2021年03月21日(日曜日)
3.21.キーパープロショップ仕様の新システム提供は”6月”目標
Webサイトを使った予約システム自体は数年前から使っていました。
そのシステムは半デジタル・半アナログと言えるもので、
お客様が、ご希望の月・日・時間とコースを入力すると、
その内容が店舗に知らされて、
今度は店舗スタッフがお客様に電話を掛けて、
お客様のご都合と、店側の都合を調整して、
ご来店の月・日・時間とコースが決定される方式です。
そのシステムの一番の特徴は、
お客様の都合と店の都合をアナログで調整するところです。
店の都合とは、
・予約のお客様で予定がピッチリ入ってしまうと、
飛び込みのお客様があった場合、受け入れが出来なくなってしまうから。とか、
・何の問題もないと思っていた車でも
いざ作業を始めて見ると、意外に手ごわい不都合があって
予定より時間がかかってしまったら、他の仕事が出来なくなるといけないので、
あらかじめ余分に時間をキープしておく。とか、
そんなこちらの心配とお客様の都合をいちいち反映させながら、
調整して、一つ一つの予約を人の手でアナログに入れていました。
その中には、
「仕事をするのはこちらだから、その予約がOKかNGかはこちらが決めたい。」
という意識が内包されていたのではないだろうか。
勿論その中には、予約がお受けできない時には、直接お詫びしたい。もある。
しかし、
それが結果的に「おことわり」の意味にしかならず
予約システムの目的に逆行していたり、たくさんの事を学びました。
それに、
そのシステムだと、予約が入るたびに(伝票が出るので判る。)、
伝票に書いてあった電話番号にこちらから電話を掛けなくてはいけないので、
予約が少しずつ増えてくると、かなりの負担になって来ていた。
このままでは、6,000店あるキーパープロショップは、
とても提供できるものではないとも考えて、
半デジタル・半アナログから、
オールデジタルの新しい予約システムを作りました。
ベースになったのは美容院さんの予約ソフトだと聞きました。
お客様が、店舗を選んで、日にちを指定すると、
店舗の込み具合が、〇 △ と一目で判って、
予定の台数が入った場合で✖とはならず、「お電話をして下さい。」と出る。
ご自分の好きな時間に洗車コースか、
コーティングコースなどを入力できる。
コーティングコースは、ご希望の種類のコーティングも指定出来る。
その上で、お客様がご来店になったら、
普段と同じようにカウンターで、メニューブックを使って受注する。
この新システムを昨年の6月に使い始めて、
それから、実際にLABO店の運営で使っていく中で、
店長はスタッフたちの数えきれないほどの改善会議が開かれ、
100以上の改善点が反映されて、ものすごく使いやすくなってきました。
Web予約のお客様が目に見えて増えてきたという話を聞いて、
データを出してみたところ、
私たちも予想しなかったほどの大きな効果が出ていました。
84全店に渡って予約客数が前年比倍増以上になっていたのです。
ここ1年、来店客数が増えていたことは判っていましたが、
新Web予約がここまで貢献していたとは思いませんでした。
びっくりです。
この新Web予約システムを更にバージョンアップした上で、
また、KeePer PRO SHOPで実際に使ってみたりして、
もっと改善して、最短で、
今年6月には、皆さんにも提供出来る所まで持っていきたいと思っています。
とりあえず、先日開示した生の数字をご覧下さい。
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2021年03月19日(金曜日)
3.19.今更、プレゼントが嬉しい年でもありませんが
昨日の誕生日にプレゼントをいただきました。
いい年こいて、今更、誕生プレゼントが嬉しい訳ではありませんが、
ドイツのドクターピッチから、
娘さんと奥様が撮った写真を添えて送られてきたメールには、
胸が熱くなりました。
ドイツをはじめとするヨーロッパは新型コロナ禍が日本よりひどく、
また国中がロックダウンされる寸前の危機的状況にあります。
日本のように飲食店の営業時間が早いとか何とか言っているレベルではないのです。
もちろん日本の飲食店の方や、接客業の方のご苦労も計り知れないですが、
ドイツのそれは、日本からでは想像すらできません。
そのドイツで、KeePerのケミカルの相当分を製造してもらっているのですが、
製造の遅れはまったく無く、
新製品の開発にも力を尽くしてくれています。
いくら感謝の言葉を言っても足りないぐらいです。
ただ残念なのは、ドイツからの輸送がコンテナ不足で、
船便が遅れ気味で、致し方なく、
バカみたいに高い航空便を使わざるを得ない場面がありました。
しかしこれはあくまでもイレギュラーな事なので、
異常に高い運賃を製品に転嫁する事はありません。
また「船便の遅れは順次解消しつつある。」と、
海運会社の株をお持ちの機関投資家のアナリストがおっしゃっていました。
だから、もう全く心配することはないのですが、
新形コロナ禍関連で唯一、影響が外から出ている事でした。
さらに日本では3月21日で全面的に緊急事態宣言が解除されて、
唯一時短営業していた関東の34店舗が、3月22日から通常営業に戻ります。
これで、中からも外からも影響が無くなる訳ですが、
全国のKeePer LABOやキーパープロショップさんをはじめとする施工店では、
相変わらず、お客様の「清潔を求める意識」に後押しされながら好調です。
また、EXキーパーとダイヤモンドキーパーの好評判で、
施工台数が目立って増えていることによる平均単価の上昇と、
特に新予約システムが先行しているラボでは、
予約客数が倍増して、来店客が目立って増え、
販売実績が昨年とは別世界のように上がり続けています。
もうコロナ禍の影響とはまったく縁がないような様子です。
本当にそうなのでしょう。
だから、8月から急遽募集して入社してくれた中途のスタッフが
3月までに約120名いて、大切な戦力に育ってくれていますが、
まだ仕事量の増大に追いつかず、
今は、4月1日から入ってくる新卒の社員約70名が参加してくれる直前なので、
3月から4月半ばまで、
どうしても多くの店舗で手が足りず、
西日本のラボ担当部長も、東日本も、
ラボ経験者がいっぱいいる営業や事務所のメンバーに、
「応援要請のメール」がひっ迫感を持って飛んでいました。
私は、今は現場から完全に離れてしまったので、
蚊帳の外で寂しくしているかというと、
朝から晩までこれでもかと用件があって、
ヘトヘトになるくらい忙しくさせてもらっています。
ありがたい事です。
毎日が楽しくってたまりません。
69歳になっても、まだ仕事を楽しんでいる自分を幸せと感じます。
だから、いろんな人から頂いた誕生プレゼントも、
いい年こいて、今更、嬉しい訳ではないはずなのに、
とっても嬉しいのです。
Dr.ピッチが送ってくれた11歳の娘さんミアちゃんと
奥様のクラウディアさんが撮ってくれた写真
ドイツ語でCrokus 和名クロッカス (花言葉「もしかして」)
ドイツ語でschneegloeckchen 和名スノードロップ
見事な擬態の蝶
ドイツ語でZitronenfalter 和名ヤマキチョウ
これは日本の可愛いフラワーアレンジメント
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2021年03月18日(木曜日)
3.18.3月18日は誕生日ですが、今朝は本当に後悔しました。
私は今日69歳になりました。
70歳まで待ったなしの60歳台最後の1年が始まります。
60歳代でやっておかなくてはいけない事があって、
そのために意を決して76kg目標のダイエットを始めたのですが、
このところ81kg~79kgぐらいをウロウロして、ちっとも前に進めていません。
スタートの時のピークは97kgもあったので、
ピークに比べれば17kgぐらいは落ちているので、
あと5kg~3kgは大したことはないように思えますが、
最後の5kg~3kgが、てごわいのです。
しかし原因は分かっています。
食後の「ちょっとだけ甘いもの」がやめられないのです。
ましてや、昨日はものすごく久し振りにみんな(5人)と一緒に、
寿司屋さんに行ってお酒も飲んでしまって、そこでやめておけばいいのに、
家に帰ってから、たまたまあったものすごく甘いお菓子を、
ご丁寧にも、でっかいのを二つも食べてしまったのです。
そして次の日、つまり今朝、
体重計に乗ったら81.9kgで、
しっかり後悔のモードに入ってしまったのです。
酒を飲んだから、イカンですね。
おまけに今日は、同じ誕生日の酒井さんと飲む約束をしています。
今日こそは意思をしっかり持って、
ダイエットに即した飲み方をしなければなりません。
それから、絶対に、
家に帰ってからお菓子を食べないように、絶対にしなければなりません。
今日は、
私の60歳代最後の一年が始まる、バカな誕生日の朝です。
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2021年03月15日(月曜日)
KeePer TIMESの3月号が今日着いた奇跡。
今日家に帰ると、連れ合いが
「KeePer TIMESがもう着いたよ。」とびっくりしたように言いました。
今までKeePer TIMESは、その月の月末ギリギリに到着するのが常でした。
それが月半ばの今日到着したのだからビックリするのも当然です。
しかし、その前々号の1月号は2月になってから到着していて、
大変恥ずかしい有様だったのです。
それまでも、KeePer TIMESは遅いのが当たり前になっていて、
それを不思議とも思わなかったのですが、
さすがに月を越してからの到着は、
さすがに恥ずべきことと気が付き、みんなで話し合いました。
今までは、
編集会議をその月に入ってからやって記事のテーマを決めて、
みんなで原稿を書く担当を決め、
その上で原稿の締め切り日を決め、
第一校の提出日と検討日を決めて、第二校の提出日とを決め、
後は最終校は出来次第にメールで検討して、
印刷校も出来次第出すことになって、その結果で印刷屋さんに出す日が決まり、
実際に印刷するのは、その日にならなくては分からない状態で、
結果的に、投函されて読者に到着は月末ギリギリになっていたのです。
スタートだけ決めて、あとは結果オーライで日程が決まって行ったのです。
だから、結果的に月末キリギリになっていた訳で、
とうとう12月実績が載っている1月号はが、
2月に入ってから到着して、恥ずかしい事になってしまっていたのです。
それを今度は、
まず、先に読者に到着するのを15日と決めて、
そこから印刷屋さんに入校すべき日を決めて、
最終校が出来上がるべき日を設定して、
第二校が出来るべき日、
第一校が出来るべき日と、検討の為のミーティング日を決めて、
全員の予定を固めて、そこから原稿の提出締め切り日を決め。
そこから逆算して、編集会議の日程を、最終的に決めたのです。
つまり、最終的に読者への到着日を目標として決め、
そこから逆算して、すべての目標日を決めて、実行して行ったら、
どうしても月末近くになってしまっていたKeePer TIMESが、
3月号が、3月15日に到着するという革命的な変化になったのです。
簡単なことで、
予定をスタートから決めて、あとは成り行きに任せていたものを、
予定を最終的な目標日をまず決めて、
そのために必要なスケジュールを「べき」で決めて行っただけです。
予定は、始める日から決めると、
後は結果的に出来上がって行くだけで、必ず遅れます。
なんでも一緒です。
予定は、目標となるべき日をまず決めて、
その目標をなすべき過程を、「べき」で造り上げるものなのです。
簡単なことです。
何についても同じです。
まず、到着日を決めるところから始めます。
そうすれば、まず、遅れません。
その逆に出発日から予定を立てて行くと、必ず遅れます。
そこには遅れた結果が続くだけで「べき」が無いからです。
何についても同じです。
判る人には簡単に解る簡単なロジックです。
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2021年03月14日(日曜日)
3.14.デパートは私のトラウマか
今日は家族と名古屋駅前のデパートに行きました。
私は昔からデパートは「名鉄百貨店」に決まっています。
名鉄百貨店は、私鉄の名古屋鉄道の新名古屋駅の上に造られた百貨店で、
老舗でもなく、高島屋とか三越、松坂屋などのように
高級感を誇るブランドのデパートでもなく、いわゆる普通のデパートで、
母が、私が小さい時、よく連れて行ってくれたから今でも行くデパートです。
そういえば、
大昔、私がまだ小学校の頃、
母はお中元やお歳暮の季節になると、
会社の上司に贈り物を手配する為にデパート、名鉄百貨店に行きました。
ガキであった私はそれに着いて行って、
デパートの食堂でお子様ランチを食べさせてもらい、
屋上の遊園地でさんざん遊んで帰るのが、
あの頃のガキ・私の最大のイベントであり、
悪ガキたちの中ではステータスでした。
おしゃれをして出かけた覚えがあります。
それはさておき、
あれから何十年も経って、大人になって、
独立して、会社が大きくなって、その会社の社長から引退しても、
まだデパートは自然に名鉄百貨店に行きます。
他のデパートにも行ったことはありますが、やっぱり名鉄百貨店です。
ところが、
ここ何年か、行くたびに、
大した理由もなく、妙にイライラッとして、怒れて来るようになったのです。
決して名鉄百貨店が変わった訳でもなく、
私が怒るような腹立たしい出来事がある訳でもなく、
ただ単に妙にイライラしてきて、一緒に行った者にやたらと怒るのです。
どなり散らしたりする訳ではありませんが、
不機嫌にだまって怒っています。
なぜそうなるのか自分でも本当はよく分かりません。
まるで、名鉄百貨店が私のトラウマのようです。
何が私にトラウマを作り出しているのか、
小さい時から今も親しんできた名鉄百貨店が、なぜトラウマになっているのか。
名鉄百貨店はまったく悪くないし、
むしろ良い。
私たちの店舗での接客の手本にしたいぐらいのこともいくつもある。
しかし、そこで行われているビジネスは、
たくさんの人が、長い時間と手間を掛けていて、
それをデパートのブランドの付加価値として意味付けた値段が付けられ、
しかし、その商品そのものは、
スーパーで売られたり、通販で売られている物となんら変わらず、
特長と個性ある商品は、
手作りの業者に場所を与えて直接売っても、
その場所代がダイレクトに価格に掛けられるので、
その販売価格は呆れるほどに高く、よほど余裕がある者でなければ買えない。
昔ならば、
まったく問題なく通用しても、
ネットなどでの販売が当たり前になっている現代、
デパートでの販売員さんたちの努力と手間と時間が、
省かれるべきコストでしかない状態で費やされていることに、
彼らの事が昔から大好きであったがゆえに、
何とかできないかと考えて、
落ち着いて買い物をしているつもりでも、
知らぬうちにイラついて、身内に苛立ちをぶつけてしまい、
気まずい時間になって、デパートがトラウマのようになってしまっているようです。
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