「その気になる。」というのは、
「気力がみなぎって力が湧いてくる」とはちょっと違う。
そんな力んだものでもなく、もっと気楽にもので、
今まで想像もしなかったことが、
何かのきっかけで、
あるいは何らかの気づきで、
やれば、それが出来ることに気が付いて、
「その気になる。」とは、
「やれる気になってしまっている。」、
あるいは、「豚もおだてりゃ木に登る」の格言通り、
なんかの拍子に、ふと気が付いて、
「その気になってしまっている。」状態と言ってもいいのかもしれません。

すると、
周りの状況も、その気にさせてくれるようなラッキーな動きになってきて、
「ウソみたい。」な事が次から次へと起こって、
あらゆる事態が、やれるとしか思えないような幸運に突き進んでいくものです。

「その気になる。」とは、
周りの運気を一挙に引き寄せるものなのかもしれません。

「豚もおだてりゃ木に登る」とは、
豚には普通は出来ないはずの「木に登る」ことでも、
おだてられて、その気になっちゃったら、ひょいっと出来てしまう。
「豚もおだてりゃ木に登る」とは、実に楽天的かつ、
可能性を肯定する応援歌的で、すごく良い言葉だと思うのです。
品(ひん)は良くありませんが、
大好きな言葉です。

今日は、今度オープンするLABO三鷹店のキックオフミーティングでした。
7月中旬に建物は完成するのですが、
工事の手筈の間違いで”水道”と電話が通じないそうで、
結局、8月10日前後に開店の予定に変わってしまいました。

新聞の本の広告にこう書いてあった。
「遅い天才より、速い凡才の方が、仕事が出来る。」と、
いくら頭が良かろうと
素晴らしいキャリアを積んでいようと、
仕事の取りかかりが遅ければ、機を逸して何の役にも立たない事が多い。
それよりも、やるべきテーマを与えられたら、間髪を置かずに実行する人には、
安心して仕事を与え、任せられる。
何かにつけて遅い者は、すべからく役に立たないと言っても良い。

もっと始末が悪いのが「時間つぶし人間」
「遅い人間」とは、
「あとでやればいいや」と無駄に後回しにする”怠け”であるだけだが、
「時間つぶし人間」とは、
例えば10分で出来る仕事をわざわざ2時間かけてやり、
時間をつぶして、その2時間、目いっぱい仕事をやっているふりをする。
こういう人の価値感は分らないが、
仕事の量を多くやらされるのは”損”なので、
一つの仕事に目いっぱい時間を使って仕事の量を増やさない。
ということだろうか。
あるいは、与えられた仕事が実は少ないので、
時間をかけてやらないと仕事が無くなって時間が余ってしまうからでしょうか。
そうすると自分が不用だということになって、
自分の存在が危なくなるからでしょうか。
いずれにしても、
少ない仕事を、一生懸命、要らぬ動作を水増しして、目いっぱい時間を延ばし、
「時間つぶし仕事」は、能力の低い者の知恵なのかもしれません。
しかし、
これは仕事の質を落とすし、その成果の質も落とします。
また他の者の仕事の仕方にも悪い影響を与えるので、
本当は、ちょっと考えるよりすごく危険な存在なのです。
放っておいても無害な様に思えますが
意外と危険な存在で、
その職場全体を腐らせてしまいます。
仕事の質自体を腐らせて、会社の評価を著しく落とします。
これは意外とクォリティの敵なのです。

これと少し似ているのが、
「洗車やコーティングの作業は、
必ず1台を１人が、集中してやる」というルールがあります。
人が余分にいると、つい、1台の洗車を二人で作業してしまうことがありますが、
これは厳禁です。
1台の車を二人で作業をしても、
時間は半分にならず、ほとんど変わりません。
それどころか一人で集中した作業に比べて、仕上がりがガクンと落ちます、
二人で作業をすると、「ここはあっちがやるだろう。」と、
二人とも無責任になってしまうのでしょうか、
二人洗車は不思議と時間が変わらないだけでなく悪い品質に成ります。

1台、１人、真剣、集中です。
冗談で、
こんなの造って見ました。
センス悪いかな?

本当にありがたいことに今、
来春卒業予定の大学生の応募がたくさん来てくれています。

色々な人がいますが、今年、目立つのは、
「自分が客として、キーパープロショップ(LABO)でKeePerをやってもらって、
すごく良くて、すごく嬉しかったので、自分もこれを仕事としてやったら、
お客様に喜んでもらえて、自分も楽しいと思い、やりたいと思った。」
と、自分のお客としてのKeePer体験が、
KeePer技研㈱への志望の直接の動機となった人が、多かったことが印象的です。
何とも、嬉しく、照れてしまうような話ですが、
本当にたくさんの人が言っていました。

逆にアルバイトをSSでやっていて、そこで仕事としてKeePerをやっていて、
KeePerが気に入って応募をしてくる人もいます。
しかし、不思議に技術資格まで取っている人は少ないのです。
特に一級資格の人はいません。
会社がアルバイトの人にまでお金を出して一級資格を取らせてもらった人は、
そのSSの会社に就職してしまうケースが多いようです。
会社に恩義を感じてと言うこともあるようですが、
資格を持っているとクリスタルキーパー以上のKeePerを施工する機会も多く、
そのSS店舗のお客様に喜んでいただき、お客様の信頼を既にいただいているので、
その店舗、会社に居着いてしまうのでしょうか。

またよくいるのは、「スーパーGTの#37のファンなんです。」
こういう人は決まって車好きなので、働き始めてもみんな楽しくやっています。
どちらかというと関東の人に多いような気がします。
スーパーGT#37へのスポンサードは、
KeePerイメージアップの宣伝効果だけでなく、リクルートにも貢献しているのです。

それに、
これは大切な要素のようですが、
LABOブログで、ブログを書いているスタッフが、
自信たっぷりに
お客様が喜んでくれたことをいっぱい書いていて、
それがすごく自分も嬉しく、楽しそうに書いているので、
その中に「自分も入りたい。」と思ってくれるようです。

また、ある人が言っていました。
私のブログを見て、たまに店舗のみんなの写真をいっぱい載せているので、
「この会社は、ブラック企業では絶対にないと判ります。
ブラックだったら、社長が店にあんなに行けませんし、写真なんて撮れません。」
なるほどです。

もちろん、今年は会社が東証一部に上場したので、
社員の募集には有利になっているのは分っていますが、
私達は全然一流企業でもなく、ブランドと言えるような会社でもありません。
決して皆に知られている会社でなく、目標とされるような会社でもありません。
だから、その会社の商品を買って自分が気に入ったとか、
お客様と社員が両方とも嬉しそうだ。とか、
自分も入りたいと思えるような要素があって初めて応募してもらえるのでしょう。
そんなことを思いました。

今年はいつ梅雨が明けたのか判らないまま
もう暑い夏真っ盛りのような気候になっています。
反対に、昨年の7月の同じ時期、10日位まではずっと雨が降り続いていて、
前半みんな非常に苦しんでいた時期でした。

これだけ対照的なお天気になると、
大きく雨に影響されたようで
雨の昨年に比べて、晴天が続く今年は実績の伸びがすさまじく
たまたまでしかないと判ってはいますが、
曜日を一巡した一週間後の実績、つまり昨日までの実績が
全体で前年比202%、既存190%であり、
もちろんこのまま続く訳がありませんが、
それにしても202%とは、思わず記念写真を撮っちゃいました。

暑く! 湿度の高い! 名古屋の今の気候が、
前々回出たアフリカケヅメ陸ガメの「トンボ」にちょうど合っているのか、
動きの鈍いトンボが、名前を呼ぶとスタスタとやってくるほど活発です。
みなさん信じられないかもしれませんが、
この体重75kgの20才の陸ガメは、
声を出して呼ぶと”来る”のです。そして、
手を出すと匂いを嗅いで、いつもエサをくれるお母さんだと判ると甘えて、
エサをやったことがない私、お父さんだと「な~んだ」って感じでがっかりします。
この陸ガメ「トンボ」はあきらかに犬並みの知能があるように見えます。
ほんとです。

“彼”は、一日に、
小松菜の束を3把、
曲がった商品にならない安いキュウリを5本~7本くらい。
バナナを2本、口直しにミニアンパンを2つ。
リンゴ又はみかんを3個ぐらい。
最後にキャベツの大きいのを一個置いておくとしばらくすると無くなっています。
(これはブロッコリーでもOKですが、レタスは嫌いなようです)
これを毎日食べるので、
アフリカケヅメ陸ガメは”かわいい”だけでは養っていけないのです。

昨日の夕方、地元の道を走っていたら、
すごい夕焼けが見えました。
今日の天気予報は午後から雨と言っていたのですが・・

クーラーの入った部屋で、いつものんびりしているのはこいつだけです。

東証1部に市場変更してから株主様の総数が、
2,000名を超えている必要があって、
この6月の決算で信託銀行が出してくる株主様数を注目していたのですが、
目標のこの2,000名どころか、
その2倍以上の4,000名をゆうに超す個人株主様がいて、
こんなに多くの人にKeePer技研の株を持っていただいているなんで感激です。

機関投資家の株主様も含めて、数においての心配は全く要らないことが判りました。
嬉しくって、びっくりしました。

精力的に出た「個人向けの会社説明会」が、良かったのでしょうか。
よく解からないのですが、少なくともマイナスではなかったのでしょう。
機関投資家の皆様へのIRも数多くやりました。
これは、私を取材されるアナリストの皆さんが、
IRを通じて、ご意見や、このビジネスへのヒントをたくさん与えて下さるので、
下手にビジネス本を読むより、生きた勉強が出来るので、個人的に好きでした。
しかし、2,000名の株主様数のクリアには、
圧倒的な多数の個人株主様の存在が絶対に必要です。
個人株主様がたくさん集まる証券会社が主催する「会社説明会」にもたくさん出ました。
これはこれで相手がたくさんの人なので、緊張感があったし、
会社説明が終わってからの質問が多岐に渡っていて面白くて、
これはこれで楽しみであり、
その結果がびっくりするほど多くの個人株主様につながっているならば、
こんなに嬉しいことはありません。