2021年03月13日(土曜日)
3.13.春雷 鳴る
今日は朝から、
雷がゴロゴロと鳴っていました。
春を知らせる雷というのでしょうか。
冬が終わって、春がもうそこまでやって来ていることを感じます。
春は、心が浮き浮きしますね。
人々に希望を与えてくれるもののようです。
雷と同時に激しい雨も降って、少なくとも午前中は土砂降りでした。
私は午前中に用があって高速道路を走ったのですが、
雨がひどくてスピードもそんなに出せないくらいでしたから、
さすがに、こんな激しい雨だと店舗へのご来店も少ないだろうと思いました。
案の定、夜になって送られてくる報告メールには、
「落ち着いたご来店でした。」との決まり文句が添えられ、
ほんの数台、金額も一、二万円しかない報告の店舗もありました。
しかし、他の多くの店舗が、
EXキーパーやダイヤモンドキーパーの施工が複数あって、
金額的には晴れの日と何ら変わらない数字が報告されてくるのです。
そして、それは、普段の良否の傾向とほぼ一致していることも不思議です。
普段の日にもあまり振るわない店舗が、
雨の日になると極端に来店数が少なくなる傾向にあるということは
その要因を考えれば、店舗の有効な改善策に繋がるのかもしれません。
それと関係あるのかどうか分かりませんが、
今日の昼、「ぼて福」というお好み焼き屋さんに行きました。
ここは八十過ぎのおじいちゃんが痛い足を引きずりながら、
おばあちゃんと娘さんの三人でやっているお好み焼き屋さんで、
おじちゃんの足が悪かったらしくしばらく休んでいたのです。
しかし、ひょっとしたらと思って電話をしたら、
またやっていると聞いて、大喜びで家族で行ったのです。
もちろん、特徴のあるそのお好み焼きが美味しいから行くのですが、
それ以上に、痛々しいまでになってもまだ働き続けるおじいちゃんとの姿と、
ほとんど一人だけで動き回りながら働く娘さんが、
おじいちゃんや、おばあちゃんを邪魔にしないで、
まったく荒げずた声もなく、店がやさしく回っている様子が、
見ていて気持ちが良く、やさしい気持ちになれて、ファンになっているのです。
そんなことと、
雨が降ると極端にご来店が減ってしまう店と、そうでもない店がある事と、
関係がありそうな気がします。
よく、考えてみたいと思います。
超働き者の可愛い娘さん
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2021年03月12日(金曜日)
3.12.花粉の猥褻な話
昼ご飯を食べに行く車の助手席で連れ合いが
「今日は雨が降っているので、花粉が舞っていなくて楽でいい。」と、
嬉しそうに言っていました。
私は昔から花粉症の気配もないので、
花粉が多い日の苦しみも、
雨が降って花粉が無い時の幸せも解りません。
しかし日本の山々は林業の為の針葉樹が多くて、
自然としての美しさが、広葉樹の森に比べて足りないとは思います。
決して日本の林業を否定するものでもありませんし、
私自身も純木造の家に住んでいて、住み心地を気に入っています。
ただ、自然として、
針葉樹の森は無機的な感じがして、
広葉樹の森の方が、変化があり華やかで、
花粉もうんと少ない。
広葉樹が好きだという事だけです。
花粉は動物で言えば「精子」に当たる訳で、
多くの人がそれに苦しめられているという事はちょっと猥褻でもあり、
不思議な感じがします。
人々が杉やヒノキの花粉の霧の中でそれを吸い込み、
動物である自分の粘膜がその木の花粉=精子に反応して、
鼻水や涙が垂れ流しになっている訳です。何か猥褻です。
私は、今、つまらないことを書いていることは分かっています。
すみません。
今日は朝から三つも連続でIRインタビューがあって、
非常にまともな事を話し続けたので、
頭がくたびれたのでしょうか、
たまたま、変なことを思いついてしまったので、
つい、書いてしまいました。
明日はもっと、まともなことを書きましょう。きっと。
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2021年03月11日(木曜日)
3.11.十年ひと昔を思い、明日もがんばる。
10年前の3月11日、
私たちはPRO SHOP研修会で広島に出張中で、
ほんのわずかな揺れも感じないまま、
東日本大震災をテレビで知りました。
恐ろしい真っ黒な津波が町や田を襲う映像を、
それが何なのかピンとこないまま見入ったことを憶えています。
あの黒い津波の下に二万人にも近い人々が
無残にも溺れて行ったことなど想像も出来ませんでした。
あらためて、安らかなるご冥福を心からお祈りしたいと思います。
しかし、あれが10年前ならば、
あれからの10年間で
東北の町々の復興ぶりや
私自身も会社も仕事も劇的に変わった今を思うと、
唖然とすると同時に
これから、またあと10年あれば、
10年後までにどんな劇的な変化があるのだろうと、
逆にまた、エネルギーが沸いてくるような気がします。
しかし、あの頃の自分と今の自分の体力の差を思うと、
10年後の自分がどこまで出来るのか、生きているか、不安も同時に感じます。
明日の朝は週二回のトレーニングの日です。
今さら何をとも思いつつ、今トレーニングをやめると、
一気に体力が落ちそうな気がして、ひぃひぃ言いながら頑張るのです。
スクワットのしんどさは生きているからこそ味わえる辛さです。
それも、幸せの一つとして、明日、またトレーニングを頑張りましょう。
今年のスーパーGTは予定通り始まりそうです。
初戦の岡山国際サーキットで、今年初の公式練習があったそうです。
その様子の写真が送られてきました。
#37の新しい今年のカラーリングです。
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2021年03月10日(水曜日)
3.10.ヨーロッパでは酸性雨、日本ではアルカリ雨も
ドイツ車、フランス車、スウェーデン車などヨーロッパで造られた自動車は、
ドアの窓枠とか、モールなどの金属部分に、
白い”錆”が出てきて、美観を損ねている場合があります。
不思議と日本車にはこのような白い錆は出ません。
せっかく高いお金を払ってヨーロッパ車を買って、
高いコーティングなどを施工してピカピカにしていても、
金属部分に”白錆”が浮き出てくるとその部分が汚くて、がっかりします。
この白錆は実は「アルミのアルカリ錆」で、
ヨーロッパ車のモールの材料には
表面をアルマイト加工されたアルミ合金が使われていて、
ヨーロッパで降る「酸性雨」には大変強いのですが、
日本には「アルカリ雨」も降るので、
白い「アルカリ錆」を発生してしまうのです。
だから日本車はその多くがそのモール部分などに
クロームメッキの金属部品が使われていて、
酸性雨に耐えると同時に日本のアルカリ雨にも耐えているので白錆が出ないのです。
★酸性雨とはウィキペディアで引くと、
工場や自動車などのエネルギー源である化石燃料(石炭,石油など)を
大量に使用することで大気中に多くのSOxやNOxなどが放出されます。
それが光化学反応などにより,酸性物質(硝酸,硫酸)に変化します。
酸性雨は,これら酸性物質が溶け込んだ雨,と一般には知られています。
雨以外の霧や雪に溶け込んだ場合には酸性霧,酸性雪などといわれますが,
本質的には同じものです。
というような解説が出ます。
ヨーロッパでは工場が内陸部に多くあるのでこの酸性雨が多く降って、
「ドイツの黒い森問題」の様に深刻な環境問題になっていて、
ドイツなどのヨーロッパで生産される自動車は、この酸性雨対策として、
モール部分に、酸に強いアルマイト加工されたアルミ合金を採用しています。
対して日本では、工業地帯が日本の東側、太平洋ベルト地帯に集中していて、
酸性雨が発生しても、常に吹いている偏西風に流されてしまう場合が多く、
あまり多く酸性雨の被害の話は聞きません。
しかし、
日本の西の彼方には中国のゴビ砂漠やタクラマカン砂漠など
巨大な砂漠があって、そこから舞い上がる非常に細かい砂粒が、
「黄砂」となって偏西風に乗って日本にやってきます。
この”黄砂”は、ほぼケイ酸塩鉱物であり、
水に溶けるとアルカリ性になります。
日本に降るアルカリ雨の原因の一つです。
しかし、
ヨーロッパの西の彼方には砂漠がないので、
黄砂も降らず、アルカリ雨もなく、もっぱら酸性雨の方が問題で、
ヨーロッパ車には酸性雨に強いアルミ合金が使われているのですが、
これが日本に持ってこられると、
日本には正反対のアルカリ雨が降りやすく、
そのアルカリ雨が、ヨーロッパ車のアルミ合金のモールを
白く錆させてしまうのです。
対して、日本の自動車メーカーは、
昔から日本にはアルカリ雨が降っているので、
当然のようにアルカリにも強いクロームメッキされて鉄などを使っており、
白錆が発生することはないのです。
この白錆が非常に厄介で、
モールなどに汚い模様になって発生すると、
ものすごく頑固で、特殊な道具を使ってもすごく時間がかかって、
大変な作業をしなければキレイに除去することは出来ません。
それでも、苦労して取れることは取れるのですが、
再付着を防ぐ為に、
ガラスコーティング(ダイヤモンドキーパー)を塗るのは有効で、
ずいぶん再付着を防ぐのですが、
降るアルカリ雨のアルカリの度合いによっては、
完全に防ぐことが出来ず、再発生させてしまい申し訳ない事もありました。
実は、ガラス系のコーティングも酸性には強いのですが、
アルカリ雨を完全に透さずにガードする事がすごく難しいものなのです。
その長年のテーマであった、正確に白錆防止のコーティング剤を、
KeePer技研も研究してきました。
・・・・と、今日はここまでです。
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2021年03月08日(月曜日)
3.08.運がいいことは絶対に変えない
今日は妙に足が萎えて真っすぐ歩けず、ちょっとびっくりしました。
普段と少し違うトレーニングをやったらテキメンで、
鍛えたつもりが返ってダメージになって、少し萎えてしまったらしい。
こんなことは初めてで驚きましたが、
夜には普通に戻って安心しています。
私が尊敬している人が言ったことには、
ものごとには努力と才能だけでは出来ないこともあって、
もう一つ「運」の要素が絡んでいる。
勿論、才能は必要で、努力も欠かせない事だけど、
自分ではどうしようもない「運」が最後の決め手になることがある。
だから「運」が良かったことは、
その運が続く限り出来るだけ何も変えずに、その「運」を大切にする。
私もその通りだと思う。
勿論、成すがための発想と、できうる限りの努力は絶対に必要だが、
理屈では判らない何かが「運」を作り出していて、
何かのチャンスを生み出した時というのは、
何かの巡り合わせか、
何かの組み合わせが無意識にうまくかみ合って、
不思議なくらい物事が進んで、「運」が良いと思わせるもののような気がする。
それが何故うまく行っているのかが自分には理解できなかったとしても、
それが「運」が良かったとしか思えなかったとしても、
とりあえず、その運を呼び込んでと思えることを出来るだけ変えない。
極端な話、
すごく良い事があった時に履いていたパンツは、
間違いなく幸運のパンツであって、
何か勝負の時は、もちろん、そのパンツを履く。これは当然なのです。
しかし、そのパンツがどのパンツなのかは、絶対に言ってはいけない。
言ったら、その幸運が逃げてしまうのです。
勿論、相方にも言わないのです。
だから、その幸運のパンツが風呂上りに出てくる確率は極めて少なく、
だからこそ、それが出てきた時の幸運度は極めて高いのです。
と、訳の分からない話はもうやめておきましょう。
今日はとりあえず無難な日だったので、どちらでもいい事まで、つい、書いてしまいました。
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