2005年03月30日(水曜日)
1145.12/12広州セミナ-
ただ今、3月29日、広州時間で午後11時前。
1時間時差のある中国・広州のホテルにいる。
日本ではそろそろ日付が変わって3月30日になるころである。
昨日のコラムで、
下記の文章のずいぶんの部分が書かれていたが、これには事情がある。
下記の文書に対して何枚か写真を載せたのだが、
広州のホテルのLANがおそろしく遅くて、
タイムオーバーでアップ出来なかったのだ。
しかし、
今日はLANの調子が良さそうなので、
昨日の文章の一部をそのまま再び掲載して、写真の添付に挑戦してみる。
その上で今日の出来事を書いて見るが、はたして掲載できるかどうか、
ここは中国なのだ。
27日の午後5時過ぎ
キャセイパシフィック機で、中部国際空港化に飛び立った。
途中、台北に降りて、1時間のトランジットの上、香港に到着したのは、
現地時間10時過ぎ、日本時間で11時過ぎであった。
約6時間の飛行機の旅。ヘトヘトであった。
※途中の台北空港で
香港で一泊の上、翌日、香港→広州の特急で、広州に到着。
中部国際空港→広州の直行便が、噂によるとトヨタ社員の独占で格安航空券が無く、
シブシブこんな遠回りをしたわけだ。
アホらしい。
※香港→広州の特急列車の中
広州で、ある工場に行った時、
途中の高速道路の料金所で、ものすごいものを見た。
荷台に乗っているのは、
ぎっしりとカゴに詰め込まれた“ニワトリ”。
今日は、この広州でセミナーである。
実はこの広州セミナー、2月から続いている「洗車特別セミナー」の続きで、
最初、日本国内でのセミナーシリーズ9回のつもりで始めたのだが、
何故だか、途中から中国の上海2回と広州1回が追加されて、
結局12回シリーズになってしまったものだ。
だから、今回の広州のセミナーが12/12で、
正真正銘のシリーズ最後のセミナーとなる。
ホッとしたと言うか何と言うか、
上海から広州までちょっと間が空いたので、拍子抜けのような感じである。
というより、
広州でのセミナーは、
セミナーと言えるようなものでなかった。
今日のは、「商品説明会」そのものであったのだ。
話をする場の前準備が全くなっていなかったのは、
私たちスタッフの不手際、怠慢であったにしても、
話をしている間の聴衆の態度は、半端なものではなかった。
集まったのは約60名。
最初からぐっすりと寝ている人もいれば、
約1時間の講演時間の間に“8回”携帯電話がかかってきて、
8回とも、ちゃんと電話に出て、
座ったその席で、きっちりと相手と話をして(かなり大声)、
途中の出入りも20名ぐらいはいた。
これが日本であったら、とても続けられるものではなく、
途中で、降壇する場面であるが、ここは、“中国”である。
私もかなり中国には慣れて来ていて、
これらの環境を全く気にせずに話を続けることが出来るようになっている。
講演の途中で、携帯電話をする聴衆がいても、
それよりもでかい声で喋れば、どうって事ないのだ。
「負けるもんかっ」(^・^)
私は中国に30回以上来て、色々なことがあって、
こと中国で何があっても、
ビクともしないだけの逞しさというか、無神経さを身につけたようである。
やがて話は終わって、
外に出て、実際の車を使ってデモンストレーションの番だ。
話の時はあんなに不真面目な彼らが、
作業の実践が始まったら、まるで別人のように、食いついてくるように作業に見入る。
初めて見るKeePreに、
広州の洗車屋さん、汽車美容の施工店さん、
あるいはとんでもなく遠方からわざわざ来た人たちは、
一様に驚きの声を上げ、食い入るように見入ってくる。
上海事務所の廣瀬所長。
結果的には大成功であった。
何はともあれ、広州でのセミナーを無事終えることによって、
12/12がめでたく終わってのでした。
明日は昆明、中国担当前任の荻野部長が、
「中国では、昆明です。仕事抜きに好きな街といえば、断然、昆明です。」
そう言っていた昆明。楽しみである。