谷 好通コラム

2014年10月20日(月曜日)

10.20【同じく機中】同じ地球上の地形とは思えません。

ただ今、フィンランドエアーラインで「ヘルシンキ」に飛ぶ飛行機の中です。
ヘルシンキで乗り換えて、今日中にミュンヘンにまで行きます。
「中部→ヘルシンキ」の飛行時間は、9時間半です。
ドイツ・ルフトハンザの、
「中部→フランクフルト(→ミュンヘン)」が10時間以上かかるのに対して、
「中部→ヘルシンキ」は、距離が短いのです。
その代り、ミュンヘン空港への距離が長くなるので、
結局、トータルすれば12時間くらいで、同じ時間かかります。

 

長い飛行時間に、長い文章を書いていたら、
北極圏近くのシベリア上空を飛んでいて、
窓の下に「変な風景」が次から次へと変わっていきます。

 

これで、“11,000m”上空からの写真です。
同じ地球上の地形とは思えません。

 

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2014年10月20日(月曜日)

10.20.【機中】何を目指し、何を行動すべきか。12月の企画が難しい

KeePerタイムスの10月号が、
週明けの早々に皆様の手元にターパータイムス10月号が届くはずです。
この段階にまで来ると、そのまま11月号の編集会議となって、
12月を見据えた11月号作りの話になります。

 

12月と言えば、キーパー選手権です。
12月の選手権には一番多くのキーパープロショップが参加されます。
今年は、どんな選手権にしようか、
今までの反省と、今後のことを考えて、企画します。
企画するには最近のコーティングの販売状況を、
参考に考えなければなりません。

 

とりあえず、
キーパーLABOでの9月の販売傾向は、
7月8月の悪天候で「洗車」のように大きなダメージはなかったものの
若干、低調であったKeePerコーティングも、
9月は、その反動とも言えるような好調ぶりでした。
クリスタルキーパーの伸びは一時期よりは鈍ったとはいえ
順調にリピートの積み重ねが続いています。
それよりも、
際立っているのは
「ダイヤモンドキーパー」の販売台数が大きく伸びていることです。
これが伸びた要因の一つには、
「新車の販売」が大きく増えていることが上げられます。

 

アベノミクスの影響かどうか知りませんが、
どのメーカーも新車の販売が大きく伸びているようです。
一時は消費税UPの反動でガクンと新車販売が減ったのが、
ここにきて、またその反動で大きく伸びているのかもしれません。
中でも9月はディーラーが半期の決算売出しで、
3月に次いで新車販売が多い月だと言います。

 

また、最近は、
新車を買った人が、
そのままLABOの店舗に車を持ち込むケースが目立つようになっています。
そんな時は、
必ず「ダイヤモンドキーパー」の話から始めます。
お客様は何十万円、百何十万円、あるいは何百万円の新車を買ったばかりです。
とてもうれしい気持ちと、ちょっとリッチな気分でいっぱいです。
そんな気分の時には、
まず「ダイヤモンドキーパー」がお似合いです。

 

良い悪いは別にして、
このタイミングで最初に、
こちらから「クリスタルキーパー」の話をするのは、失礼であるようです。
その新車が、軽自動車であっても、中型車でも、大型車でも、
外車であっても、新車ではなく新古車であっても同じです。
大きなお金を使った直後ですので、
こんな時は、
まず「ダイヤモンドキーパー」の話から始まって、
話の成り行きで、
「クリスタルキーパー」をお客様がお考えのようなら、
「クリスタルキーパー」の話にスムーズに移行すればいいだけであり、
新車、新古車、あるいは、
たとえ中古車であっても、
車をお買いになって、カーコーティングをということなら、
まずダイヤモンドキーパーからです。
そんなことでも、
意外とダイヤモンドキーパーが売れてしまうものです。

 

もう一つ、私の想像ですが、
ダイヤモンドキーパーが増えてきた理由が、
「KeePer」の信頼度と好感度が上がってきたから。ではないでしょうか。

 

KeePerの「認知度」「知名度」がある臨界点を超えたのか、
たくさんの人がKeePerをご存じになってきています。

 

今年春のテレビコマーシャルは1,200GRPというかなり量を流したので、
普遍的に一定の効果があったと思います。
そして、スーパーGTの#37 KeePer TOM‘S RC Fの活躍も、
一部のコアな層に信頼と好感を伴って多く受け入れられてきています。
それはサーキットに行くとよく分ります。

 

そして、
全国4,000店舗になったキーパープロショップさんが、
店頭に掲げていただいている何千枚というKeePerの看板が、
多くの人に、「よく見るね。」という大きな効果を、すごく出してくれています。

 

そして、
なによりも、
みなさんの”確かな施行”で、
KeePerの効果と品質に、
高い評価と、良い評判が、口コミで広がり、
そしてインターネットの世界で、
好感度を高め、強力にプラスの知名度と認知度を高めています。
それが、
1万円、2万円台の商品であるクリスタルキーパーから、
4万円、5万円台のダイヤモンドキーパーをも、安心して買う気持ちが、
一般の消費者のみなさんの間に広がっているのでしょう。

 

まだ、早すぎるのかもしれませんが、
KeePerが、安心できるコーティングとして、
一つのブランドになりつつあるのかもしれません。

 

ブランドとは、
セレブチックな、自分を金持ちに見せたい小道具みたいなものではなく、
ブランドとは、
買ってもだまされることのない、
安心して買える、信頼のブランドのことを言います。

 

そういう意味では、
KeePerが、安心して買える、
信頼のコーティングブランドに少し近づいたのかもしれないかな?と
過大評価だとのそしりを、あえて受ける覚悟で、
KeePerを安心の信頼できるコーティングブランドに育てていくことを、
これからの、新たなみんなの目標にしようと考えました。

 

KeePerをブランドとして育てていくこと、ブランディングしていくことが、
KeePerコーティングを誇りを持って施行し、
品質を重んじて、きちんとキレイになったお車を見て、お客様に喜んでいただきたい。
お客様の喜びが、技術者としての誇りであり喜びであるとする、
そんな多くの皆さんの”為になる。”のではないでしょうか。

 

そのために、私たちとしては、
テレビコマーシャルをやったり、
日本最高峰のレースの、しかもトップチームをスポンサードしたり、
皆さんの店舗に掲げていただいた”看板”のためのデザインを、
下品に叫ぶ方向でなく、高いクォリティーを感じていただけるようなものにしたり、
また、そのために、「艶」を表現した車の写真をいっぱい撮ってきたのです。

 

そして、品質の高いKeePerを世の中にたくさん作り出すことが、
施行店さんの一番の成功につながり、
一番強力なブランディングに違いないと考え、
年間3万人もの人に技術研修を行い、こつこつと上達会を開き、
うまいKeePer技術者づくりの活動を黙々と繰り返してきました。
ここが一番重要なところでしょう。

 

ここまでは、すべてプラスの方向へのブランディングです。

 

しかし、ふと思いました。
では、ブランディングにとっての「敵」とは何であるのかと。
それは、
「質の低い下手なKeePer」でしょう。
低い技術で、
キレイにしようという意思もなく、
ただ単にやらされただけのKeePerは、
当然、キレイにもなっていず、艶もなく、ムラだらけで、
それを見たお客様は、ひどくガッカリするだけでなく、怒り、
KeePerに対する信頼も、交換も、
すべてをぶち壊しにする、恐るべきブランディングの破壊者と言えます。

 

そんなことを考えるうちに、
たとえば、
そういう悪いKeePerが野放しになっていたとしたら、
それはメーカーとしての怠慢であるし、
下手なKeePerを
私たちが放置しているとしたら、
キーパープロショップで施行されたキーパーコーティングの品質を
メーカーであるKeePer技研㈱が保証するという仕組みの根本的な否定であり、
私たち自身の自己否定につながり、自殺行為にも等しい。と思えてきました。
そして、このことこそが、
全国のキーパープロショップさんが、恐れていることではないかと。

 

下手なKeePerを撲滅すること。
低い技術で、
キレイにする意志もなく、
ただやらされているだけ施行したKeePer、
キレイにもなっていず、艶もなく、ムラだらけのKeePerが、
万が一にも世の中に存在しているとしたら、
それはKeePerをやってくれない方がいい。
その方が、その店舗のためにもなり、お客様のためにもなり、
他のキーパーコーティング施行店さんのためにもなり、私たちのためにもなります。
そんなKeePerを如何に世の中から、撲滅するか。
キーパープロショップから放逐するか。如何に、阻止するのか。

 

それが、多くのキーパープロショップさんの、
キチンとした技術で、
お客様に喜んでいただくことを楽しみに、
自らの意志で、KeePerを施行し、高い品質のキーパーを作り出して、
どんどんKeePerの評判を高めあっているキーパープロショップさんの為になって、
一番喜んでいただけることだと、強く思えてきました。

 

そんなことを実現できるようなキーパー選手権の企画とは、どんなことか。

 

ただ単に、キーパープロショップは、プロで、
上手いKeePerができる店だと、宣伝するだけでは、
全国の上手いキーパープロショップさんたちを応援することにはならない。
そう思ったからには、
応援すべき人たちの真の応援になるような企画を真剣に考えなければなりません。
これは、考えれば考えるほど難しくなりそうです。

 

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2014年10月20日(月曜日)

10.20.今からドイツに行ってきます。

明日からKeePer選手権のドイツ報奨旅行がありますが、
一日早く、今日から私と開発の二人はドイツに向かいます。
ある製品のテストがSONAXであります。
キーパー選手権の報奨旅行に一日違いで合わせて行くのは、
私がドイツで皆さんにご挨拶をしたいだけで、
開発の二人と私は、純粋に仕事です。

 

観光は何もありません。
私は腰が悪く歩くことが難しいので仕方がありませんが、
開発の二人には、特に初めてドイツに行く小崎君には、
仕事が終わってからでも報奨旅行と一緒に
観光も少しさせてあげればよかったかな。と思いますが、
思うだけで、仕事が終わったら、とっとと私たちと一緒に帰ってきます。
もちろん、それでいいのです。

 

もうすぐ出発の時間です。

 

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2014年10月19日(日曜日)

10.19.どうしても消えないボケが手を変えると不思議に消える

大切な文章をたくさん書いています。
文章を書くこと自体は、たとえばこのブログやタイムスの記事などを、
普段から書いているので、そんなに苦労するわけではないのですが、
いつもより固い言葉で文章を書かなければならないので苦労しています。
言葉の言い回しばかりに気を使っていると、
肝心な文章の内容がおろそかになりがちで、どうもいけません。

 

でも今は、黄色蛍光ペン添削で安心してスピードを上げて書いています。
黄色蛍光ペン添削とは、
固い文章に慣れた人がいて、
私たちが書いたすべての文章をチェックし、
黄色蛍光ペンで添削してくれていることを指します。
私たちがいくら慎重に書いたつもりでも、
違う目で見ると、不適切な部分が浮き彫りになって見えるのでしょう。
いっぱい黄色の蛍光ペンで添削が入ってきます。

 

これはありがたいことで、
おかげで、私たちはあまり文章自体の不具合を気にせずに、
どんどん書き進んで、黄色蛍光ペン添削に送れば、
ちゃんと添削されて返ってきます。
おかげで、ものすごく速いペースで書くことができました。
本当に助かりました。

 

これに似たようなことが昔あったことを思いだしました。

 

もう20年くらい前のことでしょうか。
そのころは私も、回転式のシングアクションポリツシャーで、
コンパウンドを使いながら行う”研磨”、”磨き”をやっていました。
塗装を微細なコンパウンドで磨き、薄く削って、
テカテカに艶を出す磨きは、魔法の技術のように思えて、
熱中してやっていた時代がありました。

 

今の磨きは、自己粉砕型のポリッシュで、
最初はコンパウンドと呼べるほどの大きいパウダーが、
磨いているうちに潰れ、壊れてだんだん細かくなり、
最終的には、”ポリッシュ”と呼べるような超微粒子になる粉で磨きます。
だから磨きを、1種類のパウダーだけで最初から最終仕上げまで済ませます。
しかし昔は、
そんな便利なパウダーはなく、
最初は「粗目」から始まって「中目」「細め」「超微粒子」と、
何段階かに分けて、何度も磨いて、仕上げていったものです。
「粗目」で塗装の荒れを取り、
でも粗目の磨き傷が残るので「中目」で粗目の磨き傷を取って、
でも中目の磨き傷が残るので「細目」で中目間磨き傷を取って、
最終的、「超微粒子」で鏡面状態を作り上げる
という気が遠くなるように面倒な作業をしていました。
(今は、自己粉砕型のパウダー一発で磨き上げてしまうのですから楽です。)

 

昔は、一台の車を一晩かかって磨いたこともあります。
しかし、最終段階の超微粒子の磨きで「ボケ」が出て苦しんだ事がありました。
パウダーを細かくしていくと、
表面の凸凹がだんだん小さくなっていって、
最後にはほぼ平らな状態になって鏡のようになるので鏡面加工というのですが、
最後の段階で、傷でもない、凸凹でもない、
霧がかかったようなボケが出ることが稀にあったのです。
これを取ろうと超微粒子を使って、
細かい目のスポンジを使って、ポリッシャーの回転速度を上げたり下げたり、
抑える力をうんと弱くしたり、パウダーに霧吹きで水を加えたり、
いろんなことをやって「ボケ」を取ろうとするのですが、
ボケが取れないどころか、余計にボケがひどくなったり、
深夜、どうすればいいのか分からなくなって、
泣きたくなるような気分になったものです。

 

そんな時「手を変える」と、ぱっとボケが消えることがありました。
「手を変える」とは、ただ単に磨く”人”が変わることで、
決してうまい人に変わるということではありません。
誰でもいいから、違う人にちょっとだけ変わってみると、
今までの苦労が嘘のように、不思議にボケが消えてしまうことがあるのです。

 

人が変わることによって、力のかかり具合が微妙に変わるのでしょうか。
うまい下手にかかわらず、人が変わるだけで解決してしまうことがあります。
いまだに、あのボケがなんだったのか分りませんが、
“人”、”手”を変えることによって一挙にボケが消えることを経験してから、
他のことでも、
何かで行き詰ったら「手を変える。」ということをよくやるようになりました。

 

何かの仕事を進めていくうちに、
どうしても解決できないことや困難があったら、
同じ人が、同じ発想で、同じ能力をもって、
“もっと頑張る”のではなく、
躊躇なく、
”手”を変える、つまり”人”や、”手法″や、”発想”や、”方向”を変えると、
意外なほどうまく行くことがあります。

 

それは今までの経験の中で何度もありました。
「ボケが出たら、手を変えると、簡単にボケが消える。」から学んだことです。

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2014年10月17日(金曜日)

10.17.一つの嘘ですべてのつじつまが合わなくなる

ある人がいて、
普段は飲まないのだけど
この日”ほんの少しだけ”ビールを口にした。
でも、仲間も酒を飲んで、
どうしても明日、自動車が必要だというので、
“チョットだけ”ならいいかと思って、車を運転したら、
運が悪いことに、
“そういう時に限って”、やっているはずのない所で検問をやっていて、
出るはずないと思ったアルコールが、”わずかに”出て、
運が悪いことに、
それまでの累積の点数と合わさって免許取り消し。

 

でも、1年間、運転を我慢していれば、
何気なくまた免許が取れるので、
誰にも、”内緒で”、
嘘を言って、言い訳しながら、とにかく運転せずに、半年、
それでも、
運が悪いことに、
逃れようのない場面が”たまたま”あって、
本当に”ちょっとだけ”と思って、ちょっとだけ運転したら、
運悪く、
“たまたま”パトカーが後ろについてしまった。
それで、”おもわず”動揺したのがばれたのか、
運悪く、すぐに止められた。
でも、
ここで免許取消中を認めたら、
今度は3年とか、5年間免許が取れなくなる。
そこで、
免許証を忘れたことにして、
警察の書類に、
前もって憶えておいた他人の名前と住所を書いた。
でも、
“たまたま”運悪く、
その他人が他の事で警察の照会を受けていて、
そこにいるのは、その人ではないことが、
運悪く、”偶然に”ばれてしまった。
となると、
他人の名前と住所を書いたのは、
有印公文書偽造になってしまう。
逮捕され、当然、有罪判決だ。

 

執行猶予がついて釈放されたが、
その後、仕事をしなければならなかったので、
誰にも、自分が執行猶予中とは言わなかった。
嘘をつき続ければ、月日が経って、すべてが帳消しになるはずだ。
しかし、
運悪く、
ちょっとしたトラブルが発生して、
嘘をつき続けることができなくなり、
正直に言ったほうがいいと言われて、
仕事関係の人に正直に言った。
そうしたら、
仕事を失った。すべてを失った。

 

その人は、思わずつぶやいた。
「”正直者が馬鹿を見る。”ってこのことだなぁ。正直に言うんじゃなかった。」

 

この人は運が悪かっただけなのか? 正直者が馬鹿を見たのか?

 

少なくとも、
反省しない人ではある。

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    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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