2017年08月02日(水曜日)
8.02.今年は孫と娘がよく帰って来てくれます。
一昨日は所用があって、娘の下の孫娘が帰って来てくれて、
犬のリンダとたくさん遊んで行ってくれました。
楽しくて、でも帰っていくと、さみしいものです。
今年はまたお盆に上の男の子も連れて帰って来てくれるらしく、
しかも8月末のスーパーGT鈴鹿1000kmを見に帰って来るらしい。
ほぼひと月の間に三回も帰って来るのは、初めてであり、
嬉しくってたまりません。
トイプードルのリンダは、
遊ぶときは全開で、全力で飛んできます。
飛んで胸に上って際限なく唇を求め、
あの永遠とも思える体力はものすごいのですが、
動きすぎて、飛び過ぎて、エネルギーを使いすぎてか、
ちっとも大きくなりません。
今日は、たまたま出くわしてしまった猫のチーちゃんを、
全力で大喜びで、追いかけていました。
不思議に全力で逃げたチーちゃんは、
怒りもせず、
怯えもせず、
逃げ切ってから意外と平然としていました。
これはひょっとしたら、
猫と犬の垣根なし同居は近いのかもしれません。
連れ合いが「トイプードルを買いたい」と行った時には、
驚きましたが、今ではなるほどと思っています。
トイプードルは、その名の通り生きている可愛いオモチャですね。
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2017年08月01日(火曜日)
8.01.2017年7月のキーパーラボ実績
2017年7月は愛知県春日井市に
「キーパーラボ春日井店」が新規オープンし
直営店の店舗数が合計57店舗になりました。
これを機に、東日本と西日本の店舗に表を分けて集計することにしました。
2017年7月は前半から中盤にかけて梅雨の影響を強く引きずった月で、特に中部を中心とした西日本店舗は前半の来店客数が著しく下がって、
後半の梅雨明けと共に盛り返したものの
7月の来店客数合計では既存店で前年同月比16.6%減としております。
減少しているのは主に洗車のお客様であり、
単価の高いコーティングの施工は高額商品のダイヤモンドキーパーを中心に例年並みに施工がなされており
平均単価は16.2%増と上がっていますが、わずかに来店数減を補いきれず
既存店全体での前年同月比で3.1%減少となっています。
全体では前年同月比11.1%増加であり、
西日本が9店舗増加で売り上げが前年同月比で8.9%増加し、
東日本は6店舗新店が増えており、売り上げで前年同月比13.4%増加している。
この明確な東高西低状態は、そのまま降雨量の差、日照時間の差とも言えます。
(※この記事は8月1日pm3:00に開示しています。)
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2017年07月31日(月曜日)
7.31.2017年度の二つの大きな特徴
2017年6月度の決算が終わりました。
今期のもっとも大きな特徴は、先期までは、
KeePer製品関連事業を担当し全国の営業所を束ねる「営業本部」と、
キーパーLABO運営事業を担当する「キーパーLABO運営本部」を、分けて、
それぞれを日本全国にわたる組織としていましたが、
それを、「営業本部」と「キーパーLABO運営本部」をくっつけて
その上で静岡の大井川を境にして東西に組織を分け、
お互いに西日本支社と、東日本支社と称し、自治性の強い組織を目指しました。
「営業」と「店舗運営」という異質な文化を一緒にするのですから、
最初はなかなかうまく行かず、それぞれの支社長も苦労していましたが、
今では、すっかりそれが当然のようになりつつあります。
もともと営業部のスタッフは、キーパーLABOの店舗スタッフであって、
店舗のチーフ店長になる者がトレセンのインストラクターになってきました。
従来ならば、インストラクターになった者は、
お盆や年末などのLABOの繁忙期に、「応援」として入っていましたが、
日常的に店舗スタッフになったりはしませんでした。
だから、一旦営業インストラクターになると、
自然にキーパーLABOを忘れてしまいがちになっていました。
しかし、キーパーLABOとは常にKeePerの最先端であり、
技術的においても販売的においてもKeePerの最先端であり続けなければなりません。。
全国のキーパープロショップさんたちの先頭に立つ営業インストラクターは、
その最先端の技術と販売手法を全国の皆さんに提供すべき立場であり、
それを新鮮な形で自らの身に着ける続けるべきであると考え、
組織を「営業」と「キーパーLABO」を一緒にしました。
そのために、多くの営業所長をキーパーLABOの店長に戻し、
多くのインストラクターを、
平日は営業インストラクターの仕事をし、休日も、二日間、平日に取って、
土日は繁忙期に関わらず必ずLABOで仕事をする仕事の形態を作って、
それを「マルチ」と呼び、むしろ社員の一般的な勤務形態としました。
全国のトレーニングセンターとPRO SHOPで活躍するスタッフは、
常にキーパーLABOでの技術と販売手法を身に着け、実践する者でもあります。
その体制を確固たるものとするために、
今までは関東と中部にキーパーLABOの直営店を造ってきたものを、
全国の営業所のある地域にも、積極的に直営店を造ることにしました。
こうすべきであると痛感したのは、
上層部の者がキーパーLABOの新店を造っていく時に、
キーパーLABOのポリシーを忘れてしまったような作り方、営業をして、
ダメなキーパーLABOを造り始めたので強い危機感を持ち、
「営業」と「キーパーLABO店舗」の一体化の必要性を感じたものです。
今期のもう一つの大きな特徴は、
今期、2018年7月から2019年6月までの間に、
16店舗ものキーパーLABOを新規開店し、2店舗を全面改装したことです。
昨年度は6店舗しか開けられなかったのに、今年はその倍以上。
この差は一体なんだったんでしょう。
一言で言えば、チームワークがうまく機能したことです。
先期までは誰かが表に立って、何でも自分がやってしまおうとしていたものが、
今期は、それぞれがそれぞれの役割に徹して、
その役割を素早く効率的にこなして、新店の実現を目指したからです。
その役割の中で誰かが越権的に自我を出して、
自分の思い通りしようとすれば話がつまずいていたものが、
今期のチームワークはそれをうまく乗り越えることが出来たということです。
それに加えて、今までは情報の流れがいつも間接的にあったものが、
ここ最近、情報が直接的になって早く多くなってきたことも大きな要因です。
多店舗展開をする時とは、こういうものなのだと思わせられます。
これから先、今のペースを維持し、
あるいはもっとペースを上げていくためには、
今の役割を分担しているチームワークを、どこかのポジションが我を出して、
変に自らの思い通りにしようとしなければ大丈夫です。
このチームワークの軸になっているのが東西の両支社長であり、
営業とキーパーLABOの一体化の意味を一番理解している者でもあります。
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2017年07月30日(日曜日)
4953-1.頑丈な亭主とおかみさん。定食屋「安田」
私は、昔を懐かしむことをあまりしない方でした。
常に先のことを考えているから・・なんてことはありませんが、
少なくとも、自分が若かったころを思い出して懐かしむタイプではありません。
昔の友達と久しぶりに会っても、昔話に花が咲くことは無く、
じきに話題が途絶えてしまう方です。
それが最近、昔のいろいろな場面を思い出すようになって、
その場面に気持ちが入って、ふと、「懐かしいなぁ」なんて思うのです。
特に北海道ではたくさんの場所に行きました。
25年くらい前でしょうか、
KeePerファイナル1を持って全国に売って歩き始めた頃、
最初に行ったのが北海道です。
当時の共石商事さんの方に北海道(なぜ北海道?)の人を紹介してもらって、
道具と材料を持ち、実演して回りました。
何カ所かを回るのですが、その数はまだ少なく
しかも連続して予定が立つ訳ではなく、たくさんの「間(ま)」が出来てしまい、
一日や二日、三日の間の為に、
いちいち名古屋に帰って来ては飛行機代があまりにも勿体なく、
仕方がないので、レンタカーで北海道のあちこちに行って
暇をつぶすことにしたのです。今考えると贅沢な暇つぶしです。
そんなことが何度もあって、
私は北海道の”あらゆる”と言っていいほど多くの観光地に行きました。
32年前に独立してから休むことを全くせず、働き詰めの私でしたが、
だか、北海道の観光地だけは本当に隅から隅まで行きました。
その一つ、支笏湖は春夏秋冬あらゆる光景を知っています。
千歳から支笏湖に向かう道路が素晴らしく、特に真冬がいいです。
湖畔の樽前山から噴煙が出ている所を見ました。
温泉が湖の中に湧き出て決して凍らない支笏語のボートは一度乗っただです。
でも湖畔のビジターセンターには何度か行って、青の洞門は何回か行き、
たまには札幌から石山を通って、山を越して支笏湖を見ると良いです。
しかし一番思い出すのは、
千歳市内から支笏湖への道路に出る手前に「安田」というご飯やさんがあって、
頑丈そうなメガネをかけた亭主と、
多分年上であろう世話女房の二人で安田を切り回していました。
そのおくさんの生けた「お花」がいつも飾ってあります。
店は小上がりも含めて20人位入れます。
そこの「天ぷら定食」が、
バカみたいに量が多くて、
しかも出来立てなので無茶苦茶美味しく、
トンカツもミンチカツもおいしくて何を食べるか、行くたびに迷いました。
私が支笏湖に何度も行ったのは、たぶん、安田に行きたくて、
支笏湖はそのついでだったのでしょう。
しかし、何年か後にその店はなくなっていました。
あれだけ山盛りにオカズを付けた定食を作っていたら、
採算は合わなかったのでしょう。
思い出すと亭主と奥さんの表情まで思い出します。
あの天ぷら定食をまた食べたい。
あの人たちにまた会いたい。
そう思うと、涙が出てきます。
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2017年07月29日(土曜日)
4953-2.黒いカラスに獲物を取られた大きな鷲。
支笏湖は「安田」のついででもありましたが、
千歳空港にすぐ行けるので帰るついででもありました。
更にそのついでの「サーモンセンター」は、年間パスを持っていました。
先日、札幌で内定している来年4月の新卒大学生三人が、
KeePer技研の本社などを見学に来てくれましたが、
昼ご飯を食べながら聞きました。
「君たちは北海道を愛しているが、どの場所が一番すばらしい?」
そうしたら、その中の一人が、
「積丹半島と言う所があって・・」と答え始めたので、
私は、もう黙っていられません。
積丹半島は神威岬が素敵だよね・・・」
札幌から小樽に向かい、余市を通り過ぎて、
山の中を走っていくと積丹半島です。その先っぽに神威岬があって、
両側が切り立った恐ろしい道を行くと、一番先に立つ灯台に行けます。
しかし、高い所が苦手な私はもちろん行きません。
・・・・・いや
何度か行ったうち、一度行ったような気がしてきました。
どうやって行ったのか憶えていませんが、
黄色い花がびっしりと咲いた岬を歩いたような気がします。
気のせいかもしれませんが、いやにはっきりと黄色い花が思い出されます。
函館では、駒ケ岳の南側に広がる大沼のほとりに、
とっておきの場所があって、私の家族を連れて行ったことはありますが、
そこで他の人と会ったことはありません。
何度も行きましたが
いつも私だけ、あるいは家族だけです。
目前に広がるコニーデ型のなだらかな山体は見事という他なく、
特に冬は大沼が薄く凍って、さざ波に砕けシャリシャリと音が幻想的。
その大沼の上を悠然と飛ぶ大きな鷲が降下して、
何か獲物をわしづかみして悠然と飛んでいく。
しかし、
そのあとの信じられない光景。
すぐに複数の黒いカラスが現れ、
大きなワシを襲って、その獲物を横取りしたのだ。
獲物を取られたあと、鷲はくやしそうに向こうに飛んで行った。
その間、私はしばらく息をするのを忘れていたような気がする。
あの場所には、もう一度行きたい。
あの奇跡のような出来事が見られなくてもいいから、
あの場所に、もう一度行きたい。
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