谷 好通コラム

2017年04月07日(金曜日)

4.07.自然は巡ってくるもので、桜はちゃんと咲きました。

今年はちゃんと入学式に桜が間に合うのかと気を揉みましたが、
私の心配なんぞ要らぬお世話と言わんばかりに
自然はちゃんと巡ってきて、近所の吉田小学校の桜は満開になりました。
どうもこの小学校の入学式は明日のようで、
お約束通り、桜のトンネルが入学式に用意されました。

 

 

今日、守山に出た物件を見に行った時、黒川沿いに見事な桜が咲いていました。

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2017年04月06日(木曜日)

4.06.全国トップなのに予算にマイナスペースの札幌店?

昨日、キーパー技術コンテスト北海道決定戦を見ました。
それが終わって、片付けも終わったのは午後6時半過ぎ。
私はその間、賀来常務と東日本LABOの新人配置について相談を受けて、
取りあえずの決定を承認して、仕事はそこまでです。
しかし、
この決定戦は出場者が41名と多く、
競技そのものも3班に分けて行われたのですが、
採点者も多く必要で、仙台、東京、横浜、名古屋の営業所から、
10人くらいのインストラクターが飛行機で北海道に入っていたのですが、
明日もそれぞれに決定戦の予定を持っており、
夜9時の千歳発最終便で羽田空港、中部空港へ飛び立つべく、
千歳空港に走って行きました。
すごいハードスケジュールです。
こんなのが何日も続くと聞きました。
若いころの私でもこんな無茶苦茶なスケジュールは滅多にやりませんでした。
予選を勝ち抜いてきた選手の皆さんが待っているからと、
自分が必要とされ、役に立っていることが彼らのモチベーションなのでしょう。
頭が下がる思いです。

 

それはそれとして、
私は札幌駅前のホテル近くに「かっぽうぎ」という安い居酒屋があるので、
札幌営業所のメンバーを誘って晩ごはんを食べに行きました。
(明日のために、みんな車なので本当にごはんとおかずだけ)
みんな無理して私の食事付き合ってくれました。本当にありがとう。

 

瀧澤所長、千葉主任、川上主任。

 

 

次の朝、キーパーLABO札幌店に行きました。
近藤店長は5人の新入社員の本格的な技術研修のためトレセンに行っていて
今日一日いないそうです。
今の時期は技術コンテストと新入生研修の同時進行で大変です。

 

しかも、
キーパーLABO札幌店は、もう一つとんでもないことがあるのです。
「春の大需要」がこの四月と五月に押し寄せて、
毎日のように10時過ぎまでの作業が続くのです。
東京からの応援も入っています。
今は去年年末のキーパーLABO足立店がLABOの単月記録を持っていますが、
それまでは、
去年の四月、春の大需要で、キーパーLABO札幌店が記録を持っていました。
雪国の春は、東京の23区内の大型店を越すような大需要があるのです。
それをキーパーLABO札幌店は見事に実現しているのです。

 

そのことは知っていたのですが、
朝、送ってくる全店の実績日報主計表で、
4月5日現在、キーパーLABO札幌店が全店の首位に立っていました。
それを確認した上で、
それぞれが自主的に出している予算のペース表示が赤字になっています。
前年比はちょうど100%で去年と同じペースのスタートです。
なのに、予算ペースには約30万円遅れていると出ている。

 

 

変だなぁと思って札幌営業所の瀧澤所長に聞いたら、
「予算を1,600万円で組んでいるので、前半のこのペースはまだ遅いです。」
と涼しい顔で言う。
私が「なんでそんな馬鹿でかい予算を組んだのか。」と聞くと、
瀧澤「去年も1600万円行きましたから・・。」と、むしろ不思議そうに言う。
予算は会社に対する約束であって、給料にも関わってくる。
昨年は苦労に苦労を重ねて予算を超え、前年比の大きく伸ばして出た数字です。
その数字を今年は「約束=予算」で出してきたのは、
私からするとムチャな予算であると思えるのですが、
みんなで決めたたことで、支社長の同意も得ているそうだ。
私は少し絶句した。
昨年の春、出した1600万円の記録は、
努力もそうだが、かなり無理をして出た数字だ。
会社に対する約束である予算は、
それを下回っていても全く文句を言うものではないが、
キーパーLABO札幌店のみんなは、それを突破することを約束してきた。
これを何と言おうか、私は絶句するだけです。

 

単月の売り上げ記録は、
昨年12月、キーパーLABO足立店が1,940万と爆発的な実績を出していて、
ハードの面から見てもキーパーラボ札幌店では無理だろう。
だから、
「新記録を作るんだっ」というモチベーションはない。
とすると、
たくさんのお客様の期待に応えて、喜んでいただくという働き甲斐が、
キーパーLABO札幌店のみんなの原動力になるのだろうか。
人から必要とされ、役に立つことは、大きな力になるのですね。

 

仕事の手際良さは天下一品、藤井工場長

 

 

ヘアースタイルが変わっていた一級技術資格尾崎スタッフ。

 

 

三人の子持ちの青山チーフ

 

 

さわやかさ一番一級技術資格吉田スタッフ。

 

 

昨年11月入社の一級技術資格千葉スタッフ

 

 

「融雪剤落とします。」はストレートでいいですね。

 

 

キャパシティオーバー気味のLABO札幌店に、
初めてニケ目の相棒が作られています。
5月中旬にオープン新店、「キーパーラボ手稲店」

 

 

図面で見ているよりずいぶん大きな店舗になります。

 

 

手稲店の目の前の「豚丼」がすっごくおいしい。

 

 

ほとんど雪が解け南側斜面はもう乾いていますが、
北側斜面は、まだしっかりと雪が残っています。
太陽の力ってすごいですね。

 

 

この日、一日付き合ってくれた瀧澤所長。力のある男です。

 

 

上空は雲が厚くかかっていて、南アルプスは見えても、
その向こうにあるはずの富士山が見えません。

 

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2017年04月05日(水曜日)

4.05.安藤裕子選手・北海道チャンピオン2連覇の意味

今、全国各地でキーパー技術コンテストの
「県チャンピオン決定戦」が開かれています。
これを実質的に主宰し、実践しているのは、
東西支社の両支社長であり、
全国の営業所のインストラクター全員
プラスKeePerPRO SHOP事務局と
補助的に店長、課長、MgなどのLABOのリーダー達です。

 

彼らをまとめて「KeePer技術コンテスト実行委員会」と言っています。
私は脇から見ていて、時折、気が付いたことに口を出すだけで、
ほぼすべてをみんなが決めて、実行しています。
私は、何かあれば、KeePerの最終責任者として責任を取るだけです。
だから
(たぶん)65開催開かれた「予選会」には一度だけの出席で、
(たぶん)20開催以上開かれた「企業別技術コンテスト」にも一回出ただけで、
私は自分の仕事のスケジュールをこなしています。
県チャンピオン決定戦は、
はじめて昨日の北海道チャンピオン決定戦を見ました。

 

支社長をはじめとする会社の主力部隊が自発的に動き、
少しでも正しくあろうと、最高の緊張感を持ってコンテストを実行している処へ、
主体でもないのに何か気になったら黙っていられない私が出ると、
きっと、ろくな事はありません。
下手したらぶち壊しにしてしまいます。
だから私は、何かみんなが困ることが起きたら駆けつければいいだけです。
そう思って、あまり近づかないようにしていますが、
北海道に行かなければならない用事が出来たので、
ならば、せっかくだからと、北海道チャンピオン決定戦の日に合わせたのです。

 

北海道チャンピオン決定戦は、感動でした。
41選手の参加で、3回の班に分かれて競技をしました。
一人一人が集中しきって、
全力でクリスタルキーパーを施工する姿は、
私にはまぶし過ぎてまともに見ていられなかったくらいです。

 

 

《応援》の選手の会社の幹部の方たちもいっぱい来て見えます。

 

 

どの選手ももちろん水準以上の技術を持っていて、
万全なクリスタルキーパーの施工を任せられます。
ほとんど差はありません。
全員が予選で150点以上を出してここに出てきているのです。
パッと見て優劣などつきようがないほどで、
採点者も経験の多いベテランで構成されていますが苦労するでしょう。
しかし、彼らは、「目線合わせ」という彼らが独自考え出した方法で、
実に厳密に正しく採点をします。
一人の選手に対して二人の採点者が採点しますが、
その二人の採点の差はあっても0.5点~1点で不思議なくらいに合っています

 

 

選手にも採点者にも無用のプレッシャーをかけないために、
あくまでも控えめに見ていますが、
今回は、前回コンテストの北海道優勝者の三ッ輪商会・安藤裕子選手が、
一目見てその動きの華やかさが目に入ってきました。
採点はたくさんの項目に分かれていますので、動きだけでは判りませんが、
今年も安藤選手が頑張っているなぁと思いました。

 

 

三班です。
そして、早い。
小林本店の岡本選手が19分前半でフィニッシュ。
(競技終了で20分を切った所を私は初めて見ました。彼は最終四位でした。)

 

そのすぐあと、
安藤選手が同じく19分台で「終わりました。」を宣言しました。
信じられないことです。私も興奮しました。

 

 

そしてすべての競技が終わり、採点の集計を見てまた驚きです。
出場選手の技術力の高さは半端ではなく、
あれだけみんな緊張して固くなっていたのに、
点差がほとんど出ないほど高い得点を確保しています。

 

それでも僅差ながら技術点トップは三ッ輪商会・安藤選手。
技術点2位も三ッ輪商会・佐藤選手。
これに時間順位加店が足されて、
総合得点二位は佐藤選手で、
二位を取ったのに、悔しさ全開です。

 

 

技術点がトップで時間順位加店でも二位だった安藤選手が、総合得点でも首位で、
昨年に続いて北海道チャンピオンに輝いたのです。2連覇です。

 

 

技術は伝播するのです。
飛び抜けた人がいれば、それが仲間に伝えられて、
仲間も飛び抜けた技術を身に着けていきます。

 

 

三ッ輪商会さんがチャンピオンと二位を占めて、1.2トップでしたが、
実は小林本店さんが三位、四位、五位を占めて、
この小林本店さんでも、技術の伝播が確実に行われて、
組織全体の技術力アップにつなげて、
ビジネスとしての力量アップ=収益アップにもつながることを示してくれました。

 

全員素晴らしく技術が高く、私は最高でした。

 

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2017年04月04日(火曜日)

4.04.久しぶりの飛行機と毎度のチーちゃんと肉球。

昨年の11月、西熊本店のオープンに合わせて熊本空港に飛んで、
あれ以来4ヶ月ぶりの飛行機に乗って札幌、千歳空港へと飛んでいます。
空港のだだっ広い施設を歩くのがしんどくなって、
かといって車椅子も面だし、
しかも鹿児島まで新幹線が走っているので、
最近は全く飛行機に乗らなくなりました。もっぱら新幹線です。
昔、ひと月に20回も飛行機に乗っていたことを考えると、
隔世の念があります。

 

しかし、飛行機に乗らなくなったら、
ほぼ飛行機でしか行けない北海道にも行かなくなったのはいけません。

 

今日は、札幌営業所で北海道チャンピオン決定戦の日、
4月にオープンする北海道2件目のキーパーラボ「手稲店」も見たい、
また、何軒かに用件もあり、
今月勝負のキーパーラボ札幌店にも行こう。
そう思って、午前中の飛行機に乗ったのです。
心配した空港での歩きは、心配したよりも楽で、
これなら、ゆっくりならば空港から飛行機に乗ることができます。

 

そう思ったら、つい、
何年かぶりにグァムにも行きたいなぁ、とか、
ドイツにも行きたいと思ったり、調子に乗りそうです。
本気で実現できるかもしれません。

 

とは言っても、
私のスケジュールは、四月はほぼ満タンで、
5月も半分くらいの日に何かが入っています。無理かもしれません。
いや、6月末の決算後、開示までの1ヶ月半ぐらいの期間が狙い目で、
意外とまとまった隙間を作ることが出来そうです。

 

 

中部空港を飛び立ってすぐ見える自衛隊の各務原基地(空港
この近くには、KeePer PRO SHOP1号店を運営する≪各務原石油さんの本社があります。

 

 

白山

 

 

宇宙と雪山の好対照。

 

 

北アルプスの山々

 

 

アルプスの北端が日本海に潜っていく。

 

 

とかなんとか言いながら、
先ほど、会社の前の「コメダ珈琲」で一緒に
孫たちはモーニングを食べて、富山に帰って行きました。

 

彼らがこちらにいる間、カメラを貸してあげたら、
喜んでケイスケ君が、ずっと猫のチーちゃんを撮っていて、
その数、なんと300枚以上!

 

しかし、さすがにこれだけの数を撮ると
なかなか良い写真もあって「へたな鉄砲、かず打ちゃ当たる」かな。

 

では、せっかくなので、
ケイスケ君のチーちゃん劇場です。

 

 

一番のお気に入り。

 

 

寝ているふりをして、薄眼を開いています。

 

 

肉球はセクシー。

 

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2017年04月03日(月曜日)

4.03.二年生が新入生を迎え、教えるのは最高です。感動します。

今年の四月はちょっと暖かくなるのが遅れているのでしょうか。
近くの吉田小学校の素晴らしい桜のトンネルがまだ一分咲きです。
もうすぐの入学式に満開が間に合わなかったとしたら、
少なくとも十数年の中では初めてのことです。
私は会社への通勤途中に、
この小学校の入学式には満開の桜のトンネルをずっと見てきました。
満開の桜のない吉田小学校の入学式は一度も見たことがありません。
今年の春は何か違うようです。

 

 

スタジオの駐車場に植えられたモミジの新芽もまだ出たばかりです。

 

 

今日は4月1日に入社した新入生が
三日間の入社式から初期研修の最終日です。

 

この日の研修は、この仕事の一番基礎になる「手洗い洗車」の実技です。
もちろんこの日一日で出来るものではありませんが、
技術を教えられること自体の初めての日であり、
まず、”教えられ方を学ぶ”日でもあります。

 

この日のトレーニングはマンツーマンであり、
トレーナーは昨年の新入生、つまり今年の新入生の一年先輩で、
ほぼすべての技術を憶えて、習熟が進んだバリバリの現役であり、
KeePer LABOの主力でもあります。
しかも、教えられたことを最も新鮮に憶えている者たちであり、
初めて技術を教えられる新入生の気持ちを一番解かる者たちでもあります。
この取り合わせが一番いいようです。

 

 

二年生が新入生に対して、
溢れるほどの愛情を感じているオーラがビンビン伝わってきます。
新入生からは二年生に対する信頼の気持ちが伝わってきます。
会社で働いていて一番感動する瞬間です。

 

 

一年前、新入生であった40人は、
一人「土日に友達と遊びたい。」とやめた子がいましたが、
あとは全員、立派に二年生になって、
初めての教え方を学ぶ機会を得て、みんな信じられないくらい大人に見えます。

 

注目のKeePer LABO長久手店に赴任した一級技術資格下野スタッフ

 

 

西日本で一番忙しい店キーパーラボ東海店で活躍中の一級技術資格矢下田スタッフ

 

 

この一年間で、少なくともここにいる全員の名前は何度が会って、
ほぼみんな憶えています。
東京へはあまり行かなくなったこともあって、
自信ありませんが、それでもかなりの子たちを知っています。
でも、今年初めて全員の名前を知っていると断言できなくなりました。

 

彼らの一年間での成長ぶりは目を見張るものがあり、
月に二店舗を新規開店していく会社の発展スピードの大きな力になります。

 

とても去年は一年生だったとは思えないたくましい二年生たち。

 

 

しかし、新入生の人達とは面接で全員と会っていますが、
まだ名前は一人も憶えていません。
これから一年かかって店舗で何度か会ったりして自然に憶えていきます。
途中の情報を聞くと、おもしろい子たちがいっぱいのようです。
店舗に会いに行くのが、ものすごく楽しみです。わくわくですね。

 

とは言ったものの一人知っています。
武藤(兄)君ですね。
彼は大卒の新卒ですが、弟君も高校の新卒で一緒に入社したのです。
兄弟であることを知らずに二人に別々に面接をして、
合格通知を出して、兄弟で入社してきました。
初めてのケースで、この人は真っ先に覚えました。

 

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    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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