谷 好通コラム

2024年08月18日(日曜日)

08.18.初めて、日曜日を月曜日と間違えた。

今朝、今日が月曜日だとばかり勘違いして、

事務所に電話しても出ないし、トンチンカンな朝のスタートでした。

今日が月曜日だと勘違いして、

実は日曜日だったとしたら、

お休みが”つもり”よりかえって増える訳なので、得をしたと思うかといえば、

むしろ逆で、

今日から仕事が出来ると思ったのに、

まだお休みが一日残っていて、

何か、すごく損をしたような気分なのは、

私も時間を持て余す老人のような境地に一歩入ってきたのかもしれない。

猛暑の中を頑張っているみんなには申し訳ないが、ちょっと寂しい気分がする。

 

私でも、同じ年齢の平均的な人と比べれば10倍以上は仕事で忙しい筈だが、

それでも、もっと仕事がしたいと思う事がある。と言っても、

ずっとそう思っている訳ではなく、そう思う事もあるという程度だが。

 

 

三日くらい前、

LABO長久手店、LABO大府店に行き、そしてLABO刈谷店に行って

猛暑の中で、みんなの表情から徐々に笑顔が消えて来ていて、

最後のLABO刈谷店では、とうとう皆の写真を撮ることが出来なくなって、

自分の気持ちの中で悶々としたものが出来て、

LABOの幹部の連中に集めて、「猛暑対策ポスター」を作った。

側面の鉄板から熱気がひどいキーパーブースには「よしず」を手配した。

 

KeePerでお客様の喜びを感じることが出来るから、

KeePerを造れているように、

この会社を運営しているのは、

お客様の喜びを造ると同時に、

一緒に働く仲間達の喜びも同時に造れるから会社をやっているのは当然だ。

だから、皆が持てあましている猛暑の苦しさをも同時に感じるものだ。

この何日か自分の胸中では持てあますほど苦しかった。

それでも、

今日また一日余分に時間があった事に気が着いて、

思い切って、LABO春日井店とLABO出来町店に行くことにした。

そして、皆の写真を撮った。

しかし、LABO刈谷店で写真を撮れなかったままでいるので、

是非今週中には行って、写真を撮ろうと思っている。

 

LABO長久手店

おがわ君、             しまもとマネージャー

とよた店長、           たかいチーフ、

みずの君、            なかやま君、

いわた君。

 

LABO大府店

こいた君、はやしだ君、田口店長、

岩手県盛岡市にオープンする

フランチャイズ店三田商会さんからの研修生、ますざわ君。

わしお君、とぐちチーフ。

ごどう君。

 

LABO春日井店

たけぐち君、はやし君、かわむら店長、しんぽさん、

宇都宮市にオープンするFC店より研修のいまい君、店長のあくつさん、

すずきチーフ。

かわむら店長のピンはお約束です。

 

LABO出来町店

なるせさん、まつした店長、

わたなべ君 いのうえ君。

おがわ君、ネパールから、かまる君。

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2024年08月17日(土曜日)

08.17. 取り残されたような気がする。みんなが帰った後。

現役に今より近かった時は、

帰省客などで賑わっているお盆前後のLABO店舗を何軒も回って忙しくし、

6月期決算の発表が8月のお盆前にあって、

家に帰れば、子供や孫がバラバラに帰って来ていて

お墓の掃除などをやってくれて、

それぞれの子供たちと晩御飯を一緒に食べるのが楽しみだった。

そして、

それぞれがバラバラに帰って行く頃には、

投資家とのインタビューの予定も重なっていて

さらに9月の株主総会の準備など

この時期は次から次へとやる事があって、

暑い暑いと言いながら、忙しくしていた時期でした。

 

それが70歳くらいを境にして、

薄く変わってきた。

それ迄は、仕事は何でもかんでも、みんなで寄ってたかって、

お客様との境目がまったく無い同じ空間で、同じ空気を吸いながら

汗まみれの自分事としてやっていたものが、

いつの間にか、

それぞれ一人一人が、バラバラに、表っ面の他人事として、

涼やかで、クールなビジネスとして分業されてきた。

もう、お金に汗の臭いがしなくなってきた。

それどころか、お金の臭いすらなくなって、

ただの数字としての意味しかなくなってきたのは、

価値がアナログとしての意味を持たなくなってきたからなのかもしれない。

 

もっと昔、

私がまだ40才台の頃、

お盆でも、実家に帰ってお墓の掃除をするなんてことはまったく無かった。

子供たちを実家に預かってもらい、

自分たちは目いっぱい店で仕事をして、

店を閉めてから、お盆のご馳走を揃えて実家で待っていてくれた親たちと、

彼らにとっては孫である子供たちと一緒に、

仏壇に手を合わせて、皆でご馳走を食べた。

それから、夜、子供たちを連れて家に帰った。

それを、まったく惨めとも思わなかったし、

私の親は、お盆の度(年末も)に

孫(私の子供)を預かる事を、むしろ楽しみにしていた。

だから、私達は子供たちの事を全く心配せずに思いっ切り働いた。

 

子供達も、お盆と年末は、爺ちゃん達に遊んでもらうことを楽しみにしていた。

昼ご飯は吉野家の牛丼が楽しみだったらしい。

たまに映画館に連れて行かれると、

お爺ちゃんは必ずイビキをかいて寝たらしいので、

子供たちは、恥ずかしいので、決してそばには座らなかったらしい。

そういえば、

あの頃は、親子三代でお盆と年末の時間をそれぞれの役割で共にしていた。

 

 

現役から離れてもう数年、

子供たちは、時には孫を連れて、お墓の掃除に帰って来てくれるが、

彼らも帰って行ってしまうと、ふと、取り残されたような気がしてとても寂しい。

 

 

 

 

 

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2024年08月16日(金曜日)

08.16.ずっと言い続けてきたが、私は間違っていた。

私はずっと「お客様を断るのは絶対にダメだ」と思ってきたし、

ずっとそう言い続けてきたが、私は間違っていた。と、気が着いた。

今の灼熱の屋外で働く環境は、

お客様からの仕事を無制限に受け入れられる状況ではなくなってきた。

もう無理になって来ている。

こちらからの仕事の量的なコントロールも、

切実に必要になって来ているということだろうか。

 

今日の名古屋の最高気温は39℃だという。

この気温は、人間が屋外でまともに働き続けられる環境では、もう無い。

35℃以上を猛暑と言い、

ついこの間、それが20日間も連続する新記録だと言っていた。

もう完全に地球沸騰化の段階に入ったのだろう。

人類が地球上で生き、

健康に働き続けられる環境では無くなりつつなって来たと言える。

 

今年の8月はお盆にかけて異常な数のお客様がご来店されてきていて、

それが、作業環境が整っているKeePerコーティングだけでなく、

屋外での作業が前提の「洗車」も同じように増えているので、

作業量、それも屋外での作業量も著しく増加しているので、

売り上げも著しく増加してはいるが、

今年は特に、皆、ひどくバテテいます。

 

昨日、営業の責任者、三浦部長がLABO江南店で応援に入り、

「今日は、とにかく洗車作業に徹しよう。」と我が身をもって体験しようした。

それで、午前中、洗車作業を一手に引き受け、

そのまま昼ご飯も食べずにどこまで体がもつかと、作業を続けたら、

午後4時にギブアップしたそうだ。

それも、あ~くたびれたなんてレベルではなく、

真剣にぶっ倒れる寸前にまでなったそうだ。

彼も、KeePer LABO店舗を長年現場で務めてきているので、

生半可なつもりで、今の暑さの環境を自分の身に課したのではなかった。

 

彼には、今の環境が作業するスタッフに異常な影響を与えているのを

ひしひしと感じている事があった。

彼は営業の責任者なので、

KeePer LABOより、

KeePer PRO SHOPの皆さんとの関わりがより深い。

そしてKeePer PRO SHOPは、主にガソリンスタンドが、

副業としてKeePerコーティングを施工しているケースが多く、

KeePerコーティングを施工する為の設備は、

必ずしも快適に整っている訳ではない。

すると、今のような過酷な猛暑の中での施工環境では

その作業”量”に限度がある。

 

だからなのか、

KeePer LABOの売り上げが異常なくらいに伸びているのに、

KeePer PRO SHOPでの作業量を示すケミカルの出荷量が、

この8月、まったくと言っていいほど伸びていないのです。

近年、

KeePer PRO SHOPの皆さんのKeePer施工技術の向上ぶりは著しく、

口コミでの評判も高い店が増えて来て、

KeePer PRO SHOPへのケミカルの出荷量もかなり伸びてきていたのに、

この8月は、

それが完全に伸び悩んでいて明らかにおかしいのです。

あまりにも猛暑が続き、作業の量そのものが出来ないでいる可能性があります。

 

今後の地球沸騰化が進む中で、

車をキレイに長持ちさせて車の製造時のCO2排出量の最小化。

第三世代KeePerコーティングの自浄性能によって、

雨が降る事によってまるで洗車をしたかのようにキレイにし、

洗車を回数を激減させることによるCO2の排出量の最小化。節水効果。

KeePerコーティングは車をキレイに長持ちさせ、同時に洗車回数の最少化で、

地球沸騰化を防止に貢献すると同時に、

KeePerコーティングの作業、洗車の作業を快適に行えるようにすることは、

KeePerに関わる仕事を行っていく者として、避けては通れぬ大切なことです。

 

今日の午後、KeePer LABOの部長クラスの臨時会議を開いて、

とりあえず、KeePer LABOの洗車の作業対策を話し合いました。

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2024年08月14日(水曜日)

08.14. 相手の気持ちになれると思うこと自体が、思い上がりか

連日の猛暑の中、KeePerコーティングにとっての恵みの雨、

まるで洗車をしたかのようにキレイにしてくれる”雨”が、

まったく降らないままの猛暑では、

果てしなく洗車のご注文が続きます。

四年間ほぼ洗車無しでキレイなままでいられた私のEXキーパーVOLVOも、

明らかに砂ぼこりが積もって来て、キレイでなくなってきています。

初めて、この車を洗車してやりたいと思いました。

あるいは、洗車したいと思いました。

 

こんなただただ暑い日々が続く中で、

相手の気持ちになり切れるというと思うこと自体が思い上がりなのか、と

そんなことを思う事があります。

土を越した暑さは人を優しくいられなくするような残酷な力があります。

 

その反面、東北では記録的な豪雨で大変で、

南海トラフ巨大地震注意の知らせが一週間着きっぱなしで、

今週末から台風が連発で日本列島を土砂降りにするようです。

それはそれで大きな災難が起きる事は違いなさそうですが、

それすらもむしろ楽しみに思わせるような、

やはり、ずっと続く猛暑は人を狂わせるような恐ろしさを持っています。

 

これまで造ってきたKeePer LABOの店舗は、

作業時間の長いKeePerコーティングを施工する場所は、

外とは密閉して冷暖房完備の快適な環境を作って、

KeePerコーティングの高品質の安定を図ってきました。

これはこれで良かったと思っているのですが、

ここに至って、意外な弊害をもたらしている事に気が着きました。

 

KeePer LABOの作業は大きく分けてKeePerコーティングと洗車があります。

KeePerコーティングの作業環境には飛躍的な向上が果たせられましたが、

洗車の作業環境はそのままです。

猛暑がまともに影響する外気のままです。

しかも、猛暑であればあるだけ洗車の台数はうなぎ登りで増えます。

KeePerコーティングの作業は、

ある程度の経歴がものを言う技術が必要で、

必然的に、ある程度の経歴を持った者、

つまり先輩たちがコーティングブース内での作業になります。

逆に、技術をまだ持たない新入生が、

必然的に洗車の作業をすることになって、

新人たちは灼熱の地獄での仕事になります。

 

先輩は涼しい所での仕事、

後輩は地獄の環境での仕事になって、

先輩が後輩をいたわる優しさなどカケラも無いような、

酷い非情な関係が、否が応でも出来てしまうのです。

 

今後、地球温暖化、地球沸騰が、否が応でも進んでいく中で、

そのこと自体を根本的に解決しなければならない事が

地球上での生物の存亡がかかる最も重要な問題であるのは勿論だが、

そこに全力を傾ける間にも、

先輩が後輩をいたわる優しさなどカケラも無いような、

酷い非情な関係が出来てしまうことを絶対に阻止すべきです。

その前に、自らが相手の気持ちになり切れるというと思うこと自体が

自らの思い上がりかもしれない事を、思い知る事でしょう。

 

明日も名古屋の最高予想温度は38℃。

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2024年08月13日(火曜日)

08.13.  観測史上初の20日連続猛暑日記録更新だそうだ。

名古屋で20日連続猛暑日記録更新だとニュースで言っていた。

1890年の観測史上初の記録更新だそうだ。

猛暑日は35℃を越す日だが、それどころか連日38℃を越しているのだから、

もう、お客様大歓迎とかのきれいごとでは無くなってくる。

すでに根性論では如何ともしがたい次元の灼熱地獄だ。

 

しかしそれでも「暑さ寒さも彼岸まで・・」というように、

暑さのピークの先は見えてきている。

しかしこれが、

もう何十年かすると、もっと厳しくなってくるのかと思うと、

その時代には寿命が尽きている筈の我が身としては絶句するしかない。

 

そんな時代にはもう手洗い洗車サービスは、

きっと成り立たないでしょう。

今の第3世代のKeePerコーティングのような自浄効果がもっと上がって、

自然の雨だけで洗車が全く不要になっているか、

純水での水スプレーだけで十分にキレイになるか。

いずれにしても、今のような手洗い洗車サービスは存在しなくなると思う。

 

もう一つの方法としては、

手洗い洗車サービスを提供する作業環境を冷房して、

作業として成り立つようにすることも考えられるが、

いかに付加価値の高いサービスを提供する為とはいえ、

車をキレイにする為の環境にCO2排出の意味があるかといえば否であろう。

しかし、いずれにしても価値を提供する主人公も享受する主人公も人間であり、

話はいささかややこしい。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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