2019年09月12日(木曜日)
9.12.純水手洗い洗車を見直す
KeePerは、その昔、手洗い洗車から始まりました。
自分の車をKeePerを施工してキチンとキレイにしたい人は、
どちらかというと手洗い洗車を好む傾向があります。
KeePerは、特にダイヤモンドキーパーなどガラスコーティングを施工すれば、
洗車機にかけても、まったくキズが着くことはなくなります。
だから、KeePerユーザーが手洗い洗車を好むのは、
キズが着くことを恐れているからというよりも、
人の手で隅々までキチンとキレイにしたいから、手洗い洗車を好むのです。
だから手洗い洗車であっても、雑な手洗い洗車ならば、
それは手洗い洗車の意味が無いだけでなく、期待外れということで、
その店舗の手洗い洗車は二度と買わないだろうし、
ましてや高付加価値のKeePerコーティングを施工しようとはしません。
実際、KeePerコーティングを
どの店舗で施工しようかと探している人は、
まず、行ったその店で手洗い洗車を頼んでみて、
この手洗い洗車の仕上がりで腕前と、気配り、真面目さを試してみて、
その店でコーティングをするかどうかを決めるお客様が多くいます。
手洗い洗車が上手かったから、
その何十倍もの値段のダイヤモンドキーパーを、
その店で施工してもらったという話をよく聞きます。
だから、高いKeePerをたくさん施工している店だから
手洗い洗車も上手いというだけでなく、
手洗い洗車が上手いから、
高いKeePerコーティングをたくさん施工していると言えます。
手洗い洗車は技術料というよりも「手間賃」という色合いが強く
生産効率が決して高いとは言えず、
技術料の意味合いが強く、生産効率が高いKeePerコーティングに比べると
一見、割の合わない仕事に思える手洗い洗車ですが、
この手洗い洗車を疎かにすると、KeePerコーティングも少なくなって
いわゆる”暇な店”になってしまいます。
とすると、コーティングはカーディーラーで新車の時にやって、
手洗い洗車だけをその店でやって、
コーティングは決してやらせていただけないお客様は、
店としても立つ瀬がない訳で困ってしまいますが、
そんなお客様には、
あらゆるコーティング車に、
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2019年09月11日(水曜日)
9.11.全店訪問で持っていったルビスタ
キーパー選手権が開催されている1ヶ月間は、
8月も12月もトレセンでの研修会を全休して
KeePer技研営業のスタッフが、プロショップ全店を訪問します。
訪問は選手権に参加の皆さんへの応援の意味が一番ですが、
キーパーコーティング技術資格者の在籍と品質の確認、作業環境の確認、
KeePer技研からの新製品や新技術のご案内なども行っていきます。
年2回の全店訪問は
品質最優先のキーパープロショップの仕組みの
最も重要な行事と言え、むしろ生命線でもあります。
今回はそれに加えて「ルビスタ」なる物を全店に配りました。
これは製薬会社大手「キョ―リン製薬」の関連会社の製品で、
「ルビスタ・嘔吐物処置キット」と銘打ったものです。
これは文字通り、人が車の中で嘔吐した場合の後始末のための処置キットで、
中にはシリコンゴム手袋、前掛け、マスク、
消毒薬、消臭液、丈夫な大ごみ袋、密閉箱など、
不快な嘔吐物に一切手を触れずに、
不快な思いを極力少なくして、あくまでも安全に処理できます。
人が嘔吐する時は、
酒に酔っぱらったり、乗り物酔いなどの他に、
細菌性の中毒などで食べた物を戻すことがあり、
特に細菌性の要因によるものは嘔吐物に触れると大変危険です。
ルビスタは、そんな危険を伴う可能性のある作業を、
消毒薬、消臭薬で滅菌しながら、
手袋、マスク、前掛けなどでガードしたスタッフが、
手順を踏んで、マニュアル通りに作業をしていくと、
最低限の不快で、安全に作業が出来るように仕組まれたセットです。
私自身、若い時からスタンドでこのような処理作業を何度も経験しており、
そのツラさも良く知っています。
特にこの作業がツラいので、店のスタッフにさせられず、
自分でやる店長が多いことも知っています。
なので、このルビスタという製品を知った時に、
ぜひ、全部の店に置きたいと思ったので、
全国約5,800店のキーパープロショップと92店のラボに配る事にしました。
とりあえず無料で。
でも、約6,000個のルビスタは、使って再注文をいただいたら、
その時は、ルビスタ1個を送って、1個分の伝票を切らせてもらいます。
「富山の置きクズリ」のようなものです。
だとするならば、全国に置いた約6,000個のルビスタは、
“在庫”で通るはずですが、
無理かもしれません。
会社にとって、報・連・相は最重要事項であって、
特に密室化しがちな経理部門の報・連・相は生命線とも言えるものですが、
ここが一番難しい所です。
永遠に一つも減らない仕組みになっている在庫は、
減損会計の対象になるのは明白です。
しかし、たまに出荷するルビスタは、わずかですが利益を生むので、
少しずつでも出荷が続けば金銭的にはいつかは元が取れるはずです。
だから、減損にしなくてもいいはずだと主張は出来ますが、
何百年かかるか、何千年かかるか判らないので、やっぱり駄目でしょう。
しかし、
それで全国の仲間たちが、
とてもツラい仕事が少しでも軽くなったら、
更に安全が確保できれば、約6,000個分の減損は無駄ではないと思います。
「富山の置きクズリ」作戦は、無理でしたが、
有意義であることは違いなく、
決して後悔するものではありません。
会社も決して損を被ったことにはならないと思います。
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2019年09月08日(日曜日)
9.08.晴れて、満を持して追い上げ、襲いかかって見事に3位
今日決勝のスーパーGT第6戦オートポリス戦は、
サーキットに行かず、家のTVでスカパーのJスポーツでの応援でした。
言い訳だが、昨日も午前はのんびり同窓会を楽しんだが、
午後からは三つの大事な打ち合わせがあったり、ここしばらく本当に忙しく、
しかも、オートポリス戦はさすがに日帰りは無理なので、
今回は岡山、タイに続いて今年三回目の自宅観戦・応援とさせてもらった。
言い訳を長々と書くのは、
レースが終わった今、
サーキットに見に行けば良かった。と、
行かなかったことをしみじみと後悔しているからです。
今回のレースは、現地でみんなと一緒に大騒ぎしながら見たかった。
大分県オートポリスは阿蘇山の麓にあってお天気が変わりやすく、
「雨」とタイヤの駆け引きでどんでん返しがよくあります。
今回のレースのハンディウェイトはたぷん80kg。二番目に重いウェイト
しかし予選はQ1でニック・キャシディ―が4位に入ったのに、
Q2で平川亮が7位に下がって、ちょっとがっかりしていた。
スタートはニック、途中でゲリラ的に大雨が1コーナーに降って、
コースは完全にレインタイヤのコンディションになったが
慌ててレインタイヤに換えても、
雨はすぐにやんで、じわっと渇き、
何周目にでもドライになったら、ドライのスリックタイヤの方が断然、速い。
勝負にならない。スリックタイヤの圧勝だ。
でも、やんだ雨が、また降ったら、
結果的にレインタイヤに換えていた車が勝つかもしれない。
しかも、タイヤ交換はドライバー交代の時の一回だけで、
(二回のタイヤ交換の時間は勝負を捨てたことになる)
その時にどちらにするか、判断するしかない。
“判断する”というよりも、どちらかに”賽を振って賭ける”しかない。
ドライバーの交代のタイミングで雨が止んでいても、
この後、何回、どれくらい、雨が降るのか降らないのか、
最新の雨雲レーダーでもサーキットが広いので、必ずしも当たらない。
ニックから平川亮へのドライバー交代の時、
#37 KeePer TOM‘Sは、ドライ、スリックタイヤを選択した。
#36 au TOM‘Sもドライを選択。
多くのチームがドライを選択した。
雨が止んでからの追い上げ戦略をとったのだ。タイミングも一番早い。
#39 DENSO SARDや#17 KEIHIN NSXなど数チームは、
ウェット、レインタイヤを選択したが、
この時点では500も300クラスも”ドライ”を選択したチームの方が多かった。
ところが、一度上がった雨が、また降ってきたり、
ドライを履いた車が滑ってコースアウトし、スフティーカーが入ったりして
三度目に大雨がコースの一部に降った時には、たまらず、
ドライからレインに換える為に二度目のピットインする車が相次いだ。
僚友の#36もそのうちの一台であった。
超強気の関口をもってしても雨中のスリックタイヤは我慢できなかったようだ。
一方、ニックから変わった平川亮は何度かの雨で濡れたサーキットを、
ドライのスリックタイヤで淡々と走り続けていた。
当然レインタイヤを履いている車にはタイム的に敵わないので、
徐々に順位が落ちて来た。
と思っていたら、終盤、亮はスピンして、コースアウトし、
ガクンと順位を落としていたらしい。
やっと、雨が上がってしばらくしてコースが乾いてきた。
こうなったら、本来のグリップを持つドライのスリックタイヤが圧倒的で
1周あたり10秒以上のハイペースで差を縮め始めた。
怒涛の追い上げだ。
しかし、それが始まったのはゴールまであと6周か5周かのところ。
すでに10位くらいにまで落ちていたが、そこから追い上げて、
気が付いたら、みるみる先頭グループに迫っていて、
とうとうゴールは、三位にまで上がっていたのだ。
結局、三位入賞!
しかしそれにしても、
あと2周あれば・・・、
あと2周分、早く雨が上がっていたら・・・、
レース距離があと2周長ければ・・・、
それよりも、あの終盤のスピンさえなければ・・・。
間違いなく優勝であった。たら・ればはレースに禁物ではあるが、
ぐちぐち言いたくなるような惜しいエキサイティングなレースであった。
これでシリーズランキングは相変わらず2位だが、
トップとは10ポイント差にまで縮まった。
あと2レース。十分にトップを狙える位置に来た。
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2019年09月07日(土曜日)
9.07.●○× △□子はキレイだった
小学校の同級生かと思ったら中学校の同級生であった。
LINEで集まったミニ同級会。ファミレスの「ガスト」。
学校は名古屋市南区の南光中学校。
60年の昔、伊勢湾台風が直撃した南部の工業地帯の学校です。
みんなが明るい下町の学校でした。
多感な思春期の頃、いっぱいの事がありましたが
思い出してみると、嫌な思い出や、つらい思い出はほとんどありません。
最近集まり始めた会で
26年(生まれ)の会と言っていました。
私は三月生まれなので昭和27年生まれですが、同級です。
68才と67才は、よく喋りました。
中学校と小学校の卒業アバムを回し見しながら、
時を忘れて、一人一人を思い出しながら話していると、
しわくちゃになって頭の毛が薄くなった一人一人が、
昔の写真と重なってきます。
あの昔からはもう50年以上も経っていて、
その間の長い年月の歴史は、町の様を一変させますが、
人はその見た目以上には変わらず、
ほんの短時間で、近しい親しみを取り戻します。
今日集まってくれたのは8人で、
みんなが昔の一人一人の安否で話題が盛り上がっている時に
思わず
「●○× △□子はかわいかった・・・キレイだった」
と、つぶやいてしまった私は不謹慎な奴だった
夢のような二時間であった。
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2019年09月06日(金曜日)
9.06. 会社にデザイナーさんがいたのでKeePerが出来た
今、KeePer技研の企画部には6名のデザイナーさんと、
店舗部に1名のデザイナー。
2名のWeb技術者、1名の動画技術者はただいま産休中です。
愛知に3名、東京に2名、福島に1名、福岡に1名のデザイナーがいて、
各地のPRO SHOPさんのオリジナルの看板を、直接現地を見てデザインし
チラシなどは直接PRO SHOPの人と会って、一緒に企画して造ります。
デザイナーたちの
それぞれの仕事はKeePerのブランディングの一環であり、
販促活動の一環なので、基本的に企画料とかデザイン料はいただかず、
製作費もほとんど実費で提供しています。
だから、ご利用いただく機会も多く、
我が企画部の販促物を制作する量は、
下手な広告代理店よりよっぽど多いものです。
しかし、そこからの利益はほとんどありません。
それでも10名のデザイナーたちと
専用のスタジオ、事務所などの設備、高性能のMACなどの機器は、
膨大な経費を要しますが、
これこそが、すべてKeePerのキーパーたる強みに他ならず、
この膨大な効果と、KeePerの統一されたブランディングは、
かかる費用を補って余りあるメリットであると信じています。
間違いありません。
というよりも彼らが生み出すデザインの効果無しでは、
今のKeePerのブランディングはあり得なかったものと断言できます。
今の彼らの仕事量を広告代理店を通じて行ったら、天文学的な金額になるし、
それよりも今のデザインのクォリティを維持することは難しく、
なによりKeePerのポリシーを正しく表現することは不可能だったでしょう。
その中でも異色なのが店舗部のデザイナーは、
元々企画部に所属していたのですが、
いつの間にか店舗部にいて、
すべてのLABO店舗の店舗デザインと看板デザイン、
果てはチラシ、パンフレット、色々なツールのデザインまで手掛けていて、
LABOの先行して新しいことを試してみる役割を果たしてくれています。
彼には、企画部から店舗部への転籍辞令を出した覚えがないのですが、
いつの間にか、自分で店舗部に引っ越していました。
それで非常にうまく行っています。
この会社では、いいか悪いか別にして、よくある事なのです。
私も「あれっ?」とは思うのですが、それで仕事が上手くいくので、
いつの間にか自然に収まってしまいます。
仕事は自分の意志で行うべきであり、
仕事は上からやらせるものでもなく、上からやらされるものではないと、
あくまでも自分の意志で自分を動かすべきだと
常日頃から言っているので、
こんなことが起きているのでしょうか。
今日のプラン会議で、
今度行うLABO東郷店の改装で、
テントの骨の部分の”色”をみんなで話し合っている時、
その場でどんどんいろんな色でデザインして
5種類ほどその場で造ってくれたので
よくイメージで来て、こんな風にとりあえず決まりました。
建築バースは専用のソフト驚くほど上手く、キレイに劇的に早く造ります。
建設図面だけでデザインを検討するより、
はるかに具体的にリアルに検討出来て、
実際に出来ると、ほぼこのまま出来上がります。
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