谷 好通コラム

2017年04月03日(月曜日)

4.03.2017年3月のキーパーラボ直営店実績

この3月の日照時間は例年並みでした。
KeePer LABO直営店の売上実績は、
全店では12.3%増であり、既存店実績では3.4%増でした。
しかし今年の3月の特徴は東日本と西日本で
はっきりとした傾向の違いがあったことです。

 

愛知県から九州までの西日本31店舗の実績は21.5%増で、
23店舗の既存店実績が6.8%増でした。
それに対して関東を中心とした東日本20店舗の実績は14.5%増ですが、
15店舗の既存店実績では0.3%減とわずかながらも減少です。
この西高東低の傾向は月半ばの3月15日現在ではもっと顕著でしたが、
後半にかけてここまで取り戻した経緯があります。

 

関東の三月前半、各店舗からは
「“花粉”の付着がひどく、洗車は多くても、
お客様があきらめ気分になっていて、コーティングマインドが上がらない。」
との報告をもらっていました。
キーパーラボでは「花粉にはお湯をかける」手法で
比較的簡単に花粉を除去できますが、収益性の高い作業ではありません。
洗車してキレイにしてもすぐに花粉で汚れてしまうので
お客様は高価格商品を買う気にならないのか、
関東における3月前半のダイヤモンドキーパー施工台数が前年比で20%減と
一時的に目立って減り、驚きました。
後半には花粉の付着も下火になって通常のペースに戻りましたが、
前半の減を取り戻すまでには至りません。
その結果、
ダイヤモンドキーパーの伸びが西日本では31.9%増あったものの、
関東を含む東日本においては7.6%増にとどまり、
全体として全製品の平均単価は2.2%の伸びであり、
その結果、既存店全体での売り上げが3.4%増となりました。

 

3月27日にキーパーラボ四日市店が、
カインズホーム四日市店の中に新規開店し、
3月29には名古屋のもっとも発展している地域に
キーパーラボ長久手店が新規開店し、好調なスタートを示していますが、
いずれも3月末近くのオープンで3月の売り上げにはまだ貢献していません。
四月には栃木県に初のキーパーラボ小山店が新規開店し、
4月下旬には東京都内にキーパーラボ昭島店が新規開店を予定しており、
3月に続いて4月、5月も、月2店の新規オープンを果たしますが、
今後、このペースを着実に維持し、
出来得ればペースアップを図りたいと計画しております。

 

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2017年04月02日(日曜日)

4.02.今日一日だけ、孫たちと遊びに徹しました。

今日は、昨日入社した諸君が、
西日本の人は愛知の中央トレセンと、
東日本の人が東京トレセンに別れて、
それぞれ初期研修の、まず、マナー研修を受け、
明日は商品の説明と少しだけ実習が加わりますが、早めに帰宅してもらって、
明後日は、とりあえずお休みになります。

 

ここまで新入生の様子と適性を大まかに見て
それぞれ住居の住所を優先しつつ、また店舗の事情も考えつつ、
東西支社長が適切と考えた店舗に新入生の配置を決めていきます。
明日、それを西日本が二時間かけて、
西日本支社長と部長、Mgから説明を受け、検討と変更をした上で承認します。

 

明後日、東日本分は、
北海道チャンピオン戦が終わってからの札幌営業所で、
支社長からの報告を聞きながら検討し、
変更すべきは変更した上で、私がそれを承認します。
部長あるいはマネージャーたちの意見はテレビ電話で聞くことになります。

 

明日からの最高に緊張感を持つこの期間です。

 

だから、と言ってはなんですが、
今日一日だけは”休み”と決めました。

・・・・・・
実は、孫たちが帰ってきているのです。
中々じっくりと一緒に遊ぶことはできませんが、
緊張の隙間である今日一日は、一切の仕事をせず、遊ぶことにしたのです。

 

春を本格的に感じさせ晴れた温かい今日、
どの店舗も待ちかねたようにご来店いただくお客様で溢れているでしょう。

 

でも私は、今日一日だけは仕事をしないと決めたので、
孫たちとみんなで買い物に行ったり、おばあちゃんを尋ねたり、
遊びに徹しました。仕事をしたい気持ちをそっちへ置いて、遊びました。

 

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2017年04月01日(土曜日)

新入社員57人+6人=63人の入社式。400人を超しました。

会社の近くで”雪柳”が真っ白に咲いていました。

 

 

しかし、入学式には必ず見事に咲く吉田小学校の””は、
4月1日現在、まだ咲いていません。
でも、つぼみは膨らみきっているので、
入学式のたぶん4月5日には、パッと満開になるのでしょうか。

 

 

KeePer技研株式会社はサービス業であり、
土日はむしろ仕事なので土曜日の今日4月1日、入社式を行いました。
大学と高校を卒業して入社の新卒者が57人、中途で入社の者が6人で、
合計63人が入社の主役です。
これで、従業員全体では400人を超しました。

 

ひと月に2店舗ずつの新店がオープンされ、
これからしばらくの間、
このペースが続くことが予定されているKeePer LABOでは、
彼らの入社を待ち焦がれていました。大歓迎です。

 

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2017年03月31日(金曜日)

3.31.春です。1年ぶりの共同テストが新鮮でした。

三月も末になって来て、
気温も上がり、いよいよ春を感じます。

 

昨年四月にドイツ・ノイブルグのSONAXに開発部の連中と行き、
SONAXの新しいデカイ開発室で、共同開発の仕事をしました。
その前月の三月には東証一部への市場変更、上場を果たし、
その報告もかねてドイツへ行ったのです。

 

あれ以来、
目が回るほどの忙しさで、
自分がドイツに行ったり、ドイツからDr.ピッチを呼んだりして、
SONAXとKeePerの共同開発、共同テストをやっていませんでした。
年三回~四回はドイツ⇔日本を行ったり来たりして、
新製品、新企画の開発を続けてきましたが、
それをしない期間が一年近くも続いたのは、初めてです。

 

しかし、その間にも、
新しいアイデアや、開発の必要性は発生していて、
それが貯まりに貯まって、まとめてみたら、8項目にもなっていて、
いい加減にしないとイカンと思って、
しかし私にまとまった時間、せめて5日間のドイツへの出張は不可能で、
急遽、呼び寄せた形になりました。

 

いつものように、こちらからの提案と実験と議論が朝から続き、
まるまる一日かかっても一向に8項目すべてに結論が出るわけもなく、
私は夕刻、どうしても外せない用件があって、
開発現場から去りました。
後ろ髪を引かれ、泣きたいような気持を振り切り、
我らが開発スタッフにゆだねて、
どうしても果たさねばならない用件に、その場を去ったのです。

 

約一年ぶりの開発の仕事、SONAX、Dr.ピッチとの議論は、
エキサイティングであり、新鮮でした。
また本格的な開発が始まりました。

 

何が出来上がるか。
いつものように、構想が実現する活動が、ドイツと日本で同時に始まりました。
すでに何百種類と貯まった渾身のサンプルの山がまた増えていきます。
私はやっぱり、
新しい構想を実現るように商品(技術)開発、が一番好きなのかもしれません。
桜の花が咲く直前、今年一番のエキサイティングな日でした。

 

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2017年03月29日(水曜日)

3.29.期待のKeePer LABO長久手店がオープンしたが大失敗も?

名古屋市名東区の長久手は、
十何年か前の愛知万博の会場跡のすぐ近くにあって、
今、もっとも発展しつつある地域です。
また、つい最近開店したイオンモール長久手店は規模も大きく
来店するお客様の車で
モール周辺のあちこちに渋滞が発生するほど人が集まって来ています。

 

だから、本日オープンした「KeePer LABO 長久手店」には、
みんなの期待が集まっており、
店長には西日本トップの店舗である東海店の安部店長を起用しています。

 

コンビニエンスストア・ローソンのリプレース物件で、
300坪以上の敷地があり、
店舗も普通のコンビニより20%ぐらい大型の建物でした。
コンビニエンスストアの居抜き物件改造の場合、
建っている建物に3台~4台分コーティングブースとゲストルームを作り、
洗い場と洗車仕上げ場4台分くらいをテントで造るのが常套ですが、
この長久手店では、多い需要を見込んで、
元々の建物全面にコーティングブースを設置し、
5台~6台分の入るであろう大きなキャパシティを造って、
ゲストルームは、元の建物に新しい建物をくっつけて建てて、
目立つ格好のいいゲストルームを造るようにプランを考えました。
付属して造る洗車用のテントも6台くらいが同時作業できる大型です。

 

しかし図面段階で分らなかったことが一つ、
図面はとりあえず「平面図」が中心になるので、
格好よく造ろうと思って別棟で新築したゲストルームが、
全然期待したようなデザインになっていず、
ごく普通の窓付きの箱になっていたのは、
立面図で確認を怠った私も悪いからと、とりあえず諦めました。
普通になっているだけで、それが何か悪いわけではないので大丈夫です。

 

 

しかし一昨日、
完成直前の店舗の中に入って見てびっくりしたことがありました。

 

二月25日にオープンしたKeePer LABO 師勝店の、
ゲストルームで新しい配置の試みが実行されました。
それは、今までほとんどの店舗で、
受付カウンターがゲストルームの一番奥に、
三人分の大きさで設置されていました。
しかし、師勝店はその構造上、
ゲストルームが長細く出来ていたので、
そのパターンで造るとお客様が一番奥に入っていくのに抵抗があると考え、
入り口に一番近い部分に二人分の短い受注カウンターと、
一人用のハイカウンターを付けた構造にしたら、非常にうまく行きました。

 

だから、そのころ造り始めていた四日市店と長久手店でも。
早速、その配置で行って見ようということになったのです。
がしかし、この両店のゲストルームは師勝店のように細長くはなく、
ほぼ真四角の形だったので、
受注カウンターが占めるスペースが異様に大きくなってしまっていたのです。

 

お客様がお待ちいただく肝心なゲストスペースが、
受注スペースを占める大きな壁の、いかにも”裏側”にあって、
しかも、受注スペースと同じくらいしかない狭いものになっており、
そこに実際に座ってみると、
情けない気分なって、
直観的にそれが大失敗であることに気が付いたのです。

 

ゲストルームなのに、主役であるはずのお客様を”裏”に追いやって、
受注カウンターがデンと幅を利かせた主客逆転の現象があったのです。
この時は、私はカッと来て大きな声が出してしまったのは愚かでしたが、
この大失敗に気が付かなかったことに、
まだ、店舗部スタッフがなければならない水準に届いていず、
一番肝心な、店舗はお客様のためにある意味が備わっていなかったことに
大きな危機感を持ちました。

 

手を広げている位置に分厚い大きな”壁”がありました。

 

 

いずれにしても、そのまま店をオープンさせる訳にもいかず、
急遽、お客様を狭い所に押しやっている”壁”を壊して、
大きなカウンターを始末して、
適切な大きさのカウンターの場所を変えて設置させることにしました。
オープンの二日前だから、出来るはずです。

 

そして、オープンにこぎつけた今日、
時間をこじ開けて、改めて長久手店を訪れて、
お客様が待つスペースがうんと広がって、
文字通りゲストルームを確認しました。とりあえず大丈夫です。

 

 

しかしこの失敗を店舗部として共有して、
同じ失敗を繰り返さないために、
店舗部の東西のマネージャーと、事業部長、企画のマネージャー、
それに大阪の営業所長で、
KeePer LABO尼崎店のゲストルームの造り方を任せて、
みんなに良いと認めさせた山戸所長を、急遽、大阪から呼び寄せて、
今後速いペースで建てていく新しい店のために、
ゲストルームのスタンダードを確立させようと、
長久手店に集まってもらって緊急会議を持ちました。
失敗は、間髪を入れずに学習に転換することができます。

 

 

失敗は、覆い隠そうとすると、その組織の弱点になりますが、
すぐに学習に転換すれば、逆にその組織のノウハウになり強みになります。

 

たくさんのセクションがチームワークで造り上げた長久手店は、
何の宣伝もしていませんが、
Webサイトでオープンをお知らせしただけですが、
何台ものお客様が待ちかねたようにご来店になっていました。
期待の大型店KeePer LABO 長久手店は、
エースの店長を擁して今日スタートです。

 

エース安部店長

 

 

期待の梶田チーフ

 

 

東郷店で活躍していた一級技術資格下野スタッフ

 

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    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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