谷 好通コラム

2024年07月25日(木曜日)

07.25.欲しい時、好きな店で好きな物を買う。こちらの都合は関係なく。

商品を造って販売をする色々な商品のメーカーや販売業は、

購買者(つまりお客様)が、何を買うのか、

マーケットリサーチを行って購買者の購買傾向を調べる。

今は、あらゆるものがデータとなって集積されるので、

リアルタイムでその傾向が解るようになってきた。

販売窓口はこのデータをフル活用して、

今売れている物を店頭に品揃えしていく。

しかしこれは今何が売れているか、何が売れたかの履歴のデータであって、

限りなく過去のデータでしかない。

 

新しい商品を生み出していくメーカーと販売社は、

その限りなく過去のデータを参考にしながらも

お客様がさらに何を欲しいのか、本当はもっと何を欲しいのかを、

過去のデータにとらわれることなく、

新鮮な感覚で

自分の感性を研ぎ澄ませて新し発見を探していくのが仕事です。

過去のデータに従ってのみ商品を造っていたのでは勝てません。

少なくとも商品開発に関わる者は、

自らがいつも新鮮な感性を持ち続ける事と、

はち切れんばかりの好奇心の塊りにしておくことが大切です。

 

直接お客様と接する店舗においては、

お客様が来てくれることを当たり前と思うようになったら負けです。

当たり前だと思うようになってしまったら、

その店は急速に腐っていって、

初めてのお客様のご来店にすら嬉しい気持ちを持てず、

歓迎の挨拶すらしなくなります。

こういう店舗の凋落は早く、あっという間に一直線に落ちていく。

しかし、

こういう店舗は過去に、お客様が大量に来られたことがある店舗であり、

店舗と受入れスタッフのキャパシティを超えた経験のある店舗であって、

大量のお客様が来られるだけの立地とかマーケットの豊かさを持った店舗です。

元々、溢れるだけのお客様が来られる素地を持っている訳です。

だから、

周辺の地域に同様の店舗を増やすなどのことをしながら、

店舗全体が、すべてのお客様を歓迎できるような新鮮さを取り戻すことです。

 

商品はお客様が欲しいと思うモノが売れます。

店舗はお客様が来たいと思った店舗に行きます。

その店に行くかどうかは店の都合は関係なく、お客様自身だけが決めます。

お客様は少なくとも、自分を歓迎してくれる店舗に行くでしょう。

こちらの都合なんか関係なく、お客様が自分で決めるという事です。簡単です。

ことわざ?で「いつまでもあると思うな親と金」と言います。

今、自店に来てくれているお客様も、自分の意志で他の店にも行きます。

こちらの都合なんて関係ありません。

自分が欲しいモノがあって、自分を歓迎してくれる店を選びます。

 

 

昨日は、犬山の動物園に行く時、とてもきれいな空を見ながら

 

動物園に行き、とてもいい事があった後、白蛇!を体験しました。

 

今日は会社でそれほどの予定はなかったのですが、

何か一日中あれやこれやで、ものすごく忙しい日で、大変でした。

帰り際に、

フジツボ付着防止の実験が、実際の海で非常にうまく行ったと、

とても嬉しそうに担当者たちが報告に来ました。

 

そして帰り道、

空に素晴らしい「虹」が見えました。

 

家に近づくとより鮮明に見えてきました。しかも二重の虹です。

家に近づけば近づくほど大きく見えてきます。

でも、家に着くと、

あれだけはっきり見えていた虹がありません。

どうも、私は自宅に到着と同時に、「虹の真下」に入ってしまったようです。

 

今日も、昨日も、一昨日も素晴らしい日でした。

72才を過ぎても仕事をしていることに新たな幸せを感じるのでした。

 

更に、帰宅したら、

昔から支援している霧多布湿原保護活動のNPOから

霧多布湿原の今の写真を送ってきました。

更に幸せを感じる時です。

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2024年07月23日(火曜日)

07.23.  2025年6月期キックオフミーティングに思う。

今日は名古屋駅前の大きなビルの大きな部屋を借りて、

219名が集まって「2025年6月期キックオフミーティング」を開いた。

集まったのはKeePer LABOの店長以上と営業の課長以上で、

現在会社の従業員は約1,200名いるので出席者はその約5分の一となる。

そう考えると、この会社がいかにも大きく(多く?)なった事を思う。

しかしこういう会は、キックオフという意味で仕方ないのかもしれないが、

どうしても現状肯定の会になってしまうのはマイナスに感じてしまう。

 

スタッフの普段のご苦労を思うと現状を肯定するのは当然だが、

ここに集まった者は、あくまでも責任者達なので、

現状を肯定しているばかりでは、今を分かっている事にならないし、

何の進歩にもならない。

 

進歩とは、進化でもあり、

進化とは、過去からの者が、

新しい時代の新しい環境に適応せず、滅びて、

新しい時代の新しい者に変わる事。

 

動物は世界環境の大きな変化に適応できない。

だからそこに生きる種が他の種に替わって、

それが生態系としての進化ということになる。

しかし、

人間は学んで、自分自身を変化させられるから、人間として進化できる。

学ぶとは、自分を否定して、新しい自分を実現する事

人間は自分を否定して自分自身を変化させることが出来る。

皆で、自分たちを肯定することは楽しいが、

楽しいだけで、

自身のいる状況の変化に目を瞑っていると、やがては滅びる事になる。

いかに否定できるか、

いかに進化して、状況の変化に適応できるか、進むことが出来るか。

 

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2024年07月22日(月曜日)

07.21. KeePer LABO石川橋店の新店長

コルセットをはじめて日中から外していたのは

腰が治って来たから出来たことだと思っていたが、そんなことは無かった。

今日の朝からずっと腰が一週間前の状態に戻ってしまって痛かったのです。

あまり舐めてはイカンという事ですね。

 

という事で今日はおとなしくしていようと思っていたのですが、

やっぱり、どうしてもLABO店舗に行きたくなって、

昨日行こうと予定していたKeePer LABO石川橋店に行きました。

この店は昨日行ったLABO小牧山店のふるた店長に続いて、

へんざんさんが愛知県のLABO5番目の女性店長になります。

 

この店舗は愛知県でもとりわけ富裕層が多く居住する地域の店舗で、

その中で、8月からのへんざん店長は、

島本現店長(マネージャーに特進)の跡を継いで、必ず活躍してくれるはずです。

 

もう完全に夏です。

各店舗とも全開モードになっています。

へんざん新店長

ちだ君と、島本新マネージャー(老けて見えるが意外と若い。)

とみた君、かつ君

うちおけさん。

西の空がもう赤くなってきました。

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2024年07月20日(土曜日)

07.20. 久しぶりのLABO一宮店、LABO江南店、LABO小牧山店

痛めた腰が二か月かかってようやく治って来て、

今日は初めて一日中コルセットを装着せずに過ごしました。

おまけに、朝から調子が良かったので、

つい、調子に乗って、昼からLABOに行ってきました。

 

KeePer LABO一宮店

休日になると一宮I.C周辺がひどい渋滞になるので、

ついでになりそうな所に行っても、この辺りはいつも迂回して通っていた。

だから、ついついLABO一宮店は避けてしまうことになっていた。

久し振りのLABO一宮店は、いそがしかった。

北海道から修行のなかじま君、たなか君、

おばた君とたなか君

のむら君。

ひらばやし君

一宮店の主、岩波店長。

このサインで特に夜店舗の存在感が増したそうです。

 

 

 

次にKeePer LABO江南店。

ここは、閉店した屋内給油所の建物・設備をそのまま利用して造った店舗。

大通りにも面することなく、平っべったい一戸建て住宅地の真ん中にあって、

中々いい実績を出しつつある。今後の良いモデルになる店舗です。

いぐち君、さかぐち君、すぎやま店長が忌引きの為、応援の山田MG。

ふくだ君

 

 

最後に、KeePer LABO小牧山店。

 

ついこの間の人事異動で、愛知県五人目の女性の店長になった有望な店です。

立ち寄ったこの日、たまたまTREXKeePerが入っていた。3台目だそうです。

ふるた店長、今日は応援の武藤課長。

こしの君。

かわぞえ君。

おかだ君。

TREXマイスターの、なすの君。

はやし君

 

 

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2024年07月20日(土曜日)

07.19. caste カーストから hierarchy ヒエラルキーへ

福沢諭吉が

学問ノススメの中で

「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」と言ったそうだ。

これは血族・世襲による身分格差(カースト)の否定。 ⇒人類平等

生まれながらの格差を否定したもので、

学問ノススメなのだから、

学問において優れたものが上に立つという、

学歴偏重・学歴社会肯定

学歴ヒエラルキー(格差)推奨のみたいなものだと、何かで読んだことがある。

 

ヒエラルキー(格差)が悪いと言っている訳ではない

カースト(世襲的格差)よりはよっぽどいい。

世の中はヒエラルキーが隙間なく張り巡らされていて、

 

「ヒエラルキー」で検索したら、

まず軍隊でのヒエラルキー。

「ガンダムの地球防衛軍」のヒエラルキーだそうだ。

軍隊では「階層」における命令系統は厳密でなければ、

その軍隊は間違いなく全滅する。

戦争そのものの是非は全然別にして、軍隊のヒエラルキーは必要だろう。

 

しかし、面白いヒエラルキーがあった。

古代ギリシアのソクラテスが考えたヒエラルキー

自分(ソクラテスの場合「哲学者」)を本当に一番上と思うみたいだ。

しかし、面白いのは最下層に政治家と弁護士、教師がいることで、

ソフィスト(詭弁家)と同列だということは、

これらの人をすべて詭弁家と決めつけている。

ソクラテスは、この人たちをよほど嫌いだったみたいだ。

 

もっと面白かったのは、ある巨大企業の構成企業の序列だった。

これは外の人間には全く分からない事で、大変驚いてしまった。

しかし、正直言ってバカバカしいとも思った。

 

更にバカバカしいのは、

金たくさん取ってりゃ、人間の価値が変わるのか。

価値もないのに高い物を売りつけたい者の、身勝手なヒエラルキーだ。

 

 

そして、ごく普通にある会社のヒエラルキー。

しかし会社のヒエラルキーは、格差、階層というよりも

むしろ”役割”の差という意味で、

昇進した人は役割がより重くなったという意味であって、

“偉く”なった訳ではない。

ましてや、

今までやってはいけなかった事が、やって良くなった訳でもなく、

今まではやらなくてはならなかった事が、やらなくても良くなった訳でもない。

 

だから、昇進したと同時に、

自分と自分の行動に厳しくなる者は、

もっともっと上に上げなくってはと思うが

逆に、自分自身の行動に甘くなって楽をするようになる者は、

上げなければ良かったと思う。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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