谷 好通コラム

2024年03月26日(火曜日)

03.26.時代が変ったという事です。慣れるしかありません。

昨日書いた「花粉症デビューか?」は、危惧にすぎなかったようです。

今日は午前中に大切な用件があるので、

火曜日恒例の「レストレーション(筋トレ)」を休もうかと思っていたが、

やっぱりやるだけやろうと頑張ってみて、

トレーナーに「今日は…だから、ほどほどに」と言ったのに、

いつもと同じ調子でストイックなトレーニングだったので、

いつもと同じようにヘトヘトになったら、

「俺って花粉症か?」が、どっかに飛んで行ってしまったのです。

私の花粉症デビューは、

いい加減な物でした。

 

それはそうと昨日、

今年のスーパーGT KeePer CERUMO №38の実戦仕様の写真が届きました。

「絵」」では何度となく見てきましたが、

写真で見ると、いつものKeePerカラーと比べると

白と青を逆にした今年このカラーは、やっぱり、すごく違和感を持ちます。

時代が変ったという事で、見慣れるしかないのでしょうか。

 

何につけても、時代が変ったという事です。慣れるしかありません。

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2024年03月26日(火曜日)

03.26.人の不幸、わが身になって初めて解る。

一昨日から鼻がムズムズして、ひどくはないが鼻水が出る。

喉が痒く透明な痰が出て、時折、咳が出る。

体中が、ちょっと火照っている感じがするので、熱を計るが、36.2℃。

瞼がほんの少しだけ腫れぼったいが感じがする。しかし、涙は出ない。

??これって、

花粉症デビューか?

 

私は人が花粉症で苦しんでいるのを見ても、

自分にはその症状がまったく無く、まったく解らなかったので、

「お気の毒にね。」と思うぐらいで、

本当は、同情すらしていなかった。

解らないのだから仕方ない。

 

しかし今度は本当に、私もデビューなのかもしれない。

もちろん。嬉しくない。

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2024年03月24日(日曜日)

03.24. 雪、雨、まだ降るか、昨年より10日以上も遅い「春の訪れ」か。

2月は、関東でも、中部でも日本国中で異常に暖かい日があって、

これは地球温暖化の影響か、などと話題になりました。

なのに今度は、

3月に入って、3月20日「春分の日」を過ぎても、

まだ冬から抜けられない寒さが残っています。

北陸、東北、北海道と、

まだ雪が残っていて、

それどころか、まだ降っていて

なかなか春の訪れとまで至っていないようです。

 

毎年の「北のLABO名物、春の爆発需要」は、

今年は三月最終週からのスタートになるようです。

 

 

会社の近くにある桜の開花目安になる「吉田小学校」の桜も

蕾がまだまだ硬そうです。

 

昨年、2023年4月2日の「谷 好通コラム」からの抜粋

——————————————————————————-

「吉田小学校の桜が満開を過ぎて、

緑の葉っぱが桜の花の間にずいぶん混じってきています。

(写真では分かりにくいですが、)

桜が早過ぎました。多分月曜日の明日、行われるだろう入学式は

桜の満開に残念ながら間に合いませんでした。

満開はこうです。

と、ありました。

 

昨年の3月24日の吉田小学校の桜、明らかに開花が始まっていますが、

今年の今日、3月24日はまだ、つぼみが膨らんでもいません。

 

しかし、

全国の桜開花日のデータをネットで調べてみると、

昨年と比べると今年は10日間レベルの遅れですが、

平年(平均?)との比較で見れば、遅れはほとんどありません。

これが普通のようなのです。

 

昨年が異常で、今年が普通に戻っただけのようです。

な~んだ、そうなんだ。なのです。

 

これが普通で、だから、4月1日の入学式にちょうど桜が満開になるようです。

4月1日は、KeePer技研株式会社も入社式をやります。

その朝、ぜひまた、この場所から桜の様子を撮ってみたいと思います。

 

 

さらに昨年の三月は、まだ、新型コロナ禍が真っ最中で、

今年の三月は新型コロナが第五類に緩和されてから初めての三月で、

春休みもあって、街には若者があふれ返り、観光客もいっぱいで、

新幹線も混んでいましたが、

東京の道路は、高速道路は勿論、一般道まで信じられないような混雑ぶりです。

先日、LABO用賀店に行くために新横浜からタクシーに乗ったら、

いつもなら30分足らずで着くのに、

なんと、2時間近くもかかってしまい大遅刻になってしまいました。

ただでさえ道路交通事情が厳しい東京では、

コロナ明け初めての春休みは、夏休みの時の混乱に輪をかけ

見た事もないような混雑ぶりで、仕事の活動量が半減してしまっています。

 

また、一昨年年末の半導体不足による自動車生産の停滞から、

解消した年明けの大増産で、

昨年の一月から三月初旬にかけて記録的な納車ラッシュがありました。

それに比べて今年は普通に戻っていて、

異常に多い昨年に比べれば

今年の二月から三月初旬にかけては当然少ない訳ですが、

それにダイハツの不正に始まったトヨタ関連の不正の為に生産が滞っていて、

なおさら、新車が少ない状況がまだ少し続いています。

 

去年の二月に対する今年の二月の厳しさに比べれば

三月になったら全然ラクチンですが、

皆、決して恵まれた状況ではない今を、

全くものともしない前年アップの大健闘で頑張っています。

 

この商売は毎年、

お正月前の十二月は大爆発で盛り上がっても、

その分、静かな寒い冬を過ごさねばならないのが変らない宿命です。

それを割り切って、一月二月はみんなで連続休暇を取りましたが、

そのあとの今の時期は、みんなで満を持して爆発の春を待つしかありません。

需要が膨らむ直前の今の時期に、つまらない比較をしていても役に立ちません。

 

四月一日の入学式、入社式を越して、

新しい仲間達を116名を迎えてから、皆で爆発しましょう。

 

昨日、LABOの部長達とどう爆発するかの方向性をはっきりさせました。

毎年の事ですが、

どう爆発するかを考ると、力が湧いてきます。

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2024年03月23日(土曜日)

03.23. 35話.KeePerの基本的理念、塗装面改善の方向性。

KeePerが最初に取った特許は「塗装面改善の方向性」と言う名で、

有効期限はもうとっくの昔に切れているが、その考え方の基本は今も続いている。

私がガソリンスタンドの運営で起業して間もない時期に最新式の洗車機を導入した。その頃の洗車機には「水垢落とし洗車」の機能が必ず付いていて、私も早速、お客様の「水垢で汚れた白い車」に使って、それ迄は大変な作業であった「水垢落とし」が簡単にキレイに白くなったので感動してしまった。

だから、ひいきのお客様が買ったばかりの新車のセドリックに早速このサービスを「これはすごくいいですよ」と確信をもって提供した。しかし、この「水垢落とし洗車」をかけた白い新車のセドリックは、白いのは当然だったが、「艶」が無くなって白い艶消しのセドリックになっていた。私は何が起きたのか分からず、何かの気のせいだろうとお客様にお返しした。が、さすがにお客様も何か変だと思われたのか、翌日その白いセドリックを持って来られた。私は「そうですね、じゃあもう一度「水垢落とし洗車」にかけてみましょう。」とまた洗車機に掛けたのだが、艶消し状態はまったく改善されずに、むしろひどくなったような気がした。だから、手掛けの固形WAXをおかて、少しは艶が出た状態にして何とかお返しした。

このことが何だったのか私はよく分からないままだったが、何年か後にコーティングに関わる勉強を始め、塗装とケミカルの事を理解してこの時の事が理解できた。この洗車機の水垢取り洗車では、頑固な水垢(汚れたWAX)を落とす為に強アルカリ(NaOH)の洗剤を高濃度でボディに掛け、回転ブラシで擦ったので水垢が落ちると同時に、新車のまだ固まり切っていない塗装の油分まで落としてしまってパサパサになり「艶がなくなってしまった」のです。(この危険なサービスは、はるか昔にもう無くなっている。)

 

この経験から、「水垢を落とす」と言う効果を出すために、塗装そのものを痛めたのでは本末転倒であり、やるべきではないという事。お客様が求めているのは「車」という財産が単に見た目でキレイになるという事ではなく、誰でも車は大切なので、車そのものを大切にする意味でのキレイさを求めているのだから、車の美装(車をキレイにすること)とは、車の塗装そのものを大切にすることであり、作業の一つ一つは塗装そのものを改善する方向性を持っていなければならないという事。あの時の経験がKeePerの一貫しした理念となっており、その仕組みとケミカルなどの道具もその理念で貫かれている。

 

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2024年03月22日(金曜日)

03.22. 34話 KeePer技術コンテストのルーツは長崎だった。

KeePerが全国のガソリンスタなどに普及したきっかけは長崎のマツハヤ石油での成功であった。マツハヤ石油は長崎地元の古くからの有力企業でガソリンスタンドを多数店舗を運営していると同時に、多角的に事業を行っていた。しかし、バブル全盛の時、不用意にリゾート事業に手を出して失敗し経営的に行き詰まっていた。銀行取引停止の事態だったという。そんな状態のマツハヤ石油に石油元売りの最大手ENEOSから剛腕の遠野氏がトップとして送り込まれた。

こんな場合、通常ならば行き詰まっていたマツハヤ石油をキレイに清算するのが当然であり、それでいいのだが、遠野氏はこの会社を何とか再生して、現場で働いているたくさんの若者たちの生活の糧を保ちたいと考えた。まず社内に有ったたくさんの不合理を整理して、まず、社内を合理的な当然あるべき姿に正した。その上で収益の健全化、つまり儲かる体質にしなければならない。その時にたまたま出会った「KeePer」の収益性と競争力、特に「お客様が喜んでくれる商品」であり「社員も、お客様に感謝されて嬉しい」。その上で収益性が高い。と言うところに目を付けて、KeePerを軸にした店舗運営に大きく方向転換をした。

KeePerのメーカーであるアイ・タック技研(現・KeePer技研)も、KeePerの基本である技術の向上に全面的に協力した。その甲斐もあってか、マツハヤ石油の店舗の収益性はみるみる改善され、会社としての再建の道筋も見えて来た時、技術向上の一環としてマツハヤ石油主催の技術コンテストが開かれることになったのです。一回目は整備工場の中で開かれたのですが、二回目はKeePerも皆さんの中で盛り上がっており参加者がすごく増えたので、大きな施設の大きな駐車場で、テントを張って開かれることになったのです。

ところが、競技会が始まる頃、突然雨が降り、風も吹いてきて、普通なら中止になる所ですが、遠野氏の強い意志で技術コンテストは強行されたのです。そうしたら、競技が始まる寸前に雨が上がり競技は無事に終わったのです。

まるで神がかりの様な不思議な競技会でした。

 

この時に行われた競技会を、アイ・タック技研が真似をして(学んで)、今のKeePer技研株式会社が主催する全日本KeePer技術競技会が始まったのです。

途中で新型コロナ禍での中止がありましたが、今年2024年で第9回目の競技会が約4,000名の予選参加という巨大な規模で開催されるようになっているのです。

 

昨日から、その予選が始まっています。

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    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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