谷 好通コラム

2025年01月13日(月曜日)

01.13.しばらくぶりに福岡のLABOを見て、考えた。

今でこそ九州には9店舗のKeePer LABOがありますが、
数年前に初めての直営店を作り、それまでは営業活動ばかりしてきました。
九州での直営店のKeePer LABOはほんの数年前からです。

 

九州では
KeePer LABO直営店を作る前に、
KeePer PRO SHOPが拡がり、
KeePer LABOもFC店が先に出来ました。でも、今はもうありません。
地域においては先にまず直営店を作ることを学びました。

 

ここ数年で九州にもLABOが出来始め、今は
直営店が、小倉南店、博多店、早良店、春日店、久留米店、鹿児島県庁前店、
FC店が、西熊本店、熊本長嶺店、熊本白山店、つい先日、長崎時津店、
直営店とFC店が競うように出ているのです。

 

しかし、
日本全国に144店舗あって、九州に9点店舗だけなのは、
九州がKeePer LABOに合っていないからという訳ではなく、
むしろ、感覚的にはKeePer LABOは九州に合っていると思っているのですが、
距離的に遠いというだけで、
店舗開発の力の入れ方が薄かったのが原因のすべてと言える。
九州にももっと何倍も力を入れるべきであることも学んだ。

 

今回久しぶりに福岡に行って、その思いを強く持った。
福岡県には今の4店舗どころか今すぐにでも
最低20店舗は必要だ。30店舗でもいい。
十分に必要なマーケットがある。求められている。
福岡の4店舗に行って、
福岡のお客様から強く求められていることを感じた。

 

愛知県でも県内に現在29店舗あって、
今期中にもう3店舗、来期以降に5店舗の具体的建設の予定があって、
それでも名古屋市内はまだ全くの手付かずで最低あと十数店舗は必要だ。
だから、愛知県内だけでも直近で50店舗が必要なので、
愛知県の人口が約755万人、福岡県が約510万人。
だから、
現在の密度でも福岡県内には20店舗、直近では35店舗は必要となってくる。

 

となると、
今現在で少なくとも今の5倍はすぐにでも必要で
直近では今の8倍~10倍の店舗が必要だということになる。
そう考えて福岡の街の中を走ると、
焦りの気持ちが湧いてくると同時に、
自分自身の発想が今のままではいけないと気づき、
ふと、KeePer PRO SHOPを作った時のことを思い始める。

 

あの頃は、KeePerがお客様に提供する喜びを広げる事ばかり考えていた。
それが今のKeePerと、KeePer LABOの大きな広がりのすべての源だった。
私は大切なものを忘れかけていたような気がしてきた。

 

 

昨日のお昼、最初に小倉の駅に降りた。
その日はちょうど成人式の日で、小倉の成人式はハチャメチャに派手で、
テレビでもよく取り上げられるほどだが、
私たちが見たのは、ちょっと派手目の成人の振り袖姿だけであった。

 

それから、KeePer LABO小倉南店に行く。
ここの12月は13,798千円の売り上げで前年比125%。
まだ伸びる余地を十分に感じさせる成長真っ盛りの店だ。


更に、北九州市には一つの区に一軒のLABOは絶体に必要だと思った。

この店は二年目でキャパシティアップの工事を受けていた。
これを活かすには、少し新しい発想が必要だが、みんなで考えるだろう。

 

地区担当ののさえき君。まもと君、おかざき君、まつばら君。

このKeePer LABO小倉南店の本当の店長は「いわしたさん」ですが、

彼女は正月初めから産休中です。

その代理の地区担当ますだ君。

 

次に、福岡市の北端である北九州から、南端の久留米市まで一気に走って、
KeePer LABO久留米店に行った。
この店は、昔、久留米にあった九州トレセンに私が行った時、
久留米インターを出たじきの所に「空地借主募集」の立て看板を偶然見つけ、
すぐに電話をして、その日に借りる約束をして出来た思い出のある店です。

この12月には14,138千円、前年比114%で、
はち切れそうな需要を控えた店舗だ。
かなりのキャパシティアップの増強プランを提案し
すぐに実行するとしてきたが、やはり、
増店がどうしても必要な地である。

 

おおつぼ君、まんねんさん、こばやし君、ゴメン名札が光で読めなかった、みやはし君、

LABO久留米店は、久留米トレセンと併設していて、

土日はトレセンも久留米店の一部として使える。

以前はそのトレセンで活躍していて、

今は九州LABOの地域担当であるさえき君、

隣はトレセンの主、伊藤正樹福岡営業所長。

久留米店をトレセン側から見る。

 

久留米店からKeePer LABO春日店に行く予定だったが
先に、KeePer LABO博多店に行くことになった。


博多店には、愛知のKeePer LABO知立店に15年以上勤めてきた大友さんが、
アルバイトとして勤務している。
知立店においても大友さんはアルバイトで気楽な立場だったが、
今は部長クラスに昇進しているベテラン達にとって、お父さんのような存在で、
家庭の都合で、今は、福岡に転居していて、
自分で、LABO博多店に土日だけ勝手にバイトをしている。
私はそういうことが許される土壌が大好きなので、
九州に来た時はぜひ大友さんと会いたかった。
その大友さんが、「今日の勤務は午後4時まで」と言っているそうなので、
私たちが予定を変更、午後4時迄にLABO博多店に行くことにした。
この会社はそういうことが日常茶飯事で困ったものだが、
誰もそれを嫌いではないので、
まったく修正される様子も予定もない。

KeePer LABO博多店に大友さんはいた。

 

KeePer LABO博多店は、
この12月、19,253千円。前年比105%。
二千万円の大台を残念ながら逸した。
関東以外のLABO店舗で初めて二千万円台をオーバーするのは、
老舗の中部でもなく、関西でもなく、本当に福岡なのだろうか。
結論は、また来年に持ち越された。

 

まつなが店長。

やじまさん。

やました君、みよし君、と、すまん、光で名前が読めなかった。

かない君、おぐら君。

会ったらすぐに帰る、黒ずくめの大友さん。存在感がある。

LABO博多店は、セブンイレブンの意抜きで、

ほとんどそのままからの改造で、

すごいキャパシティを持つKeePer LABOが出来た。

7台ブースの中からの写真。

外の洗車場からの写真。

 

この続き、感動のKeePer LABO春日店と、
私に一つの悟りを開させたKeePer LABO早良店の話は、また明日書きます。

 

 

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2025年01月11日(土曜日)

01.11.「生態系」という言葉を調べたら、こんな解説があった。

ネットで「生態系」という言葉を調べたら、こんな解説があった。
(その解説に自分なりの解釈と少し拡大を加えいるる)
――――――――――――――――――――――――――――――――――

地球上には、1000万以上の種類の生物がいると考えられており、
一つ一つの生物は他の生物と関り合いながら生きている。
そうした生物たちと、それらが生きる自然環境をあわせて「生態系」という。

植物が光合成で養分をつくり、その植物を草食動物が食べる。
その草食動物を肉食動物や雑食動物が食べる。
動物が死ぬと、
微生物が分解し、その養分を植物が取入れる。
このように、生物がそれぞれの役割を担当しているのが生態系だ。
気候の変化や人間活動により、
ある生き物の数が大きく増えたり減ったりすると、
生態系に乱れが出て、ほかの生き物全体に影響が出る。

・生産者=植物
・消費者=動物や魚
・分解者=菌類や細菌類
・無機的環境=光・水・大気・無機塩類

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

生態系には食物連鎖の要素が大きく、
その中で「人間」は消費者に当たるわけで、
同じ消費者である動物は死んだら、
それが食物連鎖の頂点に君臨すると言われる百獣の王であっても、
死ねば分解者(菌類や細菌類)によって土地に戻り、生産者(植物)の養分となる。
これが食物連鎖の輪で、生態系の大切な要素だ。
しかし、
人間は死んだら遺体を焼いて灰にして弔うので、
人間だけは「分解者(菌類や細菌類)」に分解されることなく
だから植物の栄養になる事もなく
食物連鎖の輪を断ち切り、消費者のまま終結するようになった。
だから、人間は、もう
自らが生態系の一部である(あった?)という自覚が無いのでしょうか。

 

だから
人間は自立して存在しており、
人間たちだけでも地球上に存在し続けられると信じているのでしょうか。

確かに人間は、
有史以前から植物を農作物として育て、
改良し、自らのものとして自在にして来た。
動物だって、人間が食べる為の動物、家畜を作り出し、育て、食ってきた。
現代においては食べ物を工業製品として作り出し、
果ては、生き物由来ではない原料からの食糧生産まで可能になってきた。
もはや、
人間は食物連鎖の輪から完全に脱し、
生態系に属さない、唯一無我、完全に独自の生き物のように思える。
私たち人間はすでに食物連鎖の輪の中にはいないかもしれない。
だから、たぶん、
美しい自然を無残に壊しても、悪いことをしていると感じないのだろうか。

 

人間は、食物連鎖の要素の中では自立した。しかし、
生態系の要素はもう一つ、無機的環境=光・水・大気・無機塩類。

生産者(植物)は、分解者(菌類や細菌類)が作った養分を得、
水と大気CO2を使い、
光を浴びて光合成(CO2を吸いO2を排出)してその体を作る。
その過程で大気O2を排出して、
消費者(動物)の呼吸(O2を吸いCO2を排出)を成り立たせる。

 

生態系には食物連鎖だけではなく
無機的環境(光・水・大気・無機塩類)の要素が重要な役割を果たしている。
人間は、食物連鎖の中では、完全に自立したかもしれないが、
化石燃料を燃やし過ぎたために、大気中のCO2の量を増やしすぎて、
気候変動を起こし始めていて、
人間の危機だけでなく、生態系全体を壊し始めていて、
このままだと絶滅の危機を抱えている。
食物連鎖の中での自立のおごりが、
大気のバランス破壊を起こして生態系全体の破壊、
生態系全体の絶滅の危機をも回避できるような錯覚が人間の中に有る。
生態系の保全は自然が美しいからとか、動物がかわいいからという
センチメンタルな次元の問題ではなく、
環境問題を語る時に、誰も、
100年先、200年先すら語れないような
危機的状況に進んでいるのではないだろうか。

 

真剣に不安になった。

 

人間は、食物連鎖の中では自立したが、

それでもやはり、生態系の一部であり続けていることを忘れてはいけないのだろう。

人間は自然という生態系を破壊しても存在し続けられるという錯覚、

思い上がりを捨てるべきなのだと思うのです。

 

今、福岡に向かう新幹線の中。

大きく削られ山体の形が変わってしまった「伊吹山」

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2025年01月10日(金曜日)

01.10.晴天が続いた12月の異変。持続性を持った成長のあかしか。

2024年の12月は、
直営全店127店舗の売上げが約16億2千3百万円ありました。
だから、1店舗当たりの平均は1,268万円です。

4年前2020年の12月は、
直営全店84店舗の売り上げが約8億0千4百万円なので、
1店舗当たりの平均は957万円です。

KeePer LABOは4年間で
店舗数が127店-84店店=43店増えて、127店/84店=151.2%に増えて、
1店舗当たりの売り上げが1,268万円/957万円=132.5%に増え、
151.2×132.5≒200%
または、
16億2千3百万円/8億0千4百万円≒200%

つまり、4年間かけて、
KeePer LABOは店舗数が151.2%に増えて、
1店舗当たりの売上げが132.5%に上がって、
4年目の売り上げが、全店で約200%に倍増した。
しかも、
人時生産性は4年前の8,462円/人時から8,209円/人時と微減に留まる。
つまり、4年間での売り上げ倍増は、
労働分配率を無用に上げる人海戦術で無理やり上げたものではなく
逆に、一人当たりの負荷を上げることもなく達したものです。

 

単なる数字上のことですが、
これって、ほんとにすごいと思うのです。
今後、需要の増大に応えて店舗数の増加ペースを上げていっても、
店舗力の希薄化もなく、
逆に店舗スタッフの過重労働により離職率を上げるということなく、
順調に社員数を増加させることが出来て、
持続性のある成長の体質を持てているということになるではないだろうか。

 

私の個人的な見解として思うに、
今回の12月の16億円突破の結果は、
インフルエンザ蔓延の状況の中で、
ガソリン価格の厳しい高止まりの状況の中で、
円安で、カーメーカーの国内への新車供給の締め付けの中、(1月2月以降に開放)
多くの都市で雨がほとんど降らない異常なまでの天候の中、

逆に北海道、東北、北陸での大雪の中、

約1千名のスタッフが100%の受け入れ態勢と
100%歓迎の姿勢を、フルに開いて作り出した
予算オーバーのハッピーな、
素晴らしい実績であると、私は強く思っているのです。

 

 

正月明け、平野でも、とうとう雪が降った。

 

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2025年01月09日(木曜日)

01.09.始動開始、プラン会議午後8時迄、明日から東京オートサロン。

渾身の12月が終わると、
みんな達成感もあって、
しばらくの間、なかなか仕事のエンジンがかかりません。

さらに私は、
1月はすぐに(10日から)サイレント期間が始まるので、
しばらくの間、隙間が全くないようなスケジュールの入り方はなくなり、
だからしばらくの間、少し楽になりますが
しかし今日は、またエンジンがかかったような気になりました。

 

今日は、今年初めてのKeePer LABO新店プラン会議がありました。
今年の最初が、関西の名門会社のFC店プラン検討で始まり、
提出したLABO改装プランを先方の社長にすごく気に入っていただき、
今年最初の仕事としてすごく良かったと、嬉しいスタートでした。
そのプランは、直営店の場合のようにあけっぴろには出来ませんが、
結構、自分でも気に入っているプランです。

それが終わってから、
直営店新店プランを4件、中々みんなの意見が合わず随分時間を取ってしまい、
そのあとの新店候補地6件の検討を、頑張ってやって、
頭を使うと一番腹が減るという説にかこつけて、
どなたかがお持ちいただいた「お土産」の菓子をみんなで食べながら、
それでも、3件にOKを出して、
さらに約2週間後に次回のプラン会議予定を入れて
午後8時過ぎに、今年最初の店舗プラン会議を終えました。
これが今年は、もっとハイペースになるかと思うと、少し唸ってしまいます。
今年は真剣勝負で、直営店、FC店とも、
半端ではないハイペースで新店を出していきます。

 

それはさておき、
今日は、企画と広報の連中が東京に出ていきました。
明日から、東京で「東京オートサロン」が始まるので、
皆でセッティングに出かけたのです。
「東京オートサロン」はものすごい人で、めちゃくちゃ盛り上がります。
KeePer LABOの関東の店舗は、ここで、かなりの数の予約を取ります。
展示は「EXキーパー」と「T-REXキーパー」なので、
予約もその2つのどちらかの予約がほとんどなので、
「東京オートサロン」は、
年明けの関東KeePer LABO各店舗の店長にとって、
何となく展示のお手伝いではなく、マジ、真剣勝負の場でもあります。

 

今日出来上がった「KeePerのブース」。

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2025年01月08日(水曜日)

01.08.今年初めての新店は、長崎県に初のKeePer LABO長崎時津店。

 

2025年の初仕事から三日目の1月7日。昨日の夜

今年初めてのKeePer LABO新店キックオフミーティングを行いました。
今年からフランチャイズ店がぐんと増えます。
今回は、合同会社コーディアルという
長崎県でKeePer PRO SHOPと運送会社を運営していた会社で、
非常に例外的な経緯で
KeePer LABOのフランチャイズ店を運営することになった。
いずれにしても長崎県に初のKeePer LABOです。

 

なかじま君。

よしかわ君。

だいぼう君、

ふくい君。

 

 

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    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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