2015年07月04日(土曜日)
7.04.やるべきことが出来ることとは、やりたい志が高くあること
元来、人は「やるべきだからやる。」よりも、
「やりたいからやる。」の方がはるかにその力が強いと言います。
しかし、
その「やりたいこと」「のぞみ」が、高い所にあり、
高い志ならではの「高み」のことならば、
その高みに登るために、
やらなくてはならないことがいっぱいあって、
あるいは、
その高みに登るためには、いくつも段階があって、
その一つ一つの段階に登ること自体は「やるべきこと」であったとしても、
そのはるか上にある高みに登るための登るべき段階として、
「やるべきこと」でありつつ「やりたいこと」にもなります。
やりたいと思った「その高みに登ること」に、
“強烈にやりたい”という強い目的を持てれば、
そこまでの一つの段階に登るという「やらなければならないこと」も、
純粋に「やりたいこと」になるはずです。
一つ言い方を変えれば、
その人の「やりたい」と思うものが「高み」にあるものならば、
その人は一見「やらねばならないこと」をやれる「強い人」に見えるが、
その人が強いのではなく、
「やりたい」ことが高みにあって、
強くやりたいと思っているから、
その「やりたいこと」を実現するための「やるべきこと」が、
「やりたい」と思えるだけなのです。
その人が強いのではなく、やりたいことへの思いが強いだけなのです。
志が強く高い人は、結果として強い人になります。
逆に目先のやりたいことをやってばかりいる人は、
志の低い、目先の自分のことしか考えられない寂しい人なのでしょう。
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2015年07月01日(水曜日)
7.01.今日はKeePer技研株式会社のお正月、初心に帰ります。
このKeePer技研株式会社は、6月決算なので、
昨日の6月30日が大晦日で、
今日、7月1日が、会社のお正月に当たります。
本社の中央トレーニングセンターに、店長、係長以上の幹部80名が集まって、
2016年度キックオフミーティングを行いました。
東証マザーズ市場に上場後、
降って湧いたように様々なチャンスが出てきていますが、
それを活かして会社を発展させていくためには、
今の一人一人のメンバー、
とりわけ幹部社員が、
初心に帰って、謙虚に仕事を進めて行くことが必要です。
株式市場に上場をすると、
なにか自分たちが偉くなったように気になる病気にかかる者がいます。
自分が勤めている会社が、たまたま上場しただけなのですが、
自分が、上場会社の社員になったと思って
自分は、何年も前からまったく進化していないのに、
会社が上場しただけで、
自分が偉くなったような、
あるいは能力が上がったような勘違いをするバカ野郎がいるのです。
上場に伴うストックオプションとか
キャピタルゲイン(儲け)が発生する者もいるので、
余計にそれが勘違いの元になります。
上場によって与えられたチャンスを活かせるかどうかは、
そんな勘違いを捨てて、
上場前から何も変わっていない自分をよく自覚した上で、
むしろ初心に帰えるべきです。
なぜならば、
会社が上場できたのは、
みんながその前からやってきた仕事のその価値が社会に受け入れられ、
必要とされたからこそ、上場に匹敵する実績を出せてきた訳で、
そのやってきた仕事を、
上場したからと言って何かを変えたのでは、
上場したことによって与えられたチャンスをかえって潰すことになります。
何かを変える意味がありません。
より大きなチャンスを与えられた時こそ、
むしろ謙虚になって、初心に帰り、新鮮な気持ちで仕事をすべきです。
会社のお正月、
今日のミーティングは、初心に帰る良い機会です。
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2015年06月30日(火曜日)
6.30.自らのレースに公私混同はまったくありません。
私自身や畠中など会社の役員が、
レースをやっていることについて、
会社のお金を、自分の楽しみのために使うような
公私混同をしているかのように思われないように、
キチンと本当のことを書いた方がいいですよ。と、
この会社を本気で心配してくれる人からアドバイスをいただきました。
車のレースは、第一に
「スーパーGT」のGT500クラスの「#37 KeePer TOM‘S RC F」の
ボディカラーとKeePerのロゴを大書してもらって
レースのランニング費用をスポンサードしています。
若手の平川亮選手とアンドレア・カルダレッリ選手が乗っています。
これは、KeePerの知名度アップとブランディングのために、
宣伝広告費として経費を提供しています。良い効果を出してくれています。
このレースとは別に、同じく宣伝広告の目的で、
IPS(インタープロトスポーツ)のレースに、
GT300クラス初戦優勝の中山雄一選手をスポンサードすると共に、
彼にIPSレースの「プロクラス」で走ってもらっています。
この車は会社の所有です。
スーパーGTに比べれば観客も少なければマスコミの注目も少ないですが、
中山選手と他のIPS車で平川選手やアンドレア・カルダレッリ選手も出ていて、
マニアックなレース好きの注目にもなっており、
スーパーGTとは格段に低費用と相まって、効率のいい宣伝広告になっています。
このレースの「ジェントルマンクラス」というアマチュアのレース部分に、
常務取締役の畠中君が出ています。
しかし、これはあくまでも個人的な趣味の部分として走っているので、
彼が走るレースと練習のタイヤ代、燃料代、コース代は、
厳密に個人持ちとし、練習のための交通費、宿泊費も個人持ちです。
昨日、練習中にIPSの前部を壊した修理費も、100%彼が払います。
自分がぶつかって壊した分を彼が弁償します。
当然です。
ジェントルマンクラスはアマチュアのクラスなので、
プロではなく、あくまでも趣味として走っているので、
ジェントルマンクラスに出て走るための費用はすべて個人持ちです。
もちろん、大変だとは思いますが、自分が好きで出ているので、当然です。
だから、今回のスピンは、
笑い事ではなく、ものすごく大変なのです。(私は笑いましたが・・)
・・・
私は、当たり前ですが、
自分個人名義の車を買って、
燃料、タイヤ、コース料、交通費、飲み代、宿泊費まで、
一銭残らず、自費です。
私は、レース以外に趣味がまったくないので、
恥ずかしながら、自分の収入で、サーキットでスポーツ走行をやっています。
でも、いつかはまた、レースに出たいと真剣に思っています。
公私混同は、プライドをかけて、まったくありません。
以上は、報告です。
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2015年06月29日(月曜日)
6.29.私はちょっとやり過ぎて、あいつはかなりやり過ぎました。
今日、富士スピードウェーに行って、
車いすも乗りましたが、
ゴルフRにも乗って、30分走行枠を2本走ってきました。
この車は300馬力あるので、重い車ですが、2分9秒まで詰められました。
昔のゴルフGTIカップレースならポールを狙えるタイムです。
車いすに乗るようになったとしても、
左足を痛めているだけで、
最近のレースカーは、
ゴルフのDSG、IPSのドッグミッションのように2ペダルが主流なので、
クラッチフットである左足がダメでも、問題なく乗れるのです。
とりあえず、私は今、ファイティングモードなので、
久しぶりにサーキット走行をしようと思いました。
体力的に落ちているので、かなりの踏ん切りが要りましたが、
1本乗っただけでやめることなく、
2本目をフルに乗れたのは収穫でした。
体力をつければ、また、レースに出られるかもしれません。
しかし、ちょっとやり過ぎたかもしれません。
半端じゃなく体中の筋肉が悲鳴を上げています。
レーシング走行中、左足を踏ん張ったからでしょうか。
腫れて、痛く、熱を持っています。
ちょっとやり過ぎました。
それでも私はノースピン、ノークラッシュで走りましたが、
IPSに乗って一緒に練習をしていた畠中君が、
私が午前中の走行枠だけで帰ったあと、午後からの走行枠で、
ストレートから1コーナーに向けてのブレーキングで、
後輪をロックさせ、大スピンをやらかしたようです。
「車のフロントが無くなっています。」
私も以前、これと同じことをやったことがありましたが、
時速250kmからの突然のスピンは、
真剣に「あーっ私はこれで死ぬんだ。」と回る車の中で思いました。
いずれにしても、本人は無事、
送られてきた写真を見ると、
フロントカウルとラジエター、オイルクーラーは完全にパーですが、
費用が掛かるフロントサスペンション、足回りは無事なようです。
あいつは私よりもかなりやり過ぎたようです。
※畠中君も、私に写真を送ったからには、
当然、このブログに使われることは知っています。
大丈夫です。働ければ、何とでもなります。
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2015年06月28日(日曜日)
6.28.ファイティングモードに切り替えよう
我慢して自立した生活をすると、
かえって仕事の活力が減退するので、
この際、我慢することをやめて、
遠慮なく人を使い、人に助けられて、
その分、遠慮なしにたくさんの仕事をさせてもらうことにしました。
まず、競技用の車いすなども造っている「OX社製」の
性能が良くてかっこいい車いすが来ました。
乗って見ましたが、最高です。
更に7月半ばには、電動の4輪駆動プライベートビークル「WHILL」が来ます。
1年半前のヘルニアから、
足腰の筋肉が弱くなったのでしょうか、
元々のポリオで矮小であった左足の骨がますます変形してきて、
隠れた骨折が4か所も見つかって、
それでも大して痛くなかったので、杖だけで歩いていたら、
自分でも怖くなるくらいに、外から見てはっきり分るほど足の変形が進んで、
真剣に痛くなってきて、
医者に言われて膝に装着する補助装具を造ったのですが、
装具が足の変形に当たって痛くて一日でギブアップして、
結局、
素直に、車いすを使った生活にすることにしました。
これで、あちこちに動き回れます。
サーキットでもいっぱい動いて、もっとたくさんの人に会えます。
だから、
車いすに乗っている私を見ても、
気の毒そうになんて思わずに、素直になって自由になれたと思って、
むしろ、喜んでやっていただければ、正解です。
しかし電動のWHILLは110kgもあるので、
会社にあった多人数移動用に用意してあった1BOXカーに、
来週、油圧リフトを取り付けて改造し、どこへでも移動できるようにします。
これを私の専用車として、運転手役を選定しました。
私はとうとう運転手(プロの運転手ではありませんが)つきの車に、
乗ることにしたのです。
これで、
車で移動する量も増え、車での移動中でも、
新幹線や飛行機に乗っている時のようにフルにPCを使えます。
そのために若干、椅子も改造する予定です。
また、新幹線や飛行機と違って、
車での移動では携帯電話も自由に使えるので、
自分で運転していないことのメリットは大きく、仕事量が一段と増えます。
でもたぶん、私は運転が大好きなので自分で運転することも多いでしょう。
先日のPSG検査で無呼吸症候群がひどいことが判ったので、
これに劇的な効果があるというCPAPを使うことにしました。
これで、本を読むとすぐに眠たくなることもなくなるので、
少なくなっていた読書量をまた増やし、
書く仕事の量ももっと増せるでしょう。
また、無呼吸症候群は血糖値に大きな影響を与えるとききました。
CPAPを使うことで、血液の健康もうんと取り戻せるかもしれません。
そうすると、前のようにもっと酒を飲めるようになるかもしれません。
東証マザーズ上場後、チャンスが劇的に増え、がぜん仕事が増えてきました。
全員が全力モードになって仕事をします。
だから、私も、下手に我慢の自立などせず、
遠慮なく人を使い、人に助けられて、
ファイティングモード全開で
遠慮なしにたくさんの仕事をさせてもらうことにしました。
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