情に引きずられて

同じようなネガティブ感情を持たれる恐れがあるという懸念を伝えた。

そして、これを防止する為に、

店頭に「告知のポスター」を貼ることを指示した。

 

しかし、

私のそのメールに対して、

LABOの店長や、マネージャー達が送ってきた返信のメールが泣かせる。

 

「KeePerLABOは、やはりお客様に直接ご満足して頂き、KeePerの良さを実感して頂く場所だと思うので、全スタッフで、しっかりと自信をもってお客様にkeeperのキレイを提供し、お客様を大歓迎、大満足で運営していればお客様にもご安心して頂けると思います。」

とか、

 

「いつも洗車でお任せ頂くお客様が、10月に新車納車されるからkeeperをしたいと仰ってくださいました。

お選びいただいたのは、ここでいつも洗車任せてキレイにしてくれるからと、キーパーラボを信頼いただいています。

さらに満足を積み上げていくために、いつも通りバッチリキレイにして、

キーパーラボとして、キーパーの品質でお客様に喜んでいただき、また来ていただく事、お客様の事を第一に考えていきます。

どんな時もいつも通り自信を持って、お車のキレイを実現していきます。」

とか、

 

「コーティングに関して不安に思っている方が、私が対応させていただいた

お客様にもいらっしゃいました。

そのお客様は知り合いがキーパーを施工していたので、知人の方に色々聞いたようで、知人の方が「すごいキレイにしてくれるし、信頼できるよ」

と聞いたので不安もなくなりご来店いただきました。

自信を持ってしっかりキレイを提供していれば、お客様も力になってくれると感じました。

「キーパーは信頼できるよ」「キーパーに任せれば間違いない」

と一人でも多くのお客様に言っていただき、どのお客様も安心してご利用いただけるよう自信を持ってキレイを提供し、満足していただきます。」

とか、

 

これは最初のメール三人分だけで、こんなのがいっぱい来るのです。

奴らは、決してキレイごとをリップサービスで言うような奴ではないので、

本気で書いてきているのでしょう。

本当に私の取り越し苦労だったのかもしれません。

確かに、

今日のLABO店舗の実績報告を見ていると、

ビッグモーターに関わるネガティブ懸念は、

吹っ飛んでしまうような

私の取り越し苦労であったのかと思わされるような

晴れの土曜日らしい絶好調な実績報告でした。

 

本当に私の取り越し苦労、

あるいは私の臆病だったのかもしれません。

そうだったら、そうで、

私は本当に良かったと思います。

 

私もこれに懲りて、

もっとデーンと構え、ちょっとした思い付きの懸念に大騒ぎしないように、

大人になりましょう。と、思うかと言えば、

全くそんなことは無い訳で、

私は、いつまでも、ちょっとした懸念にもすぐに大騒ぎするような

正しく敏感な”臆病者であり続けよう”と思います。

本当にそう思うのです。

 

我が家の老猫チーちゃんが、私をのぞきに来ました。

こんなオバアチャン猫になっても、チーちゃんの好奇心は衰えません。

教えられます。

 

リンダもやってきました。

 

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2023年09月15日(金曜日)

09.15.ビッグモーターの「ダイヤモンド”コート”?」・・なに?それ、

今日、ある保険会社の方と話をしていてびっくりした。

その方が言うには

「私も、ダイヤモンドコーティングしていますよ。」

その言葉に対して私が、

「それはダイヤモンドキーパーですよね。」

するとその方が、

「いえ、ダイヤモンド”コーティング”ですよ。
1年前、ビッグモーターさんでかけました。」

と、おっしゃる。

 

ダイヤモンドコーティングと

ダイヤモンドキーパーとは、

頭のダイヤモンドの文字は同じなので、混同したとしてもおかしくはない。

その保険会社の方は、

本当に「ダイヤモンド”コーティング”」と、

「ダイヤモンドキーパー」を、、

同じだと思って「私もやっている。」と、嬉しそうにおっしゃったのでしょう。

 

嫌な予感がした。

 

ネットで、ビッグモーターに関わるニュースを調べてみたら

ビッグモーターの不正の数々の記事の中に

「ダイヤモンドコーティング」或いは

「ダイヤモンドコート」の単語がよく出ていて、

手抜きとか、施工証明書も無いとか、悪いサービスの一つとして書かれている。

 

これを見ていてちょっとゾッとした。

 

KeePer技研は、

ビッグモーターと取引きをしたことはまったく無いし、

ピッグモーターでKeePerが施工されているとも聞いたこともないし、

営業部がビッグモーターに営業をかけているとの話も聞いたことがない。

過去、現在、未来においてビッグモーターとは完全に無縁と言える。

 

それで、あわてて、

KeePerのホームページのトップに、早速、バナーを貼ったのです。

 

 

今まで、ビッグモーターの不祥事のニュースは、

「悪い事はしちゃいかんなぁ、一発で命取りになってしまう。」と思い、

みんなと話していたぐらいで、

お客様からも何も言われていないし

私達とは全く無縁な、よそ事として聞き流していたのですが、

まったく意外なところで、

不気味なものを見つけてしまったのです。

変な影響が出ていないものか、よく調べてみなければなりません。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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