2023年11月11日(土曜日)
11.11.ピンゾロの日、ピンゾロの思い出。
今日は11月11日、
1年でたった一日だけ、同じ数字が四つ並ぶ日です。
だからと言って今日が「ピン(1)ゾロの日」なんて訳はありません。
でも、何かあるかもしれませんね。
しかし、ピンゾロと言えば1・1であって、
11月11日ならば、ピンピンゾロ目とか、Wピンゾロ目とか、
何か言い方がありそうです。
下駄の日とか、ポッキー&プリッツの日とか、麺の日、+-+-で電池の日、
など色んな記念日になっています。
ところで、ある程度年配の車好きの人とかレース好きの人に、
「僕はピンゾロでレースやっていました。」などと言うと、
大変喜びます。
レースで「ピンゾロ」と言えばAE111カローラレビンのことで、
ハチロクAE86と同じように、
古いカローラレビン(orスプリンタートレノ)での草レースの事です。
私は20年以上前に、
山口県の美祢サーキットでAE111のN-1仕様のレースカーで
ジュニア耐久レースに出ていたことがあります。
これは普通のクラッチとミッションの車で、
まだ50歳前後、わりと普通に歩けた頃で、
レースカーの重いクラッチをエイヤっとダブルクラッチで踏み、
ヒールアンドトゥでシフトダウンしながら、激しくレースをやっていました。
我ながら、今の車イス姿からは想像もできない事です。
あのコメは文字通り世界中を飛び歩いていました。
11月11日、ピンゾロになると、あの頃を思い出します。
ドライバーは谷 好通です。
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2023年11月11日(土曜日)
11.11.平気で水道代引き落としにする神経。
私は4才の時ポリオに罹患して左足が委縮している。
若い時はそれを不便したことはほとんどなかったが、
社会人になる頃に母親に勧められて申請した身障者手帳を持っている。
だから、
その頃は名古屋市から、今は大府市から
何とか言う身障者の手当を月に4千数百円もらっている。
わずかと言えばわずかだが、
それでも手を付けずに忘れた頃には、20年も経てば100万円位にはなるので、
印鑑のない暗証番号だけの内緒の預金通帳に入金される形にして、
言って見れば私のへそくりのようなつもりで放ってあったのです。
・・・・・・・
それから本当に二十数年経って、
自宅の引っ越しがあった時、
荷物の中からその通帳が出てきたので、早速記帳して見た。
百数十万円は貯まっているはずだ。
記帳した通帳は当然1冊で済まず、
2冊に渡って、
同じ金額の入金がスラ~っと並んでいるが、
その隣に、ばらばらの数字の出金もズラ~っと並んでいる。
しかも、最終残高はたった数万円しかない。
「え~、なにこれ?」
”出金”のバラバラの数字の頭には「水道料金」と書いてあるではないか。
犯人は当然、我が相棒の連れ合い。
私は、昔から内緒が全く出来ないので、
連れ合いは、私の秘密の通帳なんてとっくの昔に知っていて、
毎月、毎月、大府市から4千数百円入金されてくる通帳を、
「水道代の支払いにちょうどいい」と、引落とし指定してしまっていたのです。
連れ合いは暗証番号なんてとっくに知っています。
ひどいではありませんか。
身障者が20年先を楽しみに細々とした身障者手当を貯めていた通帳を、
ちょうどいい。と、水道代の引き落とし口座にしてしまうなんて、
身障者いじめとして下手すれば新聞沙汰になるくらいひどい話です。
・・・・・・・・・
・・・・・とは言うものの、
私は自分を足が悪いから可哀そうだなんて全く思った事がありませんし、
我が連れ合いも、見事に全く思っていません。
だから、二十年ぶりに見た秘密の通帳が水道代引き落としで空っぽであっても、
大笑いして終わりなのです。
私は自分の障害を全くネガティブに思った事がなく、
歳をとって足の変形が進んで
今ではほとんど歩けなくなっていて車イスに乗るようになって、
障害も2級になっていますが、
未だに自分を気の毒とも何とも思っていません。
だから、
私の事を気の毒なんて全く思ってもいず、
私の身障者の手当てが振り込まれてくる通帳を、
平気で、水道代の引き落としにするあの神経も大好きなのです。
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2023年11月10日(金曜日)
11.10. あくまでも主観的な1Q決算についての見解。
この報告は、あくまでも谷 好通個人の主観的な報告であって、
先に開示された1Q決算報告を修正するものではなく、
乖離があれば、それはこの報告の誤りであり、
開示された1Q決算報告の数字および内容がすべて正しいものです。
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常に前年比125%実現を目指して物事を進めていると、
妙に歯車が合わなくなってしまうことがあります。
この7月、8月、9月が、そんな三か月でした。
LABO店舗の売り上げは特に12月に集中していて、
平月の150%近くまで集中します。
この超繁忙期12月には、営業職スタッフから事務職スタッフまでが
総動員でLABO店舗に出て作業にかかって乗り越えるのですが、
やはり正規のLABOスタッフの絶対数の確保が一番肝心です。
このスタッフ数確保を意識して、夏から募集、採用、教育を始めるのです。
今年は、中途採用の応募数も多く、
順調に採用を積み重ね、
夏の時点から今現在に至って前年比130%のスタッフ数が確保できました。
今年は、夏から年末にかけて5~6軒の新店オープンの予定もあったので、
これはこれで、一時的にも人が余ってしまうような事態は無いと計算しました。
しかし、新店建設の常で手続き上の問題とか、変更があって
年内の新店は3軒にとどまる事になり、
一時的にスタッフ数オーバーの事態が予想されました。
しかし、年明けには6か月に12軒の新店が予定されているので
予定以上の人員アップも、むしろ良かったこととしました。
しかも、
LABOの売り上げ実績は平均して125%をキープしていて、
更に製品卸部門が非常に好調だったので、
全く問題にはならないと考えたのです。
しかもその前に、
中期計画の予定には上げてなかったベースアップを
世のインフレから社員を守るためにも、実行すべきと考えて、
期変わりの7月から実行していたので、
その結果、人員”数”が前年比130%だけでなく、
人件”費”も予算をオーバーして前年比130%の結果となったのです。
しかし、この人員数は12月においては適正人数であり、
さらに年明けに12軒の新店ラッシュが始まると、
これでも、むしろ足りなくなってきます。
現在のオーバー気味の人員数と、人件費のオーバーは
少なくとも12月時点で必ず解消されてきます。
しかも今年は、前年のこの時期にはなかったテレビCM3か月分、
約1億円が最初からオーバーします。
これは、最低、今期中は継続します。
それでもLABO125%、製品卸135%がキープ出来れば、
営業利益前年比115%クラスにはなって1Q限定としては問題ありませんでした。
7月の時点ではそうでした。
しかし、8月と9月に起きたBM絡みで
ダイヤモンドコートとダイヤモンドキーパーの、
ダイヤモンド被りからり言われなき誤解からとばっちりを受けて、
約6週間、(8月から9月前半にかけて)
特に大都市地域で、目立った売り上げダウンがあって、
約1億円分の売り上げがダウンしたのです。
これは気が着いたのが速かったので、対策を素早く打つことが出来て、
9月後半からは悪い影響をほぼ無くすることが出来ています。
2024年6月期第一四半期の売上高が25.7%増加にもかかわらず、
経常利益0.1%増加、四半期純利益に至っては0.1%減という不自然な結果は、
主に、このような要素があって発生しています。
しかし、
人件費オーバーは、12月以降は解消し、
BM問題はすでに解消していて以降に影響することはありません。
とは言うものの、
こういう時こそ販管費の細かい所にまでの再点検が必要です。
いくつかの箇所に無駄を感じます。
みんなで謙虚になって、総点検をします。
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2023年11月09日(木曜日)
11.09.すべての原点は現場にあり、体を動かせる事を誇りに思う。
事務所の机に座ってPCを叩き、計算をし、文章を書き、
電話をして指示を出したり、情報を集めたり、
議論して何かを決めたりして、
そんな仕事をする者を頭脳労働者として、
体を動かす仕事より優越した仕事だと勘違いし、
体を動かして価値を作り出している者を
肉体労働者と馬鹿にしている者が多くいます。
しかしその者を、
例えばバックヤード店長とか、
頭でっかちな奴らと言って、私達は逆に馬鹿にします。
本当にそんな奴らは使い物にならないのだから仕方ありません。
体を動かさない仕事、頭脳労働が
仕事の質の高さを示しているとする救われない勘違いは、
明治以来の学歴偏重の悪しき歴史、風潮の副産物なのでしょうか。
偏差値の高さを頭から否定するものではありませんが、
肉体を使う仕事か、
使わない仕事かで、
仕事の質の高さ、貴賎を決めるのは勘違いであり、愚かな誤りです。
むしろ頭脳も自らの肉体と同じであり、
頭脳労働と肉体労働の区別そのものが意味のないことないでしょうか。
そんなことは当然として、
自らの肉体(頭脳含む)を活かし、
それを自らの感性と共に使って、
人の為になる何らかの”価値”を作り出すことが、すなわち仕事です。
だから座っていることそのものが大好きで、
それが上等な仕事だと勘違いしている者は、ただの怠け者でしかありません。
使い物になりません。
計算仕事、整理仕事、対応仕事は、
もう何年もたたずに、ことごとく生成AIに駆逐されます。
AIの記憶力、計算力、検索力、データの蓄積力に
勝てる人間の頭脳力はなく、
判断力はまだ人間の物ですが
AIが自立した判断力や決断力を持った時、
人間はAIを制御できるのか。
それが人類の存亡の問題となっているように、
頭脳的な能力において人間はAIに負ける事が運命づけられている。
しかし、人間の感性、
例えば美しさや、美味しさ、やさしさを作り出すのは、
人間の感性と、感性が動かす肉体を動かしてこそ創り出せるもので、
心が作り出す「人の幸せを願う心=愛」は、
人の悲しみを自らの悲しみと感じ、
人の喜びを自らの喜びと感じる心、ミラーニューロンは、
高等な霊長類、類人猿と人間だけが持っている際立った能力で、
それは食物連鎖・生存競争の原則からはみ出た「心」の存在なのでしょうか。
AIは、それを理解出来るでしょうか、身に着けられるのでしょうか。
心が感じる美しさの価値とか、
美味しさなどの価値、やさしさの価値は、
人間の感性と、
人間の感性に動かされた人間の肉体からしか
作り出せないのではないでしょうか。
私は、自らの感性が動かす肉体を思う存分働かせて
美しさという価値を作り出して
お客様の感動と喜びという共感を作り出して、
自らの喜びとしている我らが仲間達を誇りに思い、共感し、心から愛します。
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2023年11月08日(水曜日)
11.08. おっUFOか? いえいえ素晴らしくキレイな木星でした。
さすがに11月、
ちっとも寒くならないが、空は午後6時過ぎには真っ暗になる。
太陽が完全に西の空に沈んだ。
こんな時に月が東の空に出ていれば満月になる。
地球を挟んで月が太陽と反対側にあるので、
月の太陽に照らされた側が地球に向いているので明るい満月になる。
しかし今日は月がないので、東の空はただ真っ暗だ。
そんな暗い空をふと会社のベランダ(喫煙席)から見ていたら、
東の空のちょっと上の方に白い点が二つ見えた。
ジ~っとその点を睨んでいたら、二つの白い点が少し動いたような気がした。
「UFOか?」と思って、
眼鏡を掛けたらはっきり見えて、点は一つであることがわかった。
それでも、
「お~い、UEOみたいだよ」と、事務所の近い人を呼んだ。
そしたら、
駆け付けたデザイナーの中島君が
「あー、あれは”木星”です。」ときっぱり。さらに
「今のシーズン、東の空に、今ぐらいの時間、”木星”が見えるんです。」と、
私は、いっぺんに中島君を尊敬してしまった。
今の季節に、今の時間、東の空に、木星がある事を”知っている”とは、
私には尊敬するに十分に値する素晴らしいことだ。
私はこの会社の経営責任者であり、長く生きてきて、長く仕事もしてきて、
いろんな面での能力も上である事が多い。
会社での地位も上だ。
しかし、
だからと言って、私の方がなんでも正しい訳ではなく、
私の方が価値がある訳でもなく、
もちろん私は彼より偉い訳でもなく、
上から教育する立場でもない。
さらに中島君は私の言うことには何でも服従しなければならない訳でもない。
私は中島君とは違う人間であるだけで、もちろん貴賎の違いもない。
しかし、
彼は、今の季節の、今の時間、東の空に、木星がある事を”知っている”から、
私は彼を尊敬してしまった。
人は、
自分の方が地位が高かったり、
歳が上であったり、
学歴が上であったり、
権力を持った立場であったりしても、
だからと言っても
人に服従を求めたり、
何かを強要したり、
上から一方的に教員する立場であったりする訳ではない。
今の季節の、今の時間、東の空に、木星がある事を”知っている”人の方が、
自分を権力ある者、権威ある者だと勘違いしている偉そうな人より、
うんと、うんと尊敬する価値があるのです。
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