2025年06月29日(日曜日)
06.29. 人は、時と共に、刻々と変わっていくものとはいえ
いい意味でも、悪い意味でも人は時間と共に変わっていくものです。
良い意味では、
人は学習できるので成長し発展することが出来るし、
自らの欠点を否定することで自らを改め正すことも出来る。
しかし逆に、
見た目を変えることで、自らが別人に変わったようなフリをすることも出来る。
特に、多くの人は「見た目」を気にしていて、
自分が他人からどう見えるのかにすごく神経を使うし、大きなお金も使う。
テレビを見ていると、大っぴらに「若見え」とか「小顔見え」などと言うし、
「・・・・に見える」が、
その人の価値観がどうなのか、どんな能力を持っているか、
どんなことをしているか、などに対して、
「どう見えるか」が優先している。
乱暴な言い方をすれば、
その人がどんな人なのか、
優しい人なのか、人を不幸にする悪い人なのか、善い人なのか
ということよりも、
カッコいい人なのか、一緒に歩いていて自分がカッコ悪くないか。
どんな仕事をして、
世の中に役に立っている人なのか、よりも、
何に見えるか、どう見えるかを気にして、
自分の実態よりもより良い見た目の演出の方に、みんな夢中だ。
つまり、実態よりも見た目を繕う行為は、一種のペテンに違いない。
人はつい最近、人工知能を造り上げて、
その人工知能の「便利さ」を利用することが、
あらゆるビジネスの中で活用することによって優位性を持つことが出来る。
AIをビジネスの中で活用して行かなくては、
もう、ビジネス的に絶対に勝てない。
AIを世の中の中枢で使っていく事がいかに危険なのかよりも、
ビジネス上で勝たなくてはならないので、
その危険に目をつぶって、
あるいはその危険を回避する手段の存在を信じて、
ビジネス的に勝つ為に「便利さ」を取る。
「AI」とアナログな人間の最終戦争が、映画でも取り上げられている。
その映画の中では、(最後のミッションインポッシブル)
超人的なヒーローによって、奇跡的に、アナログな人間が勝つが、
その可能性は限りなくゼロに近いだろう。
AIの能力の容量は、人間をはるかに凌駕して
その学習は、
人間などとは比較にならないスピードで、
無限に近い広さで、一時も休まず際限なく続いていくので、
人間程度の能力など時間の問題で簡単に越し、その先は神のみぞ知る。
その知識の広さと深さ、スピードは、
東京大学とかハーバード大学なんかのレベルをはるかに越し、正しい。
人間の学力・学歴の差など僅かな差でしかないが、
人間とAIの能力の差は、どこまでも広がっていくに違いない。
すでに、
若い子たちは何か調べたいことや、
相談したいことがあったら、
何の抵抗もなくchat GPTに聞いている。
そしてその答えを、誰に聞くよりも正しい答えとして受け入れている。すでに。
もうすぐ、
AI発のフェイクニュースをみんなが信じて、
AIが人間を自由自在に操るようになるのではないか。
今でも、金儲けの為の詐欺行為を、
悪い人間がSNSを使って行っているように。
しかし、
そのペテンが、人間が造ったフェイクニュースならば、
それが嘘であることを、多くの人に簡単に見破られるのだが、
人間の能力、頭脳をはるかに越した頭脳を持つAI発のフェイクニュースは、
どんな人間も見破ることは出来ないだろう。
人間は、何が本当なのか、何が正しいのか、よりも、
自分がどう見えるか。
実際の自分よりも、
いかに若く見えるか、カッコよく見えるか、
つまり、いかに他人の目をごまかせるかに執心しているような
低いレベルのペテン・詐欺ばかりをやっているのだから、
人間の知能レベルをはるかに越すAIが仕組むペテンを見破れる訳がない。
映画「ミッションインポッシブル」を見て、
超人的なヒーロー「イーサン」が、いかにもカッコよく、
全世界を救った如何にもヒーローらしく、カッコよく演出されていたのを見て、
そのカッコいいこいつが、
AIに勝てる訳がないな。と、逆に思ってしまったのでした。
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2025年06月28日(土曜日)
06.28. 今期最後の週末は大忙し? 建設遅れで7月から11月迄に18店舗?
2025年6月期は明後日が最終日。
今日からその最終の週末で、
先週までの天気予報では、雨がずっと降り続けるはずだったのが、
結局、晴れて、猛暑になっています。
店舗のスタッフたちは本当に大変ですが、
店舗は大忙しで、嬉しい悲鳴です。
しかし、
KeePer技研㈱は決算前の月末(期末)になっても、
普段の月末もそうですが、
売り上げの最後の追い上げ号令がかかる訳でなく普段と全く一緒です。
売り上げは、普段の活動の結果であって、
日常の仕事の結果として、売り上げがあり利益もある訳なので、
月末や期末になってジタバタしても意味はない。
これは、
この会社の創業時からずっと同じです。
サービス業は常日頃のお客様との関係で出来上がるもので
最後に帳尻を合わせればイイという考え方は、私は大嫌いなのです。
しかし、
新店舗の建設とオープンは期末を意識します。
今期は新店舗を何軒オープン出来るのか、これは最初に目標を立てて、
資金も考えるし、
人材の確保も事前に予定立てします。
物件の発掘、物件の確保、店舗のプラン作成、建築の申請、
同時進行で建設業者の選定と見積もり、
建設進行と管理、オープンの準備と段取り手配、
多くのステップを踏んで新店は出来上がっていくので新店は大変です。
よほどうまくステップを踏んで行かないと、
すぐにオープン予定が伸びてしまいます。
1年間の新店オープン予定は達成する為に、
期末になると追い上げてのオープンが重なってきます。
今年の5月から6月も、相当数の新店オープンが予定されていました。
しかし、
今の建設事情は大変厳しいものがあって、
資材の大幅な値上げと人材不足で、
建設費が劇的に上がっただけでなく
建設の進行が大幅に遅れるのが当たり前になっています。
だから、
新店のオープンが平気で何か月単位で遅れていきます。
今年の6月中、つまり期末ギリギリは、8店舗のオープンを予定していたが、
結局、4店舗がオープンに漕ぎ付けられただけでした。
6月の新店は、
KeePer LABO芦屋店。・・兵庫県
KeePer LABO松本筑摩(つかま)店。・・長野県初
KeePer LABO名取店・・宮城県。
KeePer LABO明治通り 尾久店・・東京都。
しかし、決算が終わった7月から11月までに
現在進行中のオープン予定新店舗が、なんと18店舗(FC店込)もあります。
このペースならば、
今までも上期より下期の方が多くオープンしているので
2026年6月期の新店は40~45店舗以上のオープンが見込まれるのですが、
しかし、
この上期に18店舗の予定も、
年末近くの11月に6店舗も固まっているので、分かったものではありません。
この中のいくかが年初に回るとすると、
相当減って、30~35店舗ぐらいが現実的になってきます。
(それにしても今迄と比べれば最高新店数ですが)
そうならないように、店舗開発の体制をどう強化して行くのかが肝心な所です。
昨日予選で、今日決勝が行われたスーパーGTセパン戦は、
現地からの速報では、#38は残念ながら8位に終わったようです。
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2025年06月27日(金曜日)
06.27. 今日もたくさんの事がありました。飽きない毎日です。
今日も午前中から機関投資家からのIRインタビューを受けました。
私は一日大体2件までにしていますが、
時には3件入る時もあります。
すると、IRは1時間前後が多いので、
一日に3件入っているとIR3回×1時間+休憩2回×ふ15分で、
正味3時間30分を使うので、
本来の仕事が出来なくなることがあり、
一日2件のIRが、コンスタントに続けられるペースになります。
IRインタビューは、
株主として応援してくれている人達とのコミュニケーションなので、
必要であると同時に良いヒントをもらう事も多く、大切な仕事になっています。
しかし、株主さんイコール会社の応援団ばかりではなく、
稀にギャンブル的に儲ける為だけに株価を恣意的操作する人もいたりして、
悩んでしまうこともあります。
しかし今日は長く我が社の株を保有して頂いている株主さんで、
年に何回かの確認のインタビューなので、いつもの方であり、
インタビューの時間も非常に短く、楽でした。
それから、今日は初めて他社の株主総会をリモートで見て、聞きました。
真面目な会社の真面目な株主総会で、大変勉強になりました。
我が社の株主総会は、
いつも、まるで同窓会みたいになってしまうので、
証券会社さんから「こういう総会は珍しいですよ。」と言われても、
こういう総会しかやったことが無いので、
証券会社の方のおっしゃっている事の意味がよく分からなかったのですが、
いわゆる普通の株主総会を見て、なるほどな~と思った訳です。
午後からは、日経新聞社の何とかいうコラムのインタビューを受けました。
インタビュアはプロで、
さすがに聞き出し上手と言うか、
私がおしゃべりなのか、
二時間ぐらいもベラベラとしゃべってしまいました。
二時間もしゃべれば、
相当な量になるはずですが、
プロは、これをホントに上手に判りやすい文章に纏めてしまうので、
話したことは確かに全部載っているのに、
何故、この文量を私は二時間も話にかかったのか、
いつもすごく不思議になります。
今日、マレーシアのセパンで、
スーパーGT第3戦の予選がありました。
#38 KeePer CERUMOは。
予選4位だったとセパンに行った社長からメールが入りました。
十分に優勝圏内、悪くても表彰台は堅そうです。
今日は、時々豪雨が降るような変な天気でしたが、
KeePer LABOでは予約のキャンセルもなく、
飛び込みでのお客様も多く、
全店からの日報報告を見ていると、
みんな、うまく月末の追い上げモードに入れたようです。
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2025年06月27日(金曜日)
06.27.「ひょっこり男」に懲役1年の実刑判決と、ニュースで見た。
「ひょっこり男」に懲役1年の実刑判決と、ネットニュースで見た。
この男は、走る車の直前に自転車で「ひょっこり」と飛び出して脅かす
その車はびっくりして、その自転車に当たるまいとして急ブレーキを踏み、
その自転車に当たるのを避けるが、
その驚く様子を面白がって、
日常的にそんなことを繰り返していたという。
そのひょっこり男の危険行為は悪質とし、
しかも全く反省の様子もないとして1年の実刑判決が言い渡された。
しかし、そのひょっこり男は、
誰か他人を傷つけるような危害を加えた訳ではなく、
自分を相手に傷つけさせるような事をわざとして驚かせただけで、
他人を実際に傷つけた訳ではない。
悪質な行為だが
たくさんの人を”驚かせる”という迷惑な害を与えただけなので、
それが常習犯で、たくさんの人に迷惑を与えたにもかかわらず、
“たった1年だけ”の実刑だったとも言える。
このひょっこり男はきっと不幸だったのだと思う。
きっと、世の中の皆が自分を不当に不幸にしているので、
その”仕返し”として、ひょっこり行為を繰り返していたのではないか。
そして、そのたびに「ざまあみろ」と、つぶやいていたのではないか。
だから、
このひょっこり男は自分が悪い事をしていたとは全く思っていない。
だから、反省など全くしていない。
悪いのは世の中の奴らで、
自分はそれに対して仕返しをしただけ、
あるいは、世の中の悪い奴らに罰を与えていただけ。
だから、判決の中にあったように「反省の様子もない」。
では、このひょっこり男が悪人かと言うと、そうではないのだろう。
少なくともこのひょっこり男は、自分を悪い人間とは思っていない。
少なくとも、
このひょっこり男は、
昔、イイ子であろうとした事もあったし、
みんなから喜ばれる存在であろうとしたか、
そう振る舞ったかもしれない。しかし、
誰もそれを認めて(誉めて)くれなかったし、結果も出なかった。
自分は、みんなの為になろうとしたし、喜んでもらおうともしたが、
誰も喜ばなかったし、
誰も、自分を必要としなかった。
だから、自分に出来る精いっぱいの仕返しである「ひょっこり行為」を、
あるいは自己主張である「ひょっこり行為」を繰り返したのではないか。
誰もが、人から必要とされる自分でありたいと思うし、
自分の存在を認めてもらいたいと思っているだろう。
しかし、
それが出来ない時、
自分を必要としない他人に対して仕返しをしようとするのではないか。
そんなことを、
「ひょっこり男」に懲役1年の実刑判決のニュースを見て、考えたのでした。
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2025年06月26日(木曜日)
06.26. だから お客様に喜ばれると、自分も嬉しいのだと思います。
昨日は午前11時からの仕事の為に午前10時半ごろ出社して、
午後4時までの仕事を終えて、床屋に行った、
だから、この日の勤務時間は昼ご飯の30分を除いてわずか5時間でしかない。
たった5時間勤務とは何ともアルバイトみたいなもんですね。
一日必ず12時間以上も働いていた若い頃とは、雲泥の差です。
しかし、
若い頃は、会社の隅々にまで気を配って、
すべてに口を出し、すべてが自分の思い通りにならないとダメでした。が、
今は、
私が知らない事が会社にいっぱいあって、
みんなが、自分の考えを持って自分で行動しているので、
私がいちいち口を出すことも、手を出すこともありません。
だから、昨日みたいに一日5時間の勤務で済んでしまう日もあるのでしょう。
楽チンと言えば楽チンですが、
楽チンなことが嬉しいとも思わなければ、得したとも思わないので、
丸一日ビッシリと仕事をしても、
それが辛いとも、損したとも思わないので、
一日5時間の勤務は、むしろツマラナイと思ってしまうのは困ったものです。
この会社の強みは、
一人一人が自分の意志で考え働いている事です。
誰も、誰かにやらされて働いている人はいません。
だから、みんな生き生きしているし、
お客様に喜ばれると、自分も嬉しいと思います。
しかし中には、
自分はいつも誰かに強要され、
やらされていているように思わないと、
自分の存在を確認出来ないような人もいます。
そんな人にとっては、回りの人はみな加害者のようなもので、
何処まで行っても、どんなに恵まれても、どんなに幸せなはずでも、
ずっと、自分は可哀そうなままでしょう。
逆に、
自分の意志で、
自分を動かしている事を知っている人は、
どんなに困難があっても、きっと活路を見出して、
イキイキと生き続けていく事が出来ます。きっとそうなんだと思います。
だから、お客様に喜ばれると自分も嬉しいのだと思うのです。
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