2019年10月03日(木曜日)
10.03.何も仕事をしない平日の「予定あり」必要で役に立つ
今日の私のサイボウズには「予定あり」と一言だけ書いてあった。
他の役員が時たま使っている言葉なので、私も真似して
10月3日の冒頭に一言だけ「予定あり」と入れておいたら、
誰もその日に近寄ろうとせず、
他の日に色々な予定を依頼してきた。
私のスケジュールは、
会社のすべての人が見ることが出来るが、
予定の入力は、自分自身か秘書と社長と専務だけが可能になっている。
しかし、すべての人が見ることが出来ること自体が、
非常識だと言う人もいるが、
うちの会社の人は、私のスケジュールを見て、
私に会って欲しい人がいたり、やって欲しいことがあったら
私のスケジュールを見て、そのスケジュール繰りに合わせて、
仕事を依頼してくるので、私は自分でスケジュールを工夫する必要がなく、
非常に便利にしているのです。
逆に言えば、
私のスケジュールを秘密にしておくと、
誰かから仕事の依頼があるたびに、自分で予定の全部を見て、
都合のいい日を提示しなければならず、
それは考えただけで面倒くさい。
だから、
みんなが私のスケジュールを勝手に見て、
私の空いている隙間を見つけて、
土曜日も日曜日も容赦なく
私に仕事をはめ込んで依頼して来てくれる便利さが良いのです。
そんな私のスケジュールに「予定あり」の一日に、
誰もかすりもせず、何の予定も打診してこなかったのは、
みんなの”やさしさ”なのだろうか。
それとも、滅多に書かない「予定あり」が気味悪かっただけなのか。
いずれにしても、何の仕事もなく、何の予定もない一日を
私は連れ合いと一緒に個人の銀行に行ったり、市役所に行ったりして、
積もり重なっていたプライベートな用事を済ませました。
最後に、友達と、独立した頃によく行った焼肉屋に行って、
あの頃の焼肉の上手さと感動がまだ自分に残っているか、試してみました。
しかし、早い話が30年後の私の体は、間違いなく老化していて、
あのカルビの脂の美味さが、油っこいだけにしか感じないのは、
残念だけど、
仕方ないな、と思った一日でした。
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2019年10月02日(水曜日)
10.01元年9月のKeePer LABO直営販売実績 主観的解説
(前文)
この解説は、先の「開示」が客観的であるのに対して
これはあくまでも私の主観的な見方を主とした解説であり、
先に開示されたものに対するものではありません。
例えば数値的に差異があれば、それは先の開示された情報が正しいものです。
2019年9月のKeePer LABO直営店販売実績の特長は、
何と言っても、過去5年間にさかのぼっても新記録の伸び率です。
80店舗全体で昨年の74店舗全体の実績に対して147.7%であり、
339,400千円です。
また、前年実績のある既存店だけでの比較でも前年同月比140.2%であり、
322,048千円です。
しかし、これはあくまでも前年比という相対的な数字であり、
前年が週末のたびに台風に襲われる記録的な荒天であり、
比較的標準的な前々年9月と比べると(店舗数が違うので参考的でしかないが)
前年の前々年比が94%なので、
140.2%×94%=131.7%で、比較的落ち着いた数字になり、
昨年の10月の既存店前々年同月比137%に劣るものの、
近年の記録においては、やはり記録的な数字と言えます。
この好成績の背景には少ない降雨量、申し分ない日照時間など、
好天に恵まれたことはもちろんであり、
来店台数が既存店前年同月比が142.6%と記録的な多さではある。
しかし、このように天候に恵まれて来店台数が増えた時には、
比較的単価の低い「洗車」の数が増えて、平均単価を著しく下げ、
販売実績においては来店台数の増加を相殺する効果を伴うのが常でした。
ところが、この9月は平均単価の前年同月比が98.3%であり、
洗車の台数が増えても、全体での単価がほとんど落ちていません。
これはKeePerコーティング類が増えたこと、
特に平均50千円から80千円の高価格のダイヤモンドキーパー類が、
既存店前年同月比で148.7%と著しく増加していて、
この月の洗車の増加による単価の低下を防いで平均単価を支えたものです。
つまり、この月の5年来の記録的な好成績は、
好天による来店客数の増加と同時に、
高価格商品の増販が大きく寄与しているものと言えます。
では、その高価格商品の増販が何によってもたらされたものかを考えたい。
一つ目立つのは、東日本の「昭島店」
この店舗はダイヤモンドキーパーが前年同月比244%の37台であり、
売上げが前年同月比190%の5,794千円で、
東日本全体の実績140%、ダイヤモンドキーパー145%を大きく上回っている。
この店舗では、8月の後半に有名なYouTuberが、
この店舗のダイヤモンドキーパーを取り上げてくれて
短期間に何十万回という再生を得て評判になったいきさつがあり、
その効果が、この店舗の数字に表れている者は想像されます。
このことによってYouTuberによる動画の宣伝効果のすさまじさを痛感し、
今後の販売促進施策に活かしていくべきと学びました。
また、愛知、岐阜、三重の三県で8月に
新しいテレビコマーシャルを1200GRPという濃度で放映しました。
このコマーシャルが「判りやすい」「すごい」と評判をいただきました。
東海三県の店舗のダイヤモンドキーパー施工数が前年同月比の162%であり、
その効果が9月にも集中しているものと考えられます。
この事実からこの手のコマーシャルの効果が
放映から少し時期がずれて出ると考えられ、
関東と降雪地域を除く12月の全国放映本番の時期は、
11月終盤から12月序盤にかけての期間に設定し直しました。
逆に、全体の店舗が絶好調であるこの9月に、
みんなの好調に着いて来れなかった店舗が数軒あります。
たとえば、東日本のわらび店や246玉川店や数店舗が
当初立てた「予算」を下回り、
悔しい思いをしているのですが、
これらの店舗の特長を見ると、
来店台数の少なさよりもむしろ平均単価の低さです。
この店舗の平均単価を、東日本全体の平均単価に当てはめて計算すると
大きく実績が上がり、予算も余裕で達成しています。
この月に不調であった店舗の問題は来店台数の少なさではなく、
「ダイヤモンドキーパーの少なさ」=「平均単価の低さ」であり、
すべき行動は「増客活動」でなく、
「接客受注の改善」と「施工技術の向上」=自信の積み重ねであると言えます。
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2019年09月30日(月曜日)
9.30.時間を潰すことの空しさとツラさ
15時まで決まった仕事が入っていず、
午前中のドタバタが終わってからほとんど時間潰し状態になった。
こんな時は、どっかの店舗に出かけるか、
なかなかやれなかった雑用をこなしたり、
まとまった時間が取れなくて出来なかった計画など、
こういう時にこそすべきことが必ずあるのだが、それが今日はないのだ。
だから、仕方なく、スタジオの方の私の部屋で、
CDをかけながら、いつになく長い原稿を書いて見たり、
珍しく、ほとんど時間潰しモードに入っています。
この会社は年商約90億、社員約500名の会社ですが、
事務所には、
アルバイト・パート(AP)さんを含みで総務が8名、経理が6名、
電算3名、プロショップ事務局4名、
東西支社事務所に採用・看板・店舗担当として8名、
ここから直接稼ぐ人で企画のデザイナーが7名とWebで2名
あとは出荷現場が23名、製品開発と購買4名
営業インストラクターが東西合わせて45名、
そして80軒のLABO店舗に390名で、
稼いでいる人が471名。
事務職と呼べるスタッフは29名。
事務所と現場を合わせてちょうど500名。(APさん87名、社員413名)
※暇つぶしに人員表を読んで数を書き写して見ました。
これでも、この会社の事務職は決して少な過ぎず、
もっとキチンと合理化、電算化をすればもっと少人数になるはずです。
しかし会社によっては、
現場の人が8人しかいないのに事務員さんが5人もいるような
変な構成の会社も見ることがあります。
特に中国に行った時は、
そんな感じの事務員さんがものすごく多い会社をよく見ました。
そんな場合、事務の仕事なんてそんなにある訳がないので、
やらなくてもいい仕事をわざわざ作って、
机にしがみついて無駄な仕事を延々とやっているとしか考えられません。
まるで、今日の私のような暇つぶしの仕事なのでしょうか。
しかし、やらなくてもいい事を時間潰しの為だけにやっていると、
空しいし、ツラいのですが、
給料を取るためだけに、時間潰しをするのでしょうか。
現場の仕事を極端に嫌う人がいますが、
そんな時間潰しの為だけの無駄な仕事を一生懸命そうにやることの方が、
よっぽどツラくて、つまらないと思うのです。
そういう意味では今日の私はとてもツラい人でした。
でも、世の中には、無駄だと判っているのに、ただ自分の時間つぶしで、
仕事をしているフリをしているつまらない空しさの塊のような人もいます。
現場の中にすらいます。気の毒な人です。
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2019年09月29日(日曜日)
9.29.台湾からのLABO6か月研修が終了しました。
昨日、小さな研修終了式がありました。
半年前、台湾からの研修生の研修が始まって、昨日で終了です。
台湾のフォードの大手カーディーラーさんから
「キーパープロショップを台湾でやりたい。相談に乗って欲しい」と
連絡があったので、
とりあえず、お会いしたのが何か月か前で、
信頼できる相手と判断したので、
協力させていただくことにした。
しかし、こちらから英語の解るスタッフを海外に派遣して、
先方での技術研修や店舗構築をやってきたこともあるが、
中々うまく行かなかったので、今回は違う方法を取ることにした。
「台湾から日本語の解るスタッフを2名日本に派遣して下さい。
その2名を最低半年、LABOの店舗で預かり技術の全てを体に叩き込みます。
その間にマネージメントも教えます。
その人達を台湾でのKeePer事業のけん引役にして下さい。
店舗の構築はその彼らとKeePerの店舗部が一緒にやって行きましょう。」
ということにした。
あれから半年、台湾からの派遣スタッフは途中から1名増えて3名。
最年長60歳の呉さん、なんと博士号を持つインテリだ。
LABOでの半年は体力的につらかったが頑張り切った。
それよりうんと若い周さんは日本人の妻と子供を持つ。
高い能力の人です。
台湾でのキーパープロショップビジネスには単身赴任で取りかかる愛妻家。
最後に途中から参加のポンさん(該当する日本の漢字がない)。
元台湾総督専属の警備の経験者で、運動能力抜群。性格も超明るい。
彼らの先生、預けられたLABO安城店の広木マンサノ店長と、
LABO大須店の鬼頭店長は参加できなかった。
とりまとめの安藤マネージャー
LABOでは、半年間、分け隔てなく技術を習って、
一緒に作業に参加する。正味、戦力の一人だ。
トレセンではすべてのコースの研修会に出て、
二級技術資格と一級技術資格技術資格を取って、
研修先のLABOでとことん施工をやって、
更に、
技術コンテストでの審査を仮の審査員としてやって見て、
本当の審査員の点数とほぼ同じになるまで、教えてもらう。
更に最終テストでは、技術検定審査で150点が取れるまで練習する。
体力的につらかった博士号の呉さんもかろうじて150点を通過したらしい。
呉さんいわく「これが一番きつかった」そうだ。
よく通ったなぁと感心する。
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2019年09月28日(土曜日)
9.28.妄想として、九か月がかりのキーパー選手権は成り立つか
キーパープロショップとして8月と12月に
年2回のキーパー選手権が開催され、すでに30回を迎えるようになりました。
このキーパー選手権は、
KeePerコーティングを施工するようになった店舗が、
まず、店の初期の固定客を積み上げていくために、
8月と12月の需要期にKeePerの施工強化月間を設けて、
あるいは一つの手法として前月の7月と11月に集中予約月刊を設けて
集中的にお客様にアプローチして、結果、施工台数を積み上げ、
多くの施工を通じて施工スタッフの技術の向上と「上手いは速い」で、
常日頃からの作業の効率化を図り、
事業として完成させていきます。
だから過去の優勝・入賞店は、
今は年間を通じて多くの施工があり、
ルーティンの仕事店舗の主役の商品の一つとして、
コンスタントにKeePerコーティングが施工され、
事業に貢献し
地域のお客様に喜んでいただいています。
言い方を変えると
キーパー選手権の目的は固定客を積み上げる一つのきっかけとして、
集中して「施工」あるいはその前段階の「予約」を実施し、
高品質のKeePerコーティングのファンづくりを通じて、
店舗の収益の一つの柱づくりをしていくことであったのです。
だから、過去のキーパー選手権の優勝店、入賞店は、
つまりキーパー選手権OBたちは、
お客様やスタッフにある程度の負担がかかる
年2回の一ヶ月間キャンペーンを卒業して、
いつものKeePerとして、年間を通じたメイン商品の一つとしています。
もちろん、年2回、2か月間に集中した数字よりも
コンスタントに積み上げた12か月間の施工の方が、
高い売り上げである事は当然です。
そんなKeePer施工店が増えてきています。
そこで考えたのですが、
一つの案として
キーパー選手権を4月から12月までの9か月間ロングランとして、
開催したらどうかということです。
4月は北海道・東北などの雪国の雪融けの時期であり、
最もコーティング需要が盛り上がる時期です。
この4月をスタートとして、普段あまり表舞台に出ることの無い地域が、
花形としてまず群を抜いたスタートダッシュを見せます。
と同時に
4月は新車登録が一番多い3月の次の月なので、
納車を受けた新車が多くダイヤモンドキーパーが一番忙しい時期です。
また「花粉」の被害も多く、「黄砂」も多い時期です。
お客様が相談に来られることが多く、
お客様との信頼関係が築かれます。
また4月は新卒者が入社してくる月で、新人教育が始まります。
そのまま5月の連休も大切な需要期の一つ、
ゴールデンウィークは、毎年、盛り上がります。
6月から7月の梅雨の時期は、ウィンドウ関係、殺菌消臭関係、
あるいはエアコン関連の需要が高まります。
暑くなって8月9月は、
これまでのキーパー選手権の延長線上で、
たくさんのクリスタルキーパー、ダイヤモンドキーパーが、
再施工の予約を入れて来られます。
10月はさわやかな秋、
洗車が多くなる季節ではないでしょうか。
高付加価値な洗車を企画し提供したいと思います。
11月は最需要期の12月の準備も兼ねて、態勢を整えます。
12月は全開。総力戦で、1年間の総決算です。
そして正月明けの1月2月3月には、
もっと工夫されて効果的であり盛り上がる技術コンテストを考えたい。
今は、8月・12月の2回のキーパー選手権の時に、
その季節に合ったポスターとか横断幕、チラシなどの販促品を、
申し込まれた店舗に提供していますが、
選手権が9か月のロングランになると、
その販促の内容の企画と提供の仕方に工夫が必要になってくるだろう。
現状の支援販促ツールは、その企画が硬直化しているので、
活性化するいい機会になるのではないだろうか。
いずれにしても、
今年12月の第30回キーパー選手権記念大会は、
1か月間の従来の形で開催することは間違いありません。
今、
私が妄想しているのは、
来年からの選手権の在り方です。
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