谷好通コラム

2004年04月29日(木曜日)

昨日は品川のホテルに泊まった。
午後7時、随分早いチェックインであった。

いつもなら、オープンした快洗隊のスタッフたちと飲みに行くところだが、
今回は自分だけホテルに入ってしまった。

福井のIさんからの
「24時間耐久レースに耐えるカラダづくりとダイエット」の指示で、
朝食3、昼食2、夕食1の割合で食事を取るように言われている。

快洗隊の飲み会といえば必ず「焼肉」
特に脂肪を摂取することを禁じられているので、
焼肉は、そういう意味では最悪なのだ。

皆と一緒に飲みたい気持はいっぱいなのだが、
ここは我慢我慢
どうせ、支払いはこっちに回ってくるのだから !(^^)!
それで、勘弁しといてもらおう。

昨夜も寝る前におやつを食べなかった。(エライ!)
今も東京からの帰りで新幹線に乗っているのだが、なんと“禁煙車”に乗っている。
これからの新幹線には“禁煙車”に乗ることに決めた。
早くトレーニングメニューが届くのが楽しみだ。
今回のダイエットとトレーニングは真剣なのだ。

[土地探し]
長い長い時間かかって、
やっと新会社オートパラダイスの店舗用地が決まった。
100点満点の立地ではない。
しかし、問題点を出していけば切りが無いし、
地主さんもとても良い方で、元SSを経営されていたとの事。
こちらの申し上げる話もよくご理解いただけて、ここまで話が進んだのであろう。

私達は、去年から快洗隊の直営店を
ぐいぐい増やして行こうという大方針を出してから、積極的に物件を探している。

借地物件が基本なのだが、
借地となると、必ず地主さんがおられるわけで
地主さんにとっては、その土地を借りた人がどのような商売をやって、
その商売が、キチンと地代を払っていけるだけの
採算の取れるような商売であるのかどうかが心配の種である。

土地を借り、建物を建てての商売と言うと、外食産業が一番多いのだが
外食産業はものすごく不安定で、
不採算だと、簡単に店を出て行ってしまい、
時には地代を踏み倒し、
建物を建てっぱなしで、地主さんが困るようなケースが多いと聞く。

だから、私達が土地の賃借を申し入れても、
「洗車屋」という今まで聞いたこともないような商売が、
果たしてうまくやっていけるのか、非常に不安がられる。

洗車屋とは、今まで世の中になかったジャンルの商売なので、
不安であるのが当たり前なのだ。
地主さんも見たことがわけあるわけでは無いし、
いわば、未確認物体ならぬ“未確認ビジネス”

地主さんが知っている名前の外食産業であったり、
コンビニエンスストアであった方が、“知っている”というそれだけで安心なのだ。

だから物件探しは、こちらが立地を考えて、良いと思うかどうかよりも、
地主さんが新しい商売に対しての好奇心を持っておられるかどうか、
そして、ご理解いただけるかどうかの方が
借りられる要素としては大きかったような気がする。

愛知県の地元においても、
知立店、安城店、そして今出ている緑区の物件にしても、
地主さんが、すでにある私たちの店を実際に見に来られて、
商売の内容と、
その収支内容まで説明させていただいて、
十分にご理解いただいた上で、OKをもらっている。

世間にまだ多くは存在していず、地主さんが「知らない」ということは
新しい商売を立ち上げて行こうという時に、
事業を進めて良く上では、立ちふさがる大きな壁である。

幸いにも、地元愛知県東三河地区においては、すでに3軒快洗隊が存在し
それぞれ採算を取れている現状があるので、
その店舗をご覧いただくことで、その壁が低くなっているが、
関東地区においては、
そのような具体例が無いまま物件を探し、賃借の交渉をしてきたのは、
大変な苦労であったと思う。

いずれにしても、
昨日、神奈川県相模原に新しい快洗隊が誕生して、
今度は千葉県松戸市に新しい快洗隊を立ち上げる目処がついた。
これからの物件探しは
この2店舗を具体例としてお見せ出来ることで、グンと楽になるのかもしれない。

関東での物件探しは、
実は、快洗隊という未知の商売に
理解を持ってもらえる“地主さん探し”だったのかもしれなかったなぁ
そんな風に感じた一日でした。

4月もあと一日を残し、その実績に見通しが立ってきた。
刈谷店400万円
知立店260万円
安城店270万円
神戸店160万円
オープン早々の相模原店も、かなりの来店ラッシュらしい。
四国の車楽さん、大阪の和泉店・富尾さん、熊本のアイビーさんも好調のようだ。

日本国中の地主さん!
快洗隊に“土地”をお貸しいただいても、しっかりビジネスできます。大丈夫です。
良い立地があったら是非お貸し下さい。お願いします!

今日は、朝、品川のホテルの12階から、遠くに富士山が見えた。
東京から富士山が見えるということは聞いていたが、
こんなにはっきりと富士山が見えたのは初めてである。
というわけで、朝から良い予感があったのです。

※最大の望遠で撮影。
こんな風でも、肉眼で見るとかなりはっきり大きく見えるのです。
やっぱり人間の目はすごいんですね。

朝、東京から富士山が見えたので
帰りの新幹線では、どれぐらいはっきりと富士山が見えるのだろうかと
期待をしていたのだが、“素晴らしくよく見えた”というほどでもなかった。
それでも、富士山を見ると力が湧いてくるのは、いつも通りである。

上海から新しい中国用の“封筒”のデザインが送られてきた。
これを見ているだけでもワクワクしてくる。