2015年10月15日(木曜日)
10.15.上から話していると、自分が偉くなったような気がしてくる怖さ
昨日はある経営コンサルタント会社が主催の研修ツアーで
約30名の経営者の方が私どもの会社に来られて、ラボ店舗を見学され、
トレーニングセンターで1時間半、講義の形で私が話をさせていただきました。
IR用の資料とさらに手を加えたパワーポイントで話をしたのですが、
皆さんが座っていらっしゃる席より一段高い位置に座って
大きな声で一生懸命に話をしている間に、
自分が偉くなったような気になっている自分を感じ怖くなりました。
複数の人を相手に、上から話をしていると、
その位置関係だけで、自分が上位に立っているような錯覚をするのでしょうか。
技術研修をしている若いスタッフ達に、
「インストラクターみたいなことをやっていると、
皆さんが自分の話を熱心に聞いてくれるので、
自分が偉くなったような気になってしまう人が多い。
・・・・勘違いをするんじゃいぞ。」と、
繰り返し、繰り返し言っています。
その自分自身が、
政治家のように上からたくさんの人に、上から、
自分の言葉に酔ったかのように演説をしていることに、ふと気が付くのですが、
本人は、聞いていらっしゃる皆さんに対して良かれと思って話をしているので、
ブレーキが効かず、そのまま自慢話のように終わってしまいます。
終わって、
しばらくしてから、自己嫌悪に落ち込むのですが、
もうどうしようもありません。
何故、ああいう時に、冷静に謙虚な自分になれないのか、情けないことです。
つくづく、自分は小物だなあと思います。
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2015年10月12日(月曜日)
10.12.私は、服を選ぶのが、真剣に苦手で、嫌いです。
何十年も前から、
私は、服は「名鉄百貨店」です。
私が社会人になる時におふくろが
庶民の百貨店、名鉄百貨店のイージーオーダー(簡易仕立て)で
「何かがあった時のために」と、礼服を造ってくれました。
あれからずっ~と私は
背広は、名鉄百貨店のイージーオーダーで造って、
ジャンパーとか、セーターとか、ポロシャツの類は、
そこから30mくらい離れた所にあるキングサイズコーナーで、
ブランド関係なしに適当に選んだものを着ています。
イージーオーダーは「簡易仕立て」と言うだけあって、
コーナーに行った時の何回かに一度、
体の寸法を5分位でパッパッと計り直すだけで、
「仮縫い」とか、「調整」なんてやった事ありません。
それで別に背広は変ではないので、
これでいいのです。
最初の頃から
「河合さん」が、私の担当でした。
私はイージーオーダーの売り場に行くなりすぐさま適当に布地を決め
「これっ」と、指差して終わりです。
あとは、河合さんがニコニコしながら適当にやってくれます。
「体重変わりましたか?」と聞かれますが、
よほど変わっていなければ、
「変わりません。」ときっぱり言って終わりです。
河合さんは「本当ですか~??」なんて無粋なことは言いません。
その間、長くても15分。たいてい10分以内。
その後、お勘定を待っている間に、
約30m離れたキングサイズコーナーに行って、
適当にシャツやセーターなど、あれとこれとこれって感じで選んで、
これで1年、へたすると2年は、もう服を買うことはありません。
買ったとしても、私は買いに行きません。
与えられた服をほとんど抵抗なく来ています。
ネクタイは一度も自分で選んだり、買ったりしたことはありません。一度も、です。
(ネクタイと言えば、今は、半年間もクールビズで最高ですね。)
私は、服を選ぶのが、真剣に苦手で、嫌いなのです。
私は決してかっこいいとは縁のない体型であり、
顔もイケメンとは正反対の面です。
物心ついた頃から、ずーっと私はこうで、
洒落た服を着て、スマートな振る舞いなんてまったく縁がありません。
姿かたちに基本的にコンプレックスを持っていて、
だから、自分をかっこよく見せるための服選びは、
泣きたくなるくらい苦手で、嫌いなのです。
だからなのか昔から、女の子を好きになっても、(私はよく好きになります。)
ちゃんと「好きです。」と言ったことがありません。
言ったとしても、酔っぱらってふざけている様に言ったことがあっただけです。
そんなことはいいとしても、
この間、
私の頼みの綱だったイージーオーダーの”河合さん”が、定年退職してしまったのです。
残念です。最悪です。
今日、時間があったので、
服を買いに連れて行かれたのですが、
河合さんのいない名鉄百貨店に行っても仕方がなく、
カバンを東急ハンズで買ったついでに、
隣の「高島屋」の紳士服売り場に行きました。
そこでは、
秋のハーフコートを買うはずだったのですが、
その紳士服売り場から早く帰りたくて、
売り場のおばさんが最初に出してきたジャンパーを買ってしまいました。
少し自己嫌悪になっていますが、
別に、本当にあれでいいと思っています。
私は仕事をする時は「背広」で、
家に帰ってきたら「パジャマ」、
遊んだり休むのは苦手なので、基本的にこれで十分です。
年に何度かサーキットに行く時だって、
背広のズボンに、何か色のついたシャツ、あるいはジャンパーです。
私は、オシャレが本当に苦手で、ダメですね。
こればかりはずっと改善されないのでしょうね。たぶん。
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2015年10月11日(日曜日)
10.11.典型的なWin-Winの関係で
キーパープロショップがたくさんある地域の中に
私達がキーパーLABOの新店を造ると、
その地域のキーパープロショップ全体が活性化して、
また、その地域全体の技術レベルが上がり、販売も活発になって
結果として喜んでいただいているケースが多くあります。
だから、その地域のキーパープロショップの店舗を経営する会社の方から、
「○○市の店舗の近くにもLABOを造ってくれよ。」と、
声をかけていただくこともよくあります。
ちょっと考えると、
キーパープロショップとキーパーLABOは、
キーパーコーティングという同じ商品を、
同じ技術で施工し販売しているのですから、競合するように思えますが、
実は、逆で、
キーパープロショップとキーパーLABOは共存共栄の関係であって、
お互いに良い相乗効果を出しています。
キーパーLABOには、インターネットなどで調べて、
専門店としての技術の高さを期待して来店され、施工されることが多くあります。
(LABOへの来店動機の半分以上がインターネットです)
チラシなどの広告もします。
いずれにしても、
その地域のコーティング需要が喚起されることは間違いないようです。
そして、キーパーコーティングの仕上がりに満足され、
再び施行される「商品としてのリピート率」は、
追跡すると、およそ80~85%もありました。
しかしそのリピート施工は、
そのお客様がいつも燃料を入れているガソリンスタンドが近所にあったり、
そこがキーパープロショップ・技術認定店であったりすると、
当然、お客様にとっては利便性があるので、
次回からの施工意向をそのキーパープロショップに持ちます。
感覚として、キーパーLABOでクリスタルキーパーなどを初回施工されたユーザーの、
約半分は、地元の便利なキーパープロショップで二回目以降の施工をされます。
ここで一つの緊張感が生まれます。
二回目のクリスタルキーパーを施行するキーパープロショップは、
キーパーLABOで行われた初回のクリスタルキーパーと、
その仕上がりをまともに比べられてしまうわけで、気合が入ります。
そして結果、
上手く仕上がれば、
「これからここでやってもらおう。」と、
キーパーの固定客を得ることになりますが、
仕上がりが良くなかったら、
「最初にやってもらったキーパーLABOでやれば良かった。」と、
かえってお客様を失ってしまう可能性もあります。
ここの緊張感が、そのキーパープロショップの技術レベルを上げることになって、
技術レベルのアップ⇒商品品質のアップにつながり、
販売するスタッフの自信もついて、
販売数が増え、たくさんの数を施行するようになって、
また技術レベルが上がる。と、プラスの循環が始まります。
こうなると、その店舗の実績は明らかに上がってきて、
「○○市の店舗の近くにもLABOを造ってくれよ。」となります。
そうおっしゃっていただけることは私達としても本望なのです。
地域としてキーパーコーティング全体が盛り上がってくれると、
「KeePer」の看板類もたくさん上がって
キーパーLABOとしても大変活性化されるわけで、
この関係は、典型的なWin-Winの関係と言えます。
昨日新規オープンした「キーパーLABOイオンタウン彦根店」は、
初日、
6台のお車に純水手洗い洗車と、2台のクリスタルキーパーを施行し、
53,525円の売り上げをいただきました。
開店1日目としては上々です。
お問い合わせは結構あったそうなので、今後はもっとお客様も増えてくるのでしょう。
伊東マネージャー、日下部店長、崎井君。
糸川君、喜多チーフ。
「GU」と負けない質感にドキッとします。
彦根城がチラッと見えました。
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2015年10月10日(土曜日)
10.10.居抜き物件を改造するには。
キーパーLABO店舗は、少なくとも直営店においては
更地に新築で造るケースが約50%。
すでに建物がある物件に改装を加えて造るいわゆる「居抜き」物件が約50%で、
残りの約30%が元ガソリンスタンドの建物で、
残りの約20%が、
「靴屋(宝塚店)」
「カーディーラー(半田店)」
「整備工場(世田谷店)」
「倉庫(上溝店・札幌店)」
「中古車店(足立店・豊田店)」
「コンビニストア(新涯店)」
と、
いろんな業種の店舗建物を工夫して、改造してキーパーLABOに仕上げています。
今後は、このケースが全体の半分以上を占めてくる予感があります。
私は、この色々な店舗の居抜き物件を改造することが大好きです。
もう空家になっている店舗の建物が、
キーパーLABOに改装なった時にどんな店舗になるのか
元々の業種の建物のイメージにまったくとらわれず、
新しくキーパーLABO店舗としてのイメージを膨らませるには、
頭の中の自由度が発揮されなければ出来ない場面です。
機能としてのキーパーLABOだけではなく、
お客様の目線になって、この店舗建物をどんなキーパーLABOにすれば、
どう感じるのか。共感性を最大限に発揮すべき場面で、
これが出来るか、どうかが、
「居抜き物件」を活かすことが出来るかどうかの境目です。
居抜き物件は、水道、電気などのインフラ、
外構などもほぼそのまま使うことが出来て、
建物の基礎も、骨組みもほとんどそのまま使うことになるので、
新規キーパーLABOを開店する為の費用は、
更地に新築を経てることに比べて、高くても約半分で済みます。
さらに、建築の為の申請も要らず、構造計算も要らず、
新築に比べると、計画してから開店までに非常に早く出来あがります。
だから、今後の新店戦略を組み立てていくには、
いかに居抜き物件を活かして行けるかどうかが大事な要素になります。
しかし、居抜き物件を、
まさかというような発想で、
なるほどという結果を作り出すには、
この発想のあり方とか、コツは独特のものがあり、
これを伝えるのは非常に困難です。
100%受け入れた上で消化できる能力がある相手にでも、
なかなか教えきれるものではありません。
ましてや、
これは、すべてにおいて言えることですが、
「もう分っている人」は、吸収し、消化する前に、自己主張で反発をするので、
伝える前に闘うことになって、
伝えるどころではなくなります。
この闘いは永遠のテーマであり、終わりのない絶対的な壁です。
しかし、これが、自分しか解からない孤独なジレンマかと思っていたら、
意外な人が、意外にも理解していて、それを知った時、
不覚にも、思わず涙ぐんでしまったことが、ありました。
イオンタウンの方にもその改造が好評であったと聞きました。
今日新規オープンの「キーパーLABOイオンタウン彦根店」。
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2015年10月09日(金曜日)
10.09.明日「イオンタウン彦根店」、更に11月末に2店舗が新規OPEN
明日、10月10日、
滋賀県彦根市のイオンタウン彦根店の中に、
もともとゲームセンターがあった室内約200坪を改装した
「キーパーLABOイオンタウン彦根店」が新規オープンします。
このブログでも
「9.16.滋賀県の彦根にイオンタウン2店目のキーパーLABO」に載っています。
さらに、11月末(予定)には、
三重県津市芸濃町椋本⼀ッ⾕3083にある
「イオンタウン芸濃」の中に、
「キーパーLABOイオンタウン芸濃店」が新規オープンします。
三重県下では、鈴鹿店、津店、名張街道店に続いて4軒目の店舗です。
鈴鹿店・津店と三角を作る所に位置し、好調なドミナントを形成するはずです。
ショッピングモール「イオンタウン芸濃」は、
伊勢自動車道の芸濃インターチェンジを降りて数100mの所に位置し、
敷地⾯積12,831 坪、年間来店客数154万人と⼤きな集客⼒を持っています。
そのテナント群の北端に、100円ショップのあった室内約140坪を改装して、
「キーパーLABOイオンタウン芸濃店」とします。
これから工事にかかり、11月末くらいには開店にこぎつけられるはずです。
これでイオンタウンには3店舗目のキーパーLABOです。
さらに3軒目、福岡市に隣接する福岡県春⽇市上⽩⽔121 番地。
新幹線博多南駅近くの交通量の多い市街地の交差点に
「キーパーLABO福岡春日店(仮称)」をオープンすべく工事が始まります。
この店舗は、密集した住宅地にあった「本屋さん」であった建物の改装物件です。
敷地面積約200坪に、約71坪の店舗があります。
この店舗は福岡初どころか九州初の直営店舗です。
Keeper PRO SHOPの密度が濃い九州の、とりわけ福岡で、
あくまでも高品質のKeeperコーティングに徹する専門店キーパーLABOを、
地域全体の活性化のために、徹底した高品質運営を目指して参ります。
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