2004年04月23日(金曜日)
938話 痛いが気持いい
昨日は疲れて、とうとうコラムを書けなかった。
あんなに疲れたのは久し振りである。
上海展示会は今日までの3日間、
予想以上の成果が上がっていて、気持ちよく仕事をしているのだが、
体的にはさすがにくたびれている。
それに加えて
昨日(21日)は、
ショーが終わってから、頼さんの店で臨時のKeePre研修をやってしまったのだ。
これは、上海に到着当日、ショーの準備を手伝ってくれた若いスタッフから
「KeePreのことをもっと教えてほしい」とせがまれ、
調子よく「やろう、やろう」と乗ってしまった結果。
研修が始まったのは、夜7時過ぎだ。
新しい店のスタッフを中心に、若いスタッフが約10名、
加えて、大連から経由で岡山から通訳の応援に来てくれた“励さん”と
北京からやって来てくれた“郭さん”
研修をやる事を聞いて、上海泊を一日延長しての出席だ。
否が応でも盛り上がる。
実技を含めた研修をやるのは5年振りで、
作業をしながらの喋りは私にとって新鮮なものであった
かなり体にガタが来ているので、なかなか応えた。
鉄粉取りとKeePreの作業が一通り終わって、
今度は店内に椅子を並べて、“塗装の理論”を話す。これも何年ぶりかである。
事前にタクシーの中でいろいろ考え、新しい切り口で話したが
話して、通訳、話して、通訳のペースはかなりきつかった。
ちゃんと伝わったであろうか。
開店中の洗車屋さんの待合室に椅子を並べての講義であったので、
お客さんは中に入って来れず立ち見の状態で、
お客さんもスタッフと一緒に私の講義を聞いている。
不思議な光景であった。
それから質疑応答
ここからが長かった。
みんな遠慮をしている様子に見えながらも、
質問があとからあとから出てきて止まらない。
質問が出るのはうれしいが、もうグッタリ状態である。
それでも、絶対にいい加減には答えまいと思って、必死でがんばった。
一番質問が多かった(上海の店の)郭さん
ありがとう。
やっとのことで研修会が終わったのは10時を回っていた。
今回一番疲れた、しかしうれしかった時間であった。
腹ペコでみんなでご飯を食べて、ホテルに帰ったのが11時半過ぎで、
メールチェックをするのがやっと、
シャワーを浴びて、ベットに直行であった。多分、午前1時を回っている
そして、本日
3日目となるとショーも客足は少なかったが、
それでも、我がブースだけは誰かが必ず商談をしている盛況ぶり。
一体何がこんな現象を作り出しているのか、
帰ってからゆっくりと考えなければならない。
それにしても、アクアキーパーの超人気振りには驚かされる。
今回のショー参加のスタンスは売りの姿勢は持っていなかったのに、
今すぐ欲しいという人が、かなりの人数いたのだ。
昼から、上海地区の総代理店予定の“車聖さん”の事務所に行って
大切な話をした。
そのことについては落ち着いてから書きたい。
色々な教訓があった。
ショー3日目、上海に来てから5日目、
今日も激動の一日であった。
いろいろな都合で夕方の予定がなくなって、晩御飯を早い時間にみんなで食べた。
ホテルの横の
ごくごく普通の中華レストラン。
李、荻野、増田、私、そして頼さん、SONAXからの助っ人吉村さん
仲間内での食事会
6人で350元、約4500円の大宴会である。
食事が終わってから、
「足マッサージ」に行こうということになった。
頼さんがこの足マッサージが大好きで、前々から誘われていたのだが、
ずっと行かずじまいで、
今日こそ、しかもみんなで行こうということになったのだ。
今回初めての観光。
みんなで一つの部屋に入って、みんなで足マッサージを受ける。
足のツボをグリグリグリとやられて、
「イテテテテテ」と騒ぐ
痛いツボによって、その人の弱いところが判るのだそうだ。
荻野部長が「尾骨?」
増田が「頭」と「膀胱(^_^)?」だそうだ。
私は「寝不足」
吉村さんは「胃腸」
頼さんはさすがに慣れているせいか、はじめっから寝ている。
みんなイタイイタイと騒ぎながらも
いつしか寝てしまった。
私も目を空けているのが辛くなるほど眠くなった。
1時間コースで
気になるお値段は300元、およそ3,900円であった。
6人で!
一人650円とは、さすがに驚いた。
足マッサージとは、ホントに痛くて気持いい不思議なものでした。
長い長い一日がまた終わった。
明日はいよいよショーの最終日である。
早く寝よう。
(と、言いながらまた日付が変わってしまった。)
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