谷 好通コラム

2022年02月02日(水曜日)

02.02.みんなが楽しみにしている「一週間休み

この二年間で平均約2倍の売り上げになったKeePer LABOは、

その立役者はもちろん店舗スタッフたちなのですが、

店舗スタッフは売り上げが約2倍になったから

2倍も働かされているのかと言えば、もちろんそうではなく、

店舗におけるスタッフの人数も、ちゃんとほぼ2倍になっています。

だから、売り上げが2倍になっても、

例えば2020年1月の人時生産性は5,404円/人時であり、

(2021年1月の人時生産性が6,565円/人時)

2022年1月の人時生産性は6,628円/人時なので、

二年前に比べて人時生産性は6,628円/5,404円で約122%になっています。

 

これはこの二年間でEXキーパーなど高付加価値商品の割合が増えているので、

平均単価2020年1月の10,199円/台が、

2022年1月には11,523円/台になって、作業効率が上がっているので、

人時生産性の122%の上昇は労働の強化にはほぼなっていません。

むしろ、

その前の月である12月はLABOにとっての最繁忙期であって、

1月の売上の約2倍の売り上げがあるので万全の態勢で乗り切りますが、

人時生産性は7,834円/人時にまで上がり、

8,000円/人時の危険区域にまで届いてしまう店舗も散見します。

しかし、ほとんど同じ人数のまま、

売り上げが半分になる1月を6,628円/人時で凌ぐことが出来た事は、

そのコントロールされた運営ぶりを、

むしろ、まさに見事であると言いたい所なのです。

 

それを成し得た秘密について、LABOのトップ鈴置専務が書いています。

 

以下、鈴置専務のレポートから抜粋。

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  • みんなが楽しみにしている『1週間休み』

毎年、12月は定休日を返上し、12月31日まで、たくさんのお客様に喜んでもらうべく、全店、営業をしています。12月は多くのお客様に喜んでいただけるため、忙しくも本当に充実する1ヵ月間となりますが、やはり体力的にも、気力的にも、かなりの消耗を伴います。そのため、最大需要期の12月を終えた反動で、割とご来店の落ち着く、毎年、1月と2月には、普段取れない長期の連休を交代で取る『1週間休み』という制度を、みんな楽しみに取得しています。心身ともにリフレッシュすることで、また仕事に精力的に取り組めるようになることに加えて、非需要期の生産性の確保にも一役をかっています。そのため、人時生産性も6,628円/時と、前年比で0.9%増と適正な水準を保てています。

 

1月22日より、新サービス『ECOプラスダイヤモンドキーパー』の先行販売を開始しました。

まだ、ほとんど何の告知も行っていない商品ですが、最新技術の特殊なコーティング表面の分子構造の効果で、汚れの密着を防ぎ、雨が降れば、元々持っている撥水力ではじかれた水とともに、汚れが流れ落ちてしまい、まるで洗車をしたかのようにキレイになってしまう(※雨に黄砂など含まれている場合は除く。その際は、洗車をすればキレイになります。)新感覚のコーティングである点が、お客様の支持を得そうで、先行販売開始からのわずか10日間で、101台の施工があり、これからの大注目のコーティングとなることを予感させます。

 

 

 

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2022年02月01日(火曜日)

02.01.傷の治りが超順調なので入院のまま仕事を始めた。LABO1月実績

傷に悪い菌が感染して、入院して一週間が過ぎました。

熱があったのは最初の何日かで、今はもうすっかり平熱です。

それでも、一ヶ月は傷の洗浄が必要なので入院していますが、

体も頭もすっかり元気なので、ZOOMで会議にちょっと顔を出したら、

いつものようにいっぱい喋って、

もうほとんどいつものペースに戻ってしまいました。

 

三日ぐらい前から体の調子はほぼ完全戻っているのですが、

体の調子が良くなったら、

前に入院した時には、あんなにまずいと思っていた病院食が、

不思議と、本当に不思議と普通に食べられるようになって、

むしろ、「美味しい」とまで感じるようになってしまったのです。

特に、朝のパンは本気で待ち遠しいと思うまでに「美味しい」と感じます。

 

ここまで体の調子がいいのは、、

新型コロナのせいで誰とも面会が出来ないので何の差し入れも無く

厳密に病院食だけを食べて1週間たったら、

元気になっただけでなく、血液検査の数字までがことごとく劇的に改善されて

今までかつてなく本当に元気になっているのでしょう。

 

こうなると、早く退院したくなるのは当然なのですが、

今回は、傷にある悪いばい菌の怖さをネットでよく知ったので、

観念して、毎日一回の激痛の傷洗浄と抗生剤点滴を受けています。

「ガス壊疽」という言葉をよかったら調べてみてください。

古典的な菌ですが、その怖さは今も変わらないものだそうです。

だから、あくまでも仕方なくではありますが、

観念して治療を受け続けます。

 

しかしながら、ZOOMなどで仕事をすることは何らかまわないので、

もうしっかりスケジュールも入れてしまいました。

 

午前の傷の処置などを我慢すれば、

午後からは、やりたい放題でZOOM会議などに出ています。

だから、時間も早く経って、

時たま病室にやってくる看護師を、適当にやり過ごせば、

もう、こちらのものです。

多分廊下にまで響いているだろう大きな声で、好きなだけ仕事をして、

かなり楽しくなってきています。

 

 

今日、2022年1月のKeePer LABO実績の月次報告の開示がありました。

今年の一月は全体で前年比137%、既存店の前月比で130% 。

前々年、つまり二年前と比較するとほぼ2倍で、

それが80店舗以上での合計、つまり平均で2倍になった訳で、

これが、店舗で付加価値を生産するサービス業でこうなったということは、

いいかに、お客様からの支持が大きいかという事であり、

これはまさしく店舗スタッフたちの、

お客様のお車一台一台へのKeePerコーティングの施工が、

いかにお客様の満足を作り上げ、提供し続けられているかの証明です。

 

経済的、経営的に言えば色々な要素を上げ、好調ぶりを説明できますが、

それはすべて結果的に説明できることであって、

二年間で平均2倍になった主要因は、

まさしく店舗スタッフたちの、

お客様のお車一台一台へのKeePerコーティングの施工が、

いかにお客様の満足を作り上げ、提供し続けられているかの証明です。

 

私たちは、ここを決して忘れてはいけない。

あくまでも、

この会社の主役は店舗スタッフ全員であり、

事務所にいる私たちは端役でしかなく

経営者である私たちは、あくまでも脇役でしかありません。

 

これは決して忘れてはいけない最重要な用件です。

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2022年01月31日(月曜日)

01.31.三月の上旬には晴れ晴れと桜の花見がしたい

さっき、毎日恒例の傷口の激痛洗浄が終わったが、

傷口の写真を撮っていた医者からショッキングなことを聞かされた。

私の目からは直接見えない場所にあるその傷口は、

私の勝手な想像では

深さ1cm✖長さ10ccmぐらいのものと勝手に想像していたのだが、

その先生の言うには「卵がすっぽり入るぐらいの大きさ」で、

手のひらをいっぱいに拡げ

「縦はくれくらいで横はくれぐらい」と15cmと5cm位を示す。

傷はキレイなので肉が盛り上がってくるでしょうが、最後の部分は、

血糖値を見ながら、傷を閉じる手術、つまり皮膚と筋肉の移植手術をします。

たぶん二月中には出来ると思います」

だそうだ。

先生は微笑み加減に淡々と説明してくれたが、

こういう話は、切られる方としては、一気に気が落ち込む。

 

私にそんなにデカい穴が開いているなんて、

その内いつか傷を見てみようと思っていたが、一気にその気が無くなった。

また、二月中に皮膚の移植手術とは気が重くなってくる。

しかも、

二月末には豆粒のような膀胱がんの内視鏡手術も予定されているが、

それとの兼ね合いが難しくなってきた。

しかしどうせなら、一気に済ませたい。

すべてを一気に済ませて、

三月の上旬には晴れ晴れと退院をしたいではないか。

晴れ晴れとした気分で、素晴らしい桜の花見がしたい。

さっきは一気に気持ちが落ち込んだが、

そう考えているうちにかえってファイトが沸いてきた。

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2022年01月31日(月曜日)

01.31..AIロボットによる戦争・殺人行為はすでに日常化しているのか

私が少年時代、アニメの元祖とも言える漫画が流行っていた。

手塚治虫の「鉄腕アトム」。

人の子供ほどの小さな体に十万馬力の原子力エンジンを持ち、

足に組み込まれたロケットで空を飛ぶ。

今のアニメではあり得ない非現実的なまでに高性能なロボットが主人公。

 

鉄腕アトムは、普段は普通の少年のように暮らしているが

次から次へと現れる悪漢どもと闘い、ことごとく勝つ。

しかし、圧倒的な力を加えて戦う相手はいつも悪漢側のロボットで、

悪漢であっても人間そのものには直接手を下して傷を負わせることはない。

ましてや殺すなんてことは絶対ない。

どんなロボットも、ロボットには、

「人を殺すなかれ。」とい不文律のプログラムが仕組まれていて、

ロボット同士が戦うことはあっても、

人間を傷つけるような行為は自律的に出来なく造られている。

鉄腕アトムを創った手塚治虫は、

「機械が機械の意志で人間を傷つけ殺すなんてことがあっていいはずがない。」

きっとそう考えていて、

ロボットが本当に出来る未来が来ても、

その時代の人間もそう考えるはずで

「人を殺すなかれ」の不文律は必ず守られるはずだと考えたのでしょう。

 

ところが、Yahoo!のニュースにこんなのが載っていた。

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北アフリカ・リビアの内戦で軍用の無人小型機(ドローン)が、人間から制御されない状態で攻撃をした可能性があることが、国連の安全保障理事会の専門家パネルによる報告書で指摘されていたことが分かった。人工知能(AI)を用いて、自動的に相手を攻撃する兵器が戦場で用いられたとしたら、世界初のケースになるとみられる。

専門家パネルの報告書は、今年3月にまとめられた。報告書は、リビア暫定政権が昨年3月に軍事組織を攻撃した際、トルコ企業が開発した「自律型致死兵器システム(LAWS)」と呼ばれる無人小型機によって追尾攻撃が行われたと指摘した。このLAWSについて「操縦者とつながっていなくても、標的を攻撃するようプログラミングされていた」としており、AIが攻撃を行った可能性を示唆している。情報源や、死傷者が出たかについては記されていない。

米国の専門誌「原子力科学者会報」は5月、この報告書について「空を飛ぶ殺人ロボットが使われたかもしれない」と報道。「死者が出ていた場合、AIを用いた自律型兵器が殺害に用いられた、歴史上最初の出来事になる可能性が高い」と位置づけた。

一方、拓殖大の佐藤丙午教授(安全保障論)は「LAWSとは、指揮管制システムから攻撃、その評価までの全体を指す。その中で顔認証などで標的を定め、追跡、攻撃するという機能を規制しようというのが国際社会の流れだ。報告書によると、ドローンのような無人兵器が戦場に現れ、脅威を与えたことは事実かもしれないが、具体的な行動は書かれておらず、LAWSではなかったのでは、という印象だ」という。

ただ、佐藤氏は「小型ドローンが勝手にターゲットを認識し、追いかけて殺害する、という可能性のある兵器が戦場に出てきたという点は、LAWSへの懸念そのものの構図に当てはまる」と指摘。「兵器開発を止めることは難しくても、拡散や使用をいかに防ぐかが重要で、軍備管理・軍縮の枠組みで取り組むしか道はない」と語る。

LAWSをめぐっては、地雷など非人道的な兵器を規制する特定通常兵器使用禁止制限条約(CCW)の枠組みで国際的な規制が模索されてきた。「コロナ禍で2年近く止まっている議論を加速するべきだ」とした。

ニューヨーク・タイムズも原子力科学者会報の記事の筆者の見方を紹介しながらも、「報告書では、ドローンがどれだけ独立して行動し、人間がどれだけ監視・制御していたか分からない」として、評価に慎重な別の専門家の見方も紹介した。ただ、この専門家も「自律型兵器システムについては議論をすべきか? 当然だ」としている。

 

人間は堕ちる所まで堕ちて行くのだろうか?

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2022年01月30日(日曜日)

01.30.ボーっとするしかないか。

すっかり平熱にも戻って、体的にはとっても元気に戻っています。

それでもあと約1か月以上、この病室に閉じ込められることになっています。

病室でやる事は一日二回の点滴と、患部の洗浄だけなので、

一日のほとんどは暇。

それでも食事を厳密に制限されるので、

血液の成績はみるみる健康体に戻って行くので、

この一か月間の入院は必要な時間以外にも十分に意味がある。

と、無理やり自分を納得させて一か月を過ごすしかないのです。

 

しかし、今はITの時代、

パソコンだけで普段の仕事の半分位までは出来てしまう。

ただでさえここ二年以上新型コロナの影響で普段のコミュニケーションが

ZOOMなどでのリモートでのコミュニケーションなので、

私が病室にいようがいまいが、あまり関係ない。

しかし今日はたまたま日曜日なので、メールもほとんどないし、

相手のあるような仕事は何もできない。

考えれば何かやれることはあるだろうが、

無理やり考え出してまでやらなければならないことはないので、

とりあえず、今日はボーっとする。

 

大きな病院内にもほとんど人はいず、

入院患者だけが、ただ、時間が過ぎて病が癒える事だけを待つ静かな時間だ。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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