谷 好通コラム

2015年04月28日(火曜日)

4.28.新.LABO野田店を見て、目からウロコでした。

工事が始まった頃と、
終わる頃にLABO野田店を見に行ったのですが、
3月4日にオープンしてからは、
LABO野田店に行く機会がありませんでした。
この店は野田船形ショッピングモールの一隅にあり、
オープン後2か月目であるこの4月実績が400万円をかなり上回りそうで、
ショッピングモールの集客力が、
スタートダッシュを実現しているのだと思っていました。

 

しかし、今日行ってみて思ったのは、
このショッピングモールの集客力は、まだそれほど大きくないということです。
モールの中心となるある大手のホームセンターが、
事情があって出店が一年遅くなっており、メインのないモールは、
まだ大きな集客力を持っていません。

 

それでもLABO野田店の実績が良いのは、
ショッピングモールの中にあることによって「入りやすい」からのようです。
カーコーティングの専門店というと、
いかにもマニアックな人が来る店のようで、
普通のドライバーには敷居が高くて入りにくいイメージがあります。
それを「洗車」を前面に出すことによって敷居をうんと下げているのですが、
このLABO野田店は洗車が少ないのです。

 

建物の面積がわずか55坪しかなく、
洗車を前面に出せなかったので洗車が少なくなっているのでしょう。
しかし、この店舗がショッピングセンターの中にあることによって、
洗車を前面に出せなくても、自然に敷居が低くなっていたようです。
これは意外な結果でした。目からウロコです。

 

加えて、この55坪の建物は、
私達が考える車の動線からすると、あまり良くない形をしているのですが、
洗車の数が少ないことによって、意外や意外、
クリスタルキーパーなどの車を都合よく、
同時に3~4台もさばけるようになっています。
今までと違うレイアウトで施行車を置かねばならない構造ですが、
それず逆に、合理的なレイアウトが出来るようになっています。
これは面白い店が出来ました。

 

 

施工をお待ちのお客様は、モールの中の好きな店舗に買い物に行ってしまうので、
こんなに小さなゲストルームでも、
まだ満席にすらなったことがないそうです。

 

 

LABO野田店のスタートダッシュがいいのは、
もちろんそんなことだけでなく、
左から栗田チーフ、小暮店長、石野スタッフの
(五戸スタッフは残念ながらお休みでした)
みんなの努力、頑張りのおかげでもあります。

 

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2015年04月26日(日曜日)

4.26.頑張るからいいことがいっぱいある。みんな元気でした。

楽をすると、
いったい何がいいのだろうか。
楽をすると何か得られるものでもあるのだろうか。
逆に、
頑張ると何か失うものがあって何か損をするのだろうか。
頑張ると、必ず何かが出来あがって、誰かの役に立って、報酬もいただける。
もちろん何の損もない。

 

くたびれるのが損だと思う人には、
頑張ること自体が損なのかもしれないが、
くたびれる損を嫌がって、楽をしても、それで得られるものは何もない。
楽をすると得をしたような気になったとしても、
得られたのは”楽”なだけ。

 

今日、少しLABOを廻ったら、
ゴールデンウィークの始まりらしく、どの店舗も大にぎわいでした。
現場では、楽をしようなんて者は一人もいません。
みんな、頑張る時は、頑張って、
お客様の笑顔をいっぱいいただいて、幸せです。

 

まず【LABO東郷店】

 

新人の二瓶君

 

 

豊田店から応援の石川君。

 

 

左から広木チーフ、安藤店長、石川県から体験入店中の中村さん。

 

 

【LABO豊田店】

 

東郷店から指名で急遽応援の喜多君。

 

 

新人の松川君。

 

 

二年目になった有留君。

 

 

油っぽさがなくなって何となく・・になった鈴木店長。

 

 

【LABO岡崎店】

 

岩崎さんに岡崎店で会うとホッとします。

 

 

応援の営業になった住田君。新人の秋澤君、河東君。

 

 

左から水越君、予算未達成が近いというのに余裕の表情の古川チーフと菰田店長。
岡崎店はこの太さが強さなのでしょう。

 

 

ここから一挙に大垣まで走って、
新店【LABO大垣店】
小杉店長と栗木課長。

 

 

杉山君。

 

 

臼井君

 

 

二日前に関東に行く用事があって、
その帰りにちょっと【LABO板橋店】に寄ってきました。

 

小室君。

 

 

いつも明るくて素敵な松本チーフです。

 

 

押谷店長。

 

 

最後に逆光で奥村君。

 

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2015年04月25日(土曜日)

4.25.なぜ、テレビCMを4月~5月に打つのか。

今、KeePerのテレビCMを打っています。

 

「雨にも負けず、風にも負けず、
でも人間の手では車を守れ切れない。
だから、キーパーコーティング。
コーティングのレベルを上げる。」です。

 

これの15秒版をスポットCMとして、
4月18日から5月2日にかけて
関東地区を除く全国68局で、1,200GRP分打っています。
1,200GRPとは、おおよそですが、
CMが流れる前後の番組の視聴率が合計1,200%になる分打つということです。
視聴者に十分な認識が得られる一つの目安が1,000GRPなので、
1,200GRPはそれなりに十二分であると言えます。

 

そして、なぜ”関東を除く”全国なのかというと、
この15秒スポットCMは、
その放映料が、
関東地域だけで、それ以外の日本全国とほぼ同額かかるからです。

 

関東だけで全国の45%の費用が必要で、
その他を全国くまなく入れても55%の費用です。
たしかに人間の数、つまり消費マーケットの量は、
関東域は日本全国の45%のそれに近いものがあるでしょう。
しかし、その割には関東、特に東京には自動車に乗らない人が多くいて、
関東の”自動車の台数”は、
全国のそれの45%もとてもありません。
ですから
少なくともカーコーティングという商品においては、
費用対効果が、関東はそれ以外の地域に比べてかなり低いのです。

 

だから、一番高い費用がかかるスポットCMは、
関東以外の全国としました。
その代わり、
30秒の「番組提供CM」を、
関東も含むすべての全国ネットで、
5月から一か月間、三番組に流します。
朝の「特ダネ」、「月曜ゴールデン」「報道特集」で、
なかなかの視聴率を持つ番組ばかりです。
それにスポットCMの15秒版に比べて、
30秒版の番組提供CMは、しっかりと見ごたえがあって、
より印象に残るのではと思っています。
これは関東だけでなく、北海道から沖縄まで全国に流れます。

 

それに加えて、関東には、
IPアドレスを判別して”関東地域のパソコンだけ”に選択的に出現する、
ターゲティングWeb広告を4月18日から流しています。
「コーティング」「新車」「洗車」など、数十種類のキーワードで、
グーグル、ヤフーなどで検索をしたことのある人をターゲットに、
バナーを出し、クリックでKeePerの30秒CMが流れます。

 

※KeePer30秒CM
https://www.youtube.com/watch?v=tIlpo6GEgmE&feature=youtu.be

 

そして、Webサイトからの来店が多い関東には、
費用対効果が相対的に高いWeb広告を多く打つようにしています。

 

この一連のテレビCMなどに関連して、
全国のキーパープロショップさんにCM連動のポスターをお配りしました。

 

では、このテレビCMなどを、なぜ4月~5月に打つのか。

 

テレビCMは、Webの効果が高くなってきた近年でも、
広く認知を広げる媒体として、いまだに群を抜いてトップです。
このような広告は、
長い期間かけて、薄く、少なく流すよりも、
短期(今回は2週間)に、
濃く、多く、集中して打つ方が効果的・・だそうです。
だから年一回、集中して打ちます。

 

そして、このような販売促進策は、
消費者のみなさんの購買マインドが高まっている時期にこそ効果的です。
非繁忙期である1月や2月に広告しても、
元から買う気がないのですから、少ない人が購買に繋がるだけです。

 

ではその反対に、
年一番の繁忙期と言えば12月です。
12月は、日本人特有の習慣なのか、
お正月前に、家も車もきれいにして迎える心情が高まるので、
12月の特に大晦日近くになった年末には、
ものすごい数のお客様が来られて、
店舗とスタッフの受け入れのキャパシティを越えて来ます。
だから、そこにテレビCMなどを打っても、その効果を受け入れきれず、
大きな機会損失を出すことが予想されますので、12月にはやりません。

 

次の繁忙期は、お盆の8月です。
この時は12月ほどではありませんが、
間違いなく繁忙期と言えるだけの需要があります。
しかし、外の仕事であるKeePerの仕事は、夏の暑さはきついものがます。
冬の寒さは動けば動くほど楽になりますが、
暑さは動くほどきつくなって、
8月は熱中症対策でつらいのです。
だから、テレビCMなどでの強力な販売促進は控えるようにしています。

 

次に需要期なのが、4月から5月にかけて、
ゴールデンウィークに絡んだ時期です。
この時期は、カーディーラーが3月決算にたくさん売った新車が、
納車される時期でもあり、私どもの店舗にも新車がいっぱい来ます。
これが4月から5月にかけてテレビCMを打つ一番理由です。

 

もう一つ、テレビCMは三月に放映料が高くなる傾向があるそうです。
大きな会社が、決算前に大きな利益が出そうな場合、
経費で落ちる宣伝広告費を使って節税策にする場合があり、
3月のトレビCMは需要が高くなって、放映料も高くなります。
その反動で4月は、相対的に放映料が安めになるのです。
テレビCMなどは、
KeePerの認知率を上げて、ブランディングの一環の意味もありますが、
やはり、その時の販促策をとしての効果も期待します。
だから、私たちは決してお金持ち会社ではないので、
少ない費用で最大の効果を考えた結果、
テレビCMなどの販売促進策は、
あえて、毎年、4月から5月にかけてと決めている訳です。

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2015年04月24日(金曜日)

4.24.ドライブスルー洗車機で洗います。

私が18才で最初に勤めた会社は、
出来たばかりの
どちらかというとやんちゃで、
あの頃、急成長をした石油販売業(ガソリンスタンド)の会社でした。
21才で店長になって、
その会社で仕事も遊びも覚えたのですが、7年間勤めて辞めました。
その1年後、その会社は石油ショックのあおりを受けて倒産しました。
私は決してそれを見越して辞めたのではないのですが、
結果として、良いやめ時でした。

 

次に入った会社は、ある大きな会社で、
最初の会社とは正反対の固い会社でした。
この会社でも、ガソリンスタンド(SS)の店長をやりました。

 

その会社で何年か経ったある年末の日のことです。

 

年末だけあって店は大賑わいで、
店長の自分を含めスタッフはもう何日も休んでいません。
年末のラッシュが続き、みんな働きづめでかなり疲れていました。
でも、年末は毎年こうです。
サービス業なのですから、お客様が集中する年末が忙しいのは当たり前です。

 

給油も多かったし、オイル交換などの作業も順番待ちが出来、
さらに長い10台ぐらいの”洗車待ち”行列が出来ていました。
昔はセルフ洗車ではないので、
スタッフが順番に洗車機に入れています。
順番が来て洗車が出来あがるまでに1時間以上はかかっていました。

 

その会社はSSの他に、商社的な仕事もあったので、
事務所には何人かの営業社員がいましたが、
SSの仕事は出来ないので年末でも店舗に出ている人はいません。
その営業の一人、親会社の役員さんの息子がやってきました。
その息子さんは、この会社に勤めて営業の修行をしているのだそうです。
だからみんな、彼をただの営業社員としてだけでなく、一目置いていたのです。

 

そんな彼が、年末ラッシュのSSにやってきて、
洗車の行列を見「わぁー大変ですね。お疲れ様です。」と言います。
そのラフな姿を見ると、どうも手伝いに来たのではなさそうです。
それでも、
みんなをねぎらうつもりであったみたいだったので、
私も「はい、お疲れ様です。すごいでしょ。」と答えたのですが、
その次に、
「ねえ、僕ちょっと急いでるんで、
洗車の順番、一番前に入れてくれないかなー。」
一台くらい入れても分らないでしょ。ねっ、お願い。」
・・・・
「アホかっ、バカ。帰れっ。」
つい頭に血が登って怒鳴り、追い返してしまいました。

 

もう三十数年も前の、
あの時の情景は今もはっきり覚えています。
うす笑いを浮かべた彼の表情も覚えています。
ふと思い出すと、あの時の怒りが、
私の価値観の小さな一部分を占めているのかもしれないなと思います。

 

自分の車をキーパーLABOで手洗いで洗ってもらう時は、
雨が降っている日に決めています。
もちろん料金はキチンと現金で払います。
やっぱり手洗い洗車は隅々まできれいになります。
あるいは、
ドライブスルー洗車機を利用します。

 

月末に近い日、たまに、
予算に実績がほんの少し足りないどこかのLABO店舗が私に頼んできます。
「ダイヤモンドキーパー、社長の車にかけさせて下さい。」と。
ダイヤモンドキーパーあるいはクリスタルキーパー(現金で払います)は、
技術開発の責任者増田君の実験によると、
「スポンジブラシのドライブスルー洗車機」で、
100回連続!でシャンプー洗車をしても、ビクともせず、
キズ一つ入らないので
私は、近所のSSにある「ドライブスルー洗車機」か、
あるいはキーパーLABO東郷店の”純水”ドライブスルー洗車機で洗います。
ここのは”純水仕様”なので、拭き上げをしません。楽ちんです。

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2015年04月23日(木曜日)

4.23.あれ?「2015年第2回キーパー技術コンテスト○○チャンピオン」

2月から4月にかけてのキーパー技術コンテストが終わって、
全日本や地区のチャンピオンなどになった店舗が、
チャンピオン横断幕を造って店舗に掲げ始めます。

 

そのデザインを、営業スタッフとデザイナーがやり取りしていました。
チャンピオン横断幕の基本的なデザインは決まっているのですが、
この横断幕自体が数少ないので、
そこに掲げる文句も、店舗によっていろいろ工夫をされます。
その過程で、
『2015年第2回キーパー技術コンテスト○○チャンピオン』が出てきました。
これに、すかさず『天野監査役』が、クレームをつけます。
「これでは、2015年の中の2回目のコンテストに読めます。」

 

弊社の天野監査役は、ばりばりと”働く監査役”であり、
常にみんなのメールの一つ一つ、
あるいは会社の隅々にまで目を配り、
気が付いた点をすかさず指摘してくれます。
その指摘のメール数、たぶん毎日10通以上です。
天野メールのおかげで、
みんなある緊張感を持ってメールを書いています。
おかげで会社の品格が損なわれるような稚拙な間違いが随分防がれています。
具体性を持って会社の役に立つ監査役として、
地味ですが、大きく貢献してくれています。

 

ところで、
『2015年第2回キーパー技術コンテスト○○チャンピオン』は、
だめですが、
ならば、
『2015年キーパー技術コンテストチャンピオン』と、
『第2回キーパー技術コンテストチャンピオン』では、どちらがいいか。

 

これは、当然
『2015年キーパー技術コンテストチャンピオン』が正解です。
これなら、2015年のチャンピオンであることが分ります。
しかし、
『第2回キーパー技術コンテストチャンピオン』では、
主催者側あるいは出場選手から見れば、
たしかに第2回目に開かれた技術コンテストのチャンピオンですが、
お客様から見れば、
それが、いつのチャンピオンであるのか、
第2回というのは、
それが今年のことなのか、3年前のことか、10年前のことなのか、
あるいは毎月開かれるコンテストの今年第2回目なのか
さっぱり意味が分かりません。

 

主催者側、出場者側には分っても、
お客様側からすると、
まったく意味が分からない言い方があります。

 

立場が変わると、理解できることがまるで変ります。

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    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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