谷 好通コラム

2022年04月10日(日曜日)

04.10.どんどん忙しくなるが、覚悟を決めて行くしかない。

KeePer LABOの忙しさは、4月に入ってどんどんエスカレートするばかりです。

申し訳ないことながら、4月1日から5%の値上げをさせていただいたのですが、

4月からのご来店も、3月にも増してご来店をいただき、

どの店舗も半端ない忙しさで仕事をさせてもらっています。

 

KeePer LABOの店舗には4月から新卒入社の新人が73名配置されましたが、

もちろん技術はこれから学ぶ訳で、戦力になるにはまだまだです。

むしろ先生が必要になるので、店舗としてはしばらく大変になります。

そんな状態でも人時生産性の計算はスタッフの一人にカウントされるので、

今の報告に出てくる人時生産性の数字は、

実際の戦力で計算したよりも小さ目で出てくるはずなのですが、

すでに、昨日までで

大忙しの危険レベルを越して8,220円/人時までになっていて、

この先何らかの手を打たねばならない信号が出ています。

 

今日、日曜日はまだ集計は出ていませんが、

今日の各店舗の激しい日報報告から類推すると、

そのまた上のレベルに達したことは間違いなさそうです。

 

おかげさまで、店舗はどんどん忙しくなる一方ですが、

喜んでばかりいては、すぐにみんなが疲弊して困ってしまうので、

人員確保の手段を別の次元にまでエスカレートしんければなりません。

また、何らかの提携を模索するなり、

今の需要に応えるために新店の出店を強化するなり、

思い切った展開を真剣かつ具体的に検討するなり、

覚悟を決めて、

今の需要を確実に受け止めて行く施策を取って行かねばなりません。

 

もう、本格的な春がやって来ていて、ゆっくりしている間は有りません。

 

もっともっと忙しくなる予感がします。

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2022年04月08日(金曜日)

04.09.まん防の谷間で、三年ぶりの懐かしいKeePer技術コンテスト。

KeePerの技術コンテストは、

2019年の第6回KeePer技術コンテスト大会を最後に、

新型コロナ禍の感染防止策の一環として中止が続いていた。

 

2022年は、何とかして第7回大会を開催したいとして計画を進めているが、

これも、新型コロナの今後の感染状況次第で

実際に開催できるかどうかが決まり、今の状況ではまだ確定していません。

 

しかし今日は、愛知の中央トレセンで、

大手石油販売会社の株式会社ENEOS WINGが、

各地で実施されていた地方予選を勝ち抜いてきた18選手によって、

全国チャンピオン決定戦を開催されました。

 

新型コロナ感染の蔓延防止措置(通称ほん防)が、

今、廃止されている間を縫っての開催です。

いつまた、まん防とか緊急事態宣言が発出されるかどうかわからない

谷間のような隙をついての、見事な実施です。

今年は、

これからも何社かの大手石油販売会社が

単独での技術コンテスト開催を計画しています。

 

それにしても、久しぶりの全国大会レベルのKeePer技術コンテストで、

トレセンの大きな間口にテントが張られて、

たくさんのゼッケンを着けた選手が集まり、

同じ色の同一車種のレンタカーがずらっと並ぶ景色は、

三年ぶりの久し振りな風景で、

自分の故郷に帰ってきたような懐かしさに胸が詰まった。

 

KeePerはこの技術コンテストがあって初めて成り立っているような所がある。

今日のこの「まん防の谷間」に行われた見事な技術コンテストを手本にして、

再び「まん防」が発出されないことを祈りながら、

今年はやろうと計画し始めた「2022年第7回KeePer技術コンテスト」を、

具体的な日程を含め、実施計画を実際に造り始めなくてはならない。

そんなことを決意しました。

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2022年04月07日(木曜日)

04.07.いよいよ春本番

今日は、無茶苦茶多忙な日でした。

しかしそれにしても、一つ一つの事や、

途中でスタッフに伝える用件が、もっと忙しくなっていく方向性の事ばかりで、

このまま行くと、また大きな変革を経ないと、

とてもこなし切れなくなるのは目に見えており、

しかし、その変革を実行する為にまた忙しくなります。

こんな風にして、この会社はここまで来てしまったのでしょうか。

忙しい事は大好きですが、

自分が忙しがっているだけでは、すぐに済まなくなるので、

どこかでゴールか、大きな転換期を設定しなければなりません。

 

今日も最高気温が20℃を越して、いよいよ春本番です。

ますます仕事が楽しくなってくる季節です。

自分の行動にブレーキを踏むべきと思いつつも、

ついアクセルを踏み込んでしまいたくなる季節でもあります。

自分の歳を、今一度自覚しましょう。

 

 

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2022年04月06日(水曜日)

04.06.「これなら、もう最後でいいですよ。」

今日、退院以来何度か目の診察で久しぶりに病院に行ったのですが、

最初に、厄介なガス壊疽で足の付け根に開けた大きな穴の跡を見てもらい、

「おっ、まるで縫ったみたいにキレイにすっかり治っている。

これなら、もう最後でいいですよ。終わりです。」と、

病院の先生に太鼓判を押してもらいました。

しかし、

偶然見つかったコメ粒ほどのガン組織を取ってもらった部位は、

半年に一回ほどのペースで、定期的に検診を受けなければいけませんが、

これは健康診断の延長のようなもので、病気には入りません。

 

とりあえず、

けっこう生命がやばかった「ガス壊疽」の一件はこれにて終了です。

医者の先生が「もう最後でいいですよ。」と言ったのですから、

私が、

「そんなことを言わずに、もっと診つづけて欲しい」と言っても、

医者は、「何をバカな事を言っているのか。」と相手にしてくれないでしょう。

正真正銘の終了です。

 

以前、病院近くのアメリカンハンバーガー屋で昼ご飯を食べてから入院をして、それがとても美味しかったので、

退院の日にはまた食べようと思い、それを励みに闘病したのですが、

晴れて退院の日、このハンバーガー屋が定休日で、

食べられず、随分がっかりしたことがあります。

 

それから何度も機会はあったのですが、後の予定が詰まっていたりして、

行けなかったのですが、

 

今日は、晴れて「もう最後でいいですよ。」と言われた日なので、

今日こそと思って寄ってきました。

午後からKeePer LABOのマネージャー会という大切な会議があったのですが、

電話して「ちょっと遅刻」を通告しておいて、

そのアメリカンハンバーカー屋で、目標のハンバーカーを食べてきました。

会議のみんなは、まさか遅刻の理由がハンバーカー屋とは、

思ってもいないでしょうが、きっと、勘弁してくれるでしょう。

 

遅刻した代わりに、

途中から出た会議では、その後、散々喋りまくってサービスしておきました。

 

 

アメリカンハンバーガー屋では、

前回食べ損ねた「クラッシックハンバーガーセット」を、

今回は食べようと思ったのですが、メニューを見ているうちに

「ベーコンハンバーカーセット」に目移りをしてしまったのです。

カロリーが二倍はあろうかと思えるような

分厚い脂身たっぷりのベーコンが二枚も乗った

「ベーコンハンバーガーセット」は、いかにも体に毒そうです。

 

だからもちろん、半端半端なく美味かったのは、当然です。

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2022年04月04日(月曜日)

04.04.頑張って「損をした」と思わせないことが会社の仕事。

ほとんどの会社が、

それぞれの店に達成金付きのノルマを設定し課することは普通だ。

しかし、

ある店長は、

「売り上げを上げれば上げるだけ仕事が増えるだけで、

その時だけ達成金で給料が増えても、

ずっと仕事が増えることになって自分たちがしんどくなるだけだから、

かえって損なのだ。

売り上げは、達成金が稼げるノルマをギリギリでクリアしておいて、

上げ過ぎると翌年のノルマが増えるだけなので、

今月の売上げは上げ過ぎずに、ギリギリにクリアしておくのが利口なのだ。」

 

それに対して会社は、ノルマをよく達成する者を表彰したり、

将来的に優先して昇格させて褒賞するのが普通ですが、

それだと、ノルマ以上に突き抜けて売上げを上げると、

やっぱり仕事量が圧倒的に増えて、

中々増員が得られないことがあると、しんどい思いをすることになり、

結局、後悔することも少なからずあったはずです。

私自身、サラリーマン時代にそんな経験もしていて、

前述の「・・・・ギリギリにクリアしておくことが利口なのだ。」の気持ちは、よく解ります。

 

しかし、企業は利潤を追求するのが宿命であり、

発展し、成長することが社会から課せられた役割です。

会社の構成員が、設定された目標にギリギリでクリアすることを良しとし、

飛び抜けた成績を出すことは「自分がしんどくなるだけで”損”だ。」と

とすることは、企業の成長のスピードを鈍らせるだけでなく、

飛び抜けた実績を上げることを“損”だとしていると、

せっかくのチャンスを逃してしまう事にもなり、企業の成長を著しく損ねます。

 

ノルマは

「・・・・ギリギリにクリアしておくことが利口なのだ。」

飛び抜けた成績を出すことは

「自分がしんどくなるだけで”損”だ。」

こんな負の価値観をどうすれば克服できるのか。

 

出した結論が、

「高い実績を出した店には、間髪を入れずそれに見合った増員をする。」

高い実績を頑張って出してくれたら、

そのことによって、その店のスタッフがしんどい目をしてしまう前に、

あるいは、その店から増員の要請がある前に、

とっととその店に、スタッフを補充して、

上がった実績に見合った人員数に増員してしまう事です。

そうすれば、店長やスタッフを疲弊させてしまう前に、

正常に店をパワーアップすることが出来ます。

 

そのタイミングを見逃さないように、

「人時生産性」の変化によく注意をし、過剰な労働になっていないかを監視し、

人を増すべきタイミングを見逃さないように注意をはかります。

 

また、その店のハードのキャパシティを常に増やす努力を続け、

常にすべての店が、

その実績を伸ばし続けても、

決して人的な無理が無いように、人を募集し続け、

機を逃さずに先手で増員を続けられるように

所長やマネージャーなど地域の責任者それぞれが、

日常の仕事として「募集活動」をやり続けています。

その結果、今年一年間の中途入社と新卒社員が173人います。

ハード的にも毎日どこかの店が改善かキャパシティアップの工事があります。

 

だから、店長やスタッフは思う存分実績を上げ続けても、

誰もしんどくなったり、損したりもせずに、

気持ちよく、お客様に感謝しながら、頑張り続けられるのです。

 

4月下旬に新規オープンする

「KeePer LABO博多店」のキックオフミーティングを今日やりました。

 

新店長の安藤シニア店長は

「○か月以内にベスト10に入って、○年で全国制覇をする。」と、

楽しそうに宣言していました。

店長をはじめとするスタッフがみんなで思いっきり頑張っても、

誰にも後悔させずに、

損したと思わせないようにする事が会社の仕事です。

 

今日のキックオフのメンバー

増田課長、全国制覇を宣言した安藤シニア店長、柴崎チーフ 土田スタッフ 

※本日欠席 小倉スタッフ

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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