2017年06月05日(月曜日)
6.05.LABO大宮店とLABO郡山店のキックオフミーティング
今日は、埼玉県の中心である大宮のにぎやかな交差点に、
6月10日にオープンする【キーパーラボ大宮店】と、
震災からの復興目覚ましい福島県の中心
人口33万人の郡山市のインター近くの国道沿いに、
6月20日にオープンする【キーパーラボ郡山店】の、
2店合同でのキックオフミーティングがありました。
場所は愛知の府市にある本社事務所です。
最近のキックオフミーティングは、
新店スタッフ全員が本社に集って、やるようになってきました。
LABOでKeePerを提供する彼らみんなが、
KeePer技研㈱の主役であり、
まさしくKeePer技研㈱の本体そのものなので、
門出の意味もあるキックオフミーティングは、
会社の本社で行うのが良いとし。
そして必ず、代表取締役である私も参加し、
KeePerの心を伝えることにしています。
しかし、これは決してセレモニーではない。
もうすぐオープンになるこのタイミングで、
その店舗の立地と物件としての意味を全員で確認し、
店舗の機能からデザインの最後の見直しと、
細部にわたっての確認と、
これでいいのか最善なのかを検討し議論する場でもあります。
その結果、変更すべきと意見が一致すれば、躊躇することなく変更します。
しかし基本的な構造とかレイアウトは建てる前に相当練られているので、
大きな変更はなく、
この時点ではもう出来ない変更があっても意外と少ないものです。
6月2日時点での【キーパーラボ大宮店】の工事現場
これで、約1週間後にはオープンできるというのですから驚きです。
大宮店では、この店のシンボルともいえるタワーサインの位置が、
ある程度、店舗が出来上がってから決めることになっていたので、
今日の時点で、ほぼ決定され、
明日、賀来支社長が現場で確認の上、確定することになりました。
それからオープンの販促も、この場で最終決定がされます。
今回の大宮店の販促は、Web重視で、
チラシはそれほど多くはなく、
直近の比較的狭い地域に3万枚ずつ、
オープンから2週間の間をおいて3回繰り返し投下することになりました。
販促チラシも一店舗ずつ、丁寧に検討され、内容を変えて作られます。
【キーパーラボ郡山店】は、
「東京靴流通センター」の跡の建物なので、
毎度の馬鹿でかい広告塔があります。
私たちはフロービジネスの”物販”ではなく、
リピートのお客様を積み上げていくストックビジネスの店舗なので、
大げさに騒ぎ目立って客寄せをすることなく、
リピートのお客様が繰り返し来店することに
抵抗を感じない店舗を目指しています。
だから、この馬鹿でかい広告塔も、壊そうかと真剣に検討したのですが、
壊すには非常に大きな費用が発生することと、
店舗の一部を造り直すことになって、届け出に時間がかかるなど、
面倒なことが発生するので、
出来るだけスマートであって目立たない広告塔?を、
KeePer自慢のデザイン陣に任せることになったのです。
いくつかの案があり、
とりあえず、下のデザインで行くことになりました。
まだ、変更の可能性はあります。
正面から
道路側から
ここしばらく、集中的に新規出店の数を進めようとするならば、
一軒一軒に変化を持たせず、
画一的な店舗づくりが、チェーン店づくりの本来の在り方かもしれませんが、
キーパーラボは、一人一人のお客様と真剣に向き合い、
一人一人のお客様を大切して、
じっくりと時間をかけて繁盛店に積み上げていく信条としているので、
店を造る時も、一軒一軒、
みんなの意見を集め、みんなの心を込めて作り上げていくのです。
それがKeePerらしいやり方だと思っています。
左から大宮店の一級技術資格亀ガ沢スタッフ、荒木チーフ、三津原店長。
郡山店の佐藤店長、一級技術資格奥山スタッフ、鈴木チーフ?兼副所長。
矢島部長、萩原所長、賀来支社長
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2017年06月04日(日曜日)
6.04.新店の可能性を探す道中は楽しい。・・・ゼロ戦
今日は西日本の常務と、店舗部の一人、
そして連れ合いと私の四人連れで、新店の可能性を探す巡回をして来ました。
朝9時本社集合で、
最初は一挙に北上して多治見市に行き、
一応、見てみたがここは無理そうであることを確認した。
次に可児市に行き、
この街に住んでいる所長の言葉通りの場所が、
LABO営業に適していることを確認できました。
瀬戸市は
上がっていた物件の本体は無理そうでしたが、
その周辺に問い合わせてみるべき物件を2件見つけて、
常務が後日連絡をしてみることにする。
次に名古屋市北区、
この物件も、本体そのものは新店の余地が全くなく無理であった。
しかし、その物件の近接の場所に、
LABOにぴったりの素晴らしい物件を見つけました。
ここが今日の一番の成果だったかもしれない。
たまたま、次に行くその途中、
○○○証券の責任者交代のご挨拶にお越しになっていた方から
聞いていた物件を見つけ、その立地の素晴らしさにほれぼれする。
名古屋市昭和区は、
一見良さそうだったが、LABOの運営をするにはつじつまが合わず、
無理であると結論し、
次に名古屋市熱田区に行く
ここは、難しそうに見えるが、可能性がある個所を3つ見つけ、
早速、計画に入ることにする。
最後に西尾市まで走る予定になっていたが、
もう暗くなってしまうので、またいずれ見に行くことにして、
今日は劇的に早く、明るいうちに日曜日の日程を終わることにしました。
140km前後の今日の道中は、
PC大好きの私が、車中で一度もPCを開けることなく、
4人での話に盛り上がりっぱなしの、大変、楽しい道中でした。
運転もしてもらって、
楽しく好きな仕事の話を山ほどしながら、
これからのLABOの将来を造り出すステップがひとつ出来たのですから、
私にとっては最高のストレス発散の日曜日でした。
本当は、今日は、レッドブルの担当の方から、
千葉の幕張で行われる「エアーレース」を見に誘われていたのですが、
海岸の砂の上を歩くことが極端に苦手な私は、
飛行機大好き、
それもプロペラ機大好きな私だったのですが、
せっかくのお誘いをご辞退させていただき、ずっと心残りだったのですが、
しかし、
今日の楽しいLABO新店候補巡回の道中が、
すっかりそのわだかまりを忘れさせてくれました。
見たかったエアーレース。
特に、復活した【零式戦闘機】通称ゼロ戦の飛行展示が見たかった。
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2017年06月03日(土曜日)
6.03.東日本と西日本のLABO新店の差はどこで出るか
これは、
あくまでも5月の実績だけで計算してみたものであり、
長時間をかけ傾向を精密に測定したものではない事をお断りしておきます。
ここで言う「新店」とは、オープン後1年を経ていない店舗であり、
5月月末時点で一か月を経過していない昭島店と手稲店は除いています。
それを前提に、
東日本支社は新店4店舗、
西日本支社は新店を7店舗ピックアップして、
データをまとめてみました、
その結果、東日本のLABO新店は、西日本のLABO新店に比べて、
なんと153.6%と、1.5倍もの売り上げの差があったのです。
東日本、とりわけ関東のLABO新店が
ダイヤモンドキーパーの施工台数1店舗平均22.3台に対して
西日本のそれは平均12.6台であり
高価格コーティングが多いということは解っていたので
売上げが多い=平均単価が高いからと思っていました。
ところがピックアップして計算してみると、
東日本新店の10,444円/台に対して
西日本新店は9,098円/台と、
その比率は114.8%とそれほど大きくなく、
むしろ来店台数平均が東日本312台に対して西日本は233台であり、
その比率は133.8%とむしろ単価よりも大きい差でした。
つまり、
平均単価差114.8%×来店台数差133.8%=売上差153.6%となる訳です。
東西の新店の差は、
やはり絶対的なマーケットの大きさと濃さの違いであって、
質の問題ではなさそうです。
しかし新店は、
お客様が少ないのは仕方なく、
年がかりでリピートのお客様を積み上げて行けば良いとして
最低必要数3名のスタッフが最初から従事します。
それは東西のLABO新店とも同じです。
だから人時生産性が、
東日本5,294円/人時、西日本3,989円/人時と
大きく差が出来ています。
この状況を見ると、
東日本のLABO新店は、
新店オープンの時点から4名が必要な店舗があるはずです。
改めて気が付きました。
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2017年06月02日(金曜日)
6.02.五月の伸びの大半は黄金週間での伸びだった
当社の一般のお客様向け事業であるキーパーラボ運営事業について、
直営店の月次売り上げ等をお知らせします。
5月14日に東京都昭島市にキーパーラボ昭島店がオープンし、
5月20日には北海道札幌市手稲区にキーパーラボ手稲店がオープンしました。
両店ともコンビニエンスストアの居抜き物件の改造店舗です。
これでキーパーラボ直営店は54店舗となりました。
この5月は月初のゴールデンウィークの好天が安定していて、
全店舗において賑わいを見せました。
月後半には天候の崩れもありましたが、
5月全体としては東日本西日本のいずれにおいても日照時間はほぼ前年並みでした。
その結果、キーパーラボ全店では247,458千円を売上げ、
前年同月に対しては48,350千円売上げ増であり前年同月比24.2%増でありました。
また、前年実績のある既存店39店舗においては213,811千円を売り上げ、
前年同月対して23,143千円売り上げ増であり、前年同月比12.1%増でありました。
しかしこの売上げの推移を見てみると、
5月1日からゴールデンウィーク最終日の5月7日までの売り上げが
全店で前年同期間比50.8%増、
既存店の前年同期間比が31.8%増と大きな伸びを見せ、
5月全体の伸びの半分以上をゴールデンウィーク期間に伸ばしているのが特徴です。
また、5月1日から5月7日は、
好天に恵まれると同時に、それまでに「黄砂」の被害が広がっていて、
洗車をされるお客様が多く
期間中の来店客数が既存店での前年比で29.9%増と大きく伸びています。
しかし、今年の三月にあったように「黄砂」と「花粉」の被害がひどいと、
洗車ばかりが増え、洗車作業に振り回される形で
キーパーコーティングが思ったように伸びず、台当たりの平均単価が低くなり
三月の既存店前年同月比は3.4%と比較的低い結果となっていました。
この結果を反省し、
洗車で忙しい時こそ店長が接客に集中して、
こんな時こそお客様が望んでいるはずの
KeePerコーティングの受注に結び付けることを、
4月の地域で持ち回りの店長会議で、支社長、部長が強調して徹底していました。
その結果、この7日間の限ってみても
高額商品のダイヤモンドキーパーが既存店前年同期間比68%増となり、
単価の低い洗車だけが増加して台当たり平均単価が低くなることを防ぎ、
ほぼ前年同期間と同じ平均単価を維持して、
この期間の大幅な売り上げ増につながっています。
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2017年06月01日(木曜日)
6.01.私の思春期は劣等感のかたまりだった。
私は四才の時、脊髄性小児まひ(ポリオ)にかかって、
左足に障害を持ちました。
でも、
子供の頃は、それを意識したり、
自分が他の人よりも劣っているとはまったく思いませんでした。
というよりも、
自分を他人や友達と比較すること自体がありませんでした。
自分以外の人、つまり他人は、
自分にとってやさしい人か、好きな人か、怖い人か、嫌いな人かであって、
他人にとって自分がどうなのかは考えもしません。
だから自分が足に障害を持っていても、
それが他人と違うことであることにすら気が付かないものです。
私はただ、競走したら誰にも勝てないだけで、
それが自分が劣っていることだとは全く思いませんでした。
ただ足がひどく遅いだけです、
赤ん坊が自己保存のかたまりのように、
幼少時は、自分から人を見るだけで、
人から自分がどうみられるかは、意識せず、気づきもしません。
それが、思春期を迎えて、
自我に目覚め、
他人から見られている自分に気が付くと、
猛烈に「どう見られているか。」が自分の思考と行動を支配します。
真っ先にヘアースタイルを気にし出し、
やたらと整髪料を使い始めます。私はバイタリスでした、
それから異性が気になりだし、恋をして、胸がときめいて幸せですが、
自分がその娘からどう思われているか、
どう見られているかの不安が自分を支配するようになりました。
そんな時に、
通学の時に、ふと道端の家のガラスに写った自分を姿を見て、
自分がデブで、尻が出っ張っていて、
ぴょこぴょことびっこを引きながら歩く姿がひどく不恰好に思えて、
劣等感のかたまりになりました。
すると、もう、
恋した女の子に「好きだ」なんて絶対に言えません。
小学校5年生で長谷川さんに恋をして、
でもすぐに、たまたま隣の席になった西尾さんを好きになり、
でも、西尾さんが八田君というスマートでイケメンな男子を好きだと聞いて、
絶対に自分には勝てっこないと思って、負けたみじめさを勝手に背負い、
でもしばらくしたら、同級生の杉浦さんを好きになって、
でも、「好きだ」とは言えず、
私は21才で結婚するまで、
何人もの数えきれないくらいの女性を好きになりましたが、
一度も「好きだ」とは言ったことがありません。
言っても女の子から「私も好きです。」なんて、
言われることはないという自信というか、劣等感がありました。
でも、それが無くなったのは意外なことでした。
私は小さい時から親父から
「お前は足が悪いんだから、
座って働く仕事しかできない。だから、もっと勉強しろ。」
と言われ続けていましたが、
私はそれが自分の劣等感を逆なでされるようで
嫌で嫌で仕方ありませんでした。
だから、勉強はしましたが、
仕事は、親父に逆らって、
立ち続けなければならないガソリンスタンドを選びました。
まだ若かったので、
足のハンディは頑張れば何とかなりました。
そのガソリンスタンドの仕事で、いい成績を出すことが出来たので、
私の見た目の劣等感は薄れ、
痛みを我慢して仕事で人に勝ったことで、
足のハンディを劣等感に感じることがなくなったのです。
デブで、決していい顔をしている自分ではないことは知っていて、
軽い劣等感は持っていましたが、
結婚したことで、それもどうでもよくなって、
自意識に苛まれることはなくなりました。
だんだん、
私は見た目通りのそのままの自分で良くなりました。
仕事で自信を持って
ビッコを引いて歩くのも平気になると、
見た目では何もそれ以上の劣等感を持ちようがないのです。
人は他人から自分がどう見られているか、
バカにされるような恰好をしていないだろうか。
しみったれて貧乏に見られないか、
どんくさく見えないだろうか
バカに見えないだろうか
田舎もんに見えないだろうか、
役立たず見られないだろうか、
人は、周りから自分がどう見えるのかを、すごく気にします。
特に思春期は、
自分からは外を見ているだけだった子供から、
自我に目覚め、外の人から見られている自分の存在に気づき、
多くの場合、自分が嫌いになり、
自分が信頼していた親すら嫌いになって、不安になって
自分に自信が無くなって、反抗期になったり、
何とか見た目だけでも取り繕おうとします。
そして、見た目を良くしようとする心情は、
大人になっても続き、
やたらとお洒落をしてみたり、服装に凝って見たり、
高い時計をはめて金持ちに見られようとしたり
最後には、たとえば目を大きく見られたいばかりに美容整形を受けて、
親からもらった体に手を加えて、化けたりして、
実際の自分と違う自分に見られることに腐心して、
自分自身が化けた自分になり切って、
本当の自分を見失い、失ってしまうと、
見た目だけのつまらない人になってしまいます。
私は親父の「お前は足が悪いんだから、・・・・」に反抗して、
わざわざ立って働く仕事について
その仕事でうまく行って、自信を持ち
見た目を気にしない価値観を持つことが出来ました。
今はもう親父に、ただ感謝するばかりです。
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