2003年09月14日(日曜日)
795話 上海.工場の人達
(色々とやっているうちに、また日付が変わってしまった
文中の昨日とは12日のことであり
今日とは13日のことです。)
上海に到着したのは昨日の3時過ぎ(日本時間4時過ぎ)
名古屋からは、台風14号を飛び越して上海に飛んだわけで
飛行機はいつになく大きく揺れた
上海浦東空港では
たまたま、シンガポール航空の飛行機とかち合った事があって
検疫が厳重に行われていた
(シンガポールからやってきたSARS患者が、上海で見つかったとのこと)
え~っ?というほどの長蛇の列
ずいぶん時間がかかってパス
空港には、陶さんが迎えに来てくれていた
長い時間お待たせしてしまったようだ
前回の上海行きはたった2ヶ月前ではあったが
その間に、いよいよ「快洗Taoる」があったりして、何度かのやり取りがあった
だから、顔を見るのが楽しみであった
空港に迎えに来てくれた陶さんは、いつもになくニコニコ
(陶さんはあまり笑わない)
久しぶりに“同志”にあったような気がして
私もニコニコ
早速、硬い握手を交わして
再開を喜ぶ
陶さんの車で工場に着いたのは5時過ぎ
空港から出るのに1時間以上かかってしまったのだ
陶さんの工場は上海・浦東空港から30分足らず
外はほんの少しだけ薄暗くなっていた
工場に着いたら、早速ミーティング
増産体制について、真剣にお願いした
10月から新しい機械が入り、生産能力が倍になるということで
とりあえず納得、安心した
3時間近いミーティングを終えて
もう8時近くなっていた
工場は、まだやっているとのことで
一緒に見に行く
工場の中は灯りが着いていて、機械は全機稼動していた
もちろん工員さん達もみんないて
一生懸命タオルを織っていた
朝7時半から2交代で深夜2時まで機械を動かしているとのことで
全力稼動状態であるそうだ
先ほど「増産、増産をお願いします」と言った事が
なんか、申し訳ないような気がして
しばしうなだれてしまった
そして、ありがたいことと感謝しなくてはと思い
また、一生懸命やらなくてはとも思ったのでした。
※久しぶりの陶さんと李さん
その夜、陶さんと楽しい食事をして
ホテルに入ったのは夜10時近く
メールに返事をいっぱい書いて
飛行機の中で書いたコラムをアップし終わったのは
日付が回った後であった
次の朝
縫製工場に行き
仕事の相談と、工場の見学をした
ここの社長は「張さん」
決して威張らず、誠実そうな人であった
人の話をよく聞いてくれる
その上で、きちんとその回答を順序だてて話してくれて
非常に分かり易かった
勉強にもなった
そして、工場見学
明るい清潔そうな作業場に
ずらっと並んだ、うら若き女性たち数十名
思わず圧倒される
しかし、この作業場
以前見学した別の工場のように
急かされたようなギスギスした雰囲気がない
みんな明るい感じで
楽しそうに仕事をしていた
もちろん、サボっている人など一人もいない
みんな淡々と仕事をやっている
つらそうな表情はなかった
昨日と今日、2つの工場を見学して
中国は、これからもっと強くなるようなそんな実感を持ったのでした
この日は、午後から“頼さん”の快洗隊を見に行った
そこでの、びっくり仰天は
明日書く
もう寝なくては、明日本当に起きれなくなってしまうのだ
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