谷 好通コラム

2017年07月09日(日曜日)

7.09.八月のキーパー選手権に向けて準備着々進行中

今年も八月のキーパー選手権に向けての準備が着々と進んでいます。
今の段階で、メイン販促ツールの「立体ディスプレー”Wの透明被膜”」が、
デザインと材質、被膜の質、厚みなどがすべて決まり、
工場で治具の製作が始まって、来週には本格的に量産が始まります。

 

 

製造数は4,000本
KeePerプロショップ全5,490店の内、
約4分の3にあたる4,000店が、
例年の数として夏のキーパー選手権に参加するものと予想し、
販促ツールの製造数を4,000本と決めました。

 

 

B1サイズの「ポスター」のデザインは、まだ決まりません。
7人のデザイナーが競って出してくれたデザインが
二回目になってもまだ決まりません。
どれも力作でどれも捨てがたく決まらないのです。
しかしデザイン決定稿提出のタイムリミットが明後日の7月11日なので、
大丈夫でしょう。

 

 

もうすぐ「選手権参加&販促ツール申込書」が全国のプロショップに送られ
FAXで申し込みを受けた上で、
7月24日から一斉に全国に向けての発送が始まります。

 

今年8月の「キーパー選手権」実施には、いくつかの変更がありますが、
その変更点についてご意見を皆様よりいただき、
KeePer技研㈱として、全国の営業所所長たちと最後の議論をしました。
その上で、変更点の変更を下記のように決めています。

 

まず、
1.施工ポイントの設定が変わります。

 

前回までは、
例えば「クリスタルキーパー」を1台施工で3Pとカウント、
ダイヤモンドキーパーを5Pなど簡略化したポイントを使っていましたが、
この方法だと”台数”主義になりがちで
値引き販売で台数を稼ぐ傾向が一部にありました。
このままでは、
この延長線上にKeePerの生命線である 品質維持の低下の可能性を感じ、
ポイントをより販売価格に準じたようなポイントにすることによって
ある程度、値引き販売を防止することが出来ると考えました。
しかし、この案を提案したところ、
売上げを公表されるようで心情的に抵抗感があるとのご意見をいただき、
ポイントがオーバーにならないようにポイント数を修正しました。
クリスタルキーパーでは2回目以降の施工が3,000円引きになるなど
実態に合わせた修正です。

 

2.アラカルトをKeePer選手権とは別部門にしました。

 

各種のキーパーコーティングに対して、
ホィールコーティング、ガラスフッ素なども
「車をキレイにする」という大くくりの中では大切な要素と考え、
KeePerコーティングと同様にキーパー選手権のポイントに加えてきました。
そして、これらの商品がコーティングと付随する商品として
普通に定着するという一定の成果を上げてきてものと思います。
しかし、これらのアラカルト商品が独り歩きを始めて、
KeePerコーティングの普及という元々のキーパー選手権の趣旨と、
若干離れつつあったことも事実で、
ここでアラカルト商品を「アラカルト部門」に分けて別途表彰とし
キーパー選手権は、元々の
車のボディに対するKeePerコーティングのみをカウントする事になりました。

 

3.全国順位と県順位に加えて、別途、目指せる目標の”線”を作る。



従来は施工ポイントの累積で、
全国ポイント順位と、県別ポイント順位を公表し競って来ましたが、
KeePerがリピート商品であることも手伝って”上位が常連化”して、
小規模な店舗が上位に来る機会がほとんどない状態を解決するために、
100万ポイント獲得以上の店舗をクリスタルクラブ、
200万ポイント獲得以上の店舗をダイヤモンドクラブなど、
順位以外に”目指すべき線”を設定して、
その結果をWebの店舗ページリストなどにも提示さたらどうだろうか、
という提案をしました。

 

それに対して、小規模店舗あるいは少人数で、
品質を大切にしてKeePerを施工している店舗にとって、
キーパー選手権での施工台数の多い少ないで、
Web上に店舗の評価のようなものが付けられると、
余計に大規模店舗・大人数店舗などとの差がついて、
小規模店舗は努力の甲斐が無くなるとのご意見をいただきました。

 

確かにごもっともなご意見であるとし、社内で広く議論しました。

 

そして、
それでも、順位とは別に、
多くの店舗が目標と出来る”線”は欲しいと考え、
100万ポイントだけを”線”として、
それを越した店舗を「スタークラブ(仮称)」に登録し、
店頭に取り付ける「スタープレート(仮)」を進呈する。としました。
そしてこれは、施工店側のインナー側の表彰として、
外に対するWebサイトの店頭リストには明記”しない”としました。

 

とすれば、共通して目指せる一つの”線”が出来、
店舗の規模などの問題でそのプレートが取れなかったとしても
それが公開されたハンディキャップにはならないと考えます。

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2017年07月08日(土曜日)

7.08.仕事の本質的に「変更」は良質への吟味の証

よくあることで、
普通に車が行きかう交互二車線道路と、
どう見ても細くて車が通りそうにない道との交差点に、
普通の信号があって、運悪くその信号の「赤」にひっかかり、
しかし交差する細い道の方からは一台の車も来ず、
ただ、ただ、一分ほどの時間を、ただ待つ。
なんてことはよくあることです。

 

あるいは、
逆に、
ずらっと並んだ信号の交差点に並んでいて、
その信号が青信号に変わっても、
ほんの何台かが行っただけで、すぐに赤信号に変わってしまい、
交差する信号側が大して車が通らないのに青信号がやたらに長くて、
横からは車が来なくなっても、
こちら側でずらっと並んだ車達は、みんなじっと黙って並んでいるだけ。
なんてこともよくあることです。

 

信号の点灯サイクルの時間設定は県の警察がやるのでしょうか、
県の公安委員会がやるのでしょうか。
どちらにしても、
このような不合理な信号の点灯サイクルで多くの市民が不便になっていても、
その不合理を、調整のやり直しなどで修正されることはあまりないようです。
警察であっても、公安委員会であっても、
そんな不合理な信号を自分たちも使うのですから、
その不合理性に気が付かない訳がありません。
でも、こういうものは一度決まったら滅多な事では変わらないもののようで
今も、一台もいない空の交差点を何十台もの車がジッと待ち続けています。

 

あるいは、
最近の「高速道路」で思うのは、
三車線分の広い高架を延々と造っておきながら、
わざわざ、赤と白のバリカー(車止め)ポールで、
二車線に狭くして使っている道路がいっぱいあります。
どうせ狭くするのだったら、
バカ高い建設費をかけて三車線の道路など造らなければいいのに。と思います。
交通量予測の見誤ったせいなのでしょうが、
見誤りに気が付いた時点で、その設計を変えればいいだけの話なのに
設計を変える手続きより、手間より
予算を低く見直す手続きより、
三車線分の道路を造っちゃって、あとで「安全のため」なんて念仏を唱えて、
安いバリカーを立ててしまえば、面戸臭くなくて
誰の責任でもないし、
どうせ税金の無駄遣いなだけだから大したことはない。なのでしょうか

 

誰かが交通量の憶測を誤って、
必要のない巨額の無駄な車線分の税金を余分に使っても、
誰も無駄を無くせば良かったとも思わず、
簡単にバリカー立てて「安全のため」「安全のため」と言っていれば、
あたかもいい仕事をしたような、バカげた事が起きます。

 

バリカーだらけの道路は、税金の無駄遣いの象徴的な光景に見えます。

 

日本人は世界的に見てもルールを良く守る国民なので、
明らかに不合理なことがあっても、
不思議なくらいルールを守る習性があるので、
こんなバカげたことが通用するのでしょうか。

 

「修正」すればいいだけです。
設計の前提になっている交通量などの条件は変わるものなので、
予測が間違っていることに途中で気が付いたら、
その時点で新しい予測に従った設計に変更すればいいだけでしょう。

 

お役人いわく
「”変更”はそんな簡単なものではなく、
手続きを初めからやり直さなければならない。それは困難だ。」
とするならば、単に、手続きをやり直せばいい。
それが難しいとするのは、
硬直した役人体質が難しくしているのであって、
民間会社ならば、
不合理を気が付いた時点で、修正もせずに、
自分の責任問題になるのが嫌で、不合理なままムダ金を使ってしまったら、
それこそ責任問題になって、何らかのペナルティが課せられるでしょう。

 

問題店は、
予測して設計した時点と、
出来上がってきた途中でも、変更すべきがあれば変更すればいいし、
実際に造って見て初めて解る不具合もあるのだから、
たとえ出来上がっても「見直して」、
より合理的に造り直せばいいのだと思うのです。

 

店舗造りは、店舗を造ること自体が目的ではなく、
店舗は使って、役に立って、初めて意味があります。
だから、出来上がったらそれでいいのではなく、
出来上がっても、
使って見て「見直して」、変更を検討し、
素早く変更を加えて、
より役に立てるようにすることが肝心です。

 

役所仕事ならば「変更」は叱責の対象となり責任問題かもしれませんが、
仕事の本質的に「変更」は良質への吟味の証であり、称賛されるべきです。

 

今日報告があった
「KeePer LABO尼崎店」と
「KeePer LABO福山店」の「変更工事」の完成です。

 

両店とも、
ブース内に透明の可動式の仕切りを入れ、
洗車の仕上げスペース拡張の効果と、ブースとの可変的な関係を作りました。
これは、予想以上に使い勝手の良い効果を出したようです。

 

【KeePer LABO 尼崎店】

 

 

【KeePer LABO 福山店】

 

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2017年07月06日(木曜日)

7.06.ちょっとつらい一時間半です。

今日の朝は、いかにも台風一過のような、
澄み渡った青空だったので、てっきり富士山が見えると思ったのに
ちょうど富士山の所にだけ巨大な雲のかたまりがあって、
富士山をすっぽりと覆っていました。
梅雨前線が北上したり南下したりしている今、
空気自体が湿気を持っているので、
上昇気流が発生する高い山では仕方ないのでしょうか。
今の富士山は、
雪がすべて解けて真っ黒の山体であるはずです。
今年はまだその姿を見ていないということは、
このシーズン、富士山はなかなかその全貌を見せてくれていません。

 

富士川を渡る時、富士山だけがすっぽり雲に隠れている。

 

 

それにしても、九州から中国、山陰にかけての豪雨は凄まじい勢いです。
地球は常に気候変動の推移の中にあるそうですが、
何十年に一度という災害がこう毎年あると、いささか異常を感じます。

 

一日が終わって、夜、
今日のスケジュールをこなして名古屋に帰る新幹線の中、
どっと疲れは出るものの、
東京から名古屋は、うっかり寝てしまうと、気が付けば”京都”になるので、
そんな悲惨なことはいけないので、カッと目を開けている。
ちょっとつらい1時間半です。

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2017年07月05日(水曜日)

7.05.朝7時半発、夕5時20分着の東京日帰り、以降用件あり

今日はどうしても受けなければならない東京での取材が一つ、
そのついでにと面接が3件追加され、
しかし、どうしても果たさなければならない名古屋での用件が、
ギリギリ夕方6時にあったので、
東京営業所に10時半に着いて、午後2時にはUターンで出て、
東京駅から新幹線で名古屋に帰る。
これだけでも十分にバカバカしいのに、
明日は、なんと、午前10時までに
また東京営業所に着かねばならない。
しかも、この日は夜まで用件があるのに
なんとしてもまた名古屋に帰らなくてはならない。
その次の日の午後に、
ちょっとした大事があって、
私はどうしても明日のうちに名古屋に帰っておきたいのです。
これではまるで毎日東京に出勤しているようなものでムチャです。

 

時間が必要なだけ用意できなくなって来て、
毎日、綱渡りのようなスケジュールが続きます。
そんなことは、私はもともと好きなので、
楽しんでいられる内はいいが、
そのうちにダブルブッキングなどで、
誰かにご迷惑をかけてしまいそうで、そんな不安はあります。

 

しかし自分の軸になる予定は、
つまり自分が持っている仕事の目的を実現するためのスケジュールは、
自分で真っ先に入れていきます。
そうしないと、スケジュールが込み合ってくると、
人からの要請の予定ばかりになって、
「働かされている状態」になってしまいます。

 

私は自分の意志で自分を動かしたいので、
肝心な自分の目的を持った予定は、一番初めに自分で入れます。

 

スケジュールは、求めるべき結果を先に入れて、
その結果を生むための段取りを、具体的にスケジュールの中に入れていきます。
そうすると、自分の思ったような結果が、有るべき時に実現して、
目的が達せられます。
その逆はだめです。
求めるべき結果はあったとしても、
それを実現するためのスケジュールは、行き当たりばったりで、
始まりから順に過程と結果が出て、有るべき時に実現することはありません。
結果は、有るべき時に実現して初めて役に立つのであって、
その結果が、もう不要な時になってから実現しても、何の役にも立ちません。
そんな人は無用な人として人から必要とされません。
結果は結果でも、
あるべき時に実現すれば、
必要とされる結果となり、
多くの人の役に立って、
それを実現した人は有用な人としてみんなに必要とされます。

 

問題は、物事を論理的に整理し、
それを実現するための論理的なスケジュールを前もって作って、
それを、着実に実現し、必要なあるべき時に結果を作り出すことです。

 

しかし、ふと思ったのですが、
あまりにも予定をぎっしり詰め込むと、
自分で立てた予定に、自分が「こなし」に入ってしまい、
その行動の意味を忘れてしまって、着実な結果を出す為の意味を
見失ってしまうことがあります。こなすのにいっぱいいっぱいになって。
いかんですね。

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2017年07月04日(火曜日)

7.04.今年もいよいよガリガリ君の季節になりました。

6月決算である当社では、昨日、
店長以上、係長以上の社員約140名が集まって
2018年6月期のキックオフミーティングがありました。
これが終わって、新しい年度がスタートするといよいよ夏の始まりです。

 

夏は私たちのビジネスにとって、ピークの12月に次ぐ繁盛期です。
しかし35度を超すような猛暑になると外での作業になる洗車は本当に大変です。
それでも時間のかかるキーパーコーティングは、
エアコンの入ったコーティングブースの中で作業できるので幸せですが、
冷房の温度を低くしすぎると、返って、
外との温度差が大きすぎて体力を奪われます。

 

この時期に冷房のサーモ温度設定を28℃にコントロールするように言うと、
ケチ臭いことを言っているように思う子もいるが、
35℃を超す外での仕事もあるだから、
その温度差を7℃にとどめるのは、働く子たちの健康の為と同時に、
外での仕事になる洗車の品質を保つためもあります。

 

しかし、30分から1時間のサイクルで9番(休憩)を”5分間”、
冷房の入ったスタッフルームで取るように店長から指示されます。
この時のスタッフルームの設定温度は26℃、
それでも外との温度差は9℃もあり、クールダウンには十分です。
それより大切なのが、水分補給。
水を補給すると同時に、楽しみなのがガリガリ君。
5分の9番(休憩)で、ちょうど一本食べられます。
アイスクリームよりもストレートに冷たく、さっぱりしていて、
みんなにはガリガリ君が人気です。

 

今日は、午前と午後、
ずっと何年も解決が出来なかった総務の仕事回りが、
新しく担当してもらった経営企画本部長の見事な采配で、
一挙に解決する目途が立った。
やれる人はやれるものだ。うそのようである。

 

その間に、LABO安城店に立ち寄る用事があった。
雨が時折降る今日は、それほどのお客様は来ず
牧野チーフと一級技術資格松下スタッフの二人営業でした。
それで蒸し暑い空気に、
私は思い出して、今年初めてのガリガリ君を差し入れたのでした。

 

今年の初ガリガリ君である。
ガリガリ君は最近、すごく種類が増えた。今年のガリガリ君は楽しみである。

 

一級技術資格松下スタッフ牧野チーフ

 

 

私はカメラを持っていなかったので、
竹内大輔部長にスマフォで撮ってもらったら、
上の写真と一緒に自分と藤坂SVの自撮り男同士写真を勝手に送ってきた。
載せろと言うことか。

 

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    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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