2017年06月12日(月曜日)
6.12.新店LABO手稲店の不思議な健闘ぶりと大失敗
千歳空港に昼前に到着して、
レンタカーを借り、すぐに新店LABO手稲店に行きました。
KeePer LABOはストックビジネスの店舗なので
新店オープンはいつも静かな幕開けと決まっていて、
訪問すると結構ゆっくり話ができるのですが、
この日の手稲店は、不思議と次から次へとお客様が来られていて、驚きました。
繁盛店の札幌店から15kmの近距離なので、
札幌店から手稲店に来られているお客様が多いかと思ったら、
意外と半分以上が新規のお客様ということでした。
札幌の地には、KeePer のようなサービスが合っているのでしょうか。
しかも新・手稲店の好調ぶりにもかかわらず、
札幌店の繁盛ぶりには全くの陰りも見えません。いつも通りの混雑ぶりです。
意外なほどの好調なスタートに、改めて、
KeePerコーティングが北海道の人に望まれていることを実感しました。
それはそれとして、
キーパーLABO手稲店のハードは素晴らしい出来でした。
建設前の図面上から持ったイメージよりもはるかに使いやすく、
意外と大きなキャパシティは、札幌店に勝るとも劣らないもので最高です。
手稲店はコンビニエンスストアの跡に居抜きで作られました。
コーティングブースは4台+ちょっと無理すればあと2台入って、
最大計6台分のキャパシティがあります。
洗車と仕上げのスペースは広々で、最大6台まで作業できます。
ゲストルームにはお客様が絶え間なく居て、中の写真を撮れませんでしたが、
札幌店のそれと比べるとうんと爽やかさに勝っています。
特に洗車仕上げのスペースとブースを隔てるこのカーテンは秀逸です。
意外とそこそこの密閉度があり、かつ、非常に軽く、
建物内部のカーテンとしては大変いい印象を持ちました。
その反面の大失敗
何をどう間違ったのか、道路側からの視認で
「KeePer LABO」も、「コーティング洗車の専門店」も全く見えません。
ただの赤とシルバーの小屋です。
ちょっと手前からの視認も全く駄目です。
どうしてこんな風にしてしまったのか、我ながら頭を叩きたくなります。
私が最も嫌う「机上の空論」を自ら犯してしまったようです。
第一優先で、まずKeePer LABO看板の位置を移動します。
札幌店の店長だった近藤君が手稲店の店長を担っています。
一番安心です。
急遽チーフの谷チーフは、非常によくチーフを務めていると、
近藤店長、瀧澤所長のお墨付きでした。
新人の岩崎スタッフももう一級技術合格範囲内に入っていると聞きました。
谷チーフ、技術はもう安心して任せられます。
岩崎スタッフは、
この仕事が楽しくて仕方ないと言ってくれました。
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2017年06月12日(月曜日)
6.11.能力のある人ほど良く働く会社が
昨日、たまたま忙しい一日だったので、
つい、自分だけが忙しいように書いてしまったが、
他の人は、特に取締役会に集まってくれたような人はもっと忙しいに決まっています。
自分だけが忙しがるものではない。
たとえば東西の両支社長などは、
私もやったことがないような仕事量を精力的にこなしており、
土曜日曜日もまともに休んでいるところを見たことがありません。
この会社は発展途上の今なのでそうなのでしょう。
まだ伸びているということです。
よく言うことで、
「その人の能力が高くて、
より質の高い仕事が出来るから、
その人には会社での高い地位が与えられている。
だから、当然、その会社では地位の高い人が一番たくさん働く。
つまり能力の高い人が一番働くので
たくさんの質の良い仕事がなされているので会社は伸びる。
部下の意識も高くなって、
質の高いより多くの仕事がたくさんなされている。
つまり、
仕事が出来るはずの高い地位の人がよく働く会社が、伸びる会社なのでしょうか。
しかし、逆に
地位が高くなればなるほど
部下に仕事を”任せて”、
上の人ほど仕事をしなくてもいい会社もあります。
そういう会社では、定時、上司が自分の机の前に座り続けるので、
部下との接触も減りコミュニケーションも薄いので、意思の疎通は少なく
すると、
会社の仕事に対する価値と目的意識が誰においても希薄になり辞める人も多い
そんな会社を見たことがあります。
上位の役職の人こそがよく働かないと、
つまり、仕事の能力が高い人ほどより働く会社でなければイカンと思うのです。
少なくとも発展途上の会社においては。
だから、この会社がうまく伸びているとしたら、
上の役職の人ほど、
いつも、より現場の近くに意識があり、
現場に沿った問題意識をもって、
つまりお客様に近い所に意識をもって、
より働くことが実践できているからなのかもしれません。
この会社はサービス業なので
土曜日曜に、より多くのお客様がご来店され、
この会社の主役であり本体である現場が一番働く時なので、
会社の幹部も、土日は仕事があることが普通であり
役員会が土曜日に開かれても、誰も何の疑問も持たず、
かえって集中して議論が出来るのでみんなが歓迎します。
今日は日曜日、
忙しいLABO札幌店と新店舗LABO手稲店に行き、皆に会ってきました。
それから嬉しいことに四人の来年卒業予定の学生さんと面接が出来ました。
そのあと札幌営業所では、
臨時の両支社長とのミーティングを持つことが出来ました。
日曜日の朝、
愛知の中央トレセンでは、
施工店の皆様のご要望で
特別増設の検定会が開かれる準備が、
名古屋営業所の手で行われていました。
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2017年06月10日(土曜日)
6.10.今日はとても忙しく大好きな一日でした。
今日は土曜日ですが、
6月10日であり、5月の決算が出て、役員会も開かれます。
その前に朝一番でリスク委員会がありました。
ほぼ一時間話し続けました。
10時からは取締役と執行委員と
二人ずつの営業所長とLABOマネージャーが、
参考出席人として出席する役員会。
参考出席人は試しの一回だけのつもりであったが、
彼らが出席した方が、意見が活発に出て面白いし、
役に立つ議論になるので、今回で三回目の出席となる。
議長は、私がやることにしている。
私がいなくなってもいいようにと思って、事務方に任せたこともあったが
あくまでも事務的でなってしまい、
さっぱり役に立つ議論にならないので、
私は、しばらくはいなくならないと決めたので、
構わないので、自分がやることにしたのです。
今回も取締役たちだけでは出てこない役に立つ名案がいっぱい出ました。
朝10時から午後の16時半まで、
途中、昼食を挟んでみんなと話し続けました。
それが終わって、夕からは監査等委員との定時の話し合い。
ここでも約1時間、つい私は話し続けてしまったのです。
それから、店舗開発ミーティングでは、
西日本と東日本の相当数のLABO新店候補の店舗プランを検討して、
約1時間を、考え続け、話し続けましたが、
最後の一店は、私はギブアップでみんなに頼りました。
それが終わったら、14日のチャンピオンビデオ撮影の打ち合わせ、
企画の人間、撮影の会社の人、そしてチャンピオン以外の出演者が集まって、
撮影当日の段取りを話し合いました。
それが終わったら、
店舗部のスタッフから既存店舗の改善のための工事見積もりの検討と、
OKの工事内容と稟議書サインが合計7店舗分、
最後に企画スタッフの相談に乗って、
私の土曜日が終わりました。
ずっと座っての仕事で、
考えたり、話したりの一日だったので、全く疲れてはいません。
私は仕事が大好きなので、
会社の仕事がいろんな方面に渡って、
少しずつでも進んだのは、この上ない幸せです。
働くのは好きなので疲れません。
明日は北海道、札幌に行きます。仕事びっしりの一日と自由時間一日です。
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2017年06月08日(木曜日)
6.08.ここ何日かで撮った写真とリンダとチーちゃん
先日の大宮店と郡山店のキックオフミーティングで、
紅一点だったのでピンで撮った亀ガ沢さん。かわいいですね。
三年間アルバイトで豊田店に勤務してくれていた夏原さんが、
「お客様の笑顔がうれしいので、正社員で働きたい。」と、
言ってきてくれました。
とても嬉しい申し出で、もちろん大歓迎です。
取材などに使う写真がもうあまりにも古く、
10年以上も経っているので、年齢詐称になりかねないと言われて、
仕方なく写真屋に撮ってもらいに行こうと思ったのですが、
まっいいか。と、
目の前にいた佐伯君に、
10回シャッターを押してもらい、
適当に選んだこれでごまかそうと思っています。
トイプードルのリンダがやってきてもう1か月くらい経ちました。
ワクチン注射が終わっていないので、まだ毛を刈れず、
ほとんど糸くずのかたまり状態です。
ケージから出すとほとんどジッとしておらず、
動き回りぱなしなので、ほとんどまともにピントが合いません。
先輩猫のチーちゃんは、小うるさいリンダにうんざりのようです。
真上に飛びあがるのが得意なので、
リンダちゃんは「ピョン吉」とも呼ばれています。
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2017年06月07日(水曜日)
6.07.自分でやることの力と、その結果。
自分でやることのメリットは、
自分の思った通りのことを実現できることにある。
KeePerのケミカルが独自性を持っているのは、
研究開発の能力を自らのものにすることによって、
自分が実現したいケミカルの効果を、
お客様のニーズに焦点を合わせて、
実現すべきサービスを考え、
そのサービスを実現することに集中して
その方向だけを見て開発をすることが出来たからでしょう。
短く言えば、
お客様のためを真正面に見てサービスを造り、ケミカルも技術も造りました。
これが単に「売れることを目的としたケミカル開発」ならば、
その時に売れているケミカルが何であるかを見て、
それに模したケミカルを造り、
あるいはそれを上回るケミカルを造ろうとしたかもしれません。
すると、みんな同じようなケミカルが造られることになります。
私も大昔に一度だけ、
その時に売れていると言われたケミカルを模したことがあります。
しかし、大失敗でした。
やっぱりマネはだめです。
似合わないことをするものではありません。
その真似たケミカルは大量に造りましたが大量に余って、大量に処分しました。
あれで懲りて、真似て”売れるケミカル”を造ろうと思ったことはありません。
お客様に満足してもらうことを目的にこの仕事をしているのですから、
その目的に沿った、自分が造りたいケミカルを、
自分の目的を信じて、自ら開発するので、
気が付いたら、
独自性の強い製品が出来上がっていて、
その目的が間違っていなかったので、
結果として、施工者に多く使っていただき、たくさん売れることになりました。
KeePerの何種類かある機械類もそうです。
自分の発想を現場に置いて、こうあるべき所に焦点を合わせて機械を考え、
造るからシンプルになって必要十分な機能が出来上がります。
結果として、快洗シリーズは他のどの機械にも似ていないものになって、
結果としてベストセラーになりました。
しかし、売れることを主目的にしていたら、
あれもこれもと余計な機能を付けて、無駄な機械を造ることになったでしょう。
道具もいっぱいあります。
たとえば、洗車作業専用の「快洗Taoる」は、
圧倒的な吸水力を造り上げて、早い作業で作業者の負担を減らすことと、
少ない摩擦数でボディを傷つけないようにすることを目的に造りました。
若い頃、何度も中国に足を運んで、タオル工場の陶(タオ)さんに頼んで、
とにかく妥協せず、目的を達することに集中し、気合を込めて造り上げました。
もう15年以上の前の話です。
その性能は、いまだに簡単には真似できません。
結果として、今でもひと月に二十万枚以上を販売し続けています。
大型コンテナ3本以上です。
売るために真似してもそう簡単には造れません。
販売促進ツールもそうです。
以前は広告代理店にこちらの意向を伝えて、作って貰っていましたが、
こちらのお客様に集中した意志が、
売るためを考えた広告代理店の意志とのズレが大きくなって、
ある時、
このままやって行くことは出来ないと決断して、
デザイナーさんを自らの社員とし、
自らのお客様への価値観と感性を信じて、
チラシからパンフレット、看板、いっぱいのツールなどなどを
自分たちで造り始めたら、
デザイナーさんも8名に増えて、力も着いて
代理店に頼んでいた頃とは雲泥の違いのクォリティと、
施工店さんへの圧倒的な種類と量が提供できるようになりました。
自分で何でもやるのは、
自分の思った通りのことが実現できて良いのですが、
自分の持っている”目的”が、
「売るため」という”結果”であるべきものとすり替わると、
その結果は、売れるという結果になりません。
何でも自分でやるということは、
その目的を、本来あるべき”お客様”に置けば、
私たちの目的であるお客様は、買ってくれるので、
結果として、売れることになります。
しかし「目的」を「売るため」に置いてしまうと、
それは自分の為であり、お客様の為になっていないので、
お客様はなかなか買うことはなく、結果として売れません。
買うのはお客様なので、
目的をお客様に置かないと、
何でも自分でやることの効力が逆になって無くなります。
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