谷 好通コラム

2025年01月29日(水曜日)

01.29.昨日の夜、同窓会みたいな飲み会。

昨日は、午後からKeePer LABOのフランチャイズ店を希望される方と、
実際の希望物件でのLABOプランの検討を2件やって、
いつもの店舗プラン会議を続けてやって、物件の検討もやって、
午後からはLABOの新店に関わる話がずって続いて終わったのが夜8時近く。
それから飲み(夕食)に行ったのです。

 

そのプラン会議には、一人の昔からの仲間が一緒にいました。
二十数年前、東京営業所が初めて出来た頃、
一番初めの東京営業所兼トレーニングセンターは、
なんと「錦糸町!」にありました。
錦糸町の裏通りにあった小さな木材屋の空き倉庫を改造。
2台の乗用車がやって入る程度の小さなトレセンで所属スタッフも3名だけ。

 

朝、通勤でJRの錦糸町駅から営業所に歩くと、
必然的に繁華街の中を通ることになるます。
で、錦糸町の風俗は店前に客引きがいて
朝の8時とか9時に歩いても「遊んでいかない?」と声をかけられます。
それを振り切って会社に行く訳ですが、
最初は面白がっていましたが、だんだん面倒臭くなってきます。
客引きの方もこちらの顔を覚えてくると、声を掛けなくなって来るのですが、
客引きの新顔でもやっぱり声をかけて来ません。
彼らにも「引継ぎ」というものがあるのでしょうか。

 

そんなことはともかく、
錦糸町の営業所はすぐ近くに小さな居酒屋があって、
若い夫婦がやっているその飲み屋には、しょっちゅう飲みに行きました。
あの頃の錦糸町のメンバーは、坂本君、鶴見君、鈴置君、・・あと忘れました。
賀来社長もギリギリ錦糸町は知っているかもしれません。

 

しかし、そこがすぐに狭くなって、
新小岩に、車が6台くらい入るちょっとした倉庫を借りて、引っ越しました。
新小岩には結構長くいて、
鈴置専務が、営業所長か営業部長かで、1年? 2年? 単身赴任していました。
もちろん、場所が新小岩になっても、毎日飲んでいました。
「はつみ」?「初美」?  どっちか忘れましたが、営業所のすぐ近くです。
昼・喫茶店、夜は居酒屋の変な店で
オジチャンとオバチャンがやっていました。
鈴置所長? 鈴置部長? は、その店が気に入って、
朝、昼、晩とご飯を食べ、夜は飲んでいました。
(出張日以外)毎日です。
「初美」の名物メニューが「缶詰開けただけ(中身は自由)」。
このメニューを頼んで、中身を、例えば「サバ味噌煮っ」と言うと、
オジチャンが隣のセブンイレブンに行って
「サバ味噌煮(150円)」の缶詰を買って来て、
缶を開けて、缶をさらに乗せてオバチャンが出してくれます。
初美メニュー「缶詰開けただけ(450円)」の出来上がりです。
これは、鈴置所長?部長?の発案であり、彼がもっぱらユーザーです。
これは、最近行った者によると、まだメニューとしてあったそうです。

 

大昔、そのはつみで飲む坂本君と現在は外販部の岩崎君

そんな楽しくも、いい加減な東京営業所・トレセンでした。
私はこういういい加減さが大好きです。

 

その時にもいた坂本君が昨日の飲み相手でした。鈴置専務(現)も一緒です。

坂本君はもともと北海道の出身で、10年くらい前、
坂本君は当時、東京営業所長でしたが、故郷の札幌で営業所長になってから、
KeePer PRO SHOPを熱心にやっていた釧路の名門会社に請われて転職し、
現在は、その会社の札幌でSS部門の部長をやっています。
この名門会社が、道東の街にKeePer LABOのFC店をやるということで、
坂本君が、昨日KeePer技研(株)本社事務所での店舗プラン会議に来たのです。

 

だから、夜まで続いたKeePer LABO直営店の為の3件の店舗プラン会議に
付き合ってもらって、夜、名古屋の繁華街に出て行って、
飲んだのです。
もちろん鈴置君も一緒で、店舗部の佐々木君も一緒です。
東京営業所の同窓会みたいなものです。
私も年を取ったのでしょうか、
昔話を、昔の仲間と同窓会のような酒を飲むとムチャクチャ楽しいのです。
ちょっと飲みすぎました。

 

この日はその前にも、
約10年前、KeePer PRO SHOPが生まれた頃、
何かの大会かコンテストでトップを取った名門会社の吉田君が来てくれて、
中国地方の街にKeePer LABOのFC店をやろうかという話で、
店舗プラン会議に来てくれていたのです。

 

吉田君とは昼ご飯を一緒させてもらいましたが、
当然ですが、酒は飲めませんでした。
何か月か後、そのFC店がオープン前のキックオフミーティングの時か、
新しくKeePer LABOが出来た時には、ぜひ、
あの時代の同窓会みたいに酒を飲みたいと思います。

 

フランチャイズ店の受け入れをオープンにしたら、
思わぬ楽しみが出来てしまいました。
この年になって、同窓会がいっぱい出来そうです。(^^♪

 

これは、多分、四.五年前の写真。私と坂本君・

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2025年01月28日(火曜日)

01.28.未明に気づく、自分こそが勘違い人間そのものではないか。

まだ夜が明けぬ未明、ふと目が覚めて考え始める。
そんな時、
覚醒している時とは違う角度から自分を見る事になっているのだろうか、
何気なく進んでいた話が、実は、
相手の思惑通りに進んでいることにハタと気が付く時がある。
なぜ今のような話になってしまっているのか。
自分が愚か者であると前提すると、全部つじつまが合って理解出来る。
自分が情けない。つくづく情けない。

 

多くの人が見つめ、耳をそば立てる、そのまっ只中で、
自分は愚かにも調子に乗って、ホイホイと
相手の術中にまんまとハマっていくその姿を晒してしまった。
そんな、後でハタと気が付く事は多いが、
気付いた後、
毅然と引き返せるかどうかが、
自分が本物の愚か者かどうかの分かれ目になるのだろう。

 

人は、自分が周りの人から褒められたり、
もて囃されたりすると、簡単に勘違いをして、
自分を持ち上げてくれる人達の期待に応えるべく調子に乗ってしまう。
その愚かな過程は、
はたから見ているとよく分かるのだが、
その愚かな張本人になってみると、その愚かな姿に中々気が付かないものだ。
恥ずかしい限りだ。
もう、引き返すギリギリの線まで来ているのだから、
毅然として引き返すか、
逆に、思いっきり乗っかって話の中をひっくり返すか、
早々に決断しなければならない。
いずれにしても、気が付いてしまったのだから、こっちの勝ちです。

 

もうすぐ午前5時。めざましテレビが始まる時間だ。

もう一度、眠りましょう。

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2025年01月27日(月曜日)

01.27. 144店舗目「KeePer LABO横浜あずみ野店」本日キックオフ。

今日の午前11時から、
神奈川県横浜市「KeePer LABO横浜あずみ野店」のキックオフミーティング。
平野石油の平野社長から
「KeePer LABOのフランチャイズ店をやりたい」と、
申し入れをお受けしたのは、一昨年のことでした。
当時は、

まだ直営店での増店に懸命の頃であり、
平野石油さんも、建設にかかわる手続きが手こずっていたりで、
やっと店舗建設が進んで、キックオフミーティングにまで漕ぎつけました。

 

この店舗は、マーケットとしてはため息が出るほど恵まれていて、
その濃さも十二分な素晴らしい立地に、二百数十坪の最適の広さを持った、
うらやましい限りの店舗です。
店舗デザインは私と店舗部でやりました。
随分前にデザインしたものですが、
最新のデザインの方向性を備え、
機能的にも理にかなっており、現時点でもベストの店舗デザインです。

キャパシティアップの余地も考えられている。

 

この店舗は、建て替える以前までは、
地域でも高い評判のガソリンスタンドを運営していたので、
既に、KeePer LABOとして再オープンするのを
待ちかねてくれているお客様も多いと聞きます。
だから、オープンから忙しい日々が待っているのでしょう。
しかし、せっかくKeePer LABOとして生まれ変わるのですから、
そして、
ガソリンスタンドという「物販業」から、「サービス業」に変わるのですから、
KeePer LABOだからこそ来られるであろう「新規のお客様」に、
いかに高い確率でリピートしていただき、
ガソリンスタンドでの限界を軽々と突破して、新しい境地を開いてもらいたい。
それらは、目先の売り上げなどにガツガツせず、
一人一人のお客様が、自分がこの店舗で大切に思われていると実感するような、
素晴らしいお客様づくりを果たし、
1年後、みんなが目を見張るようなとんでもない実績を出して欲しい。
今、ガツガツしなければ、1年後、本当にすごいLABOが出来上がるのでしょう。

 

この人たちは、きっとそれを実現するであろうことを、
ハッキリと予感しました。

 

ひらの店長(社長)、

おかだチーフ、

ひらのさん、

ふじたチーフ、

 

いしおさん

 

 

 

今年も「黄砂」がやって来ています。
「黄砂」はキーパーコーティングの天敵です。

 

キーパーコーティングは、ある程度汚れても、
「雨」が降れば、
コーティング表面の自浄効果で、汚れが雨に交じって落ちてしまい、
まるで洗車をしたかのようにキレイになってしまうのが大きな特長です。
しかし、その雨に「黄砂」が混じって汚れていると、
黄砂含みの雨が降った後、
ボディ上に雨と一緒にその黄砂が残って、却って、ひどく汚れてしまいます。

 

そこで、去年はこんなポスターを出したので、
今年は、よりブラッシュアップした2025年版を造り、配ろうとしています。

 

 

KeePer LABOもフランチャイズ店をオーブンにしたら、
予想通りのハイピッチで新店が立て続けに開いていきます。
この分で行くと、今年中には、
ひょっとすると、180店舗?をオーバーするような可能性も出てきました。

 

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2025年01月26日(日曜日)

01.26. 相手に伝わるか。あるいは相手になり切れるか。

私は企画スタッフ達からその制作物についての相談をよく受けます。
難しいのは、新しいコンセプトの商品やサービス商品の案内に係る制作物で、
その新しい商品とは、
まず。
1.水を使わず高品質の洗車が出来る「ドライWASHキット」。
a・水を使うことが出来ないマンションの駐車場などに停めている車の洗車。
b・洗車好きの人に、プロ品質の傷なし・水無し洗車を実現。
c・EV或いはPHEVの急速充電中に、水を使わない高品質洗車の商品化。

私は当初、
a・が、
この商品の一番大きなメリットだと思いました。
特に洗車難民と言われる東京の人たちの為に、役に立てるだろうと。
しかし、東京いろんな人の話を聞くうちに、
タワーマンションなんかの場合、駐車場の多くはは機械式で、
水無しでも、洗車の行為そのものが出来ない。そんな人が多いと分かりました。

 

そこで、
C・が、
未来的にも有用ではないかと思って、
名古屋の真ん中に近いLABO大須店で、
こんなアピールを外に向かってやってみました。
しかし、この広告を見て、
充電をしながらの洗車をやってくれたのは、三か月間でたった2台。
まだ、その需要はほとんどゼロに近かかったようだ。

では、
b・洗車好きの人に、プロ品質の傷なし・水無し洗車を実現。 これはどうか。
実はシンガポールでのKeePer LABO1号店で、
ドライWASHをメニューに入れて見たのです。
LABOシンガポール店は、ドライブショップの駐車場の中に有って、
排水設備がなく水が使えません。
だから、ちょうどいいと思ったのですが、ぜんぜんダメでした。
聞くと、シンガポールでは水の事情が悪く、なかなか水が使えないのですが、
洗車業者はものすごく多く、
”レベルの低い洗車業者”は、水をあまり使わず”、車に傷が着くということで、
ドライWASHとは程度の低い洗車屋がやる「質の悪い洗車の代名詞」らしい。
そのシンガポールで、ドライWASHが売れる訳がない。
では、どうするのか。

日本はシンガポールとは違うとは思うが、日本でやったとしても、
このままでは、プラスのイメージより、マイナスのイメージが先行しそうだ。

だったら、b・のイメージを、
名前を変えて、高品質の商品イメージをダイレクトに与えるよう
名前と商品イメージをどう造っていくのか、もう、一年がかりかで考え続けている。

 

 

もう一つは、新時代の「ビビらないウィンドガラスの超撥水コート」。
特長は、
1. 脱フッ素。2.完璧なビビり防止、3.フッ素に近い長寿長、4.明快な視野・
この新商品を、どの部分を最大のメリットとしてアピールしていくべきか。
商品の特性。メリット&デメリット。
撥水力の性能。ビビり防止の寿命。長寿命のエビデンス。などを揃えながら、
来る新発売の準備を重ねています。
1.は、当然大切な部分なのできちんと表現する。
2. 完璧なビビり防止をメインに持ってくるなら「スムーズワイプKeePer」
3. ならば、ロングライフシリコンワイプKeePer」
4. ならばクリアビューKeePer。(これはクリンビューに被るかもしれない。)

このウィンドコーティングは、
ガラスに大きな定着力を持つフッ素が、
環境的な要請から遠くない将来使えなくなるので、
長寿命タイプのシリコンタイプ撥水コートの開発に目途が付いた。
フッ素タイプの撥水コートにつきものであったビビリ解消を強調するのなら、
「スムーズKeePer」か、「アンチビビリKeePer」か、
或いは、
ロングタイプといっても所詮フッ素タイプには負けるので、
いっそ開き直ったように「ロングライフシリコンワイプKeePer」もありか。

いろいろと考える。2~3か月が実際の寿命なので、
洗車とのセットで、むしろ洗車を主人公にして
「ウィンドビビリレス洗車」とするか。「窓ビビリレス洗車」か。

何を、どう表現して、お客様という「相手」に伝えるのか。

 

相手に有効に伝えるには、
相手になりきることが一番の早道であり、唯一の方法かもしれない。
相手になりきることは、ふと掴んだ時には簡単にできるが、
そこまで行くのには、どうしても、膨大な試行錯誤が必要なのです。

 

 

しかし今日、見に行った「猫展」は、
猫好きしか見に行かないだろうから、
どの作品を見ても、全部、すごく可愛くて、何点も買ってしまいました。

 

「猫好きが造った作品」の「猫展」は、
猫好きしか来ないので、
相手の気持ちになりきって、
なんて面倒な事をしなくても、オールOKです。

なぜかタコをくわえている猫のパッグ

 

 

そのバッグの裏側の猫もタコをくわえている。

意味は分からない。

 

猫のマグカップ

 

猫の一輪挿し。  背中に花を挿す。

 

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2025年01月25日(土曜日)

01.25.「我思う、故に我あり」は、我が神であることを否定できない。

今日は土曜日、色んな事を読んで、色んな事を考えました。

テーマは「我思う、故に我あり」。
今日はいつものようにビールを飲みながらではありません。

たぶんものすごく訳のわからないことを書きそうです。

 

まず、ネットで調べてみました。
——————————————————————————————–
「我思う、故に我あり」
これはデカルトという哲学者が生み出した名言です。

デカルトが哲学者として生涯をかけたのが
「真実の発見」です。
哲学者というものは生涯かけて、
「真実」や「真理」見つけたい生き物です。
デカルトもそれを成し遂げた1人なんです。
では、彼はどうやって「真実」に辿りついたのでしょうか?
「疑いきれないものを見つけ出せばそれって真実じゃね?」
なぜなら「真実」というのは、「普遍的」なものだからです。
つまり全部を疑って、疑えないもの→普遍的→真実だと考えたわけです。
デカルトはそこからあらゆるものを疑い始めます。
これがデカルトのアプローチ方法で、「方法的懐疑」と呼ばれています。

 

「目の前にあるパソコンは真実?」
→「いや、違う。自分が夢を見ていたら、このパソコンの存在はない」

「1+1=2は真実?」
→「いや、神様が俺たちの脳みそを洗脳している可能性もある。
だとすれば、これが真実のように思えるだけかもしれない。」

こんな感じです。

ほんと、この根性はすごいと思わざるを得ません。
ここまでずべてに疑いをかけると何も信じれなくなりますよね。

しかも、「夢だったら…」とか「神様のせいで…」とか
そんなもの引き合いに出したら、全部疑えちゃいますよね。

デカルトは圧倒的不利な状況に陥ります。

しかし、ここで諦めなかったのが、デカルトのすごいところです。
彼は、あることに気づき逆転勝ちします。

「あれ?今疑いまくってるけど、この疑ってる思考自体は、疑えなくね?」
確かに。
目の前のものは夢の中だと考えると全て疑えてしまう。
でも「今夢の中にいるんじゃないか?」
って疑っている思考自体は疑えなくないですか?

つまり「疑っている自分がいる」ということは疑えない普遍的なもの。
そこからでた名言が
「我思う、故に我あり」です。

 

ですが、この名言もカントという哲学者によって簡単に論破されてしまいます。
「確かに疑っている思考は疑えないよね。デカルトさんすごいよ
でも疑っている人間の存在自体はまだ疑えちゃうよね。デカルトさん甘いよ」
例えば、
「私は自分がイケメンだと思う」
このとき、「思う」こと自体は真実です。
でもだからって実際にイケメンとは限りませんよね。
ただのナルシストの可能性だって(おおいに)あるわけです。
カントはそこに気づいちゃったのです。
疑っている思考は疑えないけど、
だからって存在も疑えないわけじゃないよね。
ただ、存在そのものは疑えてしまうけど、
その思考自体は疑えないと主張したデカルトの哲学というのは、
当時最高の力を持っていたのも事実です。

「我思う故に我あり」
→デカルト:「疑っている自分の存在は疑えない、これこそ真理!!」
→カント「疑っている思考は真理。でも存在は疑えちゃいますよ。」
→デカルト:「そうやな。疑っている思考自体は真理!!真理発見。」
——————————————————————————————

 

 

考えている自分、

あるいは感じている自分が存在しているという事
つまり、自覚している自分がいるということは疑いようがない事実だ。
自分が存在しているということは自分自身だからこそ証明出来る
証明出来るといっても、自分に対して証明できるということで、
他の者に対しては、自分の存在を証明すべくもない。
自分の存在は、自分にしか証明できない。

 

逆に、他の者の存在は、
自分の行為に対しての他の者の反応から推測して、
他の者も、自分と同じように存在しているのだろうと想像するしかない。

 

だから、他の者が、自分に服従したり、自分が他の者に命令をしたり、
他の者から持ち上げられたりすると、
自分が他の者に対して優れているとか、強いとか、偉い者であると勘違いする。
デカルトの言うように「われ思う故に我あり」であるが、
カントの言うように「その存在が何であるのかは自覚する方法がない。」から、
人は多くの場合、
部下を持つような役職に就くと、
その組織の中の「ボス」になったような気になる。
ボスになったような気になって、威張る自分、
ひどい場合は、自分が「神」であり、
他の人々の運命を踏みにじっても、
自分は神なのだから許され、
時には何百万人もの人間を正しいこととして殺すことすらある。
そんなことは、人類の歴史上、何回もあった。

 

もっと日常的な生活の中でも
人の気持ちを踏みにじるような自分が正しいと思えるようなことはよくある。
それでも、自分以外の人の存在は、自分には証明できないので、
相手がどう思っているかを、自分には理解できないので、
自分の勘違いを疑うことも出来なければ、修正されることもない。
自分が偉い人だと思っていることを、
ひょっとしたら「神」だと思っている事が、修正されることは極めて難しい。

本人が思い込んでいても、もちろん、彼は神でも何でもないが。

本人が思い込んでいることを、他人が、修正することはできない。

 

他の生き物の場合、

それは彼らが、
私たちにどう見えているかが彼らには全く分かっていないように。

しかし私は、
彼らの姿を美しいと思うし、
この世界に私たちと両立できると信じる。
しかし、彼らは、
私のことをどうとも思っていない。

しかし、私は彼らが本当に美しいと思う。
決して私は、彼らにとっ優位な存在でもなく価値ある存在でもない。一緒だ。

 

 

 

この先は「虫嫌い」の人はご覧にならない方がいいです。

とってもきれいな「カメムシ」が映っています。

 

 

 

 

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    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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