2017年02月23日(木曜日)
2.23.しばらくの間、なんでもやるつもりです。
何年か前まで、
全国各地で「研修会」を開き、
KeePerの理論、意味とか、
そのマーケットと販売手法などを解説して
KeePerの普及で全国を回っていた時代がありました。
一つの会場に30名から多い所では300名以上の方が来られ、
私は夢中になって話し、日本国中を走り回っていました。
中国、アメリカなど世界を巡っていた時代もあったぐらいです。
それが5年くらい前からでしょうか、ピタッとその活動をやめました。
なぜやめたのか、はっきり覚えていませんが、
次の段階が来たと思って行動を変えた時期があり、
たぶん、その時以来、講演のような形での活動はほとんどしていません。
それが、約2年前の2月に東証マザーズに上場し、
約1年前の3月には東証1部に市場変更して、
個別での機関投資家へのIR(投資家向け広報)以外に、
証券会社が集められた個人投資家の皆さんに
「講演」のような形でIRをすることがあります。
この場合は、
「会社の事業内容の説明」と「経営状況」「将来の展望」などを話します。
個人投資家の皆さんはある程度お年をめした方が多く、
カタカナ語を出来るだけ少なくして、
ややこしい言い方をしないように注意しながら
「会社の事業内容の説明」に重きを置いて話します。
また、
すでに投資をしていただいている機関投資家への個別のIRでは、
何度か目の話になるのでもう事業の説明は不要で、
決算の結果を踏まえた経営状況の説明と、将来への考え方を話します。
これらの個別IR活動は、上場直前に、
ロードショーという名のキツイ強行軍の連続IRを皮切りに
四半期ごとの決算を迎えるたびに行います。
東証1部に上がってからは、
海外の投資家に対して電話でのIRも増えました。
通訳を挟んだIRもあります。
それとは別に、
最近では、KeePerの化学的な側面と技術的な話をする機会がありました。
たくさんの人の前で話をする機会が減っていましたが、
最近では色々と立場の違う方々に対して、
何通りもの違う内容の話をすることが多くなりました。
これは何年か前に活発に研修講演活動をしていた時とは、違う新しい要素です。
あの頃は、ずっと同じ内容でした。
しかし今は、話をするたびに違うスタンスでの話をしなければなりません。
しかしある意味
どれもすべて違う形でのIRであるとも言えます。
私は一時、多くの人の前で話をすることをやめていましたが、
今では、IRさせていただく機会があれば、
私自身が恥をかいてもいいので、
しばらくの間、なんにでも出て
得られた機会は、そのすべてを活かそうと決めています。
とは言っても、IRは全体の仕事量の中の20%もないくらいものです。
力むほどのことではありません。
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2017年02月22日(水曜日)
2.22.営業と不動産仲介者が一体となった存在意義と弊害
ある建設業者、○○ハウスは、
その営業を不動産仲介と一体化して、
独特のビジネスモデルで莫大な利益を上げ、発展した。
その不動産仲介のような営業マンとしての仕事のポイントは、
地主さんに対する徹底したサービスで親密な人間関係を作ること。
地主さんは、親から相続した土地を持っている人であることが多く、
事業に成功した人であることは稀で、
ましてやその土地を開拓したわけでもない。
だから、もらったその土地を貸す以外に活かす方法を知らない。
かといって、先祖伝来の土地を自分の代で売るのは嫌だ。
近所の不動産屋さんに「誰か借り手はいないかな」と話をする程度。
一方、町の不動産屋さんは”客待ち”の姿勢で、
積極的に物件を開発することはない。
また積極的に借り手を探すようなこともしない。
貸地を探している企業が訪ねてくるのを待っているだけで、
地主さんに借り手探しを頼まれていたが、一向に見つからない。
そんな地主さんの所へ、
その土地に商業施設を建てたら有用であると
目を付けた○○ハウスの営業マンは通った。
用もないのにいつも世話(せわ)話をしに、
手土産を持ってせっせと通った。
数年がかりで人間関係を作り、すっかり地主さんの信頼を得て、
「君は本当にいい人だ、私の土地の運用については、君に全部任せるよ。」
と、言われるぐらいまでになった。
その信頼を応えるために営業マンは、
○○ハウス独自の営業ネットワークをフルに使って、
良い商業物件を探しているチェーン店の物件担当者を次々に紹介する。
しかも、そんな人たちは平身低頭で「貸してください。」と言ってくる。
今まで長い間、借り手が見つからずに困っていた地主は感激だ。
しかも、地主が出した条件を見事にクリアしているのです。
一方、チェーン店の物件担当者は、
町のあちこちの不動産屋さんに足を運んで物件を探していたが、
どの不動産屋さんも預かっている物件の数が少なく反応が鈍い。
ネットに物件紹介のサイトに載ってくる物件は、
条件が悪くてなかなか不動産屋で借り手が見つからなかった物件が多く、
ほとんど役に立たなかった。
そこへ、○○ハウスの営業が、
ネットに流れていない新鮮な物件を持ってきた、
条件も常識的な線でまとまっている。
持っている土地の好立地に目を付けて地主さんの元に通った物件だ、
悪いわけがない。
しかもこの営業マンは地主さんの全面的な信頼を得ていて、話が早そう。
両者の都合が合って、
話はとんとん拍子に進んだが、
土地の貸借を仲介した○○ハウスの仲介手数料はたかが知れている。
とても、数年がかりで地主さんに通ったコストが賄えるものではない。
しかし、この賃貸借の契約には、○○ハウスは仲介者としてだけではなく、
○○ハウスの「建築条件」を付けていた。
仲介者である○○ハウスが、
その土地に借主が建てる商業施設の建設を請け負うという条件がついている。
地主さんも世話になった○○ハウスの営業マンの願いを、
当然のこととして快く受けている。
借りる側の企業も、
どうせどこかの業者さんに建築をしてもらわなくてはならないので、
その建築条件付きを最初から承知している。
そこで、○○ハウスが借主の店舗、商業施設の建設を請け負うことになった。
多くの場合は借主の会社が施主であり、
建設協力金方式を地主さんが希望される場合は地主さんが施主となる。
しかしその場合でも、結局、工事費は借主が払うことになるので
借主が施主のようなものだ。
ところが、その建設費の見積もりを見てびっくり、
想定していた金額より30%以上は高い。
あきらかに建築費に30%は上乗せされている。
建築費が7千万円とするならば、○○ハウスからの見積もりは1億円。
○○ハウス利益率30%である。
その利益3千万円を払うのは実質的な施主である借主、
つまり、どこかの成長期にあるチェーン店の会社であるから、
出来上がった店舗が償却資産となるならば、
最終的にはすべてが経費となるわけで、その分、法人税が減るので、
実質的に1千6百万円程度の支払い増となるだけで、
それくらいならば、商売の中に十分吸収できる。
借主は余分に建築費を払う理不尽さを感じながらもOKする。
地主さんは、自分が払うのではないので関係ない。
○○ハウスは、表面的にはわずかな不動産仲介料を得ただけだが、
建築条件付きの不動産仲介を成立させた結果、
自らの本業の建設部分で、膨大な利益を造り出し、
数年がかりで作り上げた人間関係の成果でコストを一気に回収し、
会社に対して有り余る利益を生み出すことになる。
これを三方両得というか、
今流に言えば「ウィン、ウィン、ウィンの関係」と言うか、
誰も致命的な後悔をしない不思議なビジネスモデルである。
しかし、今ではこの成功が、
町の普通の不動産屋さんまで、マネするようになって、
やたら建設コストが上がり、やりにくくなっていることも事実だ。
○○ハウスのコマーシャルを見ると、
思わずため息が出てしまうのは、私の被害妄想なのであろうか。
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2017年02月22日(水曜日)
2.22.台湾ラーメンと餃子、手羽先等で四千円分も食べた人達
昨日、12月のキーパー選手権の県チャンピオンたちが集う特訓ツアーで、
東京と愛知の二か所に別けて開催の昨日は愛知バージョンです。
約25名が昼、愛知のKeePer技研㈱中央トレセンに集合して、
ここでしか聞けない講義と、
みんなで綿密な実技の確認と、
聞く接客受注の名人、弊社福留の実演を熱心に受けられました。
みなさんかなりお疲れですが、
最後に、名古屋の繁盛店の見学もかねて、
辛い中華で有名な「台湾ラーメン」発祥の「味仙」に行きました。
そこで、皆さん食べに食べて、(ビールも飲んで)
台湾ラーメンと餃子と、手羽先がここの名物。
そんなどれも辛い、でもうまい、なのに辛さが口に残らない不思議な中華を、
青菜いためとか、アサリ炒めとか、どれも数百円の当たり前の料理を、
皆さん、うまい、辛い、早い、うまい、と
食べも食べたりで、合計したら、おひとり約四千円分も食べていました。
みなさん大満腹、大満足のようでした、
これは、四千円も払ったというへんな意味ではなく、
台湾ラーメンと餃子、手羽先、青菜いため、アサリ炒めみたいな料理ばかりで
見事に一人四千円分も食べたものだと、
ほとんど感動的だったのです。
それだけうまくて辛い料理は食べられてしまうということでしょうか、
それともそれぐらいのパワーのある人たちばかりだから、
選手権の県チャンピオンになったのでしょうか。
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2017年02月20日(月曜日)
4810. 「だから、ダメなんだ。」自己否定の法則
「だから、ダメなんだ。」とは、
パワーハラスメントの常套句のようですが、
私はこれこそ、成長の源に他ならないのだと思うのです。
何らかの行動をしていて、
その経過が、あるいは結果としてうまく行かなかった時、
なぜうまく行かなかったのかを、
自分の何がいけなかったのだろう。
自分の何がダメだったのだろうか。と、
自分がやってきたこと、あるいは判断を疑いの姿勢で振り返り、
その失敗の原因を見つけた時に「だからダメだった。」と、
否定すべき要因を見つけた時、喜びの意味で
「だからダメなんだ。」となります。
物事がうまく進まなかったり、
期待したような結果が出せなかったとしたら、
それまでやってきた自らの行動や判断を、
「何がダメだったんだ」と、否定的に振り返ることは、
今度はその物事をうまく進めたり、
期待した結果を出すために、
解決すべき要因を見つける早道であり、
ほとんど唯一の方法かもしれない。
それで、
自らの解決すべき要因を見つけたならば、それを解決するために、
自分の行動、判断を”変えれば”良いわけです。
他人を変えることは、自分には出来ないが、
自分と、自分の判断、自分の行動を変えることは、自分で出来るので、
その変えた自分の行動や判断で物事が成功すれば、
それはまさに「学習」して成功して成長する
「学習」は、成功と成長のセオリーと言えます。
こんな時に「自己弁護」に走り、
「人のせい」「環境のせい」にして
あるいは「言い訳」をして
「自分の正当性」を主張するのは、
人間にも「自己保存の欲求」があるので、
ある意味、仕方がない事ではあるが、
うまく行かなかった物事を、
そのこと自体を否定して、あるいは自己主張をすると、
せっかくの学習の機会を逃すだけでなく、
この人は、もう永遠に成長することなく、
「自分は正しい」と言い続ける「わかっちゃった人間」になる。
こういう人は、すべての事に、
分り、判り、解っていると思っているので、
何を言っても、聞くこともなく、効くこともない。
自分に「だからダメなんだ」を平気で、堂々と言える人は、
どんな所でも、どんな時でも、どんな事からも学習し、成長し続ける。
だから
「だから、ダメなんだ。」は、
自己の成功と成長の源とも言えるのではないでしょうか。
しかし、この言葉を自分に向けて発すれば、
学習の元かもしれないが、
他人、特に部下の行動や発想に、
その部下の行動の失敗の要因が見えた時に、
学習の素、成功のきっかけとして
その要因を挙げて「だから、ダメなんだ。」と言うと、
時にはパワーハラスメントになることには、
絶望を感じる事がある。
今日も「わかっちゃった人間」が、
自己弁護と自己主張を繰り返すのでしょうか。
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2017年02月19日(日曜日)
2.19.新・四日市店、鈴鹿店、鈴鹿玉垣店、津店、名張街道店
キーパーラボの店舗には日曜日に周ることにしています。
日曜日の方が、ラボのスタッフがある程度揃っていて、
みんなに会える確率も高いし
急な要件が発生することもないし、
普段何の相手もしてやれていない連れ合いなどと共に周ると、
少しはコミュニケーションにもなるし、ラボ周りは日曜日に限ります。
しかし、そうしていると
関東や大阪、北海道、東北、九州など遠い所にある店舗には、
営業関連の仕事のついでがないと
自然、行けなくなって来ていて、
これはこれで、何とかしなければと思っています。
それはさておき、
今日は三重県に行ってきました。
まず、三月下旬オープン予定の新店「四日市店」。
ここはホームセンターのカインズ(CAINZ)さんの駐車場の入り口近くに建てています。
鉄骨が組み上がり全体像が見えてきて、
図面から持っていたイメージよりも
ずいぶん大きいことに少し驚きました。
こんな風になるはずです。
すぐ隣にはかわいい「ドッグラン」があって、
この日のこの時間にも、三匹のワンちゃんが遊びまわっていました。
【キーパーラボ鈴鹿店】
福山から応援に来てくれている一級技術資格秀平スタッフ
頑張ってくれていますが新店・福山店のことが気になっているようでした。
自然豊かな鈴鹿には一段と花粉が多いようです.
スーパーアルバイト一級技術資格和田君、東店長、村田マネージャー、
鈴鹿店は、今日も大繁盛でした。
【鈴鹿玉垣店】
鈴鹿玉垣店は、スタートダッシュこそ良かったのですが、
ここにきて少し成長がゆっくりになっているようです。
イオンタウンの中の安さのスーパーBICが一番繁盛しているようです。
一つとてもショックなことがありました>
イオンタウンの中でのキーパーラボの商売は、
とにかく「入り口」近くに店舗がなければならないことが分かっているので、
この鈴鹿玉垣店でも「入り口」に近い所の店舗にしたのですが、
交通安全のためになのか何なのか分かりませんが、
オープン当初「入り口」であった所が、
車が多い方向からは進入禁止になって「出口」専用になってしまいました。
何か考えなければいけません。
【キーパーラボ津店】
この中村チーフが素晴らしい仕事を上げてくれています。
まだ月半ばですが、前年比190%以上で走りつつあります。
伊藤チーフと、田中店長。
一級技術資格藤森スタッフ
洗い場が乾く暇が全くありません。抜群のチームワークです。
【名張街道店】も、
前年比150%で突っ走っています。
ここはスロースタートでしたが、しぶとく確実に伸びてきます。
小川君が恒例の一週間休みなので、鈴鹿店から応援に一級技術資格細井君が来ていました。
今月一級技術資格を取りに行く浅川スタッフと蟹江店長はすごくいいコンビのようです。
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