谷 好通コラム

2022年09月16日(金曜日)

09.16.今日は、もう、おやすみなさい。

今日は金曜日、週二回のトレーニングの日でした。

新しい増田トレーナーが

「トレーニングの日は、会長がしんどそうにしているので、すぐわかる。」

と、会社の人が言っていると面白そうに喋っていた。

増田トレーナーのトレーニングは、ナチュラルSなのです。

 

70歳越してから、

自分でも、トレーニング中も、

その後も、本当にしんどいと思い始めていて、

それでも、だからこそ今続けないとますます老けて行ってしまうと思い、

続けなくてはとは思っているのですが、・・・

つくづく、しんどいなぁ、と、思っている今日この頃です。

 

だから、トレーニング後の今日の仕事はヘロヘロです。

なのに、本日のスケジュールは、

ほぼ、びっしりで、ヒィヒィイいながらスケジュールをこなして、

さらに、明日は朝から山形に行くというのに、よせばいいのに

夜、旧友と飲んでしまって、完全に飲み過ぎました。

早く寝なければいけないので、今日はもう寝ます。

 

このところ、どんどん現役の頃のペースのスケジュールに戻っていて、

このままではヤバイな、と思いながら、

「面倒くさいな」を連発して、完全復活を何とか阻止しようと頑張っています。

だから、

今日はもう、これで終わりです。

おやすみなさい。

 

意味はありませんが、さわやかな写真を一枚。

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2022年09月15日(木曜日)

09.15.メチャ快適なCoatingブース。LABO甚目寺店とLABO中川店

今日、午後4時からたまたま時間が空いたので、

コーティングブースの増築工事が終わったLABO甚目寺店に行った。

 

本当は大改装のLABO春日井店もぜひ見に行きたかったのだが、

そこまで時間が無かったので、

もう少し近いLABO甚目寺店と、帰り道に行けるLABO中川店にも行ったのです。

 

ラボ甚目寺店は、視認性は良いが非常に変則的な立地で、

決して恵まれた環境ではないが、もっとも初期の頃の店舗で、

コーティングブースが三台分しかなく、

洗車場の方式も昔のままで、変則的立地も相まって、実績的に限界が来ていた。

そこで、

コーティングブースを大幅に増築して6台分のキャパシティとし、

従来の部分にも天井を付け断熱し、エアコンも3台となって、

コーティングブースの中は強烈に冷えていて、

ブースにいた三人とも口を揃えて「快適になった。」とニコニコです。

 

かわむら君、みずたに君、たにむら君。

快適そのものの大型Coatingブース。

 

洗車所も新しい方式に改造し、トイレも男女別になっていた。

しばらくの間は安藤マネージャーが店長を兼ねるシフトで、

大増築キャパシティアップの成果を出す為に万全を記した体制だ

 

スタッフルームになんと鈴置専務がいて、PCでリモート会議をやっていた。

専務の行動力は本当にスーパーマンで、神出鬼没です。

関東の店長会議のようでした。

 

ラボ甚目寺店のついでに行ったLABO中川店は、

このところ絶好調で8月の実績956万円は前年比157%で、

今月もそれ以上のペースで、すごい。

中川店はキャパシティアップの改造をやっていないのに、

この実績は本当にすごく、何がどうしたのか、

ぜひ松浦店長に話も聞きたかった。決してついでだけではなかったのだ。

たぶち君と、松浦店長。「単価がすごく上がって、実績も上がっている。」そうです。

まえむら君

ベテランのつづき君と、トゲが無くなっていい意味で大人になっていた若松チーフ。

中川店も天井が貼られて断熱効果も上がり、

Coatingブースの中は、強化されたエアコンでメチャクチャ涼しかった。

中川店の強烈な良い実績はこの涼しさのせいか?

 

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2022年09月14日(水曜日)

09.14.たまには、ちょっとぐらい時間が止まってくれてもいいのに。

昨日のように、過去10年~20年前ぐらいの事を思い出して書いていると、

私自身がもう70年も生きているのに、

10年前、20年前がものすごく大昔に思えて、

たとえば結婚した頃の約50年前なんて、

あの頃の出来事なんてみんな化石になってしまっているような気がしますが、

それと同時に、

懐かしくて、あの頃の出来事の一つ一つをとてもいとおしく思えてきます。

 

そう考えると、

これからのあるかどうかも分からない私の未来の10年間を

一時たりとも無駄に過ごせないと強く思いますが、

これから一か月、二ヶ月の間に

立てられている私のスケジュールのリストを見ると、

その時にやらなければならない仕事の、入ってきた予定でびっしりと埋まり、

自らの目的の為に、自らの意志で入れた予定はほとんどありません。

こんな、

あくせくとしたこれまでの何十年間があって、

その上で、これからの10年をどう、

何をすべきなのかを考えて

自らが立てた目的を持ったスケジュールは、

自らの強い意志を持たなくては、中々入れられないものです。

 

そう思うと、ふと、焦った気持ちになります。

それでも、時間は一瞬たりとも止まる事なく、

物事の変化、進化、衰退もまったく止まらず進み続けます。

時間が進むとか止まるとかの概念もピンときませんが、

時間が絶対に止まらないという事も、

誰もが止まらない時間の中で年老いて死ぬという事も絶対的な事実ですが、

たまには、ちょっとぐらい時間が止まってくれてもいいのに。

と、思うのはただの私の勝手です。

 

仕事は本当に面白いので、いつだって夢中になって時間が過ぎて、

今日も終わってしまいました。

一日の仕事が終わって東京から新幹線に乗って帰る途中です。

このまま夢中になってその時の仕事をやり続けていると、

あっというまに10年くらい経ってしまい、

最後にやろうと思っていた事が出来なくなってしまうので、

真剣に自分の予定を入れていかなくてはなりません。

 

本当に仕事は面白くて、他を忘れてしまうので、

海外に行っていた頃の10年間も面白くて、

瞬く間に時が過ぎてしまったように、

特に、今のように仕事が面白いように進んでいる時は本当にあっという間です。

このままでは、

これからの10年間だって、

きっと一瞬のように過ぎてしまうでしょう。

 

それでは困るので、

本当に思うのです。

自分の意志で、自分の為のスケジュールを、

仕事の面白さに打ち勝って、本当にキチンと入れて行かなくてはいけません。

あるいは、

「たまには、ちょっとぐらい時間が止まってくれてもいいのに。」

とも、つい思ってしまいます。

 

今日も富士山はすっぽりと雲の中でした。

 

LABO甚目寺店のブース増築工事が終わったそうです。

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2022年09月13日(火曜日)

09.13.事業の海外進出にフロンティア精神は禁物だったのか。

私は中国などアジアに、過去、70回以上も行っている。

アメリカとかヨーロッパまでを入れると、

きちんと数えたことはないが、たぶん100回以上になるだろうか。

 

シンガポールに行ったのが2007年2月だから15年前。

谷 好通コラム (keepergiken.jp)

多分、その前後5年ずつぐらい、

10年間ぐらいを中国を中心に世界中で仕事をしたことがあります。

おまけに仕事を造りながら、世界一周までしたことがあったのです。

 

日本国内でKeePerがある程度の普及が出来てきた頃、

何かの偶然の機会に、海外に行った時、

海外でもKeePerは十分に通用すると感じ、

私は何を勘違いしたのか、

自分が、

海外にもKeePerを広めなければと妙な義務感を持ってしまったのです。

 

それから、ほんのちょっとの小さな縁をたどって、

海外のそこに行けば会える人が出来れば、

その縁が、海外でのビジネスに結びつくのかどうか、全くあての無いまま、

「行って、とにかく、やって見なければ何も分からない。」と、

無謀なフロンティア精神だけで、何の確証もなく、

とりあえず行ってから考えればいいじゃないかと、海外に出かけたのです。

 

向こうに待ってくれている現地の人がいれば

何のあてはなくても、何かを行動すれば次から次へと新しい縁が出来て、

約10年間に100回以上も出かけて、世界中を歩いたことになりました。

 

その結果、ものすごくたくさんの出来事があっても、

ほとんどビジネス的な成果はなく、

こんな事をいつまでもやっていてはイカンな~と思い始めたある日、

 

ロサンゼルスのビジネスホテルの一室で、

一人でベットに寝ながら、

「もう帰ろう。もう帰りたい。もうやめた。」と呟きながら、

妙に泣けてきて、

フロンティ精神だけで海外にKeePerを売りに回るのは、

その時を限りに、ピタッとやめたのでした。

 

それから、国内でまた一生懸命仕事をして、

KeePer LABOを毎週廻って、皆と会って、新しい店舗を一生懸命造って、

キーパープロショップの活動で、一年中、日本国中を回って、

国内での仕事に没頭したら、いつの間にか、

どんどんKeePerが成長して、今に至ってきたのです。

 

 

15年前から比べれば会社も何十倍もの規模になって、

KeePer LABOもFC込みで100軒を越し、

KeePer PRO SHOPは全国に6,300軒にも爆発的に増えて、

会社は株式上場をして、KeePerのブランドも全国に知れ渡って、

昔から考えると信じられないようにすごい経営状態にまで成長しました。

KeePerは15年前とは桁違いの信頼性を作り上げられたのです。

 

おまけに、テレビでも取り上げられる機会があって、

それをご覧になった海外にすごい実績をお持ちで、

異国に新しいビジネスを立ち上げる確実な力をお持ちの実力者が、

KeePerに着目して、海外への進出の機会をもたらしていただけるようになりました。

 

そういう方のお話を伺って、

確かな人脈と、ビジネスとしての分析力を目の当たりにした時

海外に進出するという事はこういう事なんだ。と、改めて気がつきました。

 

15年以上も前。

まさに徒手空拳で、糸ほどの細い縁を頼って、

せっせと海外に通って、KeePerを売りに行っていたことで、

ビジネス的に全く成果を出せなかったことの意味が解るような気がしました。

 

昨日、そんなことがあって、

ちょっとしたカルチャーショックというか、考え込んでしまい、

何も書けなかったのです。

 

自らの力量を顧みず、フロンティア精神なんかに身を任せ、

世界中を渡りあるいたあの頃の私は、

無謀を通り越して愚かですらあったと思うのですが、

 

あの10年間がものすごく楽しかったのも事実で、

私の一生で一番楽しかった時期かもしれません。

そう考えると、私はあの十年間、

仕事にかこつけて、遊びまわっていたと同じだったのかもしれません。

 

きっと、そうだったのでしょう。

 

十五年前のシンガポール。

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2022年09月11日(日曜日)

09.11.死んだら誰もいなくなるのが寂しいので、秦の始皇帝は

昨日の土曜日から今日の日曜日にかけて、

どこのLABO店舗もまるで年末のような多くのご来店をいただき、

洗車とコーティングなどで、大変、忙しい一日を過ごしていました。

9月の第一週は、台風11号は超大型との警戒報道がじわっと効いていたのか、

いま一つの感触が続きましたが、

その反動もあってか、この土日で一挙に戻しただけでなく、

この9月が、昨年を大きく上回る結果になるようなペースを取り戻しました。

各店舗、目標達成に対して現実的な力が一段と入ります。

 

しかし私は今日も店舗には行かず、ぐっと我慢です。

そして今日は、名古屋市博物館に「兵馬俑展」に行ってきました。

家族と一緒です。

 

中国・西安の「兵馬俑」の発掘現場に、10年以上前、実際に行ったことがあります。

とても暑い日でしたが、その暑さを忘れて、

その兵馬俑の発掘現場の桁外れの壮大さに涙が出てくるほど感動しながら、

長い時間をかけ、夢中で見て回った記憶があります。

私の足が、まだ長時間歩くことが出来る状態での見学で良かったと思います。

事前の調べて行ったことには、約8,000体並ぶ兵馬俑は、

その精密さと高い芸術的価値で、

当時、1体2億円の価値があると聞いていて、

そんな目で8,000体の見渡す限りはるか奥まで延々と並ぶ景色を見ると

目がくらむような気がした記憶があります。

 

「兵馬俑」とは、

秦の始皇帝陵(エジプトのビラミットを凌ぐ巨大な墓)に埋葬された人形で、

人形の埋蔵はその前後の墓でもあったが、

それらは小さな人形で、この時代だけ、

つまり秦の始皇帝の墓だけ、

おびただしい数の等身大のリアルな兵士、将軍、馬、馬車等が埋葬されていた。

これが初めて発掘された時は、

二十世紀最大の発見と言われ、世界中が騒然となったそうだ。

 

秦始皇帝はその軍隊が圧倒的に強く、

始めは小国であった秦の国が、侵略に次ぐ侵略で短期間に中国を統一した。

強大な軍隊と権力構造をを創り上げた創造的な頭脳と、判断力、実行力は、

スバ抜けて優れていて、強力だったであろう。

そんな秦の始皇帝が、なぜ、バカでかい墓を造って、

芸術性も高いぐらいリアルで生々しい強大な作り物の軍隊を埋めたのか。

 

当然、自分が死んだあと、

自分自身の存在が無にはならず、

死後の世界を生きていくつもりだったのでしょうか。

間違いなくそれを信じていたので、

自分の軍隊をそのまま引き連れて行くつもりだったのでしょうか。

・・・

私は、ふっと思ったのですが、

秦の始皇帝は、そうありたいと思えば思うほど、

死後の世界があることに不安があって、

その不安を、

連れて行く軍隊の姿を等身大とし、よりリアルにすることで、

自分の不安を慰めていたのではなかったのでしょうか。

エジプトのファラオ達がそうであったように、

自分の死後に不安があればあるほど、墓は巨大にして、

さらに秦の始皇帝は

埋蔵物をよりリアルに、膨大な数にして安心したかったのではないでしょうか。

 

死んだら誰もいなくなるのが寂しいので、

秦の始皇帝は、

墓は巨大にして、埋蔵物をよりリアルに、膨大な数にして、

少しでも安心したかったのではないでしょうか。

 

秦の始皇帝は、

死んだら誰もいなくなるのが、ただ寂しかったのかもしれません。

 

超リアルで大迫力の、今にも何か喋り出しそうな、

兵馬俑を至近距離で見ていたら、

つまりこの兵馬俑の彼らは、死後の始皇帝の友達?

そんな事を妄想して見ると、みんな友達に思えてきます。

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    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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